慶應スポーツ新聞会

【男子テニス】関東リーグ戦開幕!初戦の緊張をはねのけ白星発進!

 昨年の苦杯から1年。慶大庭球部の全てをかけた5日間が始まった。全日本大学王座決定戦関東予選がまだセミの声が鳴り響く有明テニスの森公園で開幕した。慶大の初戦の相手は昨年5勝4敗と接戦だった明大。早慶戦が控えている以上、絶対に負けられない試合だったが、見事ダブルスを全勝し、シングルスは引き分けとしながらも総合6勝3敗で明大を下し、順調なスタートを切った。

 全ては王座の為に。といっても過言ではないであろう。最も熱い5日間が幕を開けた。昨年は会田前主将のもと部員一丸となって王座を目指したが、あと一歩届かなかった。「今年こそは」一つになって進んできた慶大の初戦は昨年と同じ明大。昨年は5勝4敗で接戦。決して油断はできない相手である。まずは午前のダブルス。慶大のオーダーはD1井上(悠)・長谷川、D2志賀・井上(善)、D3加藤・近藤。注目すべき点は1年生井上(善)の抜擢だろうか。D3は加藤・近藤のパワーが持ち味の夏関準優勝ペア。2回のブレークで第1セットを取ると、意気の合ったプレーで第2セットも奪取。接戦ではあったが要所をしめるプレーできっちりと勝利した。加藤のサーブが光っていたのは今更言うまでも無い。D2は井上(善)が起用に応える活躍を見せ、先輩志賀に引っ張られて長身を生かしコートを走り回った。6ー4、6ー4で見事団体戦デビューを勝利で飾った。D1は井上(悠)・長谷川の4年生ペア。安定した試合運びが期待されたが、第1セットはブレーク合戦となり、4-6で落としてしまう。このまま負けてしまうかと思われたがそこはやはりそこは主将・副将。2セット目以降は6-1、6-4と奪取。結局ダブルスは3-0で終え、シングルスへ突入となった。

 オーダーは1から順に、志賀、井上(悠)、長谷川、近藤、加藤そして1年生の権が抜擢された。まずはS4~S6が始まった。まず光ったのはS5加藤。サービスゲームは持ち前の豪快なサーブで確実に取り、リターンゲームも積極的にブレークを狙い、2セット連取。S6の権は、夏関シングルスでも活躍しており期待されたが、惜しくも4ー6、4ー6で落としてしまった。ただ、得意のバックハンドは光っていた。次に期待がもてそうだ。S4近藤は持ち前の飛び道具のようなストロークを武器に攻撃するが、相手もかなりのストローカーであり、壮絶な打ち合いの末第1セットをタイブレークで落としてしまう。2セット目以降も同様の展開だが、要所を制し、6-4、6-4で連取。価値ある勝利をもぎ取った。S2井上(悠)は、足の状態が不安な中での試合だったが、調子が上がる前に2セット落としてしまった。S3長谷川は第1セットを6-4で取るも、2セット目乱れ、0-6で落としてしまう。3セット目は互角に進むも、終盤痙攣を起こし、5-7で競り負けてしまった。S1志賀の相手は夏関で苦杯を味わった小野。しかしその悔しさを払拭せんとばかりに渾身のプレーで勝利した。

 

 結果、ダブルス3-0、シングルス3-3、計6-3で見事勝利した。明大は特にシングルスでの粘り強さ、勝負強さが、日ごろかなり鍛えてきている、という事を感じさせる手ごわい相手だった。しかし慶大も選手たちがダブルスの強化を口にしていた中、3-0でダブルスを完勝した事はとても価値のあることだった。次は日大戦。負けられない戦いが続くが、スタートダッシュに成功した慶大は簡単には止まらないだろう。

 S1志賀正人○6-1、6-3 小野陽平

 S2井上悠冴●2-6,2-6 奥田圭都

 S3長谷川祐一●6-4、0-6、5-7濱中重宏

 S4近藤大基○6-7、6-4、6-4伊藤駿

 S5加藤大地○6-2、6-1伊藤翼

 S6権大亮●4-6、4-6國司大識

 D1井上(悠)・長谷川○4-6、6-1、6-4泉田・佐藤

 D2志賀・井上(善)○6-4、6-4濱中・海野

 D3加藤・近藤○7-5、6-4大阿久・古橋

 

 井上主将

 (明大戦を振り返って)チーム全体でダブルスが鍵だと言って強化に努めてきたので、ダブルスを3-0と出来たことは大きな収穫だった。今までも緊張するリーグ初戦で3-0はあまり無かった。シングルスもいいプレーをしている選手はとてものびのびとやってくれていた。個人的には自分のテニスがまだしっかり出来ていないのは、気持ちで何とかしないといけない、主将はそういう立場だと思っている。(明大で意識していたことは)昨年も一昨年も5-4だったんで、今年は9-0狙いだった。しかしスコア的には成長できていると思う。(次は日大だが)向こうは早稲田相手に捨てているようなチームなんで、そんなとこには絶対に負けられない。ダブルス3-0つけて、みんなでファイトすれば自然と結果もついてくるはず。(今大会の抱負)早稲田、法政を倒して王座へ行く。ただそれだけです。

 加藤副将

(今日振り返って)勝ったというのは本当に大きい。ただ、まだ自分のプレーが出来ていない選手もいる。気持ち入れ替えて、日大戦新しい気持ちで行かないと、油断してるといつでもひっくり返っちゃうと思うんで、もう1度気を引き締める。(明大で意識していたこと)声援など、勢いはとてもあるんで、そこは気にせず自分のプレーをしようとした。

(最近シングルスがとてもいいのでは)まあそんなことは考えていない。入りが硬くなってしまうのが課題。(日大戦は)全員が勝つ。9-0を狙う。それだけです。

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