慶應スポーツ新聞会

【ラクロス(男子)】”GREED”シーズンの挑戦終了 雨中の決戦で敗れ、関東王者ならず/FINAL 日体大戦

栗田主将(環4・慶應高)が率いた今季は、関東王者へあと一歩のところで力尽きた。雨の中迎えたFINALの日体大戦。序盤からミスが目立ちリードを許す展開だった。その中でG上田(政4・慶應高)を中心としたディフェンスもあり3Q終了2-4と善戦していたものの、最終4Qに立て続けに3失点。終盤AT仁熊(商3・慶應NY学院)の2得点もあり一矢報いるが、時すでに遅し。4-7で敗れ目の前で日体大の優勝を見届ける悔しい一戦となった。

 

第28回関東学生ラクロスリーグ FINAL

2015/11/14 @駒沢第2球技場

 

慶大

経過

日体大

1

1Q

2

1

2Q

1

0

3Q

1

2

4Q

3

4

合計

7

 

 

 冷たい雨が降りながらも、大勢のファンで埋め尽くされた中で行われたFINAL。対戦相手は慶大が今季唯一敗れた東大とのFINAL4をシーソーゲームの末に制した日体大だ。2年連続の関東王者への大一番となった。

 

最後まで体を張った守備を見せたG上田

最後まで体を張った守備を見せたG上田

 

 1Q開始直後から両者一進一退の攻防が続くも、8分に先制を許してしまう。しかし、今季の慶大は先制された後の試合運びをよく知っている。3分後すぐさまAT居塚副将(政4・慶應高)のショットが決まり同点に追いつく。さらに追加点を狙い、徐々に点差を広げるのが今までの慶大のラクロスだったが、この日は日体大の堅守に追撃の芽を摘まれると、1Q終了間近、パスミスから相手にボールを奪われ勝ち越しを許す。続く2Qにもパスミスからショットを決められ失点。雨という劣悪なピッチコンデションではあったが、失点に絡むミスがこの大舞台で出てしまったのが痛い。ただ慶大もこのまま黙っていられない。終了間際にMF井上優(商4・桐蔭)がシュートを決め1点差に。最少得点差で勝負を後半につないだ。

 

 迎えた3Qは完全に日体大のペースになった。そんな中、日体大のオフェンス陣に立ちふさがったのは頼れる守護神・G上田(政4・慶應高)だ。何度もピンチを招いたが、上田がスーパーセーブを連発し、日体大の猛攻を1点で耐え凌ぐ。関東王者へ、2点差で迎えた勝負のかかる4Q。だがそこで待ち受けていたのは悪夢のような時間だった。開始3分に5点目となるショットを入れられると、そこから一気に3失点。一気に5点差にまで広げられ、関東王者への道がどんどん遠のいていった。このまま諦めるわけにはいかない慶大は、14分、15分に立て続けにAT仁熊(商3・慶應NY学院)が2得点。しかし「完全に遅すぎました」(仁熊)という言葉通り手遅れだった。無念のホイッスルが鳴り響き、4-7で敗れ2年連続の関東王者とはならなかった。こうして慶大ラクロス部の2015年シーズンは終了した。

 

悔し涙を流す選手たち

悔し涙を流す選手たち

 

“GREED”というスローガンを掲げ挑んだ今シーズン。劣勢に追い込まれながらも、慶大ラクロス部が見せた貪欲な姿はスタンドにいた大勢のファンの心を打った。そして4年生が見せた、最後まで勝ちにこだわる貪欲な姿は来年主力となる下級生へのメッセージとなった。試合後、栗田主将は悔しさをこらえながら「今日の一敗が後輩たちの来年の挑戦につながる一敗となればいい」と言った。下を向いている時間はない。仁熊、MD野上力(政3・慶應藤沢高) 、AT井上裕(経2・慶應高)ら、今季活躍しこの悔しさを知っているメンバーは、来季より成長した姿を見せピッチ上で大暴れするだろう。そして、その中でも新たなスターが出てくるに違いない。4年生が果たせなかった関東王者、そしてその先の全日本選手権優勝へ。この1敗が決して無駄ではなかったことを必ずや証明してくれるはずだ。

 

(記事:森田悠資)

 

 

※選手コメントは後日改めて掲載致します。

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