慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(男子)】開幕前特集第2弾! 副将インタビュー 篠原新汰×田嶋凛太郎

ピッチ内外でチームを牽引する

男子ソッカー部開幕前特集第2弾は副将の篠原新汰(総4・FC東京U-18)、田嶋凛太郎(総4・三菱養和FCユース)の2選手だ。副将としてチームを引っ張る今シーズンに懸ける想いや意気込みをうかがった――。

(取材はオンラインで行いました)

―自己紹介をお願いします

篠原:総合政策学部新4年の篠原新汰です。ポジションはCBをやっています。宜しくお願いします。

田嶋:同じく総合政策学部新年の田嶋凛太郎です。ポジションはボランチです。宜しくお願いします。

 ――リーグ戦開幕まで約2週間となりましたが現在の心境はいかがですか

篠原:チームとしては昨シーズン達成出来なかった「インカレ出場」という目標を今年も再度掲げています。去年の積み上げがある中でそれ以上のものを今年チャレンジしていこうという形で、意欲的にみんなで取り組めているかなという風に思います。

田嶋:個人的には開幕まであっという間だと思うので多少危機感などはあるのですが、一方で約ヶ月前にチームが始まって段々チーム全体として強くなっている感覚はあるので。これをまず開幕までにしっかり間に合わせ、リーグ戦で良い結果を出すことに向けて今凄く楽しみという気持ちもあります。 

――チーム全体の雰囲気はいかがですか

田嶋:雰囲気は悪くないと思います。ただ例えば得点を取るところであれば、前線の選手であればもっとガツガツと点を取りにいかないといけないですし、守備に関しては全員で守備をするチームなので全員がもっと守備の意識を高い基準で持たないといけないなと思います。

篠原:昨年1部で戦わせてもらって今年はその経験を持った上で臨むシーズンになります。もちろん難しさや厳しさというのは体感している中で、今年は先程も言ったように「インカレ出場」を掲げたのでより新しい自分たちにチャレンジしていかないといけないと思いますし、そういった面では自分たちのウィークを消していくことももちろん大事ですがそれ以上に積み上げというところでは攻撃に関しても守備に関しても「チャレンジ」というところが凄く問われているなという風に思うので。そこのチャレンジ精神というのはこれまでの練習の中でもみんなの中で意識的に出来ていると思うのですが、それ以上にこれからもチャレンジしていかなければならないですし、シーズンを通してチャレンジの1年かなという風に思います。

――今年のチームのストロングポイントは

田嶋:今年は後ろの守備が一番の強みだと思います。

篠原:昨シーズンはリーグで全体の番目に失点が少なかったというところは数字としては自分たちで客観的指標としてストロングポイントと持っていいものだと思いますし、それは今年も継続していく必要のあるものだと思っています。なので守備はストロングかなという風に思います。

――今年のスローガンである「Be a hero~誰かのために~」にはどのような想い

篠原:誰かにとってのヒーローは一人一人にそれぞれヒーロー像があって、みんな違うものを目指していると思いますし、もちろんチームとして目指すものがありますし個人として目指すものもあります。という中で、まず自分が目指すものをしっかりと明確にすること。そしてそれを達成するためには自分がいいから、自分のためだけにやるということだけではなくて、誰かのために戦うことであったり誰かの目標になることであったり誰かを支えることであったりとか。誰かのために自分が行動できていないとそれはヒーローと言えないのではないかというところも自分たちの中ではスローガンを考えるにあたってありました。なので僕らが目指すヒーロー像は一人で活躍するスーパーヒーローではなくて、誰かのために戦える自分を犠牲にしてでもチームのために、仲間のためにとか誰かのために戦えるというのがヒーローであって、そのヒーロー像は一人一人違うものだからお互いを認め合って良いチームになっていこうということが込められているのではないかと思います。

田嶋:今新汰が言ってくれた通りなのですが、自分のためではなくて誰かのために戦うことはサッカーに限らず今後社会に生きていく上で凄く大事なことだと思うのでそういった意味を込めてチームでつけました。

――副将に選出された経緯は

田嶋:自分は最初主将に立候補していたのですが、結局は最後綜一朗(政4・慶應)に託してそれでも自分がチームを引っ張りたいと思えたので副将にそのまま選出されました。

篠原:自分としてはもともと副将という立場を希望していたので、みんなからの選出を受けて務めるという形になりました。もともと中学・高校時代も副将も務めていた経験もありますし、自分の強みを考えると先頭に立って引っ張るところももちろん副将として求められますけど、それ以上に全体を見て自分が全体の中でマネジメントしていく立場の方が一歩引いて副将としてやる方が自分の力を最大限出せるのではないかと思って自分は副将に立候補した形になります。

――副将に就任するにあたり淺海監督から何か言葉は

田嶋:主将と一緒にチームを引っ張ってと言われました。

篠原:主将を支えるというよりは共に引っ張っていくという形を求められているのかなという風に思いますし、そういったところで期待していると声を掛けて頂きました。

――お二人のピッチ外での関係性は

田嶋:今は学校に行かないですが、SFCで一緒だったので。なので良く新汰の車に乗せて連れていってもらいました。

篠原:凛太郎はもともと上の代にいて海外で経験を積んでから僕らの代に入ってきたという形だったので。年生の最初の頃は凛太郎君と呼んでいた時期もありましたけど(笑)、凛太郎は僕らの関係性だけではなくてチームの中でもちゃんと上に立って引っ張ってくれている立場でもありますし、その辺では凄く頼りにしています。

――酒井主将との人間的な関係性は

田嶋:ピッチ内ではもちろん熱い選手で、ピッチ外でも自分がすべきことに対して真面目に取り組んでいる印象があるので。個人的には凄く面白い人間だなと思っています。

篠原:全部ぶつかっていきますし、自分の思ったこともしっかり表現出来ます。それを表現しすぎて色々な人とぶつかることもあるのですが、それもあいつの良さだと思っていて。それをみんなが認めていますし、それを尊重出来ているから自分たちの代のキャプテンとして彼を(キャプテンに)挙げたのかなという風に思います。ただ良くも悪くも凄く真っ直ぐなやつですし、僕も今までの人生の中でああいう人間には出会ってこなかったので凄く面白いやつだと思います。

――部内でのお二人のキャラは

田嶋:僕はさっきの新汰の話にもあったように、もともと年がつ上なのでそういういじりはありますね。年齢のいじりみたいな。

篠原SFCに通っている同期は13,4人いるのですがその中では、「履修の期限いつまでだよ」と逐一報告したりだとか、「必修選抜ちゃんとやれよ」とか、「課題ちゃんとやれよ」とかピッチ外ではそういうことばかり言っていますね(笑)。リスク管理をしています。

――昨シーズンを振り返って

田嶋:もともと立てていた目標は達成することが出来なかったのでそこは悔しい部分ではあったのですが、特に後期は年生が中心となって身体を張って試合を戦ってくれて結果残留出来たので年生の最後の1年に懸ける想いが伝わって叶った残留だったのかなという風に思っています。

篠原:自分も凛太郎と大きなところは同じで立てた目標はどちらも達成出来なかったところではあるのですが、一昨年のシーズンで部から部に上がってその前に部を経験した最後の代が去年の4年生の代だったので。掲げた目標を達成出来なかった一方で僕たち後輩に部の舞台を残してくれたことは、凄く大きなことかなという風に思いますし後期最後の6試合は負けなしで戦えていたように年生の力を凄く感じました。今まで試合に出ていなかったり出ていても結果を残せてこれなかった選手が最後の最後で力を発揮してくれて。実際に立石修也(R3経卒・慶應湘南藤沢)という先輩が最終節の駒沢戦で点を取ったみたいに数字でもパワーを出してくれたのかなという風に思います。

――個人として昨シーズンを振り返って

田嶋:自分はただ悔しいシーズンでした。スタメンで出られた試合も数える程度でそれ以外全部ベンチであったり、最初の方は怪我で出られなかったりしたので。チームとしても個人としても部で戦えたり残留できたことは良かったのですが、年間を通して自分のパフォーマンスというのは凄く悔しいものでした。

篠原:自分は年生の後期に膝の靭帯を切って大怪我をしてそこから年ほどサッカーが出来なかったのですが、その怪我も治りが良くなったり悪くなったりを繰り返していたので。昨シーズン入った頭は調子が良かったのですが、自分のコンディション不足でBチームに1回落とされて。去年はBチームで年間戦うことになり、その中でも自分としてはBチームの中で実戦の経験を年間通して公式戦という場で全試合フルタイムで戦い切れたというのは自分の中では凄く貴重な経験になりましたし、それがあったからこそ怪我をした後の中でコンディションは段々良くなってきたかなという風には思います。ただ自分はもちろん関東の舞台で戦いたかったですし、それ以上の目標を掲げて自分もやっていたのでその中で関東の試合に関わりきれなかったというところでは不甲斐なさというか納得のいかない部分ではありました。

――田嶋選手は1部の強豪と戦って得られた収穫は

田嶋:ほとんどの大学にプロに行く選手がいるのでそういった選手たちとマッチアップすることはなかなかないので、レベルの高さを凄く痛感しましたしその中で決して自分が全く出来ないわけではないのだなといったポジティブな思いも抱くことは出来ました。

――去年はサッカーが満足に出来ない日々が続きましたが

篠原:自分たちがサッカーを出来ていたことは当たり前ではないのだなというのは昨シーズン再確認出来たというか、再認識することが出来たかなという風には思っていて。グラウンドをいつ使えるかも分からないですし、トレーニングは今でも使えない状態が続いていたりだとか。今まで何事もなくトレーニングで使っていたところがこうやって使えていなかったりとか、逆にそういったところが地域の方であったりOBOGの皆さんであったり学校の関係者など色々な人の協力・ご支援があって、自分たちの練習やチームが成り立っていることを再認識出来た期間でした。なのでサッカーをすることの喜びであったり出来ることの楽しさ・有難さを凄く痛感した1年だったかなという風には思います。

――オフシーズン重点的に鍛えたところはありますか

田嶋:個人としてはフィジカルの部分ですかね。走るとこであったり闘うところはまだまだ自分に足りないところなので、そこは今年からちゃんとしたトレーナーさんがいらっしゃるのでその方の指導であったり練習をしながら鍛えるようにはしました。

篠原:僕も身体作りというところで、僕自身怪我がちな身体でもあるので身体のバランスを整えるところであったり自分の今の身体の中で最大の力を発揮できるフォームであったりとか筋力であったりとかそういったところを1から見直して。筋トレであったり動きの確認をオフシーズンは特にやっていました。

――ラストシーズンの目標はありますか

田嶋:どんな形であれチームに貢献してインカレ出場を果たすという目標に尽きます。

篠原月に同じところ(膝の靭帯)をやってしまって、またカ月ほどかかるという風には言われたので。前期リーグは現実的に厳しいかなというところではあるので、自分が副将としてというよりは本当にチームのためにとか、チームがインカレに出るために出来ることを全うすることに尽きるかなと思います。今凛太郎と綜一朗がピッチの上で戦ってくれている分、自分はピッチ外で自分の存在価値とまでは言わないですけど自分が何かつでも力になってチームを勝たせることが出来るかということを常に自分に問い続けながら日々の行動からやっていきたいなという風に思います。

――期待している選手は

田嶋:個人的に期待しているのは新3年の攻撃陣ですね。

篠原:僕は田村祐二郎(環3・藤枝東)を挙げます。彼はこれまでもがいて苦しんできたと思いますし、持っているものは凄いものがあるので溜めていた力を今年爆発させてほしいかなと思います。

――俺のプレーのここを見ろというところはありますか

田嶋:自分はチームのために走るところを見てほしいです。

篠原:自分の見て欲しいところはゴール前の最後のところで身体を張って、相手のシュートを身体に当てるところですね。そんな器用なタイプのプレーヤーではないので、自分の身体を目一杯使えるところまで使って身体を張ってチームのゴールを守るというところを見てほしいかなという風に思います。

――最後に応援して下さるファンの方々にメッセージをお願いします

田嶋:去年叶えられなかったインカレ出場という目標を今年はチーム一丸となって達成するので、是非応援宜しくお願い致します。

篠原:今年も去年以上に厳しい戦いが年間を通して待っていると思いますが、それ以上に自分たちも去年を超えることに関して凄くワクワクしていると思います。なので自分たちのワクワクであったり期待感というのを見ている方・応援している方にも伝わるくらいはつらつとした思い切りのいいチャレンジングなプレーをして、見ている方に何か1つでも思うようなチームになれるように頑張っていきたいと思います。応援宜しくお願いします。

――お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!

(取材:小林由和)

 

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