慶應スポーツ新聞会

【バスケ(男子)】怒涛の追い上げを見せるもわずかに及ばず/リーグ戦第18節vs東洋大

鳥羽はコートを駆け回ってオフェンスを活性化した

現在8勝9敗で6位につける慶大。この日は同順位で並ぶ東洋大との対戦となった。1部昇格の望みをつなぐためにも、今日は絶対に落とせない大一番。前回対戦した第7節では第4Qに逆転を許し52-57の敗戦となったが、今節でリベンジを果たし順位を上昇させることはできたのだろうか。

2018/10/20(土)@東洋大学総合スポーツセンター

第94回関東大学バスケットボールリーグ戦第18節vs東洋大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

12

13

15

25

65

東洋

13

9

24

22

68

◆慶大スターティングメンバ―

 

#4 鳥羽陽介 (環4・福大大濠)

 

#5 原匠(環・近大付属)

 

#7 澤近智也(環4・高知学芸)

 

#9 山﨑純(環3・土浦日大)

 

#10 髙田淳貴(環3・城東)

1Qは互いにシュートが落ちる展開の中、髙田が山﨑・小原のアシストから3ポイントを連続で沈め先制に成功する。その後もオフェンスでは苦戦するも、ディフェンスでは積極的なディナイで相手のインサイドを封じ込めた。中盤以降は澤近が速攻やポンプフェイクからのシュート、さらにフェイダウェイと多彩な攻めで相手を翻弄。髙田のブロックや工藤翔平(政3・慶應義塾)のスティールなど守備でも引き続き奮闘し、12-13とロースコアの展開で2Qへ向かう。

澤近はファウルトラブルに苦しむもゴール下で奮闘

2Qは早々に小原陸(政4・慶應義塾志木)のフリースローが決まるも、相変わらずオフェンスは重い展開に。逆に相手にインサイドの強さを見せつけられ、リードを広げられてしまう。それでも残り5分のタイムアウト明けに澤近のフェイダウェイが決まると、さらに鳥羽が速攻から連続得点を挙げ、20-19と逆転に成功する。その後も髙田の外で着実に加点し、リバウンドも工藤を中心に健闘。最後の吉敷秀太(政4・慶應義塾志木)のタップシュートは惜しくも外れたが、3点のリードを奪って前半を終えた。

髙田はチーム最多の20得点をマーク

3Qは原がドライブで相手を抜き去り先手を取る。しかし澤近が微妙な判定で4つ目のファウルを吹かれ交代を余儀なくされると、以降はインサイドの攻防で劣勢に立たされる。鳥羽の速攻や山﨑の3ポイントなど見せ場もあったが、相手のプレスにも苦しめられ逆転を許してしまう。それでも終盤はプレスを上手く掻い潜り、山﨑や髙田のワンパス速攻が決まる。最後は吉敷がオフェンスリバウンドをもぎ取り、ブザーと同時にレイアップをヒット。6点のビハインドを負うも、良いムードで勝負の最終Qを迎える。

原は後半に貴重な3Pをヒット

4Qはしかしインサイドを狙われて連続失点でスタート。原の3ポイントで反撃を試みるが、ホームの歓声を背に受ける相手の勢いを止められず、残り5分で43-57とされてしまう。しかしここから慶大は猛追を開始。まずは原のコーナー3が決まると、さらにプレスからボールを奪って鳥羽がバスカンをゲット。髙田のターンからのバンクショットも決まり、1分間で9点を連取し5点差に縮めた。その後も吉敷がゴール下で粘りを見せ、アンドワンを含む6連続得点をマーク。残り1分からのファウルゲームも功を奏し、山﨑の連続得点でさらに点差を詰めた。62-68で迎えた残り6秒には、工藤が3ポイントをヒット。直後のディフェンスで相手のターンオーバーを誘発し、残り5秒、3点差で慶大ボールとなった。しかし山﨑の同点を狙ったラストショットは無情にもリングに弾かれゲームセット。65-68で惜しくも敗戦となった。

吉敷は泥臭いプレーで復活を印象付けた

4Q残り5分で14点差という場面から怒涛の反撃を見せたが、あと一歩のところで追いつくことは叶わなかった。東洋大相手に痛すぎる2敗を喫したが、それでも原や吉敷といった怪我から復帰したメンバーが本来の姿を取り戻しつつあるのは好材料だ。1部昇格という目標はかなり厳しいものとなっているが、ベストメンバーで臨む残り4試合、最後まで諦めない今日の4Qのようなバスケットを期待したい。

 

(記事:徳吉勇斗、写真:船田千紗・染谷優真)

 

吉敷秀太(政4・慶應義塾志木)

――試合を振り返って

みんな頑張ってはいたと思いますが、うちのチームは体格も劣ってますし、個人のスキルも高くはないので、戦術的な部分をいかにみんなで考えて忠実に実行できるかが大事だと思いました。頑張ってはいたけど、そこがまだ100%ではなくて、そこが今日の敗因かなと思います。所々、相手のペースにあおられてしまう場面もありましたし。

――復帰からしばらく経つが

まだ全快とは言えないですが、段々良くなってきて元の動きに近づいては来ています。自分にもさっき言ったことが当てはまりますが、前半で3ポイントを打てる場面でドリブルをついてチャンスを潰してしまったり、最後の大事な場面で僕のパスが逸れて結果匠のタブドリに繋がったりとか、自分も気持ちをめちゃくちゃ入れて臨んだ試合でしたが、そういう戦術的な部分を練っていかないと本当に強い相手には勝てないと思いました。気持ちとかコンディションを整えることも大事でが、まだまだ上を目指さなきゃいけないなと思いました。

――段々らしいプレーも増えてきた

終盤戦は気持ちが大事だと思っていて、今日は他の4年が退場してしまって、その分気持ちを入れて戦いました。そこでは良いプレーができましたが、もっと優位を作っておかなくてはいけなかったなと思います。

――次戦に向けて

あと4試合しかなくて、明日まで24時間しかなくて、技術的に成長はできないですが、戦術的な準備が大事になってくると思うので、頭をクリアにして明日に臨みたいと思います。

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