慶應スポーツ新聞会

【バスケ(男子)】早慶戦企画第7弾! 決戦前日、早慶戦プレビュー&注目選手紹介

いよいよ明日に迫った第76回早慶バスケットボール定期戦。早慶戦企画の締めくくりとして早慶戦の展望記事をお届けする。昨季は70-88で敗れ、早慶戦5連覇とはならなかった慶大。果たして今季はリベンジを果たすことができるか、それとも早大に連覇を許してしまうのか。運命の一戦の見所を、注目選手とともに紹介していきたい。

 

 

①早慶戦プレビュー

 

今回の早慶戦の行方を占う上で最も重要なキーワードは、「サイズ」だ。慶大は昨シーズン主力として活躍した高橋晃史郎、木村能生(ともに2018年卒)らが抜けたことで、ビッグマンが手薄に。スターターの中では187cmの髙田が最長身となった。対する早大は今季、190cm超えの大型ルーキー2人を加えてサイズアップに成功。富田頼(スポ4・洛南)、小室悠太郎(社2・北陸)らセンター陣も健在で、体の大きさという面では慶大は大きく見劣りする。昨年の早慶戦は“ガードの早稲田”vs“インサイドの慶應”という図式になったが、今年は全く異なる展開となるかもしれない。

岩片はインサイドの救世主となれるか

 

早大は今回の対戦で、盛んにミスマッチを突いてくるはずだ。これに対して積極的にディナイを仕掛けるのか、ダブルチームに行くのか、それともあくまで1対1で守り切るのか。サイズで勝る相手への守備というのは、早慶戦だけでなく秋のリーグ戦でも重要になる。この大舞台できっちりと相手を抑え、自信を付けておきたい。またサイズが小さいと、当然リバウンド争いも厳しくなる。インサイドの澤近、岩片悠馬(環2・広尾学園)の奮闘はもちろん、全員がリバウンドの意識を強く持ち、ボックスアウトを徹底したい。慶大の持ち味である泥臭さ、ルーズボールへの執念は、今年も会場を盛り上げてくれるだろう。

小原らベンチ陣の活躍が重要だ

 

 

 

しかし慶大はサイズで劣る分、スターター全員が高い機動力と、3ポイントを打てるシュート力を備えている。スティールから速攻を決めるような場面が多くなれば、勝利は大きく近づくはずだ。そこで気をつけたいのが、早大の代名詞ともいえる激しいオールコートプレス。昨年もターンオーバーを連発してしまっただけに、今年は山﨑らハンドリングに優れた選手がしっかりとゲームを落ち着かせられるか。またローテーションを多用する早大とは異なり、少数精鋭の慶大は主力のプレータイムが多くなることが予想される。終盤にガス欠を起こさないためにも、小原陸(政4・慶應義塾志木)、吉敷秀太(政4・慶應義塾志木)らベンチ陣の働きに期待したい。

 

 

②注目選手紹介

 

続いては、スターター起用が予想される慶大の5人の選手を紹介していく。彼らの活躍が早大撃破の最大のカギとなるのは間違いない。

 

 

 

#4 G 鳥羽陽介(環4・福大大濠) 180cm 82kg

1年の時から主力として活躍を続ける慶大の大黒柱。ドリブル・パス・シュートのどれをとっても一級品で、攻守にハイレベルなオールラウンダーだ。インターハイで優勝を経験した高校時代同様、大学でも主将としてチームを栄冠へと導く。

 

 

 

 

 

#5 G 原匠(環4・近大付属) 166cm 69kg

サイズ不足を補って余りある、高いバスケIQとスキルを備えたPG。昨年の早慶戦では両チーム最多の20得点、3Pは6/10の大活躍。当たり出すと止まらないシュート力と堅実なゲームメイクで、今年も慶大のオフェンスを活性化させる。

 

 

 

 

 

#7 F/C 澤近智也(環4・高知学芸) 184cm 87kg

今季の慶大のゴール下を支える“小さな”ビッグマン。強靭なフィジカルと、3Pも打てる広いシュートレンジを武器に、幅広い形でチームに貢献する。早大の強力なインサイド陣を抑えるには、彼の活躍が不可欠だろう。

 

 

 

 

 

#9 G 山﨑純(総3・土浦日大) 178cm 86kg

昨年のリーグでMVP級の活躍を披露したスコアリングマシン。今年に入っても明大相手に43得点、慶関戦でも37得点と絶好調。アシストセンスも抜群で魅せるプレーも多く、早慶戦の新たな“顔”となる可能性は十分。

 

 

 

 

 

#10 F 髙田淳貴(環3・城東) 187cm 86kg

ルーキーシーズンに彗星のごとく現れたシャープシューター。外だけにとどまらず、ドライブやカットインからの得点もお手の物。同期の山﨑との連携も抜群で、早慶戦でも多くのハイライトシーンを生み出すはずだ。

 

 

 

 

 

昨季のリーグでは早大が1部で結果を残した一方で、慶大は2部で苦戦。戦力の面では早大が優位と言えるかもしれない。しかし前評判通りにはいかないのがバスケ早慶戦の面白さ。早大の富田が4年生対談(記事はこちら)で、「慶應は早稲田と戦うときは目の色が変わる」と警戒したように、抜群の勝負強さを発揮して早大を撃破する慶大の姿を、我々は何度も目にしてきた。早慶戦の通算成績は慶大の37勝38敗で、今回勝利すれば戦績は再びタイに戻る。伝統の一戦は果たしてどんな結末を迎えるのか、全ては明日、明らかになる。

 

(記事:徳吉勇斗)

 

 

 

第76回早慶バスケットボール定期戦は7月7日(土)に大田区総合体育館で開催されます。早慶両校の意地と意地がぶつかり合う白熱の一戦を、ぜひ会場でご覧ください!

女子戦12:30 男子戦14:30 TIP OFF

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