慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(女子)】関東リーグ後期第3節 中島&松木弾で完勝、いざ早慶定期戦へ! 国士大戦

前節は東洋大に敗れ、関東リーグ後期を黒星で発進した慶大。今節は今後のリーグ戦、そして15日に控える第16回早慶女子サッカー定期戦に向けて弾みをつけたいところ。試合は38分、右CKを中島菜々子(総3・十文字高)が押し込んで先制すると、そのまま1点リードで前半を折り返す。後半に入ると国士大も攻勢を強めるが、56分に松木里緒(環2・常盤木学園高)が追加点をあげてリードを広げる。その後も慶大は安定した試合運びを見せ、見事2-0の快勝で勝ち点3を獲得。定期戦へ、勢いをつけた。

 

第23回関東女子サッカー2部リーグ 後期第3節

 

2017/07/09(日)17:30KO@国士舘大学町田キャンパスサッカー場

 

慶應義塾大学2-0国士舘大学

 

【得点者(アシスト者)】

〔慶〕38分 中島菜々子(鈴木紗理)56分 松木里緒(小川愛)

〔国〕

 

◇慶大出場選手

GK野村智美(総4・作陽高)

DF佐藤幸恵(総1・十文字高)

DF奥本くるみ(環2・浦和レッズレディースユース)

DF熊谷明奈(総1・十文字高)

DF足立智佳(環1・大阪桐蔭高)→80分 鈴村萌花(総3・村田女子高)

MF松木里緒(環2・常盤木学園高)

MF中島菜々子(総3・十文字高)

MF工藤真子(総2・日テレ・メニーナ)

MF小川愛(総1・神村学園高)→69分 勝木日南子(総2・大和高)

FW 志鎌奈津美(環3・常盤木学園高)→55分 山本華乃(理1・山手学園高)

FW鈴木紗理(総1・十文字高)→87分 齋藤宇乃(理4・慶應湘南藤沢高)

 

直近のリーグ戦2試合では1勝1敗、特に前節は2点を取りながらも3失点を喫し敗北しているだけに、今節はいかに失点を減らし勝ち点を獲得できるかということが一つのポイントとなる。メンバーは前節から、勝木日南子(総2・大和高)に代わって志鎌奈津美(環3・常盤木学園高)が入った以外、変更はなし。間近に迫った定期戦に良い流れで臨むためにも、良い内容での勝利が欲しいところだ。

 

試合は前半から慶大がペースを握る。立ち上がりの1分、前線でこぼれ球に反応した佐藤幸恵(総1・十文字高)がミドルシュート。これは惜しくもゴールの枠を外れたものの、早い時間にファーストシュートを打ち、チームに勢いを与えた。その後も3分、11分、15分と立て続けにチャンスを作り、徐々に得点の匂いを漂わせる。慶大はセンターバックの熊谷明奈(総1・十文字高)などから流動的にボールをつなぎ、攻勢を強めていく。そして迎えた38分、鈴木紗理(総1・十文字高)の蹴った右CKに、ゴール前に入ってきた中島が足で合わせてゴール。セットプレーから中島の今季リーグ戦初ゴールで先制する。その後も慶大が主導権を握ったまま前半を終えた。

 

後半は立ち上がりから国士大が攻勢を強め、攻め込まれる場面が増える。しかし「耐え忍ぶことでやっぱり流れとかも変わってくると思う」という伊藤監督の言葉通り、この攻撃を凌いだ慶大は56分、小川愛(総1・神村学園高)からボールを受けた松木が相手DF2人に挟まれながらもドリブルで運び、GKとの一対一を冷静に沈めて追加点。リードを2点に広げる。このゴールで流れは再び慶大に。72分には工藤真子(総2・日テレ・メニーナ)のミドルシュートがポストを叩くなど、何度もチャンスを作る。終盤は交代枠などもうまく使いながら試合を進め、最後まで相手にゴールを許すことなく2-0で試合を終えた。

 

定期戦前最後の公式戦となった今節、結果は2得点で無失点と、大一番を前に申し分ない出来を見せた。強豪・早大との対戦を控え、伊藤監督、そして選手たちは自信をのぞかせている。「ぜひ楽しみに何かを期待していてほしい」(伊藤監督)、「定期戦で初勝利を挙げたい」(野村主将)という言葉からもその自信はうかがえるが、それは今季ここまでを戦ってきてそれぞれが勝ち取ってきたものゆえだろう。チーム一丸となって初の定期戦勝利を挙げられるか。7月15日、慶大ソッカー部女子が新たな「史上初」を刻みに行く。

 

(記事 岩見拓哉)

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試合後コメント

 

伊藤洋平監督

(試合を振り返って)セットプレーで1点と流れの中から1点、早慶戦1週間前の公式戦で選手たちは本当に良い試合をしてくれたなと思います。(今日の狙いは)結構ラインが高かったので、背後を突いていこうと考えていました。(ハーフタイムにはどのような指示を出していたか)あっちのサイドハーフがかなり張っていて、カウンターを狙っていたので、まずは変な失い方をしないということですね。あとは、サイドバックがタイミング良く上がったり相手の脅威になるプレーをすることで、相手のサイドハーフをしっかり戻らせる、相手のカウンターを半減させるというところを意識しました。(リードしている中で、後半は相手も攻勢を強めてきたが)あっちも前から来ていましたし結構放り込まれたので、ちょっとバタバタしてしまったんですけど、本当に野村を中心に耐え忍んだというか、耐え忍ぶことでやっぱり流れとかも変わってくると思うので、良く相手の勢いを押し殺したかなと思います。(終盤に終わらせ方の指示をよく出していたが)立ち上がりの5分、最後の5分、あとは得点後の5分とか給水の時とか、ああいう試合の切れ目のところでシンプルに、セーフティーにというところを改善するために、時間帯を意識した声掛けだったりというところをみんなでやっているので。(早慶定期戦に向けて意気込みを)本当に今は選手たちが主体的にいろんなアクションを起こしてくれていて、それでいろんな化学反応が起きていて、だから来週はまたさらに成長できると思いますし、ぜひ楽しみに何かを期待していてほしいと思います。

 

野村智美(総4・作陽高)主将

(試合を振り返って)今日は前節からの反省を修正して試合に臨めたし、来週に向けてチームが士気高まって試合に臨めて、それが結果につながった本当に良い試合だったと思います。(今日の狙いは)今までは結構前線で良い形で取ってゴールまでっていうところをすごく重視していて、その分後ろにリスクを負って戦う場面とかもすごく多かったんですけど、この前の試合とかの反省もふまえて、前線が行くところとしっかり下でブロックを作るところを使い分けながら、チームとして結果で勝ち切るっていうのを意識して入って、それが無失点で2得点というところにしっかり結びついたかなというふうに思います。(早慶定期戦から3連戦となるが)まずは本当にチームとして年間目標にも掲げている「早慶定期戦で女子部史上初の勝利を」というところに全員が向かっているんですけど、それで終わるようなことはなく、本当にチーム総力戦になると思うので、どの選手が出ても戦えるチーム力っていうのを今こそ出さなきゃいけないっていう責任感を持って、チーム1人1人が臨めているかなというふうに思います。(定期戦に向けて意気込みを)本当に早慶定期戦で史上初の勝利を挙げることをもちろん全員が意識して臨んでいるんですけど、その先にもつなげてほしいっていう思いがあって、まずは今季この目標を掲げていることに対して全員で取り組んで、勝利を挙げてみんなで喜び合いたいっていうのもあるんですけど、その先に早稲田よりも強いチームに慶應がなるためのまず一歩という意味合いもあるので、定期戦で初勝利を挙げたいと思います。

 

中島菜々子(総3・十文字高)副将

(試合を振り返って)今日の試合は早慶戦に向けて最後の公式戦だったので、自分たちで攻撃面でも守備面でもやろうとしていたことがあって、それが結構出せた試合だったのかなと思います。勝ち切れてよかったです。(相手をパス回しで翻弄できていたが手応えは)そうですね、でも中盤の低い位置で失うシーンとかも結構あって、危ないカウンターとかもあったんで、そういうところは本当に改善していかなきゃいけないところだなって思うんですけど、練習とかでも(工藤)真子、(鈴木)紗理との距離感も本当に良くてやりやすいなと感じているところなので、そこはもうちょっと高めていきたいと思います。(今お話にあった2人とはかなり流動的にポジションを取っているように見えたが)そうですね、流れの中で結構流動的になっちゃっている感じなんですけど、お互いにお互いのポジショニングとかを見て動く選手たちなので、やりやすいです。(それぞれ攻撃するのが好きそうだなと感じるが)攻めるのが楽しくなっちゃって前がかりになって中盤が空いてしまうことが前半よくあって、カウンターでピンチとかもあったんで、そこはやっぱり守備というところの意識も考えなきゃいけないので、もうちょっと頑張ります。(自身のゴールシーンを振り返って)あれは結構ごっつぁんでしたよね(笑)。でも本当に決め切るところで決め切れて良かったなって思います。(定期戦に向けても勢いがついたのでは)そうですね、本当に定期戦にまだ勝ったことがないし、今年早稲田と定期戦でしかトップチームで戦えることはないので、絶対勝ちたいと思います。この良い流れを持っていきます。(来週は3連戦だがまずは定期戦に向けて意気込みを)3連戦もありますし、やっぱり定期戦に勝てればもうあとは気持ちで乗り切れると思うので、今まで本当にいろんな人が準備してくださっている中でもう絶対に勝たなきゃいけないと思うので、あと1週間チーム全員で頑張ります。

 

松木里緒(環2・常盤木学園高)

(試合を振り返って)2得点無失点ということで、定期戦前の公式戦をしっかり良い形で勝ちきれたのはすごく良かったと思います。(自身もリーグ戦では久々のゴールを決めた)なかなかチャンスがあっても決めきれないことが長く続いていたので、久々の得点ですごく嬉しかったです。(今季はゴールゲッター的な役割を担っているのか)そうですね。今季はサイドハーフはチャンスが多くて、そこをいかに決め切れるかがこのチームの鍵だと自分自身思っているので、毎試合チャンスを決め切れる選手になりたいと思います。(今日はボールが良く回ったが、前線で意識していたことは)相手の右サイドハーフが速くてストロングポイントだということが前回戦ったときから分かっていたので、守備ではそこにボールを入れさせないことを意識していました。攻撃では、自分は中で関わった方が良いと思っているので、うまく(工藤)真子とか(鈴木)紗理とかと絡みながら、連動していけたらと考えています。(チームとして、特に後半は遠目からも積極的にシュートを狙っていた)シュートで終わるというのは結構意識していることです。遠くから打つことで相手を引き出すこともできるので、高い位置で崩しきるのもミドルを打つのも大事だなと思っています。(良い形で勝利し、自身も点を取って定期戦に向けて弾みがついたのでは)そうですね。早慶戦は1年に1回ですけど、いろいろな人が関わっていろいろな人が応援してくれるので、早慶戦初勝利のためにも弾みがついたかなと思います。(定期戦に向けて意気込みを)去年の早慶戦ではチャンスを決め切ることができなかったので、今年はしっかり決め切って無失点で勝ちたいと思います。

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