慶應スポーツ新聞会

【相撲】強敵を前に、自分の相撲を貫いた慶大力士!

初戦で敗れたものの、立ち合いでの当たりは見事だった樋口(右)

初戦で敗れたものの、立ち合いでの当たりは見事だった樋口(右)

第92回全国学生相撲選手権大会。歴史あるこの大会は、11月8日(土)から2日間にかけて行われ、初日の今日は個人トーナメントが行われた。出場選手は5名。それぞれが自分の相撲を貫くべく奮起し、善戦したものの、強敵を前に結果はなかなか出なかった。それでも、今大会で引退となる飯塚(総4)はベスト32まであと一歩というところまで登りつめ、先輩として最後の勇姿を後輩に見せつけた。明日は団体戦が行われる。

全国の学生力士が集まって開かれた全国学生相撲選手権大会。1年間の中で、最大規模の大会であり、4年生の引退試合にもあたる。 本日11月8日は個人トーナメントが行われた。慶大から出場した選手は5名。現在Bクラスに位置する慶大だが、個人トーナメントとなるクラス関係なく当たるため、体格的に不利な慶大は苦戦が予想された。

 

この体勢から勝利をつかんだ(飯塚・左)

この体勢から勝利をつかんだ(飯塚・左)

やはり体格の壁は大きく、時田(環1)、嶋田(政3)が1回戦負け、樋口(環2)、平野(商1)が2回戦負けと、多くの選手が早いうちに敗退する結果となった。

しかし、今回が最後の個人戦となる飯塚主将はその存在感を見せつけた。3回戦まで勝ち進み、Aクラス校の選手との1戦でも物怖じすることなく、長年の経験で得た技術を存分に発揮した飯塚。今後の慶大相撲部が目指すべき相撲を、身をもって示した。

明日は団体戦Bクラストーナメントが行われる。「Bクラス優勝」を目標に掲げる慶大力士たちの熱き戦いに注目だ。

 

(記事 堀越ゆかり  取材 平島将大 高橋廉太郎)

 

  【試合結果詳細】

1年生ながらも、貫録がある平野(左)

1年生ながらも、貫録がある平野(左)

 

1回戦

●時田(すくい投げ)濱田(立命館大)

○平野(寄り切り)間中(國學院大)

●嶋田(突き倒し)斎藤(駒沢大)

○飯塚(うっちゃり)寺沢(東洋)

 

2回戦

時田の勢いのある相撲に期待したい(右)

時田の勢いのある相撲に期待したい(右)

 

●樋口(引き落とし)里舘(大東文化大)

●平野(押し出し)川井(近畿大)

○飯塚(下手投げ)鈴木(東北大)

 

3回戦

●飯塚(すくい投げ)長内(近畿大)

 

以下、監督・選手のコメント

松田剛監督

(今日の大会を振り返って)今日は個人戦だけだったのですけれども、昨年、飯塚君がベスト32まで進んで、今年もさらにその上を目指してやって来たのですが、残念ながらできませんでした。だけど、一人一人は負けちゃったけれども最後まで取り切って良かったなと思います。(今日の目標は)一人一人が1つでも多く上に上がるということなんですけれども、負けても良いので、何かこの大会でやってきた、というものが一人一人あれば良いなと思っていて、一人一人できたのではないかなと思います。(今日、活躍が光った選手は)特に良かったなと思うのは、樋口君ですね。樋口君は大東文化大学の里舘君という子とやったのですが、里舘君は1回戦で日大の子を倒して、すごく自信を持って上に上がってきたので、その中で樋口君と当たって、樋口君はその中でいい立ち合いをして、一生懸命一生懸命手を出して、相手を翻弄するような相撲を取って、結果的には負けてしまったのですが、相手を油断させたと。非常に強い相手なんですけどね、油断させたというのは一番光ったと思います。(明日の目標)明日は団体戦で、一番初め埼玉大学と当たるので、2部の相撲は僅差なので、一つ一つ上がっていくことが大変なのですけれども、布陣を一生懸命いじったりしてみんなで考えた布陣で行くので、多分、そこそこ上の方まで行けると思います。大丈夫だと思います。

飯塚 大河 主将(総4)

(今日の取り組みについて)あまりいい相撲ではなかったかもしれないですが、自分は体が小さいほうなので、大きな相手よりも先に動くということを重視しました。その点については考えていた相撲が取れたかなと思います。(今日にかけた思いは)引退試合ということで、悔いのないようできることはすべてやってきました。今日は思い切った相撲を取ろうということで臨みました。(初戦では豪快なうっちゃりを決めた)ほとんど負けたような相撲だったのですが、土俵際の最後の最後まであきらめなかったというのがいい結果につながったかなと思います。(団体戦に向けて)今大会の団体戦で二部入賞することを目標に一年間やって来たので、一番一番を大切に、チーム全員の力を結集して達成したいと思います。

嶋田翔太(政3)

格上相手に善戦した嶋田

格上相手に善戦した嶋田

(今日の取り組みについて)僕の相手はすごく強かったのですが、僕は負けてしまったので、このままではいけないなという気持ちがありますね。明日、勝てるところは勝っていきたいです。(今日の目標は)難しいですね。元々、すごく強い相手だと分かっていたので、何度もやったことがあって、勝てない相手だったのですが、いいところまで行けたらいいなというかなり漠然とした目標だったんですけど、今までよりは善戦したんですけど、まだだいぶ足りないなという感じですね。今日1日の問題ではないと思います。(今日見えた課題)立ち合いでもう少ししっかり当たっていければ、相手をもっと脅かせたと思うのですが、それができなかったから、そのまま持っていかれてしまいました。立ち合いが課題ですね。(明日に向けて)目標がBクラスで優勝することなので、とにかくみんなで一つ一つ勝っていきたいなと思います。

樋口 貴仁(環2)

(今日の取り組みについて)体格の大きな相手で、僕が立ち合いで変化するのをすごく警戒していたように見えたので、あえて思い切ってぶつかっていきました。相手が驚いたという感触はあったのですが、そこからうまく結果に結び付けられませんでした。体重の面で苦しかったというのもあります。そこはこれから体を大きくして対抗できるようにしていきたいですね。(団体戦に向けて)自分がキーマンだと自負しているので、流れを呼び込めるように頑張りたいと思います。

時田王右(環1)

(今日の試合振り返って)トップバッターで出場したのでチームを勢いづけられるように心掛けましたが、敗れてしまい悔しかったです。(今日の試合の敗因は)前に出る力が足りなかったです。前に出る力が足りてなかったので圧力をかけられず、相手の思い通りにさせてしまいました。(明日の団体戦の意気込み)交代選手ですが、代わるとしたら大将だと思うので、試合に出場出来たら、自分が勝利します。(両国国技館での試合は他と違うか) 最も緊張し身が引き締まります。絶対勝つという気持ちで土俵に上がっていますね。

平野皓大(商1)

(今日の試合振り返って)初戦はあまり良い相撲ではありませんでしたが、少しは自分よ相撲が出来たと思います。二回戦は相手が強かったので少しビビりました。気持ちの面で負けてしまい自分の相撲が出来ませんでした。明日の試合までに調整してしっかり鋭い立ち上がりから自分の相撲を取りたいと思います。(団体戦の意気込み)どんな相手が来ても自分の相撲である鋭い立ち上がりから右の前三つを取るのをしっかり行って、四年生の引退にむけて足を引っ張らないように少しでも力になりたいです。(両国国技館での試合)歴史があるところですし、何回も出来るところでは無いので、出来ることを感謝してやり切りたいと思います。

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