慶應スポーツ新聞会

【ボクシング】奮闘空しく完敗… 第69回関東大学ボクシングリーグ戦第2戦 vs平国大

 初戦を落とし、2部Aクラスに向け厳しいスタートとなってしまった慶大ボクシング部。目標である上位に食い込むため、全日本ランカーを擁する平成国際大に挑んだ。選手たちは強敵相手に果敢に戦うが、7戦全敗で非常に悔しい結果となった。

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あと一歩のところで勝利を逃した杉山

 

69回関東大学ボクシングリーグ戦第2戦 VS平成国際大@後楽園ホール

2016528()

 

 

結果

 

⚫︎

慶大

0-7

平国大

⚪︎

 

 

階級

勝敗

慶大選手名

 

相手選手名

LF

⚫︎

太田喬貴(経2・高田)

1R1:27TKO

宗方駿

F

⚫︎

岩田慎平(経4・慶應義塾)

1R1:24TKO

堤聖也

B

⚫︎

田中和樹(総4・鎌倉学園)

0-3(28-29,27-30,27-30)

矢代博斗

L

⚫︎

杉山知義(商3・大宮)

0-3(28-29,28-29,28-29)

中河原誉

LW

⚫︎

木村優志(理4・慶應義塾)

2R1:27TKO

宇津木秀

W

⚫︎

梅津志門(商4・慶應義塾)

0-3(26-30,25-30,26-30)

上江洲タケシ

M

⚫︎

徳山雄太(理3・南山)

0-1(9-10,9-10,9-10)

落合佑季也

 

1試合 ライトフライ級 太田喬貴(2・高田)力強くパンチを放ってくる相手に対し、頭を下げて懐に潜り込むが、防戦一方の展開となってしまう。ダウンを取られた時点でタオルが投げ込まれ、1分27秒でTKO負けとなった。

 

2試合 フライ級 岩田慎平(4・慶應義塾)この試合のために厳しい減量をしてきたという岩田。低い姿勢からチャンスを窺うが、顔面に相手の攻撃がヒットし後ろに倒れるようにダウンしてしまう。そして、1R1分24秒で悔しいTKO負け。連続で試合を落とし、慶大は追い込まれてしまう。

 

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宿敵へのリベンジは果たせなかった

3試合 バンタム級 田中和樹(4・鎌倉学園)昨年2度敗れた相手に「リベンジすることだけを考えてずっと練習してきた」田中。1Rから激しい打ち合いになった。途中目元をカットし中断する場面があったが、ボディや顔面にパンチを散りばめ「結構良いペース」で試合を進める。2Rでは強烈なストレートが決まり相手も鼻から出血。しかし、先のカットや接近戦で「結構頭が当たって腫れて」しまった影響が徐々に出てくる。3Rに入っても手数の減らない相手選手。「前に行きづらく」なってしまった田中は距離を取り、自分の間合いからはストレート、近づいたらボディで対応する。ラスト10秒では互いにラッシュをかけ、最後の力を振り絞った。だが、結果は惜しくも判定負けに終わった。

 

第4試合 ライト級 杉山知義(3・大宮)田中の激闘の余韻が未だ残る第四試合のリング。1Rは相手ペースで試合が進んだ。杉山も攻撃を繰り出すものの、決定的なダメージを与えられない。一転、2Rでは積極的に先手を狙っていくが、ボディに集中して打たれ体力を消耗してしまう。終盤でその影響からか、クリーンヒットを浴びる場面もあった。3Rに入り「やっと脱力して上下打ち分けられるようになった」杉山は、ボディへの攻撃から崩れたところで顔面にストレートを叩き込んでいく。最後まで手数を減らすことは無かったが、惜しくも判定負けで慶大の敗北が決まってしまった。

 

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実力者相手にも自分の持ち味を出した木村

5試合 ライトウェルター級 木村優志(4・慶應義塾)相手は全日本ライト級5位の実力者。1Rから、身長差を生かして自分の距離からの攻撃を試みる。しかしガードが下がったところを打ち込まれ、どうしても後ろに下がりながらの戦いとなってしまう。2R。パンチが大振りになってしまい、なかなか相手に当てることができず、逆にコンビネーションでダウンを奪われる展開に。2R1分27秒でTKO負けとなった。

 

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終始苦しい展開だったが、不屈の精神を見せた梅津

6試合 ウェルター級 梅津志門(4・慶應義塾)1Rからジャブで様子を見つつ、ヒットアンドアウェイでダメージを積み重ねる梅津。ガードが緩んだ瞬間、一気に距離を詰めてくる相手に対し、長い腕で伸びのあるストレートを叩き込む。2Rでは、積極的に打ってくる相手の攻撃を、頭を大きく振ってかわそうとするが、右フックでダウンを奪われる。勝負の3R。ボディで相手のガードを緩め、顔を狙っていく。タフでペースを崩さない相手に最後まで食らいついていったが、判定負けに終わった。

 

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不完全燃焼に終わった徳山

7試合 ミドル級 徳山雄太(3・南山)身長差のある相手に対し、上から拳を振り下ろしていく。1Rから積極的に前に出て先手を狙う徳山だが、相手の目元から出血がありストップ。試合は負傷判定に持ち込まれ、1R途中で判定負け。不完全燃焼な試合となってしまった。

 

 初戦を落とし、今度こそ勝利で飾りたかった平成国際大戦。だが、確かに結果的には全敗であったが、田中主将や杉山、ハプニングで試合が止まってしまった徳山らは勝てる可能性を大いに感じさせてくれたのも事実。次の相手は一昨年まで1部に所属していた中大と、またも厳しい戦いが予想されるが、粘り強く戦っていけば必ず勝機は見出せるはずだ。Aクラス入りへの希望を繋ぐためにも、まずはチーム全員で1勝をつかみ取りたい。

 

(記事・下川薫)

 

 

【以下、選手コメント】

 

田中和樹主将(4)

 

(試合を振り返って)正直凄く悔しいです。去年も同じ相手に2-1で負けていて、リベンジすることだけを考えてずっと練習してきたので、本当に悔しいです。(対戦経験のある相手だったが相手の印象は)去年のリーグ戦と全日本の関東ブロックでやっていて、両方とも僅差で負けてはいたんですけど、勝てるという手応えはあったので、それをずっと頭に置いて、対策も練って、入念に練習してきたんで、やっぱりそれが少しはできたんですけど、アクシデントもあり、少し狂ってしまったかなと思いました。(どのようなゲームプランを考えていたのか)基本的には自分の中距離のパンチを当てて、左回りを徹底して、カウンターというよりは先手を打っていくという感じでやっていこうと考えていたんですけど、途中でバッティングがあって、自分の気持ち的にも焦りが出て上手く組み立てることができなかったかなと思います。(結果としては前節とは打って変わって接近戦になりましたが)相手も打ち合いに出てくるタイプなので、真っ向勝負かなとは思っていたんですけど、やっぱりバチバチの打ち合いで、結構頭が当たって腫れてしまって、自分の中でも乱れてしまいましたね。頭が当たって、カットもそうですし、頭の方にもダメージがあって、それで取り乱したというか、冷静に自分のペースで進めていければ良かったのかなと思います。(1Rに関しては有利に進められていたという風に見えましたがそういった手応えはありましたか)1Rは切って焦ってはいたんですけれども、終わってみれば結構良いペースで進められていました。それでも徐々に前に行きづらくなったというか、ためらいが出てきちゃって、そこが難しいところでした。(見つかった課題は)やっぱり、競る試合をモノにしていかないといけないんで、いかに自分の作戦通りに進められるか、練習ではしっかり対策練ってやってきているので、アクシデントがあっても出せるかどうかがこれからトップレベルの中で勝ち抜くために必要なことになるのかなと思います。(チームとしては0-7という結果でしたが)それも凄く悔しいです。正直相手のメンバーを見たときにいけるかもしれないというのはチラッとあったので。でも、やっぱり自分が3試合目でキャプテンとして負けてしまってそこからチームの流れが悪くなってしまったのかなと。そこを取っておけば流れも変わったのかなと思います。(次節に向けて)もう2戦して、2回とも負けているので、中大、明大、専大がここをいかに粘り強くチームとして取っていくのかが鍵になるので、これからは気持ちを切り替えてやっていきたいと思います。

 

 

杉山知義(3)

 

(試合前のプランは)元々別の選手と戦うイメージをしていたので少しバタバタしてしまったんですが、その選手の対策も一応していました。 (試合を振り返って)いつも自分は後半バテてしまうので、3R通してしっかり勝つというのを意識していました。実際、3Rは審判全員自分に付けてくれていたんですが、1、2Rは取られてしまったので、前半もっと行けば良かったなと思います。(相手の印象は)動画で見ていたよりも突進力があって、パンチいうよりも体で前に出てくる力が強いなという印象でした。(ボディに多く浴びる場面があったが)2Rに多くボディに打たれてしまって、その影響で2Rはその後失速してしまいました。(今後の課題は)今回は3Rになってやっと脱力して上下打ち分けられるようになったので、もっと序盤からしっかり自分のボクシングをやれたらと思います。(次の中大戦に向けて)まだ自分が出られるかは分からないんですが、出ることになったら次こそはしっかりとチームの勝ちに貢献したいです。

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