慶應スポーツ新聞会

【ホッケー(女子)】全国ベスト8!!苦しみながらも勝利を手にする/第36回全日本大学ホッケー王座決定戦 1回戦 北大戦

試合前円陣を組む選手たち

遂に迎えた全国の舞台。今季の集大成となる王座決定戦の初戦は北大との対戦となった。前半5分に先制を許すも、10分に三宅美紅(経3がPCからゴールを決め同点に。しかし、その後は得点を奪えず同点のまま前半を折り返す。後半も、敵陣に攻め込むもののなかなかか勝ち越すことができない。そんな中、果敢な攻めを続けていた山崎ほのか(商3)がフィールドゴールを決めて勝ち越すと、試合終了間際には石田怜子(文4)もゴール。3-1で勝利し、全国ベスト8を決めた!

 

第36回全日本大学ホッケー王座決定戦 1回戦

 

6/29(木) 11:15試合開始 @飯能市阿須ホッケー場

 

 

前半

後半

合計

慶大

北大

 

 

スタメン

GK 大野結花(商4)

DF 花島夏紀(文4)、三宅美紅(経3)、皆川真裕子(文4)、茂木みな美(経4)

MF 石田怜子(文4)、今田あかり(法4)、児島沙也佳(経2)

FW 内藤梓(政2)、高橋夏苗(文4)、山崎ほのか(商3)

 

 春季リーグを1部5位で終えた慶大ホッケー部女子。次なる舞台は王座決定戦だ。トーナメントには全国の強豪校が名を連ねる全国の舞台。慶大は1回戦、北海道代表である北大との試合に臨んだ。

 

同点ゴールを放った三宅

 試合は前半開始早々に動いた。流れを作るまもなく、5分に北大にボールを奪われるとサークルインした鋭いパスにスティックを合わせられ、そのボールにGK大野結花(商4)も反応できず。欲しかった先制点を奪われてしまう。追う展開となった慶大だったが、同点弾はすぐに生まれた。10分にPCを獲得すると、春季リーグでもPCから多くの点を挙げた三宅が強烈なシュートを放ち、ゴールを揺らした。勝ち越しを狙う慶大だったが、その後はボールは保持するものの得点に繋がらない苦しい時間が続く。山崎や高橋夏苗(文4)などのFW陣を中心に敵陣でのプレーを継続するも、決定打を放つことができない。29分には、中盤で三宅、今田あかり(法4)、山崎と繋ぎ、ゴールに迫り絶好のチャンスを迎えるも相手DFに阻まれる。相手GKの好セーブなどもあり、崩し切ることができず、同点で前半を折り返した。

積極的なプレーから勝ち越しゴールも決めた山崎

 

 早めに勝ち越し点を奪いたい慶大は、前半と布陣を変えて後半に臨んだが、後半も苦しい時間は続く。組織的なディフェンスで相手に主導権は渡さないものの、慶大もPCのチャンスなどを生かし切ることができず。しかし、果敢な攻撃はしっかりと実を結んだ。17分、ここまでも積極的に前へ出る姿勢を見せてきた山崎が中央からサークル内へ。そこから鋭いシュートを放つと、相手DFに当たってボールはGKの頭上へ。そのままゴールへ吸い込まれ、待望の勝ち越し点が生まれた。油断することのない慶大はその後も前への意識を継続。試合終了間際の34分には三宅のシュートのこぼれ球から、荒川理佳子(経3)、高橋、と細かいパスを繋ぎ、最後は石田がゴール。試合を決める得点となった。試合はそのまま終了。慶大は3―1で勝利し、1回戦を突破。同時に全国ベスト8を決めた。

ゴールを決め喜ぶ石田(5番)と高橋(7番)

 7年ぶりの王座決定戦でのベスト8だ。春季リーグから培ってきたチーム力がそこに導いたと言っても過言ではないだろう。苦しい展開が続く中でも、積極性を忘れず攻め続けた結果が山崎の勝ち越しゴールにもつながった。次に臨むは、関西の強豪天理大との2回戦。「全員戦力で勝ちたい」(三宅)。ベスト8に驕ることなく、勝利に貪欲に、そして全員の戦力を結集することが不可欠だ。

 

(記事:重川航太朗、写真:森田悠資)

 

次戦 6/30(金) 2回戦 VS天理大

 

9:30 試合開始 @飯能市阿須ホッケー場

 

 

以下、コメント

 

吉貴奈津子監督

 

(試合を振り返って)先制点を決められてしまって、観客もベンチの部員たちもちょっとおよよ、という風にはなりました。とはいえ、取り返せるとは思っていたので、慌てたりはしなかったんですけど、自分たちの試合の入り方に隙があったなと思いました。その後は、自分たちの力を出してやってくれて実を結んだと思うので良かったです。(前半、同点に追いついてからなかなか点が入らなかったが)自分たちのミスも多かったんですけど、北大の詰めが早かったです。選手たちには途中から、トラップするときに一回足を外すというのをやらないといけないという話をしたのですが、それがハーフタイムの時だったので、前半は少し足が止まった状態で苦しかったのかなと思います。(ディフェンスはよくできていたという感触ですか)後半はちょっとバタバタしたかなと思います。後半は早めに点を取りたいと思って、布陣を前後半で変えたんですけど、後ろの選手たちも少しトラップなどでも緊張しているようにも思います。基礎をもう少し頑張ってもらいたいですね。(布陣を変えた理由は)1-1になってしまって均衡した状態で何もしないというよりも、相手のマークマンを外すという意味もありました。後は、やはりうちのチームだと三宅が強いので三宅を前に置くことでボールのおさまりも良くなるので、全体的に前に重点を置こうという感じでした。(明日の天理大戦に向けて)もちろん勝つ気で臨みます。苦しい戦いにはなると思いますし、ミスをしたら全部決められてしまうと思うので、まだまだ未熟なのでとにかく足を動かして助け合って、一番いい結果が出ればなと思います。

 

石田怜子(文4・東京学芸大付)

 

(王座に向けてどんな練習を)王座に向けて練習したことはDFからのボールの組み立てをしていて。私はMFで練習していたので、DFからMFを使って前につなぐことを練習していました。(今日の試合を振り返って)前半はMFとして出場していたんですけど、その組み立てが練習通りになかなかできなかったところが前半いい流れを作れなかった原因でもあるので、そこは反省点です。(得点のシーンを振り返って)後半はFWとして出場して、得点に絡めたのは良かったんですけど、あれはほとんど高橋選手の得点なので、一緒に点を取れたという意味では良かったと思います。(天理大戦に向けて)どのポジションで出場するかはわからないんですけど、どのポジションで出場しても、自分にできることを精一杯やりたいと思います。

 

三宅美紅(経3・慶應湘南藤沢)

 

(今日の試合を振り返って)先制点が入ってしまって、こういう舞台で何が起こるかわからないということを痛感させられたなと思って、でも先制点入っても焦らずに攻め続けようっていうことはチームで決めていたので、最終的に勝てたことは次に繋がったので良かったと思いました。(PCからゴールを決めたが、ゴールシーンについて)そうですね、でもPCを結構取れたのに、PCの精度が春リーグから改善されていない点だったなと思ったので、まああの連戦になって練習はあまりできないんですけれど、次の試合にむけてPCの精度はもっと改善しなくてはいけないなと思いました。(今日は最初ディフェンスをやられていたが)最初失点してしまったのは、一瞬の気の緩みだったりとか、1人でもそういった緩みがあると失点につながってしまうんだなと思ったので、明日は特に天理大学という強豪校と当たるので、70分間集中力を切らさずにやりたいなと思います。(ディフェンスは普段から練習していたのか)そうですね、全国にむけてはディフェンスを練習していました。次の相手も圧倒的格上の相手なのでディフェンスの練習はしていました。(この王座にむけてどんな準備をしてきたか)春リーグではディフェンスからミッドをつないでフォワードというビルドアップの面を強化してきたつもりなので、次の試合でもディフェンスをやると思うんですけど、しっかりディフェンスから攻撃につなげていけたらいいなと思います。(明日の天理大戦に向けて)強豪校ではあるんですけど、しっかり守って攻めるときは攻めて全員戦力で勝ちたいと思います。

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