12日、JOCジュニアオリンピックカップ2026年度ジュニアクイーンズカップ・レスリング選手権大会U23が開催され、慶大レスリング部からは淺野稔理(法4・慶應女子)が62kg級決勝に出場した。相手の素早いタックルを切りながら反撃を窺うも、効果的に得点を重ねられ0―6で敗戦。準優勝に終わった。
2026年4月12日 @東京武道館
【試合結果】
JOCジュニアオリンピックカップ2026年度ジュニアクイーンズカップ・レスリング選手権大会U23
女子レスリング62kg級
決勝
淺野稔理(慶應義塾大学)[VPO 6:00=0-6]元木日陽里(育英大学)
24年12月に開催された天皇杯では3位決定戦で敗れ、メダルには一歩届かなかったものの、全国の舞台で好成績を残した淺野。しかし、以降は膝のけがにより大会への出場は叶わず。長いリハビリが続いていた。今回のJOCはおよそ1年4ヶ月ぶりの復帰戦。同階級のエントリー選手は淺野を含めてわずか2名。勝利すれば日本一と10月に開催される世界選手権への出場が決まる。
相手は元木日陽里(育英大学)。慶大OGの尾﨑野乃香(令8環卒)のライバルである元木咲良(育英大学助手)の妹だ。
開始1分20秒。テイクダウンで2点を先取される。その後は相手に素早いタックルを受けるも、冷静に重心を落として対処し、0―2で第1ピリオドを終える。


反撃したい第2ピリオド。しかし、早々に場外ポイントで1点の追加を許すなど、なかなか糸口を見出だせない。開始40秒頃にはそれまで上手く切っていた相手のタックルを右足に決められ、テイクダウンでさらに2失点。終了間際に場外ポイントでダメ押しされ、0―6で敗れた。


日本一と世界選手権出場はならなかったものの、今大会の出場により5月に開催される明治杯の出場権を獲得した。競技人生ラストイヤー。けがを乗り越え、不撓不屈の精神で戦い抜く。
【インタビュー】
――久しぶりの試合を終えた気持ち
けがをしていて久しぶりの試合だったので、足のけががまた同じように切れるかなと不安に思うこともありましたが、負けてしまったものの6分間最後まで戦えて良かったと思います。
――どんな意識で臨んだが
最近は私が上手く攻められていなくて、相手がたくさんタックルに入ってくると思っていたので、切ってからの処理を意識していました。
――良かった点と改善していきたい点
良かった点としては、最低ラインのような形になりますが、ちゃんとけがをしないで最後までできたことです。試合内容的には全然攻められなかったことと、切ってから自分がやろうと思っていたことがあまりできなかったことが反省になります。
――ラストイヤーの目標
何かの入賞というのももちろん目指したいと思いますが、最後の年で、大学で引退しようと思っているので、自分が納得できるような攻めや、できる限り自分の好きなレスリングができるように頑張っていきたいと思います。
(取材:柄澤晃希)

