慶應スポーツ新聞会

【ラクロス(男子)】リーグ戦開幕前企画第3弾!主将副将対談(浅岡×杉本×一瀬)

リーグ戦開幕前企画第3弾は浅岡大地主将(文3・慶應)、杉本健副将(経4・慶應)、一瀬拓也副将(法4・慶應)による対談をお届けする。プレー面でもプレー以外の面でも今季のチームを引っ張っていく3選手がいま考えていることとは――ラクロスに対する思いや学生最後のシーズンへの目標などを伺った。

左から一瀬、浅岡、杉本

――他己紹介をお願いします

浅岡杉本彼とは高校からずっと、なんやかんや6~7年くらい一緒にやっています。大学1年から同じチームでやらせてもらっていて、厳しいときはすごく厳しいというか、基本的に厳しいです。彼自身すごくパフォーマンスもうまくて日本代表にも選ばれているくらいなので、やっぱり実力が伴っているなと感じます。たぶん彼が強く言っている分、僕がまわりでちょっとサポートするみたいな感じでやっているんですけど、ラクロスに対する熱量を強く持っていて、誰よりも日本一を見据えてアプローチしていると思います。みんなから思われていない部分があると思うんですけど、僕は結構熱男だと思っています。

杉本一瀬僕と一緒に副将を2人体制でやらせてもらっていて、彼も主将同様かれこれ高校から7年目です。彼は高校の時に自分たちの代で主将を務めてくれていました。自分とか浅岡はじめ何人かの幹部と呼ばれる人たちはプレーの面では結構引っ張っていく半面、事務的なことだったりうまくみんなの意見を回したりだとか、そういったところが不器用ではあるんですけど、彼はそういった部分に関してしっかりやってくれるような部員だと思うので、自分たちも安心して自分たちのやるべきことをできているという部分ではすごく感謝をしています。今年の慶應が勝ち上がっていく上で必要なパートの1人だと思うのでこれからも一緒に頑張っていければなと思います。

一瀬浅岡今シーズンの主将を務めていて、歴代の主将の誰よりも熱い男だと思っています。歴代の方って結構頭脳明快な方が多かったという印象で、たしかにその辺はちょっと残念なんですけど(笑)、ただ誰よりも熱いパッションを持って部員を引っ張っていってくれるので彼を中心として周りがついていって、いい雰囲気で練習ができているなと思います。

――主将・副将になってお三方の交流は増えましたか

浅岡三人での交流は確かに増えました。結構長い間やっているのでそれなりに絡むことは多いです。主将副将としてもやはり考えることだったりとか、意見をぶつけ合うという意味では会話量は確実に増えたと思います。

――主将・副将という立場になって変わったこと、大変なことはありますか

一瀬副将になって大変だなと思ったのは自分のことだけに目を向けていちゃだめだというのをすごく感じました。チーム全体に目を向ける、プレー面だけじゃなくて何か問題があったときに対応しなければいけない立場というところが、主将副将となると特別な立場になったなと感じます。

杉本今までは自分が何かいいプレーをしたりした時に周りがそれをプラスに捉えてくれることが多かったんですけど、副将という立場に一つステージが上がることで、逆に今度は副将としてだとか幹部として、自分の場合は代表として何か周りからの期待がある分それにそぐわないと、自分が責任を感じたり周りからの目というのもあります。そういったところのプレッシャーであるとか、責任感というのは年々増えている部分かなと思います。

浅岡さっきも一瀬くんが言っていたんですけど、今までの主将って名だたる主将だったというか。去年の井上裕太(H30商卒)なんかもそうなんですけど、代表に入りつつも主将として引っ張って、かつ自分もパフォーマンスがすごくうまい、チームをしっかりと自分のパフォーマンスで引っ張っていけるっていう背中を見てきたので、その分日本一になるには、彼を超えなければいけないという自分へのプレッシャーがあります。1プレーヤーとしてもそうだし、チームをまとめている主将、特にパッションで引っ張っていく主将であればやっぱりその分チームに対して自分は背中を見せないといけないという部分では結構悩んだ時もありました。今も自分に満足しているわけではないので今までの歴代の主将のレベルをもっと超えていけるように、1秒1秒惜しまず自分も進化していかなきゃなと思いました。

――今シーズンのスローガン「UNITE」はどんな思いが込められていますか 

浅岡やっぱり社会人という壁は本当に高くて。僕は今まで全日に出たのは実は1回しかなくて、入部して2年目で初めてベンチに入って、去年はStealersと戦ったんですけどレベルは高くなってきてるなと思います。その中で僕たちが社会人に対して何で勝つかといったら、もちろん個人的なパワーもパフォーマンスもそうなんですけど、僕たちは4年間を捧げてるわけで、160人いるこのチームの1人1人の力を1パーセントでもいいからもらえば160パーセントになるわけじゃないですか。そういう意味でも社会人であれアメリカ代表であれ、チームが一丸になって一つになって戦えれば絶対に向かうところ敵なしだと僕は思っています。声や力を一つにして社会人とかFALCONSとかStealersにしっかりとぶつける、UNITEを掲げてみんなで一致団結して立ち向かおう、そうしたら絶対に向かうところ敵なしだよという意味が込められています。

――リーグ開幕まであと2週間ほどですが現時点での手ごたえやチームの雰囲気はいかがでしょうか

浅岡:僕はまだまだかなと。足りないとかできないとか言っているわけではなくて、まだまだやれると思っています。いくらでもチームとして強くなれると僕は思っているので、8月3日から合宿があるんですけど、合宿の1週間はチームを作る上で、個人を作る上で大事だと思っているので、ここ1週間が勝負かなと思います。

杉本:僕は一緒に練習してる後輩や同期に、このままだと本当に負ける、目標としてる日本一がリーグ戦でこのままいくと負けるよっていうことを言っています。実際に本当に負けるのかって言われればそうは思いたくないですけど、このままいくと負けるというのにも自分なりの考え方があって。やっぱりリーグ戦って最後の大会で他の大学もそれなりに自分たちの最後を懸けてくるので、そういう気持ちで来られた時に、慶應ってよく言えばスマートに、悪く言えばガツガツさや押しに弱いところがあったりして、ただそれすらもしっかりと冷静に対処する技術力や思考力を身につけている代が結果的に上に行っていると思ってます。そういった部分では今年の代に関してはまだまだだと思っていて、それは早慶戦での大敗だとか、それ前後の練習試合でも顕著に表れてますし、まだまだ社会人には到底かなうものではないですし、学生相手でも下手をすれば全然負けうる可能性は持っていると思っています。どんな試合も100パーセント勝てる試合なんてないので、主将が今言ってくれた通り、いかに残りの時間を100パーセントしっかり費やしてより上にいくかというところだと思います。そういった意味でも自分はあえて厳しいことを言うようにしています。

――上級生から見て下級生はどのように映りますか

杉本:同じチームでプレーしてる選手が一番近い存在なので彼らに関して言うと、特にDF陣に関してはあんまり自分の意見とかを言わない選手が多いんですけど、たぶん自分たちの考えはしっかりあって、おそらくそれはそんなに間違っていないと思います。プレーもすごくうまいです。ただ何か一つ何か足りなかったりというところがあるのでしっかりそこを引き出してあげて、もちろん下級生で間違うことがあるのでそこはしっかり修正してあげて、自分たちと同じ気持ちでリーグ戦に臨むことが大事だと思います。同じ試合に出る以上学年なんて関係なくて慶應代表として出ているので、いかに同じ条件に持っていくかというのは自分たちの役割というか大変なところでもあり、一方で彼らがうまくかみ合ってうまく実力を出し切れる、ここから伸びてくれるなら面白いのかなと思います。

一瀬:逆にAチームに入っていない下級生に関しては、まだベクトルはそんなに合っていないという感じはありますね。そこに対してAチームの人たちがどうやってアプローチしていくかが重要だと思います。具体的には練習場所がいまバラバラなんですけどチーム全員でトレーニングする機会とかもあって、あとはファミリーっていう縦割りでみんなでご飯に行ったりっていう企画とかもあって、そこでこういかにチームのベクトルをそろえて下級生の交流を増やすかというところが今後チームとしてまとまるために必要かなと感じています。

浅岡:2人が言ったことは僕もそうなんですけど、僕はチームが本当に好きで、慶應ラクロスも好きだしここにいる1人1人も好きなので特に下級生は自分に限界を作らないで、自分に制限をかけずに、怖いと思うけど大きく一歩踏み出したら変わるんだよってみんなに伝えたいです。確かにチームも違えば場所も違うので伝えづらいところはありますけど、僕としてはもっとガツガツ来て欲しいです、パッションで会話したいので。パッションで来てくれたら僕も倍のパッションで返すので。さっき杉本も言ってたけど、慶應って結構クールぶるんですよ。いい意味でおごり高ぶるというか。そういう子もいて、それはそれでいいと思うんですけど、もっと来てくれれば僕たちももっとサポートするしなんでも言ってあげるから、がめつさがあってもそれこそUNITEなんじゃないかなと思ってます。でも1年生は本当に頑張ってるしかわいい子もたくさんいますね。

一瀬:それ狙ってるとかじゃなくて?

浅岡:かわいい子ってそういう意味じゃないよ、下級生としてってことよ(笑)

――ここまでの戦いについてお聞きします。まずは春の六大学戦を振り返ってみていかがですか

杉本:現状をまだ認識し切れなかった点がありますし、自分たちの考えの甘さ、言ってることとやってることが乖離している部分が顕著に出た結果、いまいち力が出し切れず散々な結果になってしまったと思います。

浅岡:慶應に入って六大学戦は今までダブルスコアとかある程度の差は結構ついていた試合が多かったので、今年の六大学戦は自分たちの考え方の甘さもそうですし、自分に対しての甘さもあったと思いますし、そういうところが詰められていなくてああいう結果になってしまったのかなと思います。もっと詰められるところはあったし、そこはもっと個人個人で考えて変わってくれればいいと思っています。ただ負けなきゃわからないこともあるし、僕は六大学戦や早慶戦でああいう結果があっても、そこからどれだけ僕たちが成長してそれをプラスに持って行けるかが重要だと思うから、あの結果を通して変わってしっかりと結果を出せれば良いんじゃないかなと思います。

一瀬:結果は良くなくて、今まで先輩たちに結構頼っちゃってたんだなというのを意識させられました。始まる前は、去年から出ていたメンバーは結構多い代だなと思っていたので、正直順調にいけるんだろうなと安心していた部分がありました。ただ六大学戦の結果を見て、去年は4年生たちがいたからあの結果を残せたんだと、自分たちの力のなさを痛感した機会だったと思います。

――早慶定期戦は6-15という結果になりました

浅岡:練習中から100パーセント目の前の相手に対して考えて、シチュエーションだったりこうくるなとか考えて全員ができていたかといえばできていなかったと思います。ツメの甘さがどうしても変わらずにずるずる引きずって早慶戦までいってしまったというのはもちろん幹部や僕個人の反省でもあります。今までの早慶戦の中では相当な大敗だったのでそこをみんながどう捉えたか、どう次に変えていくかっていうのが本当に重要だと思います。結果は気にせず次にどう生かすのかを考えていかないといけないなと思いました。

――6月にはイングランドU23選抜との試合もされていましたたが、いかがでしたか

浅岡:でかいなと思いました(笑)やっぱり刺激にはなります。日本と海外ってスタイルが違うと思うんですよ。ディフェンスのスタイルとかオフェンスのスタイルとか。そういう面で違うラクロスに触れることで自分たちがやっているラクロスに対してモチベーションになりますし、アメリカとか海外になるとすごく強いっていうイメージがあるので、そういう相手に対してしっかり勝ち切れたのも自分に対してモチベーションになりましたし、勝ったからまた頑張ろうってなれると思います。国際親善試合がある中でわざわざ来てくれて、ありがたかった試合ではありました。

――リーグ戦の日程が発表されましたがご覧になっていかがですか

杉本:率直に面白そうだなと思いました。一般的にみる慶應側のブロックの方に強豪校が集結していると思うんですけど、自分たちは今年の雰囲気をとってもそうですし、自分個人としても厳しいブロックに入った方がそれだけ本当に一戦一戦集中しないといけないですし、その分乗り越える壁も大きいので良いと思ってます。しかも学生のブロックでああだこうだ言うようではその先の社会人なんて到底倒せるわけもないですし、そういった意味ではそんなにマイナスに捉えるわけではなく率直に本当に面白そうなブロックになったなと思います。

一瀬:いいブロックだなとは思いました。日程もすごくありがたいなと思っています。(日程が)一橋、日体、東大と並んでいて、練習試合していた結果ではそのあたりのチームとは結構いい勝負になっているので、そこと先にやれるのは自分たちの実力をつけるためにもいい日程になってくれたと思っています。

浅岡:とても面白いブロックだと思います。楽しみです。東大であれ日体であれ、僕が関東ユースで一緒に活動してたメンバーとも戦えるわけですし、そういうメンバーがたくさんいる学校が集結しているので個人的にはすごく燃えます。あとは単純に杉本が言っていたけど、強い学校がたくさんいると思うのでその中でも自分たちの掲げている軸をぶらさずに相手にぶつかって大差で勝って難なく日本一を取るというイメージはある程度はできています。あとは一戦一戦楽しんで結果を残せたらと思います。

――リーグ戦の中で特にカギになると思う相手、意識している相手はいますか

一瀬:まずは開幕戦の一橋ですね。去年は早稲田に大敗したのが流れ的に微妙な感じになってしまった部分もあったので、開幕戦でしっかり勝って流れに乗れればなと思います。なので一橋がキーポイントかなと思います。

浅岡:僕も一橋です、確実に。

杉本:初戦もそうですし、個人的には日体大が一つカギというか結構危ないんじゃないかなと思っています。幹部は分かっていると思うんですけど、周りの人たちからすると日体大は昨年度2部との入れ替え戦に進んでいる学校で、一般的に見ると4年生もそこまで有名な選手や代表選手もいないので、今年もそこまで強くないんじゃないかと思われがちなんですね。ただ彼らはたしか3年生がその代だけで出る新人戦で結構いい結果を残していて、昨年度彼らが中心になって試合に出て経験を積んだ状態で、かつ負けても彼らは3年生で引退じゃないのでチャレンジャー精神で向かってくると。もともと身体能力も高い集団なので、一番慶應が弱いというか、なめてかかると食われるような相手だと思うので、もちろん初戦にしっかり集中して勝ち切るのは大前提として、それが終わった後も気は抜けないなと思います。

――昨シーズンはStealersに敗れて日本一は叶いませんでした。社会人チームに対して意識している部分はありますか

浅岡:僕たちってこれが良さでもあり悪さでもあるかなと思うんですけど、1年1年で人が変わっていく、例えば今年が終わったら4年生がいなくなるわけだし、チームの内容も人材も1人1人の個人のパフォーマンスやレベルも違ってくるわけじゃないですか。でも社会人って社会人チームでメンバーとかがほとんど変わっていない状態でずっとやっているので、特にFALCONSだったりStealersだったりとなるともう意思疎通がすごく取れていたりとか、相手の強み、仲間の強みというのをひたすら分かった状態でやっていて、チームの中の人の生かし方がすごくうまいなと思っています。もちろんパフォーマンスも相当高いので、もちろん僕たちもそこに対してパフォーマンスでも勝つくらい頑張って練習しないといけないと思います。そこをもちろん上げて相手に対してぶつかっていかなきゃいけないと思うんですけど、何が一番必要かって僕たちの心、気持ちだと思うんですよ。チームとして大学で4年間なんでラクロスに捧げたのか、その意味っていうのを考えて、せっかくやるなら勝って日本一とって終わりたいじゃないですか。みんなで笑って終わりたいじゃないですか。悔し涙は流したくないので気持ちで全力でぶつかって、パフォーマンスだけじゃなくてそういう部分でも勝てるようにこれからまだまだ強く一致団結しないといけないなと思います。

杉本:自分は社会人チームに勝ちたい理由が2つあります。1つは単純に社会人はおじさんなので。フレッシュさとかも別になくて、自分たちの方が絶対に動けるし、一番練習できているのでそこで負けたくないなというのが1つ。もう1つもそれとちょっと関係もしてくるんですけど、野球にしてもサッカーにしても他のスポーツは規模の違いっていうのもあると思うんですけど、学生で日本一を取ったら終わりっていうスポーツがほとんどだと思います。でもラクロスは社会人リーグが学生と身近にあって、練習試合一つとっても社会人と練習を組むのは他のスポーツに比べて比較的身近な存在ではあると思いますし、最後に全日本選手権という舞台で学生の日本一が社会人のトップ2チームと戦えるっていう場がしっかり設けられているので、それがあるからにはしっかり勝ちたいというのがあります。FALCONSっていう社会人の絶対王者に勝てるのって自分の考えでは社会人2位チームではなくて学生のチームしか勝てないんじゃないかなと思っています。それはやはり社会人という同じ条件の中では長年やっているFALCONSの方が強い、ただそこに勝てるのは学生ならではの運動量、考え方、どれだけラクロスに時間を費やしてきてきたか、あとは主将が言ったように熱量とかUNITEというスローガンにも表れているようにチームとしての団結力みたいなところが社会人に勝てるキーポイントなのではないかなと考えています。それを今年担うのは慶應となれるように目指していきたいと考えています。

一瀬:個人の面でいうと運動量で勝つのと、あとはチーム力かなと。個人の運動量だとさっき杉本の話にもあったようにやはり社会人といってもおじさんたちなので、その面に関しては若い僕たち学生が勝る部分はしっかりやっていかなきゃいけないなと思います。やっぱりFALCONSは日本代表の選手の数は全然段違いで、ラクロスのうまさだけで見ちゃうと社会人の方が勝っている部分は正直認めざるを得ないと思っています。それでチーム力で勝つというのが重要かなと思います。何年も同じメンバーでやっているというのはあるんですけど、社会人は土日しかラクロスをやってないのに対して、僕らって平日も込みで週5、個人の練習とか含めたら週7とかでラクロスをやっているようなメンバーがそろっているので、そこに関してのまとまりで社会人に勝たなきゃなと思います。

――仲の良い選手や、プレー面で注目している選手はいますか

浅岡:僕は仲良い4年生と仲良い後輩がいて、同期はATの小笠原圭允(商4・慶應)です。あいつは高校からポジションもずっと一緒なんですよ。1年で入った時もBチームで一緒にATとして入って、一番最初の試合だったかな、明治大学と練習試合をしたんですけど、その時もお互いでアシストしたりしていて。ずっとやってきて、あいつの考えとかプレースタイルとかは分かっているつもりなので個人的にもプライベートでも仲良いですし、ラクロスでもあいつが決めるとうれしいし、あいつからフィードをもらって決めた点って僕の中では気持ちいいというか、去年もそう思えた試合が何回かありました。後輩に関しては、杉本も多分お世話してると思うんですけど、Gの天野泰明(法3・慶應湘南藤沢)は個人的にプライベートで仲が良いっていうのもありますし、ひたむきに頑張ってるなと思わせてくれるプレーヤーなので、彼は頑張ってリーグ戦に出てしっかりとパフォーマンスを見せてほしいなと思います。

杉本:ATの立石真也(政2・慶應)は家が近くて、練習場所に行く時に自分の車に何度も乗せてあげて結構交通費を浮かせてあげてるので、その分しっかりチームの得点の方に還元してほしいなという思いはあります(笑)あとまじめな方で挙げるとすればDFの宮越陸人(理2・慶應)です。彼は今いるロングディフェンスの中でも比較的一対一が強い選手で、2年生ですけれども体の当たりも強くて自分の考えもしっかり持っているような選手です。良いところはしっかり伸ばしつつ、練習試合とかでも通用している部分はたくさんあったのでそれを実際のリーグ戦になっても緊張することなくしっかり発揮してほしいと思います。ただやはりその自分の考えがしっかりあって、そこの部分で他のDF陣と意思疎通とか考えの共有がまだしっかりとれていない部分も多々見受けられるので、そこは合宿を通じてしっかりすり合わせていって開幕戦をいい形で迎えられれば、彼の能力がしっかり発揮できれば、十分に1部の中でも活躍できる選手だと考えています。あとは下のチームの下級生、特に中根卓馬(理2・慶應志木)や1年生の田村脩眞(政1・慶應)といったような選手はすごく身体能力も高くて将来有望な選手だと思うので、現在Bチームですけど、早い段階でAチームに上がってくれば活躍できると思うので期待はしています。

一瀬:僕は1年生の八星くん(八星輝=法1・慶應)に期待してます。彼は杉本くんやDFリーダーの片山くん(片山瑛人=経4・慶應)にいい意味でいろんな指導を受けているんですけど、そこでしっかり指示を受けて、自分の意見を曲げちゃうとかではなく、しっかり自分の意見を持ちつつそういったアドバイスを受けて自分なりに成長してくれれば、将来の慶應ラクロスにとって必要な存在になると思うので期待してます。

――時間がたくさんあればやってみたいと思っていることはありますか

一瀬:僕はゴルフやりたいです、接待ゴルフ用に(笑)ゴルフスクールに通おうと練ってるところです。

浅岡:ちゃんと答えるなあ。

杉本:自分も同じゼミにゴルフサークルの人が2人ほどいるので教えてもらうっていうのは目つけてます。

浅岡:みんなゴルフじゃん(笑)

杉本:けどそのほかに先輩たち見てて海外旅行とか楽しそうだなと思います。日本国内とかでも、普通に遊びつつ地方の大学のラクロスとかも遊びに行ったり教えてあげられることがあれば、それも楽しそうだなと思います。

浅岡:やりたいことはめっちゃあります。ラクロス引退したら次の日朝早いとか考えずに、それが思い出話となって一生笑えるような本当ににアホなことしたいです。例えば何って聞かれても分からないんですけど。まじでクレイジーなことしたいです。一生記憶に残るような。

一瀬:あれは?アメリカ横断するって言ってたじゃん。

浅岡:それはクレイジーじゃないじゃん。アメリカ横断もしたいです。安いバンみたいなの買って。何も考えずに1日1日を楽しみたいというか。

杉本:翌日のこと考えることなく飲み続けたいなっていうのはありますね。

――やはり部活があると制約が多いですか

浅岡:やっぱりちょっと考えちゃいますよね。遊ぶことも大事だと思うんですけど、どうしても今日早く帰ろうって思うところも一応あります。僕は社会人でラクロスやろうかなと思っているので、社会人になっても多分そんなに華金とか騒げないですけど(笑)ラクロスが一番好きなんだよ。勉強とか…まあ今になって勉強の楽しさに気づいたんですけど。

一瀬・杉本:ほんとかよ(笑)

一瀬:昨日語ってたよね、美術について。

浅岡:美についての授業受けて面白いって思っちゃったんですけど、勉強してるよりも体動かしてラクロスやってる方が好きなので。僕はもうラクロス人間なんですよね、一生ラクロスやってます。

――浅岡選手は来年チームのコーチをやられるんですか

浅岡:そうですね、一応考えてます。やっぱり何か還元したいですしラクロスから離れたくないので。どうせ3日くらいでラクロスしたいと思っちゃうので。この2人もたとえ社会人でラクロスやらなくても絶対思うと思うんですよ。結局杉本は社会人でラクロスやるんじゃないかなと思ってます(笑)

杉本:俺は薄々思ってる(笑)プレーできなかったとしてもコーチなり何かしらやるんじゃないかなと思ってます。

一瀬:僕はプレーヤーはあんまり考えてないですけどコーチはやってみたいなと思います。特に塾高のコーチは興味あります。一番お世話になったというのもありますし、大学って各々がしっかりしてるんですけど、塾高はみんな元気な子たちで、コーチに引っ張ってもらう感じなので。

浅岡:いい意味でね(笑)

一瀬:ピュアな子たちなのでそういう子たちを教えるのも面白そうだなと思っています。

――自分のプレーでここを見てほしいというポイントはありますか

浅岡:もう気持ちの入ったプレーを見てくれればと思います。僕はそれが当たり前にできるようにしないといけないんですけど。僕が決めたら絶対に流れが変わるし、会場のボルテージも一気に上がると思うし、チームも上がると思うし。そういうこと考えて僕はうまくなっていかなきゃいけないと思っているので、こういうプレーというよりは僕の1プレー1プレー、プレーに絡んでいるときは気持ちの入ったプレーというかパッションを感じてほしいです。パッションもプレーのうちだと思ってるので。

杉本:自分はやっぱりゴーリーなので守備の面でフィールド上のコーチとしてDFを動かす、その反面オフェンスの起点になるっていう2つに携わっています。こっち(浅岡)がパッションでいく分、そういうところでしっかり最後まで冷静に判断してプレーするっていうところを見てほしいですね。ゴーリーってある程度のレベルまで行けば実力とかそこまで変わらないと思うんですけど、何が違うっていざというときとかDFが崩れちゃって本当にやばいっていう状況の時に、いかにセーブして流れを引き寄せられるかだと思います。そういったところまで集中して、自分が失点したら終わりですけど、DFがどんなにミスっても自分がセーブすれば失点はしないのでそこを最後までやり抜くところを見ていただきたいと思います。

一瀬:僕はグラウンドボールですね。ラクロスって点入ったあとに相手ボールからスタートじゃなくて真ん中からフェイスオフで始まるんですけど、そこでのグラウンドボールをすくえば先に攻撃ができて、逆にそこですくえないと守備から入るわけで攻撃回数が多い方が有利になるので、そこでの起点としてしっかりフェイスオフのグラウンドボール拾うというのにこだわってやりたいと思います。

――リーグ戦に向けて意気込みを

一瀬:勝ちに貪欲にいきたいと思っています。今まで六大学戦と早慶戦では負けても引退っていう状況ではなかったんですけど、もうリーグ戦は一敗でもしたら本当に引退の可能性が間近に迫ってしまうので勝っている試合だろうが負けている試合だろうがとにかく勝ちに貪欲に、最後まで気を抜かずに戦い抜きたいと思っています。

浅岡:僕は成すべくして成るというか、勝つべくして勝つというか、彼も言った通り勝ちに貪欲になっているチームが勝つと思うので、1つのグラウンドボール、パス、シュート全てにおいて100パーセント以上の力を常に出し切って1戦1戦勝っていきたいです。それができるチームは絶対に社会人に勝てると思うので、やれるべきことはすべてやる、そしていろんな人の力や声を借りて全員で勝つ、というところを死ぬ気で頑張りたいと思います。

杉本:1球1球、1プレー1プレーにこだわるというところをやりたいと思っています。大学に入って自分は4回目のリーグ戦なんですけど、もう別に緊張とかはしないし、早慶戦とかあんな大舞台でも何も緊張は感じなかったのでたぶん平常心でいられるなと思います。そこでリーグ戦という特別な環境の中でどうやったら引っ張れるのか考えたときに、自分は何か言葉とかで引っ張るというよりもプレーで見せるというところが一番だと思ってます。しっかり1プレー1プレーにこだわりを持ってやっていけばおのずと自分のやってきたことがそのまま出ると思いますし、それがしっかり勝ちにつながるように、今日からしっかり詰められるところは詰めてそのままを表現したいと思います。

 

お忙しい中ありがとうございました!男子ラクロス部の皆様にこの場を借りて厚くお礼申し上げます。

(取材:伊藤史織)

 

☆リーグ戦日程

日付

開始時刻

対戦相手

会場

8/13(月)

10:00

一橋大学

富士通スタジアム川崎

8/28(火)

15:10

日本体育大学

江戸川区臨海球技場E面

9/9(日)

9:30

東京大学

東京大学御殿下グラウンド

9/23(日)

10:50

武蔵大学

立教大学新座キャンパス多目的グラウンド

9/30(日)

15:00

明治大学

駒沢オリンピック公園第二球球技場

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