慶應スポーツ新聞会

【ホッケー(男子)】4年生が見せた意地。フィールドゴール3本で1部の座を守る/関東学生ホッケー秋季リーグ 1部2部入替戦 VS一橋大

先制点を挙げ喜ぶ大久保(右)と中山

1部7位が決定してから1週間を待たずにやってきた1部2部入替戦。対戦するのは、2部2位で終えた一橋大だ。第1Qは互いにサークルインを繰り返しながらも得点を挙げることはなかったが、迎えた第2Q8分でFW大久保遼(政4・慶應)がフィールドゴールを決め、無事先制。このQラストにもFW大橋俊介(政4・慶應)が押し込み追加点を挙げると、最終Qも終了1分前にFW大久保がまたもフィールドゴールを決め、3−0でこの試合を制した。昨季に引き続き入替戦に勝利した慶大ホッケー部男子は、来季も1部で戦うことを許された。

 

 

平成30年関東学生ホッケー秋季リーグ 1部2部入替戦 vs一橋大

 

 

11月23日(金・祝) 13:00試合開始 @慶大日吉グラウンド

 

 

 

第1Q

第2Q

第3Q

第4Q

合計

慶大

一橋大

 

 

スタメン

 

GK 小川修平(政4・慶應)

 

DF 河本倫太郎(法4・慶應)、吉川大地(政3・慶應)、片岡賢治朗(経2・慶應)、飯室隼(経1・慶應)

 

MF 金田翼(経4・慶應)、安田武大(政2・慶應)、中山正暉(経1・慶應)

 

FW 大久保遼(政4・慶應)、大橋俊介(政4・慶應)、永野裕太(政4・慶應)

 

 

18日に行われた順位決定戦に引き続き、今回の試合も舞台はホーム・日吉。多くの観客が見守るなか、戦いの火花は切って落とされた。

 

吉川は多くのシュートをアシストし、得点に貢献した

第1Qはチャンスを生かしきれない場面が多々見られた。序盤からFW大久保の積極的な攻め姿勢が目立ち、3分にはMF中山正暉(経1・慶應)がサークルインするもシュートするには至らず。5分にはPCを獲得し、DF吉川がシュートするもゴールとはならない。直後相手はカウンターで駆け上がり自陣プレーに。12分には相手のサークルインで危機となるがここはFW塚本大吾(法3・慶應)が弾き難を逃れた。思うように攻撃ができないまま第2Qへと移る。

 

第2Q。しばらくは敵陣プレーを貫くも、5分、一気に攻め込まれ相手にサークル侵入を許してしまう。ここはDF吉川大地(政3・慶應)が守りきり、直後MF金田翼(経4・慶應)が得意のカウンターで敵陣サークルまで運ぶも、チャンスにはできない。ところが転機は8分に。DF吉川がサークルへ運んだボールをFW大久保が正面からシュート。待望の先制点を挙げた。まだ攻撃は続き、終了間際には、FW永野裕太(政4・慶應)がゴール付近まで持って来たボールを受けたFW大橋俊介(政4・慶應)が追加点を押し込み、2−0で前半を折り返した。

 

第2Q終了直前に追加点を挙げた大橋

リードを広げたい第3Q。敵陣プレーでスタートすると、DF飯室隼(経1・慶應)がドリブルで仕掛けチャンスを作ろうとする。しかしなかなかチャンスメイクできず、後半になると相手にポゼッションを奪われる場面も散見した。ついに10分、相手に2度PCを許すと、相手ミスや順位決定予選で好セーブを連発したGK小川修平(政4・慶應)がここでもナイスセーブを披露し、失点とはしなかった。終了まで攻撃の手を緩めることなく、このQは無得点、運命の最終Qへ臨む。

 

第4Qは多くの時間をマイボールとして試合を進めた慶大。8分にMF中山、FW大橋らがサークル内外での攻防戦を繰り広げるとPCを獲得する。ここでDF吉川は正面からシュートを放つも、相手GKに弾かれ得点とならず。13分にもPCでチャンスとなるが、ここでも同様に弾かれ追加点とできなかった。後半は敵陣プレーでいつ点をとってもおかしくはなかったものの決定打を打ち込めない。ところが14分、DF吉川の運んだボールを受けたFW大久保が正面からの冷静なシュートで3点目の得点を挙げると試合は終了。圧勝とはならなかったが、3−0と無失点に抑えてこの試合を制した慶大は、見事1部残留を決めた。

 

2点のフィールドゴールで、勝利をもたらした大久保

「良い内容ではなかったかな」(永野)、「内容のところは100点ではないです」(大久保)と、内容では満足できる試合ではなかった今回。相手は格下であるだけに、もっと点差をつけて勝利することもできたであろう。とはいえ、結果が求められたこの入替戦を勝利できたことは、素直に喜ぶべきことだ。

 

 

この試合で秋リーグは終了したが、4年生にこれまでを振り返ってもらうと、みな口を揃えて「後輩に申し訳ない」と、悔しさをにじませていた。しかし幸運にも、慶大にはまだ試合が残っている。24日迎える早慶ホッケー定期戦は、今の4年生が出る最後の試合となる。ある種公式戦より重みがあるとされる早慶戦。ここで勝利することができれば、これからの慶大ホッケー部を引っ張る後輩たちにも良い形で繋げることができるのではないか。2018チームの集大成として、来たる早慶戦は白熱するに違いない。

 

 

(記事・写真:津田侑奈)

 

 

 

次戦

 

11/24(土) 早慶ホッケー定期戦

 

男子戦 14:50試合開始 @駒沢オリンピック公園第一球技場

 

 

 

以下、コメント

 

金田翼主将(政4・慶應)

 

 

——今日の試合を振り返って

結果が大事な試合だったので、内容はともかく勝ててよかったなと思います。

 

——徐々に攻撃のペースがつかめていた

みんなで声を出して一丸になることが大事だと思っていたので、みんなで声を出していこうという思いでやっていました。

 

——今日の試合で最後のリーグ戦が終わりますが

最初に出てくるのは、後輩に申し訳ないなと。結果を出すことができなくて、それは主将としても責任を感じていますし、願わくば来年からまた強い慶應を出していってもらえればなと思います。

 

——明日はいよいよ早慶戦ですが、どんな試合にしたいですか

絶対勝ちたいですね。終わりよければじゃないですけど、最後有終の美を飾れれば、大学4年間ホッケーをやっていてよかったと思えるので、それを目指したいです。

 

 

 

大久保遼(政4・慶應)

 

 

——今日の試合を振り返って

勝てた部分は良かったと思うんですけど、内容のところは100点ではないですね。

 

——ハーフタイムにどのような話をされていましたか

相手は格下ということで、もっと自分たちに自信を持とうとか、自分たちはボールを持てるので、前半はすぐ相手が来ちゃって取られるというのが多かったので、(ボールを)持ってこうというか、キープして、自分たちの余裕を作っていこうという感じになりました。

 

——フィールドゴールを2点決めた感想は

1点目はサークル内で低く構えるという1年間やって来た成果が出て良かったなと思いました。2点目は自分のリードで大地(=吉川)が一人で持って来て、うまく出してくれたので、あとは決めるだけという感じでした。

 

——今日の試合で最後のリーグ戦が終わりましたが

結果を残せなかったのは非常に悔しいと思います。

 

——明日の早慶戦に向けて一言

明日はいろんな方が応援に来てくれると思うので、自分たちはここでなんとか結果を残して、後輩たち(の心に)に残るような試合にしたいです。

 

 

 

永野裕太(政4・慶應)

 

 

——今日の試合を迎えるまでに準備したことは

入替戦なので雰囲気としては難しかったのですが、特別な対策というより、いつも通り自分たちがやるべきことを全力でやろうという声かけは常にしてきました。

 

——それを踏まえ、今日の試合はいかがでしたか

3−0なんですけど、良い内容ではなかったかなというのが正直な感想です。

 

——試合後にはどんなお話をされましたか

監督コーチ、そして主将の金田からも、技術面というより気持ちの持ち方でプレーの姿勢が大きく変わってしまうという点が一つ話であったので、明日以降はそこを改善していこうという話をしていました。

 

——今日で最後のリーグ戦が終わりましたが、このリーグを振り返ると

春に続いて7位となってしまったのが非常にOBや先輩であったり、この先続いていく3年生以下のみんなに申し訳ないなという気持ちでいっぱいです。

 

——明日の早慶戦に向けて意気込みをお願いします

残り達成できる目標は早慶戦勝利だけなので、全力を尽くして全員で笑って終われるように頑張ります。

 

 

 

大橋俊介(政4・慶應)

 

 

——今日の試合を迎えるまでにした準備は

相手に合わせて特別に準備をするわけではなく、自分たちのホッケーを貫こうというスタンスで練習してきました。

 

——それを踏まえて今日の試合はいかがでしたか

1Q目が得点が入らず苦しかったんですけど、2Q目に最初の1点が入った時は気持ちが楽になりました。

 

——今日の得点シーンでの感想は

こぼれ球を待ってて、いい感じにこぼれて来たので、押し込めて良かったです。

 

——今日で最後のリーグ戦が終わりましたが、このリーグを振り返って

結果として7位で終わってしまって、後輩にはとても申し訳ない思いがあるんですけど、後輩たちは切り替えてもっと上を目指せるので頑張って欲しいです。

 

——明日の早慶戦に向けて意気込みをお願いします

ここまで来たら早慶戦で勝って結果を残すしかないので頑張ります。

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