慶應スポーツ新聞会

【バスケ(女子)】お互いに点を取り合うも展開も、粘りきり勝利/関東大学女子バスケットボールアディショナルリーグ第2節vs国士館大

2週間前に行われた明治学院大とのアディショナルリーグ第1戦に敗れてしまった慶大。この試合の借りを返すため、絶対に負けられない国士舘大との試合は、お互いに得点を奪い合う展開となるが、決定力で勝った慶大が勝利を収めた。

2020/11/29/(日) @エスフォルタアリーナ八王子

関東大学女子バスケットボールアディショナルリーグ第2節vs国士館大

 

合計

慶大

26

19

2578
国士館大19

17

121563

慶大スターティングメンバ

 

#9 武藤怜(商3・成蹊)

 

#10 眞尾瞳(商3・浦和第一女子)

 

#18 林えみり(理2・慶應女子)
 

#21 阿部七奈子(商1・三田)

 

#23 野本美佳子(総1・東京成徳)

 

第1Q、慶大ペースで試合は始まった。眞尾瞳(商3・浦和第一女子)が得点を挙げると、野本美佳子(総1・東京成徳)と武藤怜(商3・成蹊)のミドルシュートで点差を広げる。野本の3ポイントや、林えみり(理2・慶應女子)のゴール下でのシュートも決まり、中盤までに8点をリードする。その後も、眞尾の見事なボディバランスを活かした華麗なミドルシュートやレイアップ、西理奈(政3・葺合)のレイアップなど、効果的にシュートを決めて第1Qを7点差で終了する。

野本は精度の高い3ポイントで貢献

第2Q序盤、相手に連続で得点を許すと、たまらず慶大ベンチはタイムアウトを要求。タイムアウト明け、眞尾と武藤がそれぞれ正確に3ポイントを決め、点差を広げていく。しかし、34―23と11点差になった第2Q中盤から慶大のリズムが崩れてしまう。5分以上1本もシュートを決めることができず、相手に流れを掴まれて13失点。逆転を許し、34―36と2点ビハインドで前半を終える。

眞尾は持ち前の冷静さを生かし攻守ともに奮闘

第3Q、先程の悪い流れを断ち切りたい慶大は、野本の見事なオフェンスリバウンドからのシュートや眞尾のレイアップ、林のインサイドシュートなどで得点を挙げ、改めて試合の主導権を握ることに成功する。第3Q中盤、この日絶好調だった眞尾が3ポイントとミドルシュート、西のゴール下でのシュートなど連続で得点を奪っていく慶大。残り時間1分を切ってから4点を奪われるが、53―48と5点リードで最終Qを迎える。

林はアグレッシブなプレーでゴール下から得点

第4Q、最初の得点は国士舘大だった。しかし、失点直後に野本がシュートを決めお互いに譲らない展開が続く。その後も得点を奪い合うが、眞尾のシュートのリバウンドを取った林のインサイドシュートと野本の素早いドリブルからパスを受け取った武藤のレイアップが決まり、64―54と10点のリードを獲得。その後も、阿部七奈子(商1・三田)と野本の1年生コンビが得点を重ね、13点リードでタイムアウトを迎える。タイムアウト明け、野本のスティールからのレイアップやミドルシュートが決まり、78―62で慶大が勝利。アディショナルリーグを白星で終えた。

ベンチメンバーも一丸となってエールを送る

今日は、第2Q中盤・終盤以外は理想的な展開だった。眞尾と野本の得点力が光り、最終的には16点差で勝利した慶大。今季は3部2位だった慶大だが、様々な経験を積むことができた。この経験を生かして来たる早慶戦、来年のリーグ戦で躍動し、2部昇格することに期待だ。

(記事:隅田一・写真:佐藤有)

以下、選手コメント

 

梅田香(環4・慶應NY)

――今シーズンを振り返って

まだまだシーズン自体終わっていませんが、リーグ戦という一番大きな大会をこのように終われたことはとても嬉しく思います。

 

――リーグ戦3部Aブロック2位という結果について

チームの目標としていた順位なのでとても嬉しいです。ブロック内では、当たりがよく勝てた試合もあったかもしれませんが、今日、他ブロックの2位相手に勝利できたことで、きちんとこの順位に誇りを持てたと感じています。それぞれが個々の役割を果たし、全員で勝ちに向かって戦ったことが結果に繋がったと思います。

 

――チームとしてシーズン中で1番成長できた部分

一体感が強くなったと思います。今年は、感染予防の観点から会場に来られないメンバーもいましたが、そのメンバー含め24人全員で一丸となり、コート、ベンチ、ベンチ外関係なく、全員が自身の役割を発揮して勝利を掴み取れるチームになったと感じています。

 

――六大学で格上のチームと戦う中で見えてきた課題ディフェンス力です。アウトサイドシュートが決まるチームに対して対応しきれなかったり、大きい相手に対してリバウンドが取れなくてセカンドチャンスを与えてしまったりすることが多く、まだまだ修正していく必要があると感じました。

 

――早慶戦に向けて

これまで関わってくださった全ての方々に感謝の思いを体現できる1試合にしたいです。そして今年のチームの覚悟を、全員で戦ってきて手に入れたものを集大成として見せれたらいいなと思います。

 

眞尾瞳(商3・浦和第一女子)

――今日の試合を振り返って

まずは、リーグ最終戦を勝ち切ることができて本当に良かったです。今までリーグ戦を戦い続けられた環境と、支えてくれた多くの方々に感謝しています。

また、今日は全員バスケを実感できて、本当に楽しかったです。コートに出るメンバーをまとめて、コート上にいないメンバーとも連携を取り、ゲームをコントロールできたのは自分としてもチームとしてもリーグの集大成の試合にできました。

 

――国士舘大に対しての作戦や練習で強化していたところ

相手はサイズが大きいので、リバウンドが鍵になると考え、セカンドチャンスを与えないことと、反対に自分達はセカンドチャンスを狙いに積極的にオフェンスリバウンドをとろうと共通認識を持って臨みました。

また、相手のドライブに対しての守り方や、スクリーンに対しての対応も練習の中で確認していました。

相手は各マークへの守りの意識が強く、カバーが弱い傾向があったので、個人としては、ボールをもらうときに強いミートをすることや積極的に1on1を狙うことをいつも以上にしようと考えていました。試合では、どれも意識できていて、うまく練習したことや、共通認識を持ったことを機能させることができました。

 

――シーズンを通して高い成功率を保ち続けたミドルショットや3ポイントについて

コロナによって、朝練が無くなってしまって、シュート練習自体は昨年よりも少なくなってしまったのですが、確かに昨年よりもシュート率を上げることができました。元々、シュートは苦手だったのですが、日々のフットワークやコロナ期間で目を向けた呼吸法により、シュートが入る体の使い方が感覚として以前よりも明確になってきたことが高確率に繋がっていると考えています。また、想像力を伸ばして、より試合を想定してのシュートを練習できたことも要因かなと思います。まだまだモーションが遅いので、クイックスリーの質も高めていきたいです。

 

――早慶戦に向けて一言

あと3週間、このチームで更に成長を追い求めて、強くなっていきたいです。また、4年生に感謝を伝えられるように、個人としてもまた精進します。そして今期ラストゲームを早稲田とできる誇りと支えてくれている周りの人への感謝を胸に、勝ちにいきます!

 

野本美佳子(総1・東京成徳)

――今日の試合を振り返って

リーグ戦最後の試合、全員で一体となって楽しんで試合をすることができました。第2Qで相手に逆転されましたが、慶応のバスケを貫き、最後はリードして終えられてよかったです。

 

――第2Q、厳しい展開でしたがその中で意識していたこと

第2Qで相手が対応してきて、オフェンスでうまくいかなかった分、ディフェンスで粘れたと思います。また、シュートが入らない時間帯で、リバウンドにくらいついたことがよかったと思います。

 

――今日もご自身のレイアップが効果的に決まる中で攻撃面で意識していたこと

前半、相手のディフェンスに対応しきれなくて、ファウルをもらえないなどの消極的なプレーが多くなってしまいました。なので、後半は相手のディフェンスのずれを見ながらプレーすることを意識し、リングに向かう強い気持ちを忘れないようにしていました。

 

――早慶戦に向けて一言

早慶戦は、このチームの集大成なので、私ができることを精一杯やり、チームに貢献していきたいです。

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