【ホッケー（男子）】５発快勝！“１枠”かけ順位決定予選へ／関東学生ホッケー春季リーグ　学習院大戦

先制点を決めた永野（左）と金田（右）

春季リーグ第３戦の学習院大戦。序盤から攻め続けるも、得点をあげられなかったが、前半１５分に右サイドを突破した金田翼（政３）のパスから永野裕太（政３）がゴールを決め先制。前半を１−０で折り返す。後半は５分に森大和（政４）が得点を挙げると、１８分と２０分にPCから米山大樹（政４）と吉川大地（政２）が得点。終盤に永野がこの日２点目を決め、５−０で快勝。Aプール３位で順位決定予選進出となった。

平成２９年関東学生ホッケー春季リーグ　Aプール

４／３０（日）　１３：００試合開始　＠明治大学八幡山グラウンド

得点者

前半１５分、後半３２分　永野裕太（政３）

後半５分　森大和（政４）

後半１８分　米山大樹（政４）

後半２０分　吉川大地（政２）

スタメン

ＧＫ相原宗之（商４）

ＤＦ吉國光裕（政４）、渡邉陸（法４）、米山大樹（政４）、河本倫太郎（法３）

ＭＦ福谷亮太（政４）、金田翼（政３）、吉川大地（政２）

ＦＷ森大和（政４）、大久保遼（政３）、大橋俊介（政３）

シュートを放つ米山

Aプール第３戦。大戦相手は慶大と同じく２敗を喫している学習院大だ。王座進出へ勝利のみならず自分たちのホッケーを貫き、内容でも圧倒していきたい試合だった。

前線にボールを送る吉國

序盤から攻め続けた慶大。サークル内にボールを絶え間なく入れ、試合の主導権を握る。７分にはPCを獲得すると、米山大樹（政４）がシュートを放つも得点ならず。１０分には福谷亮太（政４）のパスから永野裕太（政３）がフリーの状態でシュートを放つも、相手キーパーに阻まれ、そのこぼれ球を大久保遼（政３）が再びシュートを放つも枠の外に外れた。だが、１５分に金田翼（政３）が右サイドを突破し、サークル内に入りパスを送ると、永野がそのボールに合わせ先制。欲しかった先制点を奪う。その後も攻め続けた慶大だったが、粘る学習院DFの前に得点を奪えず、前半を１−０で折り返す。

ゴールを決めた吉川

なかなか得点の入らなかった前半とは変わり、後半の慶大はチャンスをものにする。５分にサークル内にボールを運んでいった森大和（政４）がそのままシュートを放ち、待望の２点目を挙げる。１８分にはこの日決め切れなかったPCのチャンスから米山大樹（政４）が得点。２０分にもPCから吉川大地（政２）がフリックシュートを決めた。終盤３２分には永野がこの日２点目をあげ、勝負あり。５−０で快勝し、春季リーグのプール戦を終えた。

試合後挨拶をする福谷主将

１７シーズン公式戦初勝利を挙げたこの試合。福谷主将も「これが最初の一歩」と話すようにここから７月の王座進出へ向け負けられない試合が待っている。下位リーグからの王座進出方法は２連勝して５位になることのみ。今節で勝利のみならず、内容面でも本調子を取り戻してきた慶大。「自分たちのホッケー」を貫き、悲願の王座進出となるか。

（記事、写真：森田悠資）

次戦　順位決定予選

５月７日（日）順位決定予選

ｖｓ駿河台大学　１１：１５　試合開始　＠慶応義塾大学日吉ホッケー場

☆関東学生ホッケー春季リーグ　 Aプール　星取表・日程表　

以下、選手コメント

福谷亮太（政４）

(今日の試合に向けて)自分たちのやってることは間違ってなかったということにはなったんですけど、それを崩さずに貫き通すことができるか。その強さがまだ自分たちには足りていないので、やはり今日の試合で自分たちのホッケーが貫けるかが、鍵になると思っていて、勝ち負けもですけど、内容にこだわっていました。(今日の試合を振り返って)内容的には悪くなかったと思います。ただ、自分たちのミスが出た時に、雰囲気が悪くなったりミスが続いたりしてしまって。次からは負けられない試合が続くので、そういう時に気持ちを切らさずに一喜一憂せずにやりたいです(主将就任初勝利となりましたが)ありがとうございます。なかなか勝てない試合が続いて、苦しかったんですけど、これが最初の一歩だと思うので、王座に行くために頑張ります。(プール戦3試合を振り返って)初戦の山梨学院大戦では結果は出なかったんですけど、いい試合が出来たねとOBの方に言っていただいて。それを踏まえての明大戦で結果も内容も伴わなくて、雰囲気も下がっていて、自分たちのホッケーも模索していたんですけど、今日に関して言えば点差も開いて勝てたので、順位決定予選に繋がるは試合になったと思います。(今後に向けて)僕が入学してから王座に行ったことがないので、なんとかあと2勝して王座に行きたいです