慶應スポーツ新聞会

【野球】横尾世代ラストメッセージ 早大②

11月1日をもって、横尾俊建主将率いる2015年慶大野球部は終わりを迎えた。最終戦となった早大2回戦の試合後取材で、4年生が語ってくれたいまの想いをお届けする。

横尾俊建主将(総4・日大三)

(4年間の大学野球生活を終えた今の率直な気持ちは)悔いないです。(今季を振り返って)悔いないです。(どのような4年間だったか)つらいこともあったんですけど、最終的に悔いなく終われたので、良かったと思います。(キャプテンとして、次のチームに期待することは)いい選手が揃っているので、僕たちの分まで優勝してもらいたいなと思います。(プロの世界へと進むが、意気込みは)また一からのスタートなので、少しでもレベルアップして臨みたいと思います。

 

☆ベストナイン(三塁手=2回目)☆

今季打撃成績(太字はリーグトップ)

試合

打数

安打

二塁打

三塁打

本塁打

打点

塁打

四死球

打率

 13

51

16

12

35

.314

山本泰寛副将(環4・慶應義塾)

(試合が終わった瞬間のお気持ちは)終わってしまったなという気持ちですね。悔いはないです。(今季の良かった点と及ばなかった点)ベンチの雰囲気も本当に良くて、いい形で戦えていました。最後は相手の実力が上回ったのかなと思います。(ご自身のプレーは)1番打者の役割ができたかどうかで言うと、まあそんなにできていないかなと思います。納得はいっていないですね。(来年以降早大の大竹・小島投手を打ち崩すには)なるべくランナーを貯めて、いやらしい野球ができれば勝てると思います。(ベストナインを初めて獲りましたね)はい。なにか一つ記録に残るタイトルを獲りたかったので、本当にうれしかったです。(後輩に対しては)勝ちたいという気持ちが何より大切だと思います。初回から9回まで勝ちたいという気持ちを続けられれば、いい試合ができると思います。後輩たちも実力があるやつばかりなので、頑張ってほしいです。(改めて4年間を振り返って)4年間悔いなく、野球に対しても私生活に対してもできたなと思っています。

☆ベストナイン(遊撃手=初)

今季打撃成績(太字はリーグトップ)

試合

打数

安打

二塁打

三塁打

本塁打

打点

塁打

四死球

打率

13

52

13

28

.250

 

善波優太主務(経4・慶應義塾)

(主務として働いた今年一年を振り返って)リーグ戦の結果は残念でしたが、本当にいい代でそれぞれが優勝に向かって取り組んでいて本当に尊敬できる人が多い代でした。僕自身チームに対してあまり貢献できた気がしないですが、主務をやれてよかったなと思います。(4年間を振り返って)下級生の時とか大変なことはたくさんありましたが、いろんな方の支えがあって、ここまでやってこられて、最後に応援席でもあれだけたくさんの人が応援してくれていたということを感じて本当にいいつながりが出来ました。(後輩にメッセージを)僕らの代は優勝できなかったのですが、これからも強い慶應でいてほしいです。

中村裕学生コーチ(法4・一塁コーチ・慶應NY学院)

(最後の早慶戦を終えてみて)悔しさしかないです。(試合前には選手同士でどんな会話をしたか)なんとか明日に繋げよう、と。今日で終わらせない、と。一緒に頑張ろうと伝えました。(秋季リーグを振り返って)難しいですけど、序盤は調子よく進んで、どこからか歯車が狂い出した感じはしたんですけど、そこが修正できなかったのが早稲田との違いなのかなと思いました。1点に固執できなかったのが敗因かなと思います。(慶大に来て、4年間ユニフォームに袖を通してどう思ったか)すごい楽しかったです。悔しいですけど、4年間やってきたことは絶対間違ってないと思うので。慶應に来れて良かったなというのが1番にあります。(コーチという試合に出れない難しい役職だったと思うが)このチームを少しでも関わって、少しでも一緒に優勝に導きたくてなりましたが、この代で優勝できなかったのは自分の責任でもあるのかなとは思います。(サポート役にまわって気付いたことはあったか)たくさんあります。野球の見方から何から全部変わりました。プレーしてない中で、今までもっと気付けたなと思うことはたくさんあって、もっと選手時代にこうしておけば良かったと思うこともたくさんありました。それをどうにかチームに活かしたいなと思ってました。そういう意味では新しい野球に触れれたかなと思ってます。(今誰に1番感謝の気持ちを伝えたいか)両親はもちろんなんですけど、こんな野球も全然上手くない俺なんかをベンチに入れてもらえていたので、同学年はもちろんチームメートですね。あとは、熱い男で厳しい時には厳しく、楽しい時には面白くチームを引っ張ってくれた監督さんに。(最後に後輩たちに一言)今年のスラッガーたちが抜けるので、そこの穴がどうなるかは分からないですが、うまく歯車が噛み合えば優勝目指せるチームだと思います。全員がひとつの目標に向かって練習からしっかりとやってくれれば強いチームになれると思うので、頑張って欲しいです。

吉野勇斗学生コーチ(商4・三塁コーチ・慶應義塾)

(学生コーチになったきっかけは)多くの部員がいる中で自分の役割がほしかったというか、何らかの形でチームに貢献したいという気持ちがあり、選手としてやりたいという気持ちもありましたが、悩んだ末にコーチとして残りの野球生活頑張ろうと決めました。(試合がある日の一日の流れを教えてください)まず選手の練習を手伝って、神宮球場に来て、試合中は三塁コーチとしての役割を果たすというのが大まかな流れです。(試合がない日はどうですか)一軍から三軍まである中で、一軍の試合にはぼくも出るので必ず練習を見て、時間がある時は二軍、三軍も見るという形でやっています。(選手への指導、助言というのは具体的にどのようにしていましたか)見て思ったことを少し伝えるくらいで、あまり技術的なことは言ってこなかったんですけど、ちょっと気になったことがあったら選手と話し合うという感じですね。(鈴木慎平さん(H27年卒)が2年前、部員に対してコーチ、スタッフの数が少なくて大変と言っていましたが、今はどうですか)人数は少し増えたので、練習は回しやすくなっています。下級生のコーチが多いので、感謝しています。(三塁コーチの役割は何ですか)ランナーが見えない打球に対して、僕が判断して走らせるか走らせないかを指示するということです。それによって1点入るか入らないか違ってきますよね。(三塁コーチとして一番しびれた瞬間は)秋は本塁打が多かったので、自分が何かしたわけではないですがうれしかったですね。春の早慶戦は自分が回してギリギリのところでセーフになって、ほっとした気持ちの方が大きかったですね。(4年間の一番の思い出は)いろいろあって、一軍の選手にノック打ったり打撃投手をしたりというのがぼくの大きな役割でしたが、選手としては加藤拓からヒットを打つことができたというのが一生自慢できることですし、頑張ってきてよかったなと思います。(これからのチームに向けて一言お願いします)一生懸命やるだけでも優勝するのは難しいです。その中で何をしていかなければならないのかというのを、選手、コーチ、マネージャーが一つになって考えて、いい結果になればいいと思います。その過程を大事にしていってほしいですね。

梅野魁土(環4・福岡大大濠)

(大学野球最後の試合を終えた今の気持ちは)最後負けて終わったのは悔しいですけど、楽しくやれたことと、こんなにいっぱいお客さんがいるなかでやれたのはほんとにありがたいことだなと思っています。いい経験させてもらったと思います。(一般受験で入学、代走や守備固めで経験を積んで、4年生ではベストナインに輝く大活躍。ご自身で振り返って)大学に入ったときから、ちょっとずつ、一歩ずつ成長していって最後には活躍したいと思っていましたが、やってきたことが最後に結果になって、よかったです。僕はこれで野球が終わるので、最後に悔いなく終われる内容だったこともよかったです。(応援してくれたファンの方にメッセージお願いします)本当に素晴らしい応援をしていただいて。こんな応援のなかで野球ができるというのは簡単にはできない経験ですし、そのなかでできたことは本当に幸せでした。ありがとうございました。

小笠原知弘(環4・智辯和歌山)

今日の試合を振り返って)負けて悔しいです。(4年間を振り返って)最高まで不甲斐なかったなぁというのが大きいですね。でも社会人になったらもっといい捕手になれるように頑張りたいです。あとはやっぱり、道端がすごいなと思いました。

 

 

加嶋宏毅(商4・慶應志木)

(今日の投球を振り返って)今週の月曜日に背中を痛めて今日も痛み止めを飲みながらの投球でした。その割りには良い感じに投げることができたと思います。(防御率1.85という好成績でしたが、今季を振り返って)最初は投げさせてもらえなくてとても悔しかったのですが、最後の方は登板機会もあって結果も伴ってきたので調子はよかったと思います。 (マウンドを降りた時は大きな拍手もありましたが、その時のお気持ちは)今日が最後の投球になってもいいように最後スタンドの皆さんの顔を見ながらマウンドを降りていって、慶大は応援されているのだなと思いながら降りました。(最後の引退式について)今日はいっぱい慶應志木高の人もいっぱい来てくれて嬉しかったです。(最後に野球部の後輩に一言)優勝できなかったということはこの代の弱さだと思いますし、来年に向けて目の前で優勝を2回もされていることは下級生も見ていると思うのでそれをされないように頑張って欲しいと思います。

川﨑彩乃(法4・駒沢学園女子)

早慶戦を終えて)早稲田に負けてしまったのが悔しいです。少しでも長く野球やりたかったなという思いが正直なところです。(今季はボールガールを務めました)チームのことに貢献できたらなという思いで始めたのですが、果たして本当にそれがチームのためにできているのか、わかりませんでしたが、自分なりにチームのために精いっぱいできることを出来たので4年間しっかりそれが出来てよかったなと思います。(ボールガールの立場からみたチームは)この代は仲のいいチームでした。(4年間を振り返って)夢のようなかけがえのない4年間でしたし、楽しい4年間でした。感謝しかありません。(後輩にコメントを)今自分たちが出来ることを精いっぱいやって、4年間という限られた時間を楽しんで慶應らしく野球をやっていってくれたらと思います。

國富建大(総4・岡山城東)

(4年間の大学野球生活が終わってしまいました)最後の早慶戦でなんとか力になりたいなと思っていたので、ベンチに入れたことは嬉しかったです。でも早稲田に勝って優勝まで走りたかったので、最後やりきりましたけど、胴上げや紺碧の空を聞いたときは本当に悔しい思いしかないです。(満員のスタンドでしたが、ファンに向けて)たくさんのお客さんの中でプレーできるのは幸せですし、みんなでお客さんを集めて作り上げたことは凄く誇りに思います。感謝しかないですね。

 

三宮舜(商4・慶應義塾)

(今の心境は)もう終わったな、という感じです。(今日の投球は)最後かもしれなかったんで一球一球噛み締めながら、これが最後なんだなと思いながら投げていました。(結果的にゼロで抑えた)最後って言ったんですけど監督には「明日に繋げよう」と言われて。そういう投球がしたいなと思って、逆転を信じて投げていました。(今季を振り返って)自分にとってはあまり良いシーズンではなかったです。(4年間振り返って)色々あった4年間でした。辛いことも楽しいことも。 (社会人ではどのような投手を目指していくか)社会人で活躍できるような選手になりたいです。(後輩の投手陣にはどのような言葉を掛けたいか)これから頑張れと。3年生にはあと1年しかないので、全力で頑張れと声を掛けたいと思います。(ファンの方々にメッセージをお願いします)4年間応援がとても力になり、苦しい時も応援が心に来ました。本当に4年間応援ありがとうございました。

原田直道(商4・慶應義塾)

(今日の試合を振り返って)優勝がなくなって難しいモチベーションの中での試合だったのですが、一人一人諦めない気持ちで最後までできたので、締まったゲームができたと思います。(今日の試合中はどんな声出しをされていましたか)ベンチの雰囲気が朝から良かったので、それをいかに点に繋げるかを法性(法性亮太・法4)と一緒に考えていたのですが、なかなか声が点に結びつかず、まだまだ足りなかったのかな、と思った試合でした。(チームの中でのご自身の役割について)監督も、お前はとにかく元気出せ、と金曜日に言ってくださって、今週の月曜日まで入院していたのですが、そのあと何とか監督がこういう風にお前はやってくれ、と伝えてくださったので、少しでも役に立てたのではないかなと思います。(野球をされるのも最後となりました)すごく苦しいことが9割、楽しいことが1割だったのですが、その楽しさがとても濃厚な4年間だったと思いますし、ここで野球が終わりになってしまうのは寂しいな、と今思います。(後輩達にメッセージ)僕らは優勝することができなかったので、後輩達には優勝してほしいですし、日本一になってほしいです。(ファンに向けて一言)いつも温かい声援をかけていただいて、それが僕の野球をする原動力になっていたので、今度は僕が社会人になったときに、後輩たちにそういう声をかけられるような大人になりたいと思います。

樋口慈(文4・東葛飾)

(野球人生最後の試合を終えて今の気持ちは)そうですね…。まだ実感がないですけど、終わったんだなという気持ちです。あと、僕は大学野球で野球が嫌いになりそうになっていたんですけど、最後にああいう形で終われて、よかったなということは純粋に思いました。(嫌いになりそうだった時期とは、努力をしていた時期のことですか)評価の世界で、努力が報われないときはどうしたらいいのかわからなかったです。1軍に上がれないことは辛いし、ストレスも感じていました。そういうときには、嫌だな、辞められればいいな、終わりたいなということは思っていました。でも大久保監督が1軍にあげてくれて、辛抱強く使ってくれて、とても感謝しています。(公立校からはいあがって、最後の早慶戦でベンチ入りを果たした)周りから言われて「すごいことなのかな」と思ったりしています。僕が大学野球をやっていることを(母校の)東葛飾高校の人は知らないと思っていたんですけど、今日は部で応援に来てくれていてとてもびっくりしました。だったら頑張ってよかったな、ということはすごく感じました。(東葛飾高校だけでなく、公立校の人たちに勇気を与えられたのでは)本気でやればできるということは示せたのかなと思います。大学野球はすごくいい環境なので、挑戦してみてほしいです。僕は活躍はできなかったですけど、慶應に入って活躍してほしいと思います。(野球部のブログで野球を「航海」に例えていたが、その航海が終わって)いろんなことを学んできましたが、あの仲間がいて、早慶戦で野球を終われたという事実が一番の宝物かなと思います。(応援してくれたファンの方にメッセージを)僕が試合に出るといろんなことを仕出かすんじゃないかとハラハラさせてしまったと思います(笑)。秋季は後輩も頑張っていて諦めそうになっていましたが、頑張れって言ってくれる人がいたから頑張ることができました。「お疲れ」とか「よかったよ」と言ってもらえて本当に感謝しています。どうもありがとうございました。

藤枝政晴(商4・慶應義塾)

(早慶戦を終えて)僕たちの力を出し尽くしたのですが、実力が足りずに負けてしまいました。(昨日と本日は代走で出場しました。早慶戦に出場して)普通の試合と同じようで違う舞台なのであれだけの方が応援してくださる中でその中でプレーできたということは中学生からの目標であったので、特別なことでした。(4年間を振り返って)最後のシーズンに優勝して監督を胴上げしたかったのですが、個人としては非常に充実して一片の悔いもない野球生活でした。皆さんに本当に感謝したいです。(後輩にコメントを)監督を僕らの代わりに胴上げしてほしいです。加藤拓であったり主力選手が残りますので、何とか早稲田に雪辱というよりむしろ、優勝して僕らの代わりに監督に恩返しをしてほしいです。頑張ってください。

谷田成吾(商4・慶應義塾)

(今日の試合前、何か特別な感情は)これが最後かもしれないという思いもありましたが、明日につなげようと思って臨みました。(打ってはマルチ安打、守ってはファインプレー)気持ちがすごく入っていました。(4年間の戦いを終えて)うーん…、とてもいろんなことがあって、まだちょっと整理できないですね。(今後について)まだ正式には決めていませんが、社会人に進んで2年後を目指します。誰が見ても一番だと思われるような選手を目指して頑張っていきます。

 

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