慶應スポーツ新聞会

【野球】連覇へ突き進め!チームを支える陰の主役たち 松本和将捕手 秋季早慶戦特集②

 2日目の今日、取り上げるのは松本和将(総4)捕手。昨季は自慢の打力を活かして内野手に転向したが、今季は再び捕手に転向。若き投手陣の信頼も厚い。そして、野球部ブログ(http://blog.livedoor.jp/keiobaseball2010/)で部内の裏話を提供してくれる松本和捕手の素顔に迫った。

―おおまかに今シーズンを振り返って感想はいかがですか

春優勝して、若いピッチャー陣が多い中で、僕とか長﨑4年生のキャッチャーがどうやって若いピッチャーをリードできるかってことをすごい考えて、あとはまあ自分の中でバッティングの機会も多いかなと思ったんで、なるべくまあたくさんバッティング練習して、少ないチャンスっていうのを生かせるように練習してたつもりです今シーズンは。

―昨年は1塁手に登録されていましたが、再び捕手に戻ったのは

今年は江藤監督になられて、ホントに最初の最初は内野だったんです。その1塁だったんですけど、でも江藤監督と一緒に練習していく中で4年生のキャッチャーで、やっぱり

キャッチャーいるからってことで、もう一回キャッチャーに戻らないか、みたいな感じで言われて、長崎と二人でピッチャーを支えていってくれみたいな感じで言われてまあやることになったんですけど。

―キャッチャーに転向された中でリード面を注意してくると思うのですが、昨季・今季を振り返って、若い投手陣ですが、投手陣の印象はいかがですか

持っている素材というか、才能はやっぱり、若いピッチャーはすごい良くて、それをただ試合で通用するから変化球ばっかり投げるとかじゃなくて、真っ直ぐが良いピッチャーは真っ直ぐを使うとか、良いところは褒めてやるとか、それだけで終わるピッチャーじゃないじゃないですか。1年とか2年とか来年や再来年も頑張ってもらわなきゃいけないピッチャーばかりなので、そのへんは僕は特に言ってきたつもりです。良いところは褒めてやって、ここを伸ばしていけばもっと良くなるみたいな感じで言ってきたつもりです。試合でもなるべく良いボールをどんどん使ってくみたいな感じでやってきたつもりです僕は。

―実際受けられて投手、受けるピッチャーの性格が現れたりすることはありますか

結構1年生とか2年生のピッチャーってだいたい僕ら4年生が出したサインはあんまり首を降らずに投げるんですよ。でもやっぱりその4年生とか、田中(=宏典)とか4年生のピッチャーになるとバッター見て、どんだけ自分の良いボールを使おうかみたいな感じで二人で考えて、出して、やるんですけど結構1年生、2年生は投げたいボールとかもあるんで、打ち取れるボールより、自分の自信があって投げたいボールを投げる方がいいボール来たりするかもしれないんで、その辺を1,2年生は出してっかなあと思う。

―1年生はまさに松本さんが「リード」している感じですか

そうそう。まあ2年生も、福谷とか(竹内)大助もまだまだ若いし・・・ですね。

―話しは変わりますが、江藤監督の印象はいかがですか

僕らは3年間相場監督でやって、1年江藤監督で、その僕とかはやっぱりいろんな人に話聞いていろんな野球を知りたいなと思っていたんで、それでああそういう考えを持ってるんだみたいな。良いも悪いもそんな監督なんだって思ってやってましたけど、でもやっぱり勝つから良い監督とは言いたくなくて別に。でも僕らの学年にはすごいフィットしてたなって気はしますね。江藤監督が。江藤監督も一生懸命努力なさって僕らに合わせてやってくれたと思うんで、凄い良い感じだったと思いますね。でも最初入った感じでは良いか悪いかは別に考えずに、こういう考え方なんだ、こういうところにこだわるんだみたいな感じに僕は思ってたぐらいなんで・・・ですね。

―ではあまりプロを経験したということはあまり意識しなかったんですね

僕はあんまり。そこはそういうとこなんだみたいな、そういうとこはこうするんだ、そういうところはこうするんだへえみたいな感じで僕は捉えてたかなあ。そこまでプロだとか思うと、僕らがついていけないなとか思ったりもするんで、まあ多分監督は監督で僕らに無理なことは言ってないと思うんですよ。プロでも、プロしか出来ないことと僕らでも出来るようなことが多分あるはずなんで、それもわかって言ってくれてるはずと思うんで、そこを、僕なんかもあまりプロだとは思わず、多分僕らに落とし込んでやってくれてるんだろうなあと思ってました。

―監督からのアドバイスが多かったのは

守備っすね。守備とか走塁とかですね。まあ打撃・・・僕はたまにしか言われなかった。僕のバッティングが良いのか悪いのかは良くわからないですけど僕はあんまり言われてないんです守備とか走塁とかは、うん。野手出身、やっぱり高いレベルでやってきたからそういうところにこだわるんだろうなみたいな。ピッチャーが良いとかバッターが良いとかそういうのは誰でも言えることじゃないですか。でもやっぱり細かい守備のこととかこういう走塁とかっていうと、やっぱり高いレベルだなあとは感じますねそこで。

―さっきの話にもありましたが、松本選手はバッティングにこだわりはありますか

去年は野手だったのであったんですけど、今年は自分でキャッチャーもすることになって、去年は野手だったのでベンチの裏でいくらでも素振りやろうと思えばできたんですよ。でも今回はキャッチャーの2番手として入ってずっとブルペンにいてピッチャーの様子をみたりとか、ピッチャーをなだめたりとか盛り上げたさせたりとか、そっちの方が強くなってきたんですよね。でやっぱりそこもちゃんとやっておかないと、と思って、むしろ試合に出ない日も多いんで、そっちの仕事を何とかしようと思ってやりながらも、バッティングでも多分ずっとスタメンで出て、3打席4打席のうちに1本ヒット打とう2本ヒット打とうとかじゃなくて、僕は多分1打席しか打てないんで、1打席しか出ない中で初球どうやって打つかとか、三振せずに食らいつくかとかそういったことを考えて練習してきたつもりなんですよね。

―どちらかというと今季は捕手としての仕事に専念したということですね

打ちたいんですけどね。でもやっぱり野手の、キャッチャーの僕が出るより、もっと若い2年生とか3年生の野手が、代打で出てってヒットを1本打って。それは自信になると思うんですよ。そういうのは仕事でいろいろ変わってくるし、まあまあ良いかなみたいな。と思いますね。

―話は変わって、毎日書いてらっしゃるブログなんですが、このWEB特集で初めてブログのことを知った方へ向けて、ブログを書いてる簡単ないきさつをお聞かせください

今日書いたんですよ、僕。今日、今書いて、もう多分アップされてるんですけど、結構その今までブログをどういう気持ちでやってきたかみたいなところを、もう最後なんで書いたんですよね。僕の気持ちを。なんでそれを見てください(野球部ブログ 10月22日掲載記事参照:http://blog.livedoor.jp/keiobaseball2010/archives/2010-10.html#20101022)。今日のやつに僕のどういう気持ちで書いてきたかっていうのを一応書いたつもりなんですよね。ちょっとね、言うと長いんですけど、書くともっと長かったんですけど、まあ書いたんで(笑)。

―これまでブログをたくさん書かれたと思いますが、一番反響が大きかったのは何でしたか

優勝した時に、コメント欄を作ったんですよね確か。それでコメント欄作って何件だったかな、70人、80人ぐらいに書いてもらって、まあ優勝した時はやっぱり、一番ですね。そりゃあ。一番印象に残ってますね。

―自身の自信作、思い出に残ってる記事もやはり優勝した時の記事になりますか

そうですね、1番はそうですけどでもやっぱりまあ試合で勝った、負けたとかは結構いつでも言えるというか。まあ、僕なんかは言わなくても出てくるんですけど、あんまりネタがなくてこうただの練習続いてる時にも書いてきたのがあのブログなんで、その時にじゃあ何を書こうかとか、どういう人をクローズアップしようかとかみたいな。だから結構何でもない時に書いてきたほうが、僕にとってはちゃんと書いてきたかなって思うんですよね。試合がこうであって勝って、ベンチこんなんで、みたいなことは意外と見えるじゃないですかそんなの。書くネタはたくさんあるんすけど。なんかそうじゃなくて、みたいな。何でもない時に、いかに書いたかみたいな。

―何でもないところを見てくださったほうが嬉しいということですか

そうです。多分見てくれてたと思うんですよ、見てる人は。で、なんでもなかった時に今まで書かなかったら普通のブログで、試合があった時だけ書いていたのが今までだと思うんですよ。でもそれが毎週とか、ぐらい書いていこうと思ったときにはそういう部分がないと、続かないじゃないですか。でそこをどうやってうまくやっていこうかとか、うまく面白いまんまでつなげていこうかとか、そこを結構こだわってやってきた気はしますね。

―読者の方にもそこを見てほしいということですね

まあ、そうですね。

―4年間を振り返って、まず慶大進学を決めたのは、去年卒業された高校の先輩でもある松尾拓実さん(総卒)の影響が大きかったですか

そうですね。まあ松尾さんと一緒にやって高校でも結果が出て、で結構松尾さんに結構連れてってもらったってのは凄いあって、で、まあ影響は確かに受けましたね。ここで松尾さんもやってるし、僕もやりたいなみたいな。いろいろやっぱり話聞くと、良いところもやっぱり聞くじゃないですか。そういうのも聞いて、やっぱ良いなあみたいなのは凄い思ってました。

―もう入るなら慶大しかないという考えだったのですか

落ちたらどうしようかとか、まあ今思うと凄い恐かったんですよ。別に落ちたらどうしようかとかみたいなのは全く考えてなかったんで。逆に落ちたらどうなってたかなあとは思うんですけど、まあ一本に絞って良かったなみたいな。とは思いますね。

―一本に絞ったのが良かったんですね

まあ結果的にはですけど(笑)

―間もなく引退となりますが、4年間やってきて、1番感じていることは何ですか

みんなはあっという間に4年間が終わったとか言うんですけど、僕は別にそう思わないんですよね。長かったんですよねだいぶ。でもなんか、多分その分充実してたと思うんで、別に振り返ることもたくさんあったり、意外と4年生の間が内容濃かったとかみんな言うけど別に1年生、2年生のほうが教わることも多かったし、学ぶことも多かったし、だから万遍なく振り返ることが多すぎて、まあ良かったなと。もう全然一瞬だとは思わなくて、やっとここまで来たかみたいな。感じですね。

―それだけ濃密な4年間だったということですか

う~ん濃密な人のほうがあっという間とか言うじゃないですか。別にそんなに・・・。もちろんしんどかったりはしたんですけど。

―最後の早慶戦について3連勝すれば優勝という可能性を残したことについてどう思われますか

僕たちの力だけというか、明治が勝ってくれたりとか、僕たちだけの力じゃないじゃないですか。だから本当に運も重なってここまで来てるんで、そこはそういう運命なんだなと思って楽しむしかないかなみたいな。って僕は思いますね。まあ3連勝ってなかなかしんどいですけどね。でもなんていうかな、3連戦も確かにあれですけどここ2週間、引退するまで2週間まだ優勝のことを考えて練習できるのが、凄い幸せだなと思って。やっぱりそこは感謝しながら、試合になったら楽しもうと思いますね。

―早大の印象はいかがですか

春も優勝できたんですけど、全然楽勝に勝ってないし、北九州でオール早慶した時も、ボコボコにされましたし、まあそんな簡単に勝てる相手じゃないかなと。特にまあ、春は向こう負けてるんで相当に悔しい思いで来ると思うんで、それ以上に僕らが勝たないとなあとは思いますね。

―ドラフト候補の斎藤、大石、福井は意識しますか

僕はあんまり意識してないですね。それ以上にキャッチャーなんで特にピッチャーがどんだけ怖がらずに思いっきりいけるかぐらいを、うまくマウンドで救いながら、持ってければいいかなあみたいなのは凄いあります。特にピッチャーとかは出る人はもっと考えてるんで。僕も出たときは考えますけど。それ以上に考えてる人がいるんで。僕が何か言うのもあれかなみたいなと思います。

―どちらかといえば慶大のピッチャーしっかりと投げられる環境を、ということですか

投げられれば多分いけると思うんですよ。なので。

―最後に早慶戦に向けての意気込みをお願いします。

僕は完全燃焼と言ったんですけど、湯本が最後まで成長しようってよく言うんですよね。だから最後に燃焼しきって終わるんじゃなくて、もっともっと成長したいです。3連戦の中で1戦目勝ってもっと成長したい。2戦目勝ってもっと成長して、最後優勝できるように最後まで頑張ります

 最後の早慶戦に向け、今の思いを力強く語ってくださった松本和捕手。お忙しいところ本当にありがとうございました。

 松本和捕手が野球部内のタイムリー情報を提供してくれる慶大野球部ブログ2010はこちら→http://blog.livedoor.jp/keiobaseball2010/ 

 明日は、竹内一真(商4)外野手のインタビューを掲載する予定です。

 

By Katuya Shiidu、Michio Ikezawa

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