慶應スポーツ新聞会

【ラクロス(男子)】<早慶戦直前企画>注目選手対談②〜男子部DF編〜

左から藤井、脇本、天野、松尾。

来たる5月19日、今年も日吉陸上競技場で早慶ラクロス定期戦が開催される。今回慶應スポーツはそんな熱き戦いに臨む慶大選手たちの特別対談を4日連続でお送りする。二日目にお届けするのは挑戦者として今季のリーグ戦に臨む男子部から、天野泰明(法4・慶應湘南藤沢)、脇本堅太(総4・慶應NY)、松尾淳平(経4・早稲田)、藤井凱章(法2・慶應義塾)の4人のDF対談だ。早慶戦にかける思いからプライベートまで、様々なことをお話いただいた。

  

 

(取材日:5月10日)

 

――まずは隣の人の紹介をお願いします

藤井天野:天野さんは常に冷静で、取り乱すこともなく、主将として声をかけてくださいます。今年Aチームにはゴーリーが3人いるんですけど、天野さんのおかげで仲良くやれています。

天野脇本脇本は副将兼DFリーダーでもあるので、チームがどういう風に守っていくのかというのを決めてくれる要的な存在です。そういう意味では主将と副将として今後どういう風にしていくかというのを日々話し合ってますね。

脇本松尾淳平はですね、ものすごく不器用な人ですね。ただ、それをしっかり自覚できていて、常に向上心を高く持っています。今年からAチームということで緊張する部分もあると思うのですが、自分含めた4年生をしっかりと引っ張っていってくれているのかなと思います。

松尾藤井凱章は、性格面はすごくいじられキャラで、下級生のムードーメーカー的存在でチームを盛り上げてくれます。プレー面では守護神凱章という感じで、いつも土壇場で救ってくれるのは凱章かなと思っています。

 

――自分の背番号の理由などはありますか?

藤井僕は特に意味ないんですけど。最初に残った番号が少なくて。ただ、憧れのゴーリーにジャック・ケイリーという方がいるんですけど、その方の背番号が91だったのでそれに近い92を選びました。

天野:僕は、代々背番号2が守護神がつける番号なんですけど、昨年副将の杉本さんに是非継いで欲しいと言われ、その番号を引き継ぎました。杉本さんの想いも、過去2番を着けてきた方の想いも背負ってゴールを守るという強い気持ちを持って試合に出ています。いい師匠でした。

脇本21はですね。もともと僕は19番でなかなかいい番号だったのですが、2年が終わった時に当時副将の原さんから21を継いで欲しいと言われ、引き継ぎました。すごく嬉しかったですし憧れの先輩だったので、それからずっと21を着けています。全然追いつけていないですけど、21を着けている誇りを持って頑張っています。

松尾僕は一昨年に、すごく尊敬していた先輩の田村陸さんという方がプレイヤーをやめてコーチになられたんですけど、その方に継がせてほしいという風に伝えたら許してもらえたので、今61番を着けています。あまり有名とかそうい番号ではないんですけど、地道に頑張る番号だと聞いているので、地道に頑張ろうと思います。

 

――プライベートでの交流はありますか?

天野:淳平とはあんまりないな笑

松尾まあ今年からだからな。

脇本:淳平が今年日吉に引っ越してきたので、ご飯食べたり筋トレしたりしています。

松尾タピオカ飲んだな。

脇本:ゴールデンウィークしたな笑

松尾唯一のゴールデンウィークだった、楽しかったです笑

 

――藤井さんは学年が違いますが交流ある先輩はいますか?

藤井僕は、淳平さんとはあまり… 笑

松尾仲悪い感じだすなよ(笑)

藤井天野さんとは一緒にウェイトしますし、お泊まりもします。ワッキーさんとは以前ご飯も行きましたし仲良くさせて頂いてます。

 

――自分が毎日欠かさずにやっている練習などはありますか?

2年ながら勝負所での活躍が光る藤井

藤井自分は毎日素振りと、ジャグリングをやってます。動体視力を良くするためにやってるんですが、良く馬鹿にされます笑

天野:夜寝る前に自分や後輩のセーブ集を見て、自分のフォームがどうなっているのかとか、他の選手の動画から取り入れられるものはないかを探しています。

脇本:正直、何かしてるとかはないんですけど、イメージトレーニングだったり、練習や試合での自分のプレーを思い返したりはしてます。

松尾毎日必ず動画を見るようにはしています。時間的がなくできないときもあるんですが、壁当てに行ったり、一日のうちどこかでラクロスに触れられるようにしています。

 

――今季のスローガン「Burn」にした理由は?

主将としても守護神としてもチームを引っ張る天野

脇本:それはもう主将が笑

天野:BURNを検索すると燃え尽きるという直訳が出るんですけど、僕たちとしてはどんなプレーに対しても燃え尽きるくらい泥臭く、貪欲に取り組んでほしいということでこれをスローガンにしました。あとは、僕滑舌がすごく悪いんですけど、BURN!でみんなを気分をあげるのが個人的に言い易かったのはあります笑

 

――春の六大学戦を振り返って、手応えや課題などは?

脇本:結果から考えたらあまり良くなかったです。点が取れなかったというチームとしての敗因はあるんですけど、きちんと抑えきれなかったDFの悪いところもあったのかなと思うので、組織として守るとはどういうことなのか考えさせられたという意味では良かったかなと思います。個人的に三月に怪我して半分くらい出られなかったのでチームに迷惑をかけました。

天野:脇本がいない時間が長かったんですけど、要がいない中でも私達がいかに主体性を持ってやれるのかという意味で、結果は出なかったんですけど今後の糧にはなりました。

 

――天野さん、脇本さん、藤井さんに質問です。最上級生となって、役割や心持ちの変化はありましたか?

今季の新戦力である松尾

天野:関わる人や見る人は変わったんですけど、心持ちとしては変わっていないと思っていて。以前から自分がやるべきことは「モラルの番長になること」だと思っているので、そこはあまり変わっていないかなと思います。

脇本:自分は天野ほど真面目じゃなかったので、3年まで好き勝手やらせてもらっていたのですが、副将になって人から見られるようになったというのはすごく感じるので、そういう視線を意識しながら生活していこうと思っています。

松尾僕は、一言で言えば当事者意識の変化という言葉にまとめられるんですけど。去年まではチームの雰囲気が悪かったりしても、それが自分の生徒は考えていなくて。それが4年生になった時に、チームの雰囲気が悪かったりしたら、一人一人が責任を負わないと主体性を持つチームにならないと思うので、一人一人が責任の矢を自分に向けることが大事だなと感じるようになりました。

 

――藤井さん、Aチームに定着している2年生として自分の役割はどのように考えているのか

藤井まだ下級生の分際なので、今は全力でプレーすることを考えています。今季どれだけ試合に出る時間があるかはわからないんですけど、泥臭く全力でチームに貢献したいなと思っています。

 

――個人的にプレー面で注目している選手はどなたですか

藤井僕は同期に添田大生(法2・慶應義塾)ですね。高校の頃からいつもゴーリーアップに付き合ってくれていて、共に成長してきた仲間なので注目しています。

天野:僕は同じゴーリー野上達也(法2・慶應義塾)ですね。僕と凱章と野上は三人ともプレーのタイプが違うので、この3枚がいればどれかはハマると思うので、彼には期待しています。

 

――ゴーリーのタイプとは

脇本:凱章、自分がどういうタイプだと思ってるか言ってみて笑

藤井自分で言うんですか?笑 僕は止めるのが大好きなんですよ。シュートがきたらどれだけ痛くても体に当てて止める、絶対止めてやると言うタイプですね。

天野:頭は使ってないよね。

藤井はい、頭は使ってないです笑 本能型です。

天野:僕は左利きのゴーリーということで、まず構える位置が二人と全然違うのが一つの特徴かなと思います。あと、その二人以上にフィールドにも出て行くゴーリーなので、新しいタイプのゴーリーなのかなと思っています。野上は安定感がすごくあって。その中でもフィード能力に関してはすごく長けている選手です。

脇本:僕は去年も一緒なんですけど、小林圭(商4・慶應NY)ですね。去年よりは今年の方がちゃんと出ると思うので。一年から引っ張ってくれると思ってた存在なので、今年こそ大活躍してくれると思っています。後輩で言うと小川司(商1・慶應NY)ですね。同じ高校からきたスターなので、頑張ってもらいたいです。

松尾僕は同期で言うと、武智太郎(法4・暁星)ですね。

天野:近所だもんね笑

松尾昔からずっと一緒にやってて、もしでたら一緒に頑張りたいなと思います。後輩でいうと、岡本拓巳(商2・慶應義塾)ですね。フィジカルが強い選手なので、期待しています。

 

守備の要として活躍が期待される脇本

――守備陣の早慶戦での目標などはありますか?

脇本:目標はやはり点を取られないことですね。1Q1点として、試合通して4失点には抑えたいなと思っています。あと、守るだけが仕事ではなくて、攻撃する時間を長くすることも仕事なので、それが長くなるようなDFをしたいなと思います。

 

――自分のプレーでここを見てほしい、や、個人の目標などがあれば教えてください

松尾僕は激しさとか勢いとかが自分の売りだと思っているので、ホットのシーンなどは是非見て欲しいなと思います。

脇本:自分のプレースタイル的に一対一が強いタイプではないので、自分の強みはまとめたり指示を出したりと言う部分なので、まとまったDFができればいいなと思います。

 

――早慶戦に向けて意気込みをお願いします

藤井僕はまだ下級生なので、出る機会があれば泥臭く、全力でプレーしたいと思います。

松尾僕は4年で最後の早慶戦なので、今までベンチとかも入ったことはないんですが、最初で最後のチャンスだと思って、出るからには全力尽くして頑張りたいなと思います。

脇本:立場も立場なんで、チームが勝つことを第一にやっていければなと思ってます。学生最期の早慶戦なので、去年の屈辱を晴らすという意味でも貪欲に全力でやっていきたいなと思います。

天野:早慶戦というのは過去の色んな先輩が色んな思いを持って勝負してきた大きな大会なので、昨年の悔しさを晴らすためにもチーム全体でBURNして、勝利をもぎ取りたいなと思います。

 

――ご協力ありがとうございました。

(取材:五十右瑛士 写真:堀口綾乃)

 

◇今回の注目選手◇

天野泰明(法4・慶應湘南藤沢)

日本一を狙う慶大の主将。ラクロス界でも珍しい左のゴーリー。

脇本堅太(総4・慶應NY)

慶大守備陣をコントロールするDFの要。怪我から復帰し活躍を誓う。

松尾淳平(経4・早稲田)

早慶戦は今年初めての出場だが、その実力は折り紙付き。激しいチェックに注目。

藤井凱章(法2・慶應義塾)

クロスだけでなく体全身を使ってゴールを守る若き守護神。

 

 

◇第27回早慶ラクロス定期戦◇

5月19日(日)@日吉陸上競技場

女子大学戦:12:00ドロー

男子大学戦:14:10FO

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