慶應スポーツ新聞会

【アメフト】秋季リーグ第1節 延長戦に及ぶ激闘実らず、黒星発進 明大戦

接戦を落とし、悔しさを味わった慶大

甲子園ボウル出場を懸けた熱き戦いが幕を開けた。昨季は惜しくも2位に終わった慶大、なんとしてでも優勝をつかみたい今季。大切な初戦の相手は明大だ。ランに苦しめられながらもシーソーゲームを展開し、4Q終了時点のスコアは20-20の引き分け。異例のオーバータイムに突入した。結果、明大はタッチダウン成功、慶大は失敗。激闘の末の悔しい結果となった。

 

関東学生アメリカンフットボールリーグ戦 第1節vs明大

9月2日(土)@アミノバイタルフィールド 17:00KO

 

慶大

 

明大

7

1Q

7

0

2Q

3

0

3Q

0

13

4Q

10

20

TOTAL

20

0

延長1回

7

 

優勝へ向けて勢いをつけるべく、臨んだ初戦。相手となったのは明大。昨年は勝利を収めながらも苦戦したカードだ。

明大のキックオフで試合開始。互いに最初の攻撃シリーズを終えると、2つ目の攻撃シリーズでP廣田祐(理3)がナイスパント。敵陣5ヤード付近まで相手を追いやる。しかし、そこから相手がランで猛攻。50ヤードまでゲインされると、ロングパスが通りそのままタッチダウン。先制を許してしまう。反撃に出た慶大。相手と対照的にパスでゲインを重ね、QB小田裕太(商4)からWR関戸へのパスでタッチダウン。同点で1Qを終える。

1つ目のタッチダウンを決めたWR関戸

2Q開始直後、なかなか相手のランを止められずにいると、そのままフィールドゴールを決められ再びリードを許す。その後の攻撃では要所でパス失敗がありタッチダウンを奪えず、7−10で前半終了。

流れを引き寄せたい後半。3Qは互いに守り抜き無得点。しかし4Qに入ると打って変わって点の奪い合いとなった。相手にランで攻められ2つ目のタッチダウンを許すと、取られたら取り返すと言わんばかりにパスをつなぐ慶大。QB小田のランでタッチダウンを奪う。その後相手がフィールドゴールを決め、点差は7点に。慶大がQB小田からSB松岡へのパスでタッチダウン、その後のトライフォーポイントも決まり、同点に追いつく。流れをつかんだ慶大はさらに試合終了間際、K廣田がFGを狙う。しかしこれは不成功に終わり、試合はオーバータイムにもつれ込んだ。

自ら走り込みタッチダウンを決めたQB小田

互いに敵陣25ヤードから攻撃をし勝敗を決めるオーバータイム。緊張感のただよう中、「きつい状況のときがフットボールは楽しい」と気持ちを高めて臨んだ。先攻は明大。力強いランでディフェンスの頭上を越えられ、タッチダウンを許す。後がなくなった慶大はパスでタッチダウンを狙うも、失敗。熱闘むなしくあと一歩のところで初戦を落としてしまった。

初戦から相当な悔しさを味わった慶大ユニコーンズ。しかし、落としたのはまだ1戦だけ。優勝に向かう戦いはまだ始まったばかりだ。今回見つかった、ランを止める、攻撃を得点につなげるという課題を克服し、次節は相手の日体大を「圧倒」する試合にしてほしい。

 

記事 鈴木優子

 

染矢優生主将(商4)

(今日の試合を振り返って)最後の最後まで勝利を信じていたので、悔しいです。(リーグ戦初戦でしたがどのような気持ちで臨みましたか)本当にフットボールを楽しんで、全力を出し切ろうという気持ちで臨みました。でも、もっと圧倒する試合をするつもりでいました。(相手はランを中心に使ってきましたが)もっと少ないゲインで止められるところを、こちらのディフェンスのタックルミスで、着実に相手に出されてしまったので、それが敗因だったと思います。(オーバータイム突入という特殊なケースでしたが、難しさは)もちろん緊張感というか、スリルはありましたけど、そういうときこそフットボールを楽しめるというか、そういうきつい状況のときがフットボールは楽しいです。うちもそういう場面を楽しめるチームになってきているので、楽しんではいました。(今回見つかった課題は)オフェンスはランを出すことで、ディフェンスはランを止めることだと思います。(次節の日体大戦に向けて)1試合落としましたけど、ここから1試合も負けるつもりはないので、次の試合は圧倒して勝ちます。

 

柴田源太副将(商4)

(今日の試合を振り返って)自分たちが弱いとは思ってないんですけど、実力で相手より負けていたし、最初はあっちの方が気持ちも入っていたと思います。後半になってスイッチ入ったけど、それではスロースターターですし、最初から初戦の緊張感がある中でもっとがむしゃらさを出すことが必要なのかなと思いました。(初戦でしたがどういう意識で挑みましたか)チームへ特に話はしていません。個人としては昨年のことがあって、こういう試合になることは想定していました。昨年みたいに李卓主将がいなくて、全員フットボールで勝とうという中で、それがまだ体現できていないのが結果に現れているかなと思います。(攻撃はどれくらい出来たと思いますか)パッシングチームは調子がいいですけど、まだ得点に繋げることができていません。自分はレシーバーなのでもっともっとパッシングの精度を高めるのはもちろんですけど、ナローもしっかりレベルを上げていきながら、ランもパスもどの相手にも通用するようなオフェンスにしたいと思っています。(試合の後にはどんな話をしましたか)ここで下は向いていられないので、まだ優勝がなくなったわけではないし、昨年優勝した早稲田も全勝だったわけではないので、ここからしっかりチームを立て直して7連勝して優勝するということを話しました。(次の試合に向けて)ここで萎えるのももちろんですけど、下向いたり泣くのは簡単だと思います。ここで気持ちを落とさずに、もっともっと上手くなって強くなって再来週は圧倒できるように頑張ります。

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