慶應スポーツ新聞会

【野球】球春到来!春季リーグ戦開幕前特集⑥和歌山出身副将コンビ

開幕直前特集第6弾は、副将の天野康大(環4)と明渡稜(政4)。持ち前の明るさでチームを盛り上げる天野と冷静沈着にチームを支える明渡。そんな異なる性格の二人が力を出し合い、チームを引っ張る。今季慶大打線の核となる副将コンビに、ラストイヤーにかける意気込みを伺った。

 

 

−−昨年を振り返っていかがですか。印象に残っている試合はありますか

天野康大(以下、天野):印象に残っているのは、秋の早慶戦で勝ち点を挙げた試合です。最後に四年生の雄姿を見られた試合かなと思います。

明渡稜(以下、明渡):チームとしては天野が言った通りです。個人としては、春は結果が出たけれど、秋は結果が出なかったのが悔しかったです。

 

 

−−新チームの雰囲気は。去年と変わった点はありますか

天野:そんなに変わったことはないですね。去年も最終的に雰囲気が良くなっていったし、それが良い方向に続いていると思います。今年は今年のチームやけど、良い流れで引き継げていると思います。

明渡:チームの雰囲気はすごくいいと思います。最終学年になって、去年よりチーム状況をより敏感に気にするようになりました。

 

 

−−新チームの強みは

明渡:とびぬけたスター選手がいない中で、全員で頑張っていこうという雰囲気があります。

 

 

−−同じ和歌山出身で、中学時代には同じチームに入っていたこともありますが、お互いにどのような印象を持っていますか

明渡:中学の頃は学年が離れていて一緒に練習することはなかったので、あまり関わりはなかったですね。でもたまたま弟が天野と同じ学年やったから、弟の友達って感じかな。

天野:そうですね。友達のお兄ちゃん。

 

シニア時代の先輩明渡の言葉に耳を傾ける天野

 

−−選手としてはお互いにどう思っていますか

明渡:中学時代から有名で、智辯和歌山に行ける実力があって、そういう選手と今一緒に野球をできているということは、いい環境にいるなって思います。

天野:言いづらいな、この後(笑)。チーム面として考えて僕は厳しい雰囲気できついことをいうこともあるけど、それを落ち着いて僕とはまた違った面で明渡くんがカバーしてくれる、という面でも助かっているし、大人だなと思います。

 

 

−−主将の照屋塁選手(環4)はどのような選手ですか。

天野:試合経験が豊富で、これだけ野球部がいる中で一番うまいので推薦されたのだと思います。

明渡:照屋がプレーで引っ張って、天野が全体を引き締めて、それを僕はさっき天野が言ったように落ち着いてカバーするというような役割なのかなと。

 

 

−−お二人は高校時代に主将を務められていましたが、副将を任されるのは初めてですか

天野:初めてです。

明渡:初めてです。

 

 

−−副将としてどう主将を支えていきたいですか

明渡:照屋のサポートというよりは、部員が200人いるので、照屋が先頭に立っているのを見ているだけやったらあかんと思います。確かに副将というのは二番目というところがあるけれど、あんまり二番目というのは意識しないようにしています。

天野:責任というものを減らせるなら減らしてあげたいと思うし、カバーできると思います。照屋が活躍してくれやな勝てやんわけやし。チームのことも考えやなあかんけど、そんなに背負いすぎず、僕たち二人で半減したりして、カバーできたらいいなと思います。

 

 

−−天野さんは背番号を沓掛さんから引き継ぎましたが

天野:その通り、キャラかぶりというか…(笑)目標としている選手やし、超えたい自分もいます(笑)。

 

 

−−目標とされている選手はいますか

明渡:この人というのは考えたことはないけど、レベルの高い選手を見るとその都度、その一つ一つを吸収したいし、見習いたいなと思います。

天野:同意ですね。こんだけ部員がおる中で、みんないろんな色がある。

明渡:人数が多いので、いろんな選手からたくさん見習うところがあります。逆に一年生に手伝ってもらうときなどには、どう思う?と聞くこともあります。

 

 

−−オープン戦の手ごたえは

天野:順調までとは言わんけど、ゲームの内容は別として、それなりに勝つということに関してはここまで段階をふめてきているかなとは思っています。

明渡:最近オープン戦でも勝てていて、良い流れで来ていると思います。でも逆にそれがまだ当たり前になっていないからそういう風に感じるのかなと。勝って当たり前という中で、もっと高いレベルに行かなあかんと思っています。

 

 

−−今季イチオシの選手はいますか

天野:柳町達(商2)かな。キーマンになると思うし、二年生で一番背負っているっていうこともあるし。去年とは違う立場で、プレッシャーもあると思うけど、期待を寄せています。

明渡:キーマンは岩見雅紀(総4)かな。岩見が打ったら勝てると思います。個人的には、津留崎大成(商2)です。津留崎の復活がすごく楽しみです。

 

長打が自慢のスラッガー明渡

 

−−こだわってきたことやアピールポイントは

天野:僕、元気しかないんで(笑)。元気です。試合中も練習中も声を出します。

明渡:去年一年間代打をやって一発勝負の場面を経験することも多かったので、そういう経験を生かして勝負強さを発揮したいです。

 

 

−−1年間の目標は

明渡:チームとしては、リーグ戦優勝と日本一、早稲田に勝つ、ということです。個人としても同じですね。それを達成するために、具体的な数字ではなくて、足りないところをしっかり考えてやっていきたいです。

天野:同じですね。

 

 

−−優勝に必要なものは

明渡:すべてです。すべてが足りてないと思います。

 

プレーでもチームを引っ張る天野

 

−−最後に、応援してくださる皆様にメッセージを

明渡:神宮球場であんなに多くの観客に応援される中で野球をやったことがないし、浪人の時もこういうところで野球をやりたいなとずっと思っていました。このような環境で野球ができることに、感謝しています。応援があってこそ頑張れるので、これからも応援よろしくお願いします。

天野:昨年、早慶戦というものを自分の肌で感じました。学生野球であれだけの観客が応援してくださる中で野球ができることは特別で、ほかの大学では経験できないことやと思います。OBさん達はじめ、多くの方の支援があってこそ自分たちは野球ができているので、優勝という形で恩返しできるように頑張ります。

 

 

−−お忙しい中ありがとうございました。

 

記事:反保真優、写真:鈴木優子

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