慶應スポーツ新聞会

【ラグビー】伝統の早慶戦、接戦の末、慶大は6年越しの勝利とならず/関東大学対抗戦⑥早大

キックパスを繋いだFB丹治とWTB金澤

キックパスを繋いだFB丹治とWTB金澤

 

ついに迎えた第93回早慶対抗戦。多くの観客が秩父宮ラグビー場に集った。慶大は金沢HCが指揮をとる二度目の早慶対抗戦。昨年度は、ロスタイムでの逆転負けと悔しい結果に終わっている。一方の早大は、山下新監督を迎えて初めての伝統の一戦。春季以来の両校の戦いに注目が集まった。試合は、激しい攻防が繰り広げられ、取っては取り返すシーソーゲームに。慶大はなかなかリズムをつかむことができず、早大のアタックに苦戦を強いられる。それでも、両者ともに譲らず激しい攻防が続いたが、最後接戦を制したのは早大。慶大は、6季ぶりの早慶戦勝利をかけていたものの叶わなかった。

 

関東大学対抗戦vs早大 2016/11/23(水)14:00K.O.

@秩父宮ラグビー場

 

得点

慶大

 

早大

前半

後半

 

前半

後半

T

G

PG

DG

13

10

小計

15

10

23

合計

25

 

得点者(慶大のみ)

T=金澤、松村2

G=古田

PG=古田2

ポジション

 先発メンバー

 交代選手

1.PR

細田隼都(商3・慶應)

 

2.HO

松岡大介(環4・小倉)

 →前半25分 中本慶太郎(経2・慶應)

3.PR

角田匠輝(法4・慶應)

 

4.LO

豊田祥平(総4・ 國學院久我山)

 

5.LO

佐藤大樹(総3・桐蔭学園)

 

6.FL

廣川翔也(環4・東福岡)

→後半25分 山中侃(商2・慶應)

7.FL

松村凜太郎(商3・慶應)

 

8.No.8

鈴木達哉(環4・茗渓学園)

 

9.SH

中鉢敦(経4・慶應)

 →後半25分 江嵜真悟(商2)

10.SO

古田京(医2・慶應)

 

11.WTB

小原錫満(総2・東海大仰星)

 

12.CTB

堀越貴晴(総3・茗渓学園)

 

13.CTB

木口俊亮(経4・仙台第三)

 

14.WTB

金澤徹(商3・慶應)

 

15.FB

丹治辰碩(政2・慶應)

 

 

力強く何度も前進したLO佐藤大

力強く何度も前進したLO佐藤大

試合は慶大のキックオフで始まった。序盤は早大の流れで進んでいく。前半4分には、早大は、ゴール手前で素早いパス回しを展開。ルーキーSO岸岡からWTB本田へのキックパスに慶大のディフェンスが追いつくことができず、先制トライを奪われる。一方の慶大も譲らず、前半11分にはスクラムからターンオーバーに成功。そこからNo.8鈴木、LO佐藤の力強いゲインを起点に、一気に22メートルラインまで入る。最後はFB丹治の絶妙なキックに走り込んだWTB金澤がトライ。5点を取り返す。さらに前半20分にはハーフウェイラインでパスを受けたFL松村が独走。早大の選手もハンドオフで振り切り、そのまま自身でゴール内まで運ぶとトライ。追加点を手にする。このまま流れに乗りたい慶大だが、その後はラインアウトやハンドリングのミスが目立ち、早大のアタックに勢いがつく。前半28分には再び早大は激しいアタックで外に振り、パスを受けたPR鶴岡がグラウンディング。ゴールキックは早大も調子が合わず、10-10の同点となる。前半33分には、早大ゴール前でマイボールラインアウトを獲得し好機を得るも、再びミスによりボールの獲得には失敗。大きく陣地を戻され、早大に流れを渡してしまう。さらにマイボールスクラムでもペナルティを重ねてしまった慶大は、前半38分、ラインアウトモールからフェーズを重ねられ、トライから逆転を許す。慶大は前半42分にPGで3点を獲得するも、13-15のビハインドで前半を折り返した。

 

後半は「ブレイクダウンでプレッシャーをかけて、自分たちのペースにもっていけた」(鈴木主将)と修正した慶大。慶大の攻撃が続きプレッシャーを与えると、後半7分にPGを獲得。SO古田が成功させ16-15と逆転する。さらに、後半10分には、FB丹治の意表をつくステップで大きくゲインするとBK陣の活躍から相手陣内でフェーズを重ねる。だが得点には結びつけることができず。お互いにミスが目立ち一進一退の攻防が続く。この状況を打開したのは早大だった。後半35分、慶大の防御の隙をつき、トライ。16-20となる。一方の慶大も、WTB金澤のゲインを起点に相手陣内に入ると、ゴール手前数メートルの地点まで運ぶ。最後はFL松村が飛び込み、自身2度目のトライを挙げる。さらに今試合初のSO古田のコンバージョンキック成功で7点を追加。だが、慶大の追い上げもつかの間、早大もトライで得点を奪い返し、23-25。試合はシーソーゲームで、両者ともに譲らぬ展開を見せる。後半38分には、再びPGを獲得。逆転を狙いにいった慶大であったが、SO古田のキックは惜しくも入らず。さらに、最後の好機でタッチキックのチャンスを得たが、慶大はラインを割ることができなかった。そして途中出場の早大SO横山が蹴り出しノーサイド。6季ぶりの勝利を果たすことはかなわなかった。

 

早大との壮絶なボールの争奪戦

早大との壮絶なボールの争奪戦

伝統の一戦、また対抗戦の一貫として、なんとしても勝利をつかみたい試合であった。早大の勢いにのまれ、ペースをつかめないまま80分間試合が過ぎた。セットプレーやハンドリングエラーでのミスから、チャンスを逃したことが非常に悔やまれる。ラインアウトは次戦までに改善の余地が大いにあるだろう。その中で、3トライ、また2つのPGを成功させたことは慶大の意地が表れた部分といえるかもしれない。スクラムからのターンオーバー、またブレイクダウンでの圧倒など、得点につながる部分はやはり慶大らしく戦っているときだと、改めて認識させられた。選手も悔しさをにじませる一方で、「昨年よりも明らかに上を目指せるチーム」(FL松村)と、慶大のラグビーが全くできなかったわけではないことを口にする。明大戦、早大戦と接戦をものにできなかったことには残念だが、慶大が目指すのは大学日本一。ここでの敗戦は糧となり、今後に生かされてくるのだろう。次戦は対抗戦最終戦、青学大とのカードだ。大学選手権出場に向け絶対に落とすことのできない試合である。ミスを減らし、危なげない試合運びで確実に勝利を掴みとってほしい。

 

【ケイスポ的MOM】ダイナミックなランで会場を沸かせたWTB金澤

 

相手ディフェンスをかわし慶大に流れを呼び込んだ

相手ディフェンスをかわし慶大に流れを呼び込んだ

今試合、早大のプレッシャーに押され慶大が攻めあぐねるシーンが目立った。その中で、慶大を勢いづけたのがWTB金澤。早大のスピードあるディフェンスを華麗なステップでかわし、相手陣内へ侵入。早大に動きを読ませず、持ち前のセンスとスピードで相手をかわす姿に会場は盛り上がった。

早慶戦には一年次から出場。毎年トライゲッターとしての活躍を見せているものの、いまだ早慶戦での勝利は経験していない。試合後には、「この悔しい思いを晴らしたい」と次戦の青学戦に向け、意気込んだ。この悔しさをばねに、今後さらなる飛躍をみせてくれるか。対抗戦最終戦ひいては大学選手権で、慶大に大きな流れを引き付けるプレーを見せてくれることに強く期待したい。

(記事・室塚あす香)

 

 

以下、コメント

金沢篤HC

(試合を振り返って)まず勝てなかったことが大変残念です。しかし一方で、パフォーマンスがあまりよくなかった中でこのような僅差の試合が出来ているというのは、ポジティブに捉えれば自分たちにだいぶ力がついてきたということだと思います。昨年とは全然負け方の要素も違ってきています。ここから先、まず大学選手権を決めないといけない、そのためには青学大戦が重要なので、しっかりステップアップできるようにチームを作っていきたいと思います。(パフォーマンスが良くなかった原因は)なかなか難しいですが、個人の問題もありますし、チームとしても、特に最初はハンドリングエラーだったりいくつかタックルのところでミスがあって、やはり選手の方にも緊張はあったと思います。自分たちが想像していたよりも、早稲田のアタックに前半の20分は少し手を焼いたという印象です。(ラインアウトで苦戦されていたが)今日に限っては純粋にスローのミスなので、そこはスロワーの松岡と中本が今後しっかりリカバーするようにしないといけないですね。(丹治選手がマークされていた印象があるが)とくに後半の最後の方で自分たちが追い込まれた状態になってしまったとき、とりあえず(丹治選手に)渡せばいいという状況になっていたといえます。もっと自分たちが形をもって、15人でアタックしないといけないのですが、それが「とりあえず渡してなんとかしてもらおう」というのが少し見えました。そこはもう一度自分たちのシェイプをもって、アタックをするというのをしっかりやらないといけないと思います。HCとして青学戦に向けチームをどのように形作っていくか)まず選手には自信をもってほしいと思います。先ほども申し上げた通り、良いパフォーマンスではなかったのですが、早大とこのくらいの点差までもっていけているので、それはそれで自信をもってほしいです。いくつかの流れがあれば勝てた試合ですし、ただ一方では負けてしまっているので、自信に思いながら、よくなかった点を修正して青学大戦にしっかりと臨みたいと思います。

 

No.8鈴木主将(環4)

(試合を振り返って)序盤では、早大が広いアタックを仕掛けてきて、そこに対応がうまくできませんでした。もっとブレイクダウンでしっかりプレッシャーをかけてターンオーバーをしていきたかったのですが、どうしても立っている人数の多さに圧倒され、そこでプレッシャーをかけられずに相手のテンポで進められてしまいました。ドロップアウトトライだったので、相手に(ディフェンスを)崩されたわけではないのですが外でトライを取られてしまいました。後半はそこを修正して、ブレイクダウンでプレッシャーをかけて、自分たちのペースにもっていけたとは思うのですが、最後は力及ばずという感じですね。あとは、ラインアウトがやはりよくなかったです。(前半の相手のプレッシャーの強さは想像以上だったのか)そうですね、思ったよりも、相手のキーのプレイヤーに対してプレッシャーをかけられなかった。やはりブレイクダウンで浮足立ったというところはあると思います。(いつも以上に激しくプレーしていた印象だが、ご自身のプレーを振り返っては)もっとボールキャリーで前に進まないといけなかったと思います。ディフェンスももっと前に進まないといけなかったと、悔いは残っています。(今日の試合に向けてチームの雰囲気は)すごく良かったと思います。やはり観客も入りますし、気負ってしまうところもあると思うのですが、自分たちのプレーをしようという雰囲気は出ていました。アタックの面ではよくできていたと思います。ディフェンスでは、今まで戦ってきたチームとは違うアタックだったので、そこで対応に遅れをとってしまったのですが、最後は、修正もして、自分たちのディフェンスもできました。その点では、自分たちの雰囲気も良かったですし、修正もうまくいったと思います。(青学戦に向けて)負けてしまうと本当に大学選手権自体もなくなってしまいます。青学大はいつも慶應にフォーカスして戦ってくるので、必ずここで圧倒して大学選手権に弾みをつけていきたいと思います。

 

LO豊田副将(総4) (今の率直なお気持ちを)純粋に悔しいです。ただ一方で、なるべくしてなってしまった結果だとも感じています。勝負どころでFWもBKも取り切れなかったのは完全に準備不足だったと思います。(ご自身にとっては最初で最後の早慶戦だった)苦しくなったときにスタンドで応援してくれる観客の声が聞こえてきて、その度に自分を奮い立たすことができました。それでも、最初で最後の早慶戦で、やっぱりみんなのために勝ちたかったという気持ちは残っています。(何が敗因だった)勝負どころでFWが自分たちのスクラムを上手く組めなかったり、ラインアウトでミスが生まれてしまったことが一つに挙げられると思います。もう一つはブレイクダウンで一人一人がファイトすることを目標に掲げていたんですけど、それができなかったのでそこが敗因だったのかなと思います。(確かにFW陣の調子はあまり良くないように見受けられた。やはり普段の試合とは気持ちの面で違いがあったのか)気持ちの面ではみんな普段以上に気合が入っていました。ただプレーはいつも通りのことをやろうとしていたはずだったのですが、ラインアウトなどでは大観衆の声でサインが聞こえづらくなってしまいました。そういった普段とは違う周りの環境の影響で、自分たちのやりたかったことができなくなった部分もあると思います。でもそこは準備しておくべきことだったとも思います。(チーム全体として気負い過ぎてしまったということはないか)そうですね。ただ後半になってからは自分たちの中では立て直すことができたんですけど、早大に広いアタックでテンポを出されてしまったので、そこが敗因だったと思います。(早大の印象は)ラインアウトをすごく分析していました。あとは広いアタックでスペースを抜かれてしまった印象です。(次の青学大戦に向けて)早大には負けてしまったんですけど、僕らの目標は日本一なので、そのために青学大戦にしっかり勝って、大学選手権に向けてこの敗戦を糧にステップアップしていきたいと思います。 PR細田(商3) (今の率直な気持ちを)負けてしまったことは本当に悔しいですが、下を向いている暇はないと思うので、来週の青学大戦とその次の大学選手権に向けて明日から切り替えてしっかり練習していきたいと思います。(試合を振り返って)自分たちの強みであるディフェンスの部分で最初後手に回ってしまったことが流れを掴めなかった要因だったと思っています。そこは色んなアタックがあると思いますが、それに対応できるようにしていかないといけないと思います。(今日は終始スクラムで苦戦を強いられた)そうですね。相手も強みにしていた分もありますし、自分たちの今までやってきたスクラムを上手く組ませてもらえなかったのも良い経験になりました。ただその中でターンオーバーできた部分ももちろんあったので、良かったところも悪かったところもあって反省できる試合にはなりました。(ボールキャリーとしては時折力強い突破も見せました)そうですね。でも慶大らしいアタックというわけでもなかったので、自分たちの今までやっているプレーで良い動きができるようになりました。(終始自分たちのペースに持ち込めなかった印象)前半のラインアウトで一本もボールを取れなかったので、アタックの起点になる場面で上手く自分たちのアタックができず、ディフェンスに回らざるをえなくなってしまったところが流れを掴めなかった要因だったと思います。(次の青学大戦に向けて)準備できる期間は1週間あるので勝ちにこだわれるちゃんとした準備をしていきたいと思います。

 

FL松村(商3)

(2点差での敗戦となりましたが、今の率直なお気持ちをお聞かせください)悔しい気持ちはすごくあるのですけれども、落ち込んでいても仕方がない部分もあります。最後に負けてしまったのですけれども、いいところも随所にあって去年より明らかに上を目指せるチームの雰囲気だと思っています。試合後ロッカールームで悲しんでいる選手もいたのですけれども、チーム全体は上を向いているので、次の青学大戦と大学選手権に今の悔しさをぶつけたいです。(秩父宮での早慶戦、意気込みは)早慶戦はずっと小さいころから憧れていた試合で、それに3年生で初めて出場するということでいろんな思いがあったのですけれども、いい意味で忘れて自分ができることをやろうという気持ちでした。(この試合でフォーカスしたことは)この試合に限らず、ずっと個人的にフォーカスしていたのはタックルとブレイクダウンです。これらはバックローとしてこだわっていかなければならないところなので、そこは毎試合意識していました。(ラインアウトは厳しかったような印象を受けた)やっていることはすごくシンプルなので、自分たちのラインアウトができればボールを獲得できる部分があるのですけれども、それが少しでも崩れてしまうと一気に崩れてしまったので、もっと精度を上げていきたいなと思います。(明大戦に比べてスクラムで押されていたという印象を受けた)早大は慶大と似て低いスクラムを組んでくるというチームでした。そういうチームは少なくて明大も帝京大も大柄で、この前東海大と練習したのですけれども、東海大も大柄でした。そういう大柄なチームにはスクラムで押せるようになってきました。わかってはいたものの初めて低いスクラムを組むチームと早慶戦で当たって、なかなかレフェリーとのコミュニケーションもうまくいかなくてそこで苦戦した部分はありました。(前半の松村選手のトライシーンを振り返って)ぱっと立ったら、前が空いていました。SHの中鉢さんは僕がボールをもらいたいときはわかってくれるので、阿吽の呼吸と言えば言い過ぎになりますが、ボールをくれました。たまたま相手WTBの選手が僕にマークを付かなくて、マークについたのがハーフの選手とSOでした。自分はFWなので、FWとBKの戦いではフィジカルで負けられないなと思っていました。(ブレイクダウンはどうでしたか)この試合は全然満足のいく結果ではありません。アタックの場面ではうまくいくところはあったのですけれども、早大の速い寄せに対して有効的なブレイクダウンファイトができなくて、そこで早大にアタックのテンポを握られてしまったのかなというのはあります。(青学大戦に向けてチームでどのような点を修正するか)自分たちのラグビーが全然できていなかったわけではなくて帝京大戦・明大戦・早大戦も自分たちのラグビーはできていました。青学大戦も自分たちのラグビーをするだけと思っているのですけれども、しいて修正する点を挙げるとすれば、今日の試合で個人的にもチームとしてもできなかったブレイクダウンファイトの部分はもう一段階レベルを上げていきたいと思います。(最後に青学大戦の意気込みを)例年気を抜くと負けてしまうということがあり、去年も少し苦しい展開だったので、そこは相手が誰であろうと、自分たちの力を出せばおのずと差は開くと思うので自分たちのラグビーを100パーセントします。

 

FL廣川(環4)

(スタメンを告げられた時は)僕は夏の帝京大戦でイエローカードをもらったように、気持ちが入りすぎてしまうとペナルティをしてしまうので、今回は冷静に、いつも通りのラグビーをしようと思って試合に臨みました。(実際にプレーをした感想は)いつも通りラグビーしようと意識しすぎて、逆にタックルの部分で前に出たり、攻め切ることができなかったなという感想はあります。(早大が前に出た時の対応に難しさは感じたか)そうですね。早大はアタックで広くフィールドを使ってくるので、そこは僕自身もわかっていたんですけど、結局うまく対応できなかったと思います。最初からうまくいかないぞ、と感じたままずるずると最後までいってしまって、僕自身本当に悔しい試合でした。慶大らしいラグビーが僕も含めできなかったのかなと思います。(以前のインタビューで、試合に出た時には全て出し切ったという感想で終わりたいとおっしゃっていましたが、今日の試合はどうでしたか)正直、一番悔しいゲーム内容だったなというのは僕の中でありますね。相手の攻め方がわかっていた中で、そこを止めようと思っていたんですけど、うまくいかなかった部分がかなり多かったなと思います。(これから青学大戦も控えていますが、これから一番修正していかなくてはいけないところは)慶大らしいラグビーを、ずっと練習でやってきたことをやり切ることが大事だなと思います。僕自身はディフェンスの部分や、ブレイクダウンの部分で厳しく前に出てプレッシャーをかけられないと、僕が試合に出る意味はないので、そこはもっとやっていかないといけないと思います。このような負けをしないように、僕はまた次の青学大戦に出られるようにまた一から頑張ろうと思います。

 

SH中鉢(経4)

(2点差という内容でしたね)そうですね。昨年の早慶戦、先日の明大戦に続き本当に悔しいですね。(アタックを振り返ると)今日の試合はマイボールのセットプレーでつなげることが出来なかったので、そもそもアタックが少なかったです。そこが問題だったかなと思います。(では、ラインアウトとスクラムを振り返ると)ラインアウトは相手に読まれていたみたいで、そういうことは以前にも何度かあったのですが、そういうところを改善していかないとチャンスはものに出来ないですね。スクラムはターンオーバーも何度かあったり、レフェリングでターンオーバーされることもあったりしましたが、スクラムはあまり悪くはないのかなと思いました。(FWの動きは)元々あまりアタックしていないですが、あまり良いアタックではなかったのかなと。まわりを生かしきれなかったのが反省点だと思います。(トライシーンを振り返ると)頑張ってフェイスを重ねてトライをもぎ取っていくというのが目指している形です。このゲームみたいに中盤から一気に攻めるというのも悪くはないのですが、頑張って攻め続けて出来た小さな綻びをつくというアタックはもう少し出来ないといけないなと思いました。(ご自身のプレーは何点)60点ですね。(後の40点はどのように伸ばしていくのか)早大の最初のキックの時も、きちんと僕が対処すべきでしたし、相手のウイングと競り合って結局トライされたところもありました。そこの部分は改善しなければなと思います。(早慶戦で終わったわけではありません。今後の青学大戦から選手権への意気込みを)もう本当に負けられないので、ここからさらに弾みをつけていきたいと思います。

 

WTB金澤(商3)

(試合を振り返って)自分たちのミスもあって、チームとしても個人としても、まだまだやらないといけない試合がたくさんあると実感した試合でした。(相手のバックスの印象は)特にBKで怖いという印象はなかったので、セットプレーとかゴール前の相手の速いアタックをどう止めるというのがカギになったと思います。そこで後手後手に回ってしまったのが原因だと思います。(ご自身のプレーを振り返っては)余っているところでボールをもらって、取り切れていないところが3か所くらいあったので、もう少し取り切れる選手になりたいというのが印象です。(青学戦が最後の対抗戦になると思うがどのようにプレーしていきたいか)今回できなかったことをどんどんぶつけていって、この悔しい思いを晴らしたいです。

 

FB丹治(政2)

(試合を振り返って)本当に勝ちたかったです。それに尽きます。(初めての対抗戦の感想は)試合に出られない先輩方からも試合前にメッセージをもらって、その気持ちとかも分かっていたので、試合にも気持ちが入っていました。でも、個人的に納得のいくプレーはできなかったです。(自身のプレーは)自分に期待されていることはラインブレイクだと思っているので、そこが足りなかったです。あと、最初は足が思うように動かなくてスピードに乗れなかった。もっとラインブレイクしたかったですね。(早大のマークがキツかったと思いますが)セットプレーからだと、やはり自分のところで大分詰められていました。相手が自分に来ることは前から分かっていたので、アンストラクチャーの状態から攻撃していこうと思っていました。もう少し自分のポジションを深くしてもっとボールを受ければ良かったのかなって今は思います。(試合前、ラグビーを楽しみたいとおっしゃっていましたが)楽しいことは楽しかったです。ボールを持って走っている時は楽しかったです。やはり、応援を聞いて力が湧いたし、やってやろうという気持ちにもなりました。(今日の試合は何点?)70点ですね。(あとの30点はどう伸ばしていきたいですか)一回、ライン際でタックルをミスしてトライにつながったシーンがあって、ディフェンスが課題かなと。ポジション的にあまりタックルしないのですが、前でみんなが頑張って身体を張ってくれている分、自分のところに相手が来たら絶対に止めなければいけないと思う。なので、ディフェンスの部分は大きいです。あとはラインブレイクできなかったところですかね。(今後の試合に向けて)ここ最近は接戦が多いですが、小さなミスが重なって、そこに差ができてこのような結果になってしまうので、そこを修正していきたいと思います。

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