【バレーボール】今季初のストレート勝ちで最終週へ!駒大戦

ストレート勝ちを収めた

ストレート勝ちを収めた

 

秋季リーグ第9戦の相手は駒大。今季から1部に昇格してきた勢いのあるチームであり、今春の練習試合では慶大が敗北を喫した侮れない相手であった。しかし、試合が始まってみると慶大が相手を圧倒。2敗を守り抜き、最終週へと突入する。

 10月27日(日)秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ 第9戦 慶大×駒大 @日本体育大学 健志台米本記念体育館

得点
慶大 セット 駒大
25 14
25 15
25 14

ピンチサーバーとして秋リーグ初出場した益田

秋リーグ初出場の益田

第1セット、慶大は駒大のサーブに苦しめられた。強烈なジャンプサーブに崩され、いきなり4-8とリードされてしまう。しかし、「早く建て直せた」(宗雲監督)との言葉通り、ここから慶大が本領発揮。好調を維持する稲田(環3)がブロックを2本決めるなど、5連続得点で逆にリードを奪うと、その後は付け入る隙を与えず、25-14の大差でこのセットを取る。

こうなれば、勢いは完全に慶大へ。第2セットも岡田主将(商4)のスパイクが冴え、星谷(理4)のブロックが決まるなど、相手の反撃を許さない。このセットも25-15と大差で取り、勝利まであと1セットとする。

ストレート勝ちを収めたい慶大は、序盤からエンジン全開。柳田(環3)が豪快なスパイクや技ありのフェイントを見せるなど、多彩な攻撃で9連続得点を挙げ、相手を突き放す。試合中盤には「いつでも出られるようにしていた」と語る益田副将(政4)がピンチサーバーとして今秋初出場。さらに、終盤にはピンチサーバーとして投入された池田(環1)がサービスエースを奪い、上野(文1)はサイドとしてスパイクを放つなど、1年生の活躍も見ることができた。このセットも25-14と相手を寄せつけず、慶大がきっちりとストレートで駒大を下した。

途中出場の上野㉘と池田㉖

途中出場の上野㉘と池田㉖

 

今試合の収穫は、1セットも落とすことなく、高い集中力を保ったまま勝ちきれたことであろう。ここまでもつれる試合が多かった慶大にとって初のストレート勝ちとなった。リーグ戦も残すは最終週のみ。残り2戦を「チーム一丸となって」(益田副将)勝利し、まだ可能性が残っている優勝に向けて、吉報を待つ。

(記事 古尾谷拓真)

 

監督・選手コメント

宗雲監督

(今日の試合、圧勝でしたね)まあそれは、結果的に点差が開いただけですね。(相手は2部から昇格してきたチームでした)ずっとリーグ戦を見てきて、(駒大は)まだ勝ち星は挙げていませんでしたが、色々なチームに良い試合をしていたので、絶対に油断できないということを泉水コーチと選手に言い続けていました。実は春に練習試合をさせて頂いた時には、こちらは手も足も出ず、全く勝てなかったので、選手はそういう意味では良い準備をしたのではないかと思います。(1セット目序盤はリードされる場面もありました)そうですね、1セット目の最初、この前の中大戦に勝ったその翌日の学芸大戦みたいに油断することが無いようにと言っていました。ただ、1セット目の相手のジャンプサーブが走っていたときに、(前回のことが)一瞬よぎりましたが、早く建て直せたと思いますね。柳田が良くしゃべっていたので、周りの選手もすぐ気がついたと思います。(益田選手、池田選手が今秋初出場しました)普段、私は余裕ぶって多くの選手を使うことはないタイプなのですが、2セット取って3セット目、あの点差なら出しても大丈夫であろうと。割と慎重なので。できれば、益田が良いサーブを入れてくれれば良かったのですけれど、今季全然出していないので、そこは多めに見てあげたいと思います。(上野選手はサイドとしてスパイクも打ちましたね)まあ、彼はまだまだ、人間で言うなら子供の段階なので。ただ、素晴らしい人材になるポテンシャルを持っているので、この冬は一番練習して欲しいですね。(いよいよリーグ最終週となります)選手に言ったのは、明治に負けた後、後は全部勝って結果を待とうと。選手もそれに納得して同じ気持ちでやっているので、あと2日、全部勝って最後の結果を自分たちが謙虚に受け止めたいと思います。

 

益田万太郎 副将

(今季リーグ戦初出場でしたが)そうですね、出場機会がなくて、いつでも出られるようにしていたんですけど、ピンチサーバーということで出て、点差が開いてたので攻めようかキープしにいこうか迷ってて結果的にはミスで終わってしまったんですけど、攻めて良かったかなと思ってます。(ご自身のプレーを振り返って)準備不足というか、ミスで終わってしまったので満足いく結果ではなかったですね。(副将として今までの試合はどうご覧になりましたか)今丸谷と僕が代わって丸谷がずっと出て頑張っていて、僕はいつでも出られる準備はしていたんですけど、丸谷がすごく活躍してくれていたので心強く見ていられたなと思いますね。(最終週にむけて)何がなんでも勝たないと次に繋がらない試合が2つ残っていると思うので、そこはチーム一丸となって全力で頑張れるように副将としても個人としても頑張りたいと思います。

 

池田裕哉

(今日の試合を振り返って)みんなうまいこといっていて、応援しようかなと思っていたのですが、ピンチサーバーで行くよと言われ、緊張こそしましたが結果的に勝てて良かったです。(秋季リーグ戦初出場だったが)前半は全然出ていなくて、自分の中でもやもやしていたところはあったのですが、後半こうして出させていただいて、たまたまですけどこうして結果も残せたことですし、何かチームに貢献できたのかなと思います。(チームとして負けられない戦いが続いているが)まだまだ優勝圏内ですので、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。(最終週の試合に向けて)何かしら僕にできることがあればそれで貢献していって頑張っていきたいです。

 

サイド 柳田将洋(環3・東洋高)
セッター 野口剛志郎(環3・東福岡高)
センター 星谷健太朗(理4・渋谷幕張高)
サイド 岡田拓巳(商4・熊谷高)
サイド 丸谷将大(環3・東筑高)
センター 稲田聡典(環3・日向学院高)
リベロ 野瀬将平(環2・東福岡高)

途中出場

 

益田万太郎(政4・慶應高)
吉田純(環2・東亜学園高)
池田裕哉(環1・北嵯峨高)
上野素希(文1・甲陽学院高)
 

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