【野球】目指すは「チームを勝たせる捕手」 培った「主将力」で慶大を引っ張る存在へ 山田望意/1年生インタビュー「ROOKIES FILE」Vol.5

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1年生の新人記者を中心に、1年生の選手たちにインタビューをするこの企画。第5回は野球・山田望意(法1・慶應)選手です!(インタビューは8月17日に対面で実施しました。)

 

――簡単な自己紹介

1年の山田望意です。出身高校は慶應義塾高校で、ポジションはキャッチャーです。よろしくお願いします。

 

――これまでの競技の経歴

野球を始めたのは小学校3年生の時です。小学生の間は軟式野球をして、中学生になって硬式野球チームに入りました。高校では慶應義塾高校で野球をやりたかったので慶應義塾高校を受験して入学して、大学に入っても野球を続けたかったので今も大学野球をしています。

 

――野球を始めたきっかけは

父が野球をやっていたというのが一番大きな要因だと思っていて、その中で地域のチームに体験に行って、野球の面白さに惹かれたことが、野球を始めたきっかけです。

 

――高校までの競技生活を振り返って

一番大きかったのは、小・中・高とキャプテンをやらせてもらって、その中で出た課題を次にキャプテンをやるときに改善して、またそこで出た課題を次やるときに改善するという感じでやってきました。何度もやらせていただくうちにキャプテン業は身についたのかなと思います。

 

――慶應義塾高校で野球をしたかったのはなぜか

早慶戦をテレビで見たときに、慶應のユニフォームに憧れたことが最初のきっかけです。そこから慶應義塾高校にも興味を持つようになっていって、エンジョイベースボールを掲げて野球をやっている姿、甲子園でプレーをする姿を見て、慶應義塾高校で野球をしたいと思いました。

 

――実際に慶應のユニフォームを着てプレーしたときはどのように感じたか

嬉しさもありましたし、1年生の夏に野球部が甲子園で優勝して、すごく応援されているということを実感して、その責任とか、いろいろな人の支えがあってこのユニフォームが着ることができているというプレッシャーのようなものもありました。

 

――大学でも野球を続けようと思ったのはなぜか

自分自身高校野球で悔いが残っていて、大学生活で時間的に余裕ができるところで自分の好きな野球にもっと打ち込みたかったですし、これまで野球に自分自身を成長させてもらったので、それを野球でもっと生かしていきたいと思ったからです。

 

――春に入部してからこれまでを振り返って

使える時間が増えて、より野球に打ち込めるようになって、技術面はすごい向上したかなと思います。ただ、まだ課題もたくさんありますし、大学野球のレベルの高さも常に痛感しているので、もっと上を目指していきたいと思っています。

 

――秋に向けてどのようなことを目指しているか

春に慶大がリーグ戦を優勝した要因として捕手の吉開(鉄朗=商4・慶應)選手の名前をコーチが挙げていて、秋は自分の名前がそこで上がるように、リーグ戦に絡んでいけたらいいなと思っています。

 

――高校と大学での野球の違いを教えてください

慶應義塾高校と大学野球は自分で考える野球であったり、個人で練習する時間の多さであったりそこまで大きな違いは無いと思います。ただ、周りの野球に対する覚悟や熱意は高校野球とは違っていて、みんなで日本一に向かってやっていくというところがとても分かりやすくて、自分自身すごく楽しいなと感じています。

 

――フレッシュトーナメントで神宮でプレーしてみてどう感じたか

神宮でプレーすることは自分の夢でもあったので、実際にプレーすることができて、とてもうれしかったですし、次はリーグ戦の舞台であの場に立ちたいと思いました。

春季フレッシュトーナメント東大戦では値千金の同点本塁打を放った

 

――春の早慶戦を見てどのようなことを感じたか

今年は天皇陛下も観に来てくださって、本当に多くの人から注目されているイベントなんだと実感しました。

 

――すごいと思うチームメイトは

自分が目標にしているのは、先ほど言った吉開さんで、野球界にめちゃくちゃ打てる捕手だったり、守備がめちゃくちゃうまい捕手だったりはいくらでもいるんですが、吉開さんは守備も打撃もいいんですけど、その中でも勝つことにすごい貢献している選手だと思っていて、自分もそういう選手になりたいと思っています。

 

――自分の持ち味は

チームを勝たせられるキャッチャーになりたいということを、高校1年生くらいから目標にしていて、高校3年間チームが勝つためにどのように動くべきかを常に考えてきたので、そこは大学野球でも生かすことができるかなと思っています。

 

――入部してからどのようなところが成長したのか

バッティングは高校時代に比べて良くなっていると思います。そのほかの面でも、野球に対する考え方だったり知識だったりも変わったと思っていて、周りにすごい勉強している人がいるので、そこから教えてもらったことを自分の中で落とし込んで取り入れて取り組んでいます。

 

――逆に見つかった課題は

まず、体がそこまで大きくないので、そこは自分の課題かなと思います。あとは、プレーに波があると思っていて、今は調子がいいんですけど、今後調子が悪くなった時にどう乗り越えていくのかが課題になってくると思います。

 

――チーム内での自身の役割は

小・中・高でキャプテンをやらせていただいていたので、役職が与えられているかは関わらず、周りを引っ張っていかないといけないというのは自分自身の役割として感じていますし、先輩や首脳陣からも少なからず期待されていることだと感じているので、それに応えられるように、まずは自分の学年をまとめていきたいなという風に思っています。

 

――あこがれの選手は

トヨタ自動車で野球をしている福井章吾(令4環卒)さんです。野球選手としてもそうですし、彼のキャプテンシーに憧れを持っています。彼は「主将力」と呼んでいて、その高さに憧れて、自分もキャプテンとして意識してきました。

 

――慶應の体育会のほかの競技で親交の深い選手はいますか

ソッカー部には仲の良い友達が多くて、名前を出すと中村麟(法1・慶應)選手です。塾高のときにクラスが一緒で仲が良くて、お互い頑張ろうって感じで切磋琢磨しています。

 

――慶應の好きな応援を教えてください

自分が好きなのは「ダッシュケイオウ」です。やっぱりチャンスの時に流れて、あれを聞くと「よし、やろう」となりますし、わかりやすい応援で、スタンドが一体となっていくので、聞いていても自分が応援していても好きな応援です。

 

――プレーしているときに応援は聞こえてきますか

聞こえないって選手も結構多いですけど、自分は聞こえているときのほうが良いプレーできているなと思っていて、聞こえないくらい入り込みすぎるより、逆に応援を口ずさむくらいの余裕をもってプレーするようにしています。

 

――逆に守備の時の相手の応援でプレッシャーを感じることはありますか

ありますね。高校2年生の秋に最終回に3点差を追いつかれて逆転されたことがあって、そのときに、相手の応援が嫌だなと初めて感じて、そのプレッシャーをどう乗り越えるのかっていうのは難しかったですね。

 

――キャッチャーでキャプテンという立場だとほかの人よりプレッシャーをよく感じるのでは

対策方法はいろいろ考えて、「こうすればいいな」という策はあるので、それを大学でもやっていこうかなと思っています。

 

――試合前のルーティーンを教えてください

自分は緊張しやすいので、とにかく人としゃべることを意識していて、しゃべる内容は、「今日打ってくれよ」みたいにいろいろと託していくイメージで、自分だけじゃないということを言い聞かせています。試合中でも野手や投手に声をかけて、仲間が頑張ってくれていると自分に言い聞かせてやっています。

 

――野球以外の趣味やオフの過ごし方は

スポーツ観戦は好きで、サッカーだったり、高校の時に自分の代のバレーボール部が強かったので、それからバレーを見たり、色々なスポーツを見ています。

 

――昨年の選手宣誓での発言が話題になったが

選手宣誓で言ったからにはやらなければいけないという責任も伴いますけれど、人として大事なことだと思っているので、日常生活の中から自然とついてくるように自分の中ではやっています。

 

――ルーキーイヤーで達成したい目標

まずは秋のリーグ戦に絡むことを一つの目標にしてやっています。試合に出るっていうことができればいいんですけど、試合に出られなくても、何かの形でチームに貢献して、春に達成できなかった日本一にチームを導いていけるようにしたいと思っています。

 

――大学4年間で達成したい目標

ずっとキャプテンをやってきたので、最後は10番をつけて神宮に立ちたいなと思っています。そのためにも、信頼を築いたり、野球で結果を出したり、キャプテンになってから始めるんじゃなくて、今からやるべきことはたくさんあると思っています。

 

――ケイスポの読者に対してメッセージを

いつも応援してくださって本当に感謝しています。これからも頑張っていくので応援よろしくお願いします。

 

(取材:原田武郎、奥秋柚生)