【ソッカー(男子)】痛恨の3連敗 東海大相手に奮闘も一瞬の隙つかれ敗戦/関東リーグ戦第4節 VS東海大学

ソッカー男子

開幕戦以来となるホームで連敗を止めたい慶大は前節に変わって左貫龍之介(商4・市立浦和)をスタメン起用。すると試合開始早々にCKを朔浩太朗 (理・学習院等科)が詰めてゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定を受ける。その後は東海大に押し込まれる時間が続くも、粘り強い守備で前半を耐え凌ぐ。後半も相手の攻撃が更に勢いを増す中で、反撃を図りたい慶大は56分、辻野悠河商4・暁星国際に変えて洪潤紀政2・國學院久我山を投入するも、直後の59分にロングスローのこぼれ球を相手DFに詰められ失点。連敗は何としても避けたい慶大は朔に変え梅野真生総2・成蹊/横河武蔵野FC U18)を投入し、相手ゴールに迫るも決定的なチャンスを生み出せない。75分には立石宗悟法4・桐蔭学園に変えて前節でゴールを記録している柳瀬文矢法4・駒大高を投入するも、試合終了まで決定的なチャンスを作り出すことができず、0-1で痛恨の敗戦。悔しい3連敗となった。

 

202)1:00キックオフ@慶大下田グラウンド

 

【スコア】

慶應義塾大学1東海大学

 

【得点者】

59分 大戸太陽(東海大)

 

◇慶大出場選手

GK

1 洪潤太(政4・東京朝鮮中高級学校三菱養和SCユース)

 

DF

2 三浦成貴(商・浜松開誠館)

五十嵐宥哉(商4・清水東)

永澤昂大(政4・國學院久我山)

81分 5 齋藤大斗(総2・日大 / FC町田ゼルビアユース

16 左貫龍之介(商4・市立浦和)

 

MF

7 齋藤真之介(経・桜修館/FC町田ゼルビアユース)

田中雄大(商・成城/三菱養和SCユース

角田惠風(商・慶應横浜F・マリノスユース)

17 辻野悠河(商・暁星国際)

56 15 洪潤紀(政2・國學院久我山)

朔浩太朗(理・学習院高等科

63分 13  梅野真生総2・成蹊/横河武蔵野FC U18)

 

FW

11 立石宗悟 (法・桐蔭学園)

5分 柳瀬文矢4・駒大高

 

第4節となる今節では1ー5の大敗となった前節からの巻き返しを図るとともにリーグ戦の連敗を2で何としても止めたい慶大は、リーグ戦初先発となる左貫龍之介(商4・市立浦和)を起用する。相手は第3節を終えて未だ白星のない東海大学。慶大はホームで第1節以来の勝ち点3を獲得すべく試合に臨んだ。

連敗を脱したい慶大

試合開始直後の3分、リーグ戦初先発となった左貫が早速存在感を示す。CKを折り返して角田惠風(商4・慶應/横浜F・マリノスユース)の惜しいシュートを演出。続くCKでは朔浩太朗(理3・学習院高等科)がこぼれ球を詰めてゴールネットを揺らすも、惜しくもオフサイド判定となる。

朔がゴールネットを揺らすもオフサイド

早々にビックチャンスを作り出した慶大だが、その後は東海大が徐々に圧力を強めていく。それに対して慶大もチームの大黒柱である角田を中心に相手FWに決定的な仕事をさせず、前半0-0で折り返す。

角田がチームの主軸を担う

流れを変えたい慶大。しかし後半開始早々の46分、相手にコーナーキックを与えてしまう。しかしここは守護神・洪潤太(政4・東京朝鮮中高級学校/三菱養和SCユース)がしっかりと守り抜き、ピンチの芽を摘み取る。56分に辻野悠河(商4・暁星国際)に代えてMF洪潤紀(政2・國學院久我山)を投入。しかし直後の59分、相手のロングスローのこぼれ球を押し込まれ失点。先制を許してしまう。

惜しくも得点を奪われる

反撃に転じたい慶大は、63分に朔に代えて梅野真生(総2・成蹊/横河武蔵野FC U-18)を投入する。 直後クロスでチャンスを作るも、得点にはつながらず。続いて73分、永澤昂大(政4・國學院久我山)からボールを受けた齋藤真之介(経4・桜修館/FC町田ゼルビアユース)が左サイドを突破すると、その後、角田を経て、先ほど投入された洪潤紀に渡るも決めきれず。75分には立石宗悟 (法4・桐蔭学園)に代えて柳瀬文矢(法4・駒大高)を投入。

齋藤真がチャンスメイクするも無得点

78分には齋藤真がサイドの突破からフリーキックを獲得。ここで意地でも追いつきたい慶大は円陣を組み挑む。フリーキックを角田が蹴るが、ボールは惜しくも枠を外れ、ゴールのネットを揺らすことができず。その後の81分には、永澤に代え、齋藤大斗(総2・日大三 / FC町田ゼルビアユース)を投入する。86分にはこの日リーグ戦初出場の梅野が右サイドからクロスを上げるもクリアされゴールならず。慶大の意地の反撃も及ばず試合終了。3連敗となった。

リーグ戦初出場の梅野

東海大学の守備を前に、「超攻撃」しきれなかった慶大。連敗中という悪い流れの中、次節は強豪・筑波大学戦に挑む。慶大として意地を見せ、「超攻撃」の名に相応しいサッカーを展開して欲しい。

(記事:野村康介、神戸佑貴 取材:塩田隆貴、野村康介、神戸佑貴

 

【選手インタビュー】

左貫龍之介(商4・市立浦和)

――今節がリーグ戦初スタメン、どのような気持ちで臨んだか

チームとしては2連敗していたなかで必ず連敗を食い止めて、勝ち点3をつかみ取ろうという強い気持ちで試合に臨みました。個人としては3年間、関東リーグにスタメンで出たことがないなかで、ここは大きなチャンスだと思い、絶対に結果を残してやろうという思いで試合に入りました。

リーグ戦初スタメンの左貫

――今日の試合を振り返って

前半は0-0と膠着した状況が続いていたんですけど、もっと攻撃のスタイルを出して、自分たちの持つ攻撃的なサッカーを全面に出せれば勝ち点3をつかみ取れた試合だと思うので、悔しいです。

――次節・筑波大戦への意気込み

筑波は現在首位走っているチームに3連敗している自分たちが挑むというところですけど、まだ何も終わってはいないので、下向くことなく、ここから「一部優勝」という目標に向かって、1週間しっかり使って、課題と向き合って、最高の準備をしていたいと思います。

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