【バレーボール】ペースをつかめず手痛い敗戦 vs大東文化大

dsc_0547開幕3戦目、今回の対戦校は大東文化大学。春にはフルセットの末勝利をもぎ取った相手だ。しかも今回の会場は相手のホームコート。かかる重圧も大きいこの試合で慶大は自分たちのプレーを体現することができず、秋季リーグ初黒星となった。

 

9月10日(土)秋季関東大学男子2部バレーボール第3戦 慶大vs大東文化大@大東文化大学東松山校舎総合体育館

                  

得点

 

 

慶大

セット

大東文化大

27

1

29

25

22

16

25

23

25

 

 

鋭い目つきで大東文化大を見つめる上野主将

鋭い目つきで大東文化大を見つめる上野主将

第一セット。試合は慶大優位で始まった。上野素樹(文4)、佐藤康平(環3)を中心にしたブロックで相手の勢いを削ぐと、サイドアタッカー陣も力を見せ、エースの黒田彪斗(環3)を中心に得点を重ねる。しかし、11-7ときたところでその勢いに陰りが見え始めた。 じりじりとその差を詰められると試合はデュースにもつれ込む。一進一退の攻防の中で勝機をつかみに行くも、決めたいところで大東文化大のセンターのクイックに阻まれてしまう。そして、大東文化大のタイムアウトから一気に試合を決められ、27-29でこのセットを落とした。

 

第二セット。このセットも入りは慶大が優勢だった。開始直後から相手のミスにのって3連続得点を獲得。このセットから入った増田拓人(環3)のクイックもはまり、順当に得点を重ねていく。大東文化大のセンターの攻撃に苦しめられ、なかなか連続得点とはいかないものの、終始リードを守ると、25-22でこのセットを取った。

 

第三セット。このセットは入りから大東文化大にペースを持っていかれてしまった。ここまでも苦しめられてきたセンターからのクイックで先制点を許してしまう。すると、焦りが見えたかミスも重なって6-11と離される。タイムアウトを取り、立て直しを図るも点差は広がるばかり。最後は大東文化大にサービスエースを決められ16-25でこのセットを落とした。

 

今季はディフェンス面での成長もみせているマルキ

今季はディフェンス面での成長もみせているマルキ

第四セット。黒田を岩本龍之介(商2)に、センターを上野と佐藤に戻し、守備的な布陣で挑む。序盤から主導権の奪い合いの激しい争いになった。互いに一歩も譲らない展開。きっかけは慶大のスパイクミスだった。ミスは重なり、点差を広げられてしまう。7-12とんあってしまったところでタイムアウトと同時に黒田を投入。簡単に流れをものにすることはできなかったが、なんとか盛り返すと大東文化大に追いすがる。その後黒田の強烈なスパイクをきっかけに声の出始めた慶大が追い上げを見せ、一時は同点にまで持ち込むが最後まで攻略できなかったセンターのクイックに仕留められ、このセットを23-25で落とし、今季初黒星をつけた。

 

今回の試合で苦しんだのは間違いなく大東文化大のミドルからの攻撃が一番だったが、敗因は自分たちのバレーボールが出来なかったこと、これに尽きるだろう。夏に強化してきたブロックがリーグ戦の中で少しずつ本物の武器になろうとしていた段階での強烈なミドルからのクイック。選手にとって焦るには十分すぎる要素だった。安定しきらないレシーブもその思いを加速させていた。今日の敗北がこれからのリーグ戦を戦っていく上で大きなハンデになることは間違いない。しかし、この結果を負けて良かったといえる経験にできるかは慶大バレー部のこれからにかかっている。ぜひとも、今回の敗北を糧にしてリーグ戦を戦ってほしい。

 

(記事・写真:岩本弘之)

 

宗雲監督

 

(試合を振り返って)

気持ちが今一つ乗っていない。そんな感じです。残念です。

 

(落としたセットの敗因は)

1回大崩れしたのはしょうがないんですけど、向こうのミドルを捕まえきれなかったんですよ。大事なところでミドルにポンポンと、ほとんどノータッチで決められていたので、あれでみんなテンパっていましたね。

 

(セットごとの選手の入れ替えは)

それは数字を見ながらやっています。セッターに返さないといけない人間がリベロと特に黒田に返してもらわなくてはいけないんだけど、Aパスに返せないとクイックを全然使えないので。両サイドきつくて富澤もマークされて、1年生にはもっと楽に打たしてあげたいんだけど、結構拾われていましたね。だから、黒田には仕事の7割はディフェンスをしっかりしてと言っているんだけども、今日はちょっとダメでしたね。マルキの方が何とか踏ん張っていたので、そういう数字を見ながら選手起用しました。

 

(センターを増田選手への交代は)

ブロックでクイックを捕まえきれなくて、そこでよくないのが着地した瞬間に首を振ること。わからない、困ったと首をかしげる。あれが自分のチームにもいい影響を与えないし、相手のチームはものすごく楽なんですね。どんどん使われてしまうので、そういうことで攻撃のリズムを変えたかったので、増田に代えました。

 

(サーブについて)

今日は攻められてなかったので、サーブに効果がなかったですね。ただ、落とせないゲームなので、自分たちが受け身になってしまう。学生にも話したんですけど、受け身になった時のサーブの強さが本当の強さだと思うんです。その受け身になった時のサーブがあまりにも弱い。しかも、弱く打っているのに入らないので、今日は痛かったですね。

 

(明日に向けて)

大東文化さんも強いと思っていたので決して油断していたわけではないですけど、頭の回転が悪くて、選手起用とかタイムアウトを含めて後手後手に回っていたので、私自身がすごく反省してまた明日からやり直します。

 

サイド

マルキ ナシム(環1・川越東高)

センター

佐藤康平(環3・桐蔭学園高)

セッター

尾木 将(法3・修道高)

サイド

黒田 彪斗(環3・富山第一高)

センター

上野 素希(文4・甲陽学院高)

オポジット

富澤 太凱(経1・慶應高)

リベロ

松岡 海(文3・慶應高)

 

長澤 翔吾(環3・盛岡第一高)

途中出場

布川 智規(商4・桐朋高)

 

池田 裕哉(環4・北嵯峨高)

 

増田 拓人(環3・習志野高)

 

岩本龍之介(商2・仙台第二高)

 

五味渕竜也(環1・習志野高)



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