【バスケ(男子)】ケガ人の復帰でトーナメント初戦を快勝!/第67回関東大学バスケットボール選手権大会vs茨城大

復帰した主将・鳥羽

月21日に開幕した関東大学バスケットボール選手権大会。シードの慶大は3回戦からの登場。ケガにより前大会を離脱していた選手も復帰し、出場選手全員が得点。選手ひとりひとりの得点力が光る一戦となった。

2018/4/30(月)@駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場aコート

第67回関東大学バスケットボール選手権大会vs茨城大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

32

30

23

24

109

7

9

21

13

50

◆慶大スターティングメンバ―

 

#4鳥羽陽介 (環4・福岡大濠)

 

#7 澤近智也(環4・高知学芸)

 

#9 山崎純(総3・土浦日大)

 

#10 髙田淳貴(環3・徳島城東)

 

#14 甲谷勇平(環2・東山)

第1Q 。試合開始32秒に澤近がミドルから先制点を決めると、その後は山崎が連続で3ポイントを決め勢いに乗った慶大。相手のターンオーバーから甲谷が速攻で正確に2ポイントを決め、32―7と大幅にリードして第1Qを終えた。このQで3ポイントは4本決まり内3本は山崎の得点と復帰早々大爆発した。

第2Qでも慶大の勢いは止まらず、開始直後に小原陸(政4・慶應志木)が3ポイントを決めるとその後はゴール下での気持ちの強さが顕著にあらわれた。高田や途中出場の岩片悠馬(環2・広尾学園)が奮闘し、バスケットカウントを決め、このQだけで30得点。46点の大差をつけて前半を折り返した。

復帰戦から大量得点を挙げた山崎

第3Q。開始20秒で途中出場の工藤翔平(政3・慶應)が甲谷のアシストからゴール下のシュートを決めた。その後澤近のアシストから吉敷秀太(政4・慶應志木)がミドルからシュートを決め、チームでのオフェンスのリズムが整ってきた慶大。茨城大が追い上げを見せ点差を縮められてしまうが、前半のリードを守り85―37で最終Qへ。

最終Qは新戦力の度胸が試合の流れを後押しした。残り3分で小原と交代した人見快(法1・慶應志木)はこの試合が大学公式戦初出場。ミドルからのシュートを決めると、その直後に3ポイントを綺麗に決めた。残り6秒で吉敷がゴール下でシュートを決め、109―50と京王電鉄杯での東大戦に続きダブルスコアで相手に圧倒的な強さを見せて試合を締めくくった。

公式戦初出場のルーキー・人見

ケガで戦線を離脱していたメンバーも復帰したこの大会初戦。ブランクを感じさせないプレーは上級生の安定感を感じさせるものであった。また前大会で活躍した岩片に続き、初出場の1年人見が公式戦デビューとは思えない堂々としたプレーを見せ、これからの試合にも期待をもたせた。明日の対戦チームは強豪校・明治大学だが、慶大の得点力に期待したい。

 

(記事:船田千紗、写真:内田貴啓、染谷優真)

 

鳥羽陽介(環4・福岡大濠)

――今日の試合振り返って

良い部分はたくさんあったと思うのですが、リバウンドやボックスアウトを全員が徹底できなかったことは反省点だと思うので、明日は改善していきたいです。

――復帰戦でしたが

今までやってきたことを出すということしか考えてていなかったです。

――オフはどのような練習をしていましたか

相手の状況に合わせてプレーするということに注力して練習していました。誰が出てもディフェンスを見て判断するという動きは少しずつできているのではないかと思っています。

――今季はどうのようなチームにしていきたいですか

高さがない分、平面で頭を使ったバスケができればいいなと思っています。

――ここまでのチームの雰囲気は

六大学リーグ、京王電鉄杯ではケガ人が多くてなかなか苦しい状態だったのですが、今はみんな復帰してチームも明るくできていると思います。

――次戦に向けて

トーナメントは明日の明大戦を見据えて調整してきたので、やってきたことを出して勝とうと思っています。

 

山﨑純(総3・土浦日大)

――今日の試合を振り返って

個人的には六大学と京王電鉄杯のときにケガをしていて今季初の試合でしたが、その割には動けて良かったです。チームとしてもやりたいことができていたので明日の試合に向けて良い試合でした。

--ご自身の復帰戦でしたがどのような意識で試合には臨まれましたか

監督から明日の試合では30点取れと言われているので今日の試合も得点を取ることを意識していました。

--3ポイント中心にミドルシュートを多く決めていたが

ドライブ行こうと思えば今日も行けましたが、明日は身長が高い相手なのでミドルと3Pを中心に今日は攻めてました。

--明日の試合に向けて

明日は勝負の一番になると思うのでしっかりと気持ちを切り替えて、勝ちにいきたいと思います。

 

人見快(法1・慶應志木)

――デビュー戦を振り返って
まさか自分が試合に出られるとは思っていなかったので、まず試合に出られたことが嬉しかったです。

――3分間という出場時間の中で5得点決めることができた要因は

初めは緊張してしまっていたが、シュートを狙っていこうと気持ちを切り替えられたことと朝練でのシュート練がいい方向にいったのだと思います。

――自分のチームの中での役割は

まだまだAチームの先輩たちにはかなわないが、自分がレベルアップをしていい影響を与えられるように努力していきたいです。

――最後に今後に向けての意気込みをお願いします

(活躍が)最初だけだったと思われないように、一年生だからとビビらずに攻めていいプレーをしたいと思います。

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