慶應スポーツ新聞会

【バスケ】連戦の疲れもたまり苦しい慶大、黒星を重ねるvs中大

前日の神奈川大戦では、接戦の末に劇的勝利を挙げた慶大。本戦の相手は、現在2位と好位置につける中大だ。本戦でも上位校を圧倒し、前線の勢いそのままに勝利をつかんでほしいものだ。本戦も序盤は競り合う展開となったものの、次第にじりじりと引き離されてしまう。最終Qではわずかに差を詰めたが逆転はかなわず、敗戦を喫した。

 

2017/10/8(日)@日本体育大学世田谷キャンパス

第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 vs中大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

19

13

21

24

77

中大

20

21

23

23

87

◆慶大スターティングメンバ―

 

#13 山﨑純 (総2・土浦日大高)

 

#9 原匠(環3・近大付高)

 

#8 鳥羽陽介(環3・福大大濠高)

 

#14 髙田淳貴(環2・徳島城東高)

 

#5 高橋晃史郎(法4・慶應義塾高)

 

第1Q、慶大ボールで試合が始まったものの、序盤から連続して得点され、中大に先制を許してしまう。しかし、慶大も負けずに高橋が連続得点を決めると、以降点を取り合う両校。山﨑の絶妙なボール運びのもとで、甲谷勇平(環1・東山高)と髙田の3ポイントシュートや澤近智也(環3・高知学芸高)のゴール下からのシュートで得点を重ねたが、終了10秒前に相手のシュートを許し、惜しくも1点ビハインドで第1Qを終えた。

好調な攻めを見せた澤近

 

第1Qでの差を詰め逆転したい慶大だったが、序盤に与えてしまったフリースローを皮切りにして中大は順調に得点を伸ばす一方で、慶大はミスが重なりオフェンスに勢いが生まれない。髙田のレイアップシュートやと3ポイントシュートで中大を追うも、あっという間に2桁リードを奪われてしまった。終了直前には山﨑が高速ドリブルからレイアップシュートを成功させ観客を大きく沸かせたが、差を広げられて32対41で試合を折り返した。

アシストだけでなく自らも多く得点した山﨑

 

後半は開始直後の鳥羽のミドルシュートで幸先の良いスタートを切った慶大。高身長の選手がそろう中大相手にリバウンドの獲得に苦労するものの、高橋が得意とするゴール下からのシュートを続々と成功させ、中大を独走させない。また、澤近も技ありのシュートをゴールに沈めたほか、ドリブルで中に切り込み、シュートを成功させるなど多様な攻めで相手に立ち向かう。結果、わずかに差を広げられたものの、攻撃がしっかりと実を結んだQとなった。

苦しいときこそ最上級生の意地を見せた高橋

 

攻撃力を弱めることなく勝利へと突き進みたいところだったが、最終Qでもディフェンスリバウンドを取り切ることができずに相手の攻撃を引き延ばしてしまう。中盤には、高橋が5つ目のファウルで退場を余儀なくされ、さらに苦しい展開に。それでも、山﨑、髙田の2年生コンビを中心として得点を重ねると点差は6点差まで縮まり、慶大はファウルゲームを仕掛ける。しかし、中大はフリースローを確実に決めきり、慶大に逆転の余地を全く見せないまま試合は終了。前日の劇的勝利の波に乗ることができず、黒星を重ねることとなった。

3ポイントで何度も会場を盛り上げた髙田

 

高橋、澤近、山﨑、髙田など個々の選手の活躍は大きく、素晴らしいプレーも多く見られた一方で、シュートやリバウンドなど課題も残った本戦。リーグ戦も後半に差し掛かり疲労が蓄積する中、絶対的な選手数が他校に比べて少ない慶大は、どのチームにも増して今が踏ん張りどころなのかもしれない。次戦には、前回非常に苦しめられた日体大が待ち受けている。苦しい状況だからこそ、チーム一丸となって勝利をつかみ取ってくれることを心から願う。

 

(記事・清野日奈子)

 

阪口HC

(試合を振り返って)みんなボロボロだね。原も(足を痛めているから)明日は無理かもしれない。(連戦はやはり厳しいか)うちなんかは一番きついよね。もともと無理なことをやっているから。今日は勝てる試合だったんだけどね。高橋は(リバウンドにからんでいるからこそ)バテちゃうから。本当はみんなでやりたいんだけどね。甲谷も最近は使えるようになってきたね、慣れてきたんじゃないかな。

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