第18回早慶女子サッカー定期戦 vs 早稲田大学
2018/07/12(金)15:30KO @等々力陸上競技場
今年で18回目となったソッカー部女子とア式蹴球部女子の定期戦。21分にCKから先制を許すと、34分には鋭いミドルシュートを叩き込まれる苦しい展開に。前半終了間際にもCKから失点し、前半だけで3失点を喫した。反撃したい後半だったが、開始から22秒であっけなく4点目を献上。選手交代で徐々に強度を落とした早稲田から84分に1点を奪うも、1-4で完敗に終わった。
【スコア】
慶應義塾大学1-4早稲田大学
【得点者】
0-1 21分 小林菜々子(早稲田大学)
0-2 34分 中條結衣(早稲田大学)
0-3 45分 土屋明日香(早稲田大学)
0-4 46分 土屋明日香(早稲田大学)
1-4 84分 山本華乃(慶應義塾大学)
◇慶大出場選手
GK 尾崎栞(法4・県立多摩)
DF 庄司夏穂(総4・聖和学園)→46分 ブラフ フェイ(文1・スフィーダ世田谷FCユース)
DF 奥本くるみ(環4・浦和レッズレディースユース)→86分 藤田椰也子(経2・SOCIOS.FC)
DF 佐藤幸恵(総3・十文字)→86分 清水菜緒(環3・文京学院大女子)
DF 中井里衣子(総2・作陽)
MF 松木里緒(環4・常盤木学園)→72分 高月彩香(環2・村田女子)
MF 足立智佳(環3・大阪桐蔭)
MF 勝木日南子(総4・大和)→46分 髙橋佳里(総1・常盤木学園)
MF 小川愛(総3・神村学園)
FW 鈴木紗理(総3・十文字)
FW 山本華乃(理3・横須賀シーガルズ)
平日開催にも関わらず、非常に多くの観客が詰めかけた等々力陸上競技場。慶大が初めて早稲田を破る瞬間を見ようと、メインスタンド・バックスタンド共に慶大サポーターの熱い視線がピッチに注がれた。昨年の先発メンバーのうち7人が今年も先発出場。ユニバーシアード女子日本代表に選出され、イタリア・ナポリに遠征中の主将・工藤真子(総4・日テレ・メニーナ)を欠いての試合となった。慶大は前節の筑波大戦からメンバ―を2人変更。鈴木紗理(総3・十文字)がスタメンに復帰し、ブラフ フェイ(文1・スフィーダ世田谷FCユース)はベンチスタート。また、事情によりGKは加藤楓琳(総4・常盤木学園)に代わって尾崎栞(法4・県立多摩)が務めた。
「試合の入りは悪くなかった」(小川)と話したように試合序盤、慶大は立て続けにチャンスを作った。前線からプレッシャーをかけボールを握ると、右サイドの小川愛(総3・神村学園)がクロスボールを供給。勝木日南子(総4・大和)のヘディングシュートは枠外に逸れた。直後の5分、早大のパスミスを見逃さなかった小川がダイレクトでミドルシュート。果敢にゴールを狙った。しかしその後は、ビルドアップでの焦りなどから徐々にリズムを失った慶大。21分に早くも4本目となっていたCKから先制を許した。27分にカウンターから松木里緒(環4・常盤木学園)が抜け出して中央に折り返したが、鈴木紗理(総3・十文字)の足元には収まらず。得点とはならなかった。
前半はここからほとんどの時間で守勢に回り、チャンスらしいチャンスは生まれなかった。30分の大ピンチは尾崎栞(法4・県立多摩)が何とかしのいだが、迎えた34分。ゴールキックを簡単に奪われたところから、鋭いロングシュートを叩き込まれ0-2。伊藤監督も「前半1失点で帰ってくれば可能性はあった」と振り返ったが、2点差がつき早くも苦しい展開となった。さらに前半終了間際に8本目となるCKを与えると、マークにつききれず完璧なゴールを許した。前半だけでまさかの3失点。メインスタンドの慶應応援席は静まり返っていた。
今年の女子部のハーフタイムショーにはラストアイドルが出演。代表曲である「大人サバイバー」などを披露し、会場を盛り上げた。
ハーフタイムでは「戦術云々ではなく戦う気持ちが足りてない」と選手同士でも話し、「リスクを背負って攻めていこう」と切り替えて臨んだ後半。ブラフ フェイ(文1・スフィーダ世田谷FCユース)、髙橋佳里(総1・常盤木学園)と一年生を2人投入した。しかし、この日の慶大は上手くいかなかった。後半開始からわずか22秒。GKの処理ミスで4点目を献上し、反撃の出鼻をくじかれる形となった。
一方、今年の見どころであった双子のブラフ姉妹の対戦が実現。シャーン選手が52分に退いたため6分間だけであったが、マッチアップも果たした。慶大は「記念試合のように交代選手の起用を」(伊藤監督)進めた早大に対し、前半よりもペースを掴んだ。55分には松木が気持ちのこもったドリブル突破でPAに侵入。その2分後に絶好の位置で山本がFKを得たが、鈴木のシュートはクロスバーの上へ逸れた。さらに66分、奥本くるみ(環4・浦和レッズレディースユース)が持ち上がると、最後は佐藤幸恵(総3・十文字)が中央へ切り込んでミドルシュート。枠を捉えていたが相手GKのセーブに惜しくも阻まれた。
そのままジリジリと時が経って迎えた84分。冷静な守備でボールを奪った中井里衣子(総2・作陽)が小川へパス。小川は反転しながら受けて前を向くと、早大選手5人の間を通過する芸術的なスルーパスを山本華乃(理3・横須賀シーガルズ)へ通した。「愛と目が合って裏へ抜けた」山本はGKとの1対1を見事に制し、2年連続となるゴールを沈めた。「応援してくれている人のために1点でも取らないと申し訳ない」(山本)という気持ちのこもった1点となった。終了間際に藤田椰也子(経2・SOCIOS.FC)と清水菜緒(環3・文京学院大女子)をピッチへ送ったが、慶大の見せ場はこの1点のみに終わった。
18度目の早稲田への挑戦は1-4。まさしく「惨敗」(伊藤監督)に終わった。
試合後の挨拶ではしばらく顔を上げることができない者もいた慶大。監督・選手たちは「戦う気持ちが足りなかった」「甘かった」「不甲斐ない」と同じ言葉を口にした。年々縮まってきていた女王・早稲田との差。しかし今年は、去年と比較しても低調なパフォーマンスに終わってしまった。「これが足りないとか、これが少し劣っているとか、そういうレベルではない」という鈴木選手の言葉から感じられる強い危機感。それほど早慶戦は「次の試合は切り替えて」と軽々しく口にできない舞台であり、この1-4という結果であった。
まだ自分たちのサッカーが早稲田を倒すレベルにないと認識させられた今回の定期戦。しかし目標である”インカレ優勝”。その舞台までは、あと5ヵ月強も残されている。さらに言えば、前哨戦となる関東大学リーグは開幕してさえもいない。まだ十分に立て直す時間がある。
大学リーグで再び相まみえるワセダ。「何が何でも借りを返したい」(勝木)という思いを胸に刻み、TEAM2019は勝負の後半戦に挑んでいく。
この試合の写真は以下のリンクからどうぞ!(計276枚)
試合中(早大ゴール側)
試合中(慶大ゴール側)
ハーフタイムショー(ラストアイドル出演)
以下、監督・選手(12名)の試合後のコメント及び寸評
伊藤洋平監督
――試合を振り返って
そうですね…本当に惨敗だったと思います。この舞台を作り上げてくれた運営陣たち、あと応援してくれた方々に非常に申し訳ない気持ちで一杯です。
――前半の3失点は当然想定していなかった
いや、前半は1失点で帰ってくればまだ可能性はあったかもしれないですけど、3失点は少し厳しかったですね。
――逆転に向けてどのような言葉をかけられましたか
いや、もうなんていうんですかね。もちろん戦術的な話はいくつかしましたけれども、気持ちとか戦う姿勢を特に話しました。
――得点を奪ったシーンはどう評価していますか
早稲田はもう記念試合のように交代選手の起用をしていたので、もちろんポジティブに捉えたい気持ちは山々なのですが、決してそれだけで捉えてはいけないなと。
――早稲田とは大学リーグで再戦します。またこれからに向けて意気込みをお願いします
やっぱり格上に対して勝つにはベースとして戦う姿勢だったり運動量で上回らなければいけないと思いますし、さらにその準備の面では絶対に抜かりなくしていかなければいけないと思うので、もう一回地に足つけて一歩一歩やっていきます。
副将:勝木日南子(総4・大和)©️
――キャプテンとしての試合になりました
チームとしてもそうですし個人としても情けないし、本当に不甲斐ない試合をしてしまいました。
――後半での挽回はやはり厳しかったですか
前半は自分たちのチームの弱点っていうのも分かっていて試合の入りもシンプルにやろうって話していたんですけど、3点取られるとさすがに厳しいなっていう印象です。戦術云々以前に、闘うっていうところは全然誰も体現できていなくて、自分自身のサイドもうまく守備がはまらなかったり右サイドばかり中心の攻撃になってしまったりとか。まあでも、戦術以前の気持ちで負けました。
――大学リーグでも再度早稲田と対戦します
早稲田には何が何でも借りを返したいですし、早慶定期戦はもう一回は来ないですけどもう一回ワセダと戦えるチャンスがあることに感謝して、絶対倒せるように精進していきたいと思います。
主務:松木里緒(環4・常盤木学園)
ーー前半から押し込まれる時間帯が続きましたが
今シーズン前半が悪くて後半立ち直る試合が結構多かったのですが、前節の筑波大戦からそれが改善されていたので、前半からいこうと決めていたのですが前半から結構ビルドアップで苦しみ、押し込まれというところで流れが向こうにいってしまったのかなと思います。
ーーハーフタイム中にチーム内でどのような話し合いを
全然逆転できる点差でしたし、45分間でもっと前から行ってコンパクトに守備から攻撃にいこうという話はしました。
ーースルーパスで好機を演出するシーンも見られましたが
相手のディフェンスラインが前に強いことはリサーチで出ていたので背後は結構狙っていました。狙うところと回すところが前半はなかなか余裕がなかったので、もっと下から回して最後の部分がちょっと早かったのかなと思います。
ーーこれまでの定期戦を振り返って
4年間ずっと最初から出させていただいたのですが全部途中交代だったので、この舞台で自分の力が最大限に発揮できずに終わってしまったので、そこはすごく自分の中で悔いが残ります。
ーーこれからの試合に向けて意気込みを
今年の最大の目標はインカレ優勝なので、そこを目指している以上は関東大学リーグで結果を残すことが一番大事で、(関東リーグの)降格圏を抜けて大学リーグでもっと上に行くために、ここから気を引き締めてもっとやっていかないとなと思います。
奥本くるみ(環4・浦和レッズレディースユース)
ーー前半から劣勢に回った
本当は前半はシンプルにサイドを使って前に進みたかったのですが、なかなか上手くいかなくて押し込まれる時間帯が増えてしまったなと感じています。
ーーハーフタイム中にチーム内でどのような話し合いを
戦術云々とかではなくて自分たちが戦えていなかったので、応援してくださる方々にもこんな姿は見せられないですし、リセットという言い方は変ですけど「やるしかない」、「行くぞ」という気持ちを持って後半からまたやっていこうという話はしました。
ーー90分を通して早稲田のボール支配率が高かった。早稲田の壁は高かったか
なかなか自分たちのやりたいことができない時間が多かったので、早稲田に押し込まれる時間帯が続いてしまったというのはあります。
ーーこれまでの定期戦を振り返って
早慶戦という舞台は特別な舞台で他の試合より力が入るって言ったら変なのですが、自然に力が出てくるような試合でこういう舞台で試合ができることに対して毎回すごく感謝の気持ちを持ってやっていますし、本当に早慶戦は特別な舞台なんだなと感じました。
庄司夏穂(総4・聖和学園)
――1-4という結果でした
早稲田相手に今週ずっと準備してきて、左サイドから攻めるっていう練習をずっとしてたんですけど中々こっちまでボールが来ることもなく後手後手になってしまいました。ずっと守備に回ってることが多かったのでオーバーラップしたり、左サイドから崩すっていうことが出来なくて不甲斐ない結果に終わってしまって残念です。
――個人としての出来はどうでしたか
1年生の時に早慶戦を初めて経験してその時の4年生にたくさん助けられて、2・3年は怪我とかで出れなくて今回の最後に気合も入っていたんですけど、やっぱりピッチの上に立つと緊張もするし、逆にたくさんの応援が私たちの後押しになったのですごい嬉しかったです。この結果ですしまだまだ早稲田とは、負ける相手じゃないけどリズムを作る部分でも私たちが負けていたのかなと思います。早慶戦の舞台は特別ですし、もうこの舞台で戦うことはできないですけど、次は大学リーグで絶対勝てるように切り替えたいと思います。
副将:足立智佳(環3・大阪桐蔭)
――率直な感想を
やはり完敗なので、実力差を、自分たちの力不足を感じた試合でした。
――試合のターニングポイントは
セットプレーは自分たちは2年間ずっと失点していて、今まで練習でもセットプレーの対策はしてきていたのでそこで失点しまったっていうことと、前半自分たちが戦う気持ちを表現できていなかったので、そういう部分で足りていなかったなと思います。
――それに対して後半は
後半入る時点で点差が開いていたので自分たちはいくしかない、ミスしても良いからチャレンジしようっていう声を掛け合っていたのでそこは思い切って後半は入れました。
――今後どう生かしていきたいか
まず、今日の結果に対して自分たちがチームとして足りていなかった部分をもう1回1から見つめ直して、本当にチームの基盤づくりからしていかないといけないと思うので、チームの土台となる部分をもう一回見つめ直さないといけないなと思います。
――応援してくださった方々にメッセージを
どんな時間帯でも本当に応援の声は聞こえていましたし、最後まで温かい声援を頂いて自分たちの力になっていました。ありがとうございました。
小川愛(総3・神村学園)
ーー前半から苦しい時間帯が続きましたが
試合の入りは悪くなかったのですが、なかなか自分たちのビルドアップからリズムを作ることが前半を通してできず、その中で先取点を取ることができなかったです。
ーー後半なかなか好機を演出することができなかった。早稲田の守備陣の壁は高かったか
球際も強かったですし、個々の能力というのはやはり早稲田はすごい上手なんだなと感じました。
ーー来年の定期戦に向けて
自分たちの強みは闘うところはもちろん、後ろからボールを保持しながらゴールに向かうところをもっと早稲田相手にも通用するくらいのレベルで、日頃の練習から取り組んで来年に向けてこの悔しさを絶対に忘れずに、来年勝てるように全員で頑張っていきたいと思います。
佐藤幸恵(総3・十文字)
――試合を振り返って
前半から自分たちのプレーが出来なくて、今日は試合を通して早稲田に完敗っていう感じだったんですけど後半少し修正できたかなと思ったんですけど、まあ自分たちの力が出し切れなかったので後悔の残る試合になりました。
――やはり前半の3失点は雰囲気的にも重かったですか
取りに行こうっていう気持ちはみんな絶対にあったと思うんですけど、やっぱ雰囲気もどんどんドンヨリしちゃってっていう感じですね。でも、絶対みんな1点ずつ1点ずつっていう思いはあったと思うので、そこは諦めないでやって1点取れたので良かったなって思います。
――次がラストの早慶戦です。それに向けて今回得たことはありましたか
こんなに大勢の方に応援していただいて、とても不甲斐ない試合をしてしまって申し訳ない気持ちで一杯です。今年も早稲田が格上だったかもしれないけど、絶対もっと気持ちを前面に出して一丸となればできたので。また、早慶戦の借りは早慶戦でしか返せないと思うので、一つ一つの試合を丁寧にやって全員で勝てるチームになりたいと思いました。
鈴木紗理(総3・十文字)
ーー前半から押し込まれる時間帯が続きましたが
自分たちのやるべきことが上手くはまらず、自分たちがすべきサッカーができず苦しい展開になったなと思います。
ーーハーフタイム中にチーム内でどのような話し合いを
前線からのプレスであったりビルドアップのところで少し食い違う面があったので、3点失点しましたけど後半に向けて「まだ行けるよね」という話はしていて、点を取らなくてはいけない中で自分たちのサッカーをしていこうという話をしました。
ーー後半なかなか好機を演出することができなかった。早稲田の壁は高かったか
一人一人の実力、1対1のところ、11人での戦い方であったりと一つ一つのところが全て上回られたかなと思っていて、自分たちの強みを出していけばここまで点差は開くことは無かったのかなと思います。
――来年の定期戦勝利の為に必要なことは
全て見直すべきかなと思いますね。これが足りないとか、これが少し劣っているとかそういうレベルではないなと今日実感したので、普段のところからアップデートしていかないといけないなと感じました。
山本華乃(理3・横須賀シーガルズ)
――率直な感想を
関東リーグも負け続けていて早慶戦で流れを変えようとしたが、そんなものは甘くて全然通用しなかったし、完敗だなっていう感じです。
――後半の入りで意識したことは
3失点してしまって、それでも応援してくれている方々がずっとトーンを下げずに応援してくれていたので、まずは1点ずつ変えそうっていうのは絶対に切らさないで、みんなで1点ずつ返そうっていう感じで後半に入りました。
――得点シーンを振り返って
愛(小川愛=総3・神村学園)は遠くまで見てくれていると思っていたので、あのときは外で待って愛と目が合ったので思い切り裏抜けようと思って走り出しました。
――ゴール後の気持ちは
ゴールは決められて本当に嬉しかったんですけど、応援してくれている人のために1点でも取らないと申し訳ないっていう気持ちで、最後はどんな点でも1点決めようと思ったので点が入って良かったです。
――今後に向けて
また切り替えてもっと基礎から1から頑張っていきたいです。
――応援してくれた方々にメッセージを
今日は完敗という結果になってしまったんですけど、また切り替えて大学リーグでも早稲田と当たりますし、もう自分たちの甘さは見せないように練習の時から一つ一つこだわって頑張っていきたいと思います。
中井里衣子(総2・作陽)
――試合を振り返っていかがでしたか
一度も今シーズンやったことのない相手に対して、自分たちを信じて、絶対に勝とうという気持ちで全員で入ったんですけど、自分たちの最後の甘さだったりが全部出た試合かなと思います。
――点差が離れてもずっと大きな声を出しているのが印象的でした。何か特に心がけていることはありましたか
私自身、足元が上手くないからこそ何でチームに貢献できるかと言ったら声を出すことなので、声を出してチームの雰囲気を最後まで盛り上げることだったり、周りで応援してくれている人たちのためにも最後まで戦う姿を見せないと本当に申し訳ないと思うので、そこは常に日頃から声を出すようにしています。
髙橋佳里(総1・常盤木学園)
――初めての早慶戦が終わりました
後半から入るっていう形だったのでチームの流れを変えたいっていう思いが一番大きかったです。実際にピッチに立って緊張とかはなかったんですけど、自分のスルーパスとかアシストをするプレーはまだまだ出せていなかったなって感じです。
――後半の頭からの出場でしたが、ハーフタイムで指示はありましたか
この早慶戦はいろんな人とかの想いとかもあっていろんな人が運営してくれたりしてて、その思いをもう一回再確認して感謝の気持ちをもって取り組むっていう風に言って試合に挑みました。
――今日の45分は来年以降に活きていくのでは
来年は入場のところを歩きたいって今日見て思って、今回大敗しちゃったんですけど本当に来年こそは勝ちたいっていう思いがより一層強くなりました。
ブラフ フェイ(文1・スフィーダ世田谷FCユース)
ーー初めての早慶定期戦となりましたが、実際にプレーしていかがでしたか
思ったより歓声が大きくて、周りの声が聞こえない部分でやりづらさなどを感じたのですが、逆に思い切りできたと思います。
ーー実際にシャーン選手(=ブラフ シャーン スポ1)と同じ舞台に立って
もっと長い間やりたかったというのはありました。完敗してしまったので次負けないように頑張ります。
ーービハインドでの出場となりましたが、何を考えてピッチに入りましたか
とりあえず自分が流れを変えるというところと、思い切りプレーすることを意識してピッチに入りました。
ーー試合を通して何か収穫はありましたか
早稲田という格上の相手に対して何もできなかったというわけではないと思うので、もっと自分たちの強みを練習して来年はもっと良い戦いができるように準備していくしかないと思います。
――ソッカー部女子関係者の皆様、お忙しいところ弊会の取材へのご協力誠にありがとうございました!