【ボクシング】開幕戦を初勝利で飾れず 村松が唯一の白星/第79回関東大学ボクシングリーグ2部 VS日本体育大学

ボクシング

1部昇格を狙う慶大は開幕戦で日体大と対戦。聖地・後楽園ホールにて初勝利を飾りたい慶大だったが、青木亮英(理3・栄東)がRSC負け、櫻井駿太朗(経4・國學院久我山)がKO負けと0勝3敗という状況の中で、村松杏哉(理4・國學院久我山)が意地を見せ3ー2のスプリット・デシジョン勝ちをおさめるも、主将の酒井亮太(商4・慶應)らも日体大の強力な攻撃に対応できず、1ー6で敗戦した。

 

関東大学ボクシングリーグ戦2部  第1週 vs日体大

5月9日(土) 10:30試合開始@後楽園ホール

慶大●1―6◯日体大

 

階級

勝敗

慶大選手名

 

相手選手名

F

 

W.O..

吉井康介

B

青木克英

RSC

(3R 0:45)

岩村蘭丸

L①

櫻井駿太朗

 KO

(1R 2:54)

奈須海里

L②

村松杏哉

3-2

(28-29, 27-30, 30-27, 29-28, 29-28)

高橋樹生

W

酒井亮太

RSC

(2R 2:17)

 

川端響也

LM

小倉康成

RSC

(1R 1:59)

吉住将丈

M

土井誠武

0―5

(28-29, 28-29, 28-29, 28-29, 28-29)

西添陸斗

※F級は慶大の不戦敗

 

第2試合 バンダム級 

初戦は青木亮英(理3・栄東)がバンダム級に出場。第1ラウンド、序盤は打ち込まれるも、中盤は何度か相手に打ち込む。しかし、終盤は頭やボディにパンチをもろに食らい、苦しい展開で第1ラウンドを終える。第2ラウンドも厳しい展開。青木のストレートが上手く交わされ、カウンターを食らう。第3ラウンド開始直後に1度目のダウン。1度は立ち上がるも、その後もう一度ダウンし、立ち直れず。RSC(レフリー・ストップ・コンテスト)負けを喫した。

RSC負けを喫した青木

第3試合 ライト級 

第1ラウンド、序盤から相手の素早いパンチに苦戦する。櫻井駿太朗(経4・國學院久我山)も応戦するも、相手の攻撃に対応しきれず。第1ラウンド残り6秒というところでダウン。KO負けに終わった。

素早い攻撃に及ばなかった櫻井

第4試合 ライト級 

第1ラウンドは序盤は拮抗した展開が続くも、後半からは村松杏哉(理4・國學院久我山)の攻撃が上手くハマり始める。相手の攻撃を上手く交わし、カウンターで左のジャブを何度も決め込む。第2ラウンドも、相手の攻撃をほとんど受けず。左右のストレートが相手の頭にしっかりと決まり、試合は完全に村松のペースに。勢いそのまま第3ラウンドへ向かうも、村松が出血。試合が中断され、勝敗は判定に委ねられることに。結果は3-2のスプリット・デシジョン勝ち。なんとかリーグ戦初勝利をもぎ取った。

唯一の白星を飾った村松

第5試合 ウェルター級

続く第5試合に登場したのは、今季慶大ボクシング部主将を務める酒井亮太(商4・慶應湘南藤沢)。第1ラウンドは開始早々、酒井が鋭いパンチを繰り出し積極的な姿勢を見せる。その後は両者譲らぬ一進一退の攻防が続き、互いにガードを固めながらカウンターを狙う展開に。終盤には酒井が猛攻を仕掛け、相手をリング際まで追い込む場面も見せ、そのまま第1ラウンドを終えた。第2ラウンドでは一転して苦しい展開となる。相手のパンチをまともに受け、防戦を強いられる時間が続いた。反撃の糸口を探しカウンターを狙うも決定打を生み出すことはできず、最後はRSC負けを喫した。

主将としてチームをけん引する酒井

第6試合 ライトミドル級

第6試合に登場したのは小倉康成(商3・就実)。どっしりと構える相手に対し、序盤はジャブを中心に距離を測りながら様子をうかがう。しかし相手の攻撃をかわし切れず、右ストレートをまともに受けると、第1ラウンドでRSC負けを喫した。

悔しい結果となった小倉

第7試合 ミドル級

最後に登場したのは土井誠武(商2・慶應)。第1ラウンド開始わずか10秒、力強い右ストレートが相手の顔面を捉え、幸先よくダウンを奪う。その後も鋭いパンチと軽快なステップで相手を翻弄した。第2ラウンドは互いに強打を繰り出す激しい打ち合いとなる。迎えた第3ラウンドでは防戦を強いられ、粘りを見せたものの、最後は5―0のユナニマス・ディシジョンで敗れた。

最終ラウンドまで戦い抜いた土井

 

【選手インタビュー】

◇村松杏哉(理4・國學院久我山)

ーー今日の試合どのような気持ちで臨んだか

色々な思いもありましたが、一番は最後のリーグ戦の初戦としてふさわしい結果を残したいと思っていました。また副将としての立場もあったので、後輩にもかっこいいところを見せたいと思っていました。

ーーどのようなことを考えながら試合を戦ったか

自分の試合の前で3敗してしまっている状況だったので、自分が負けるとチームとしても負けてしまうと思って、絶対に自分が勝って次の選手に繋げてやると考えていました。また相手は自分よりも競技歴の長い選手であったので、技術的なところでは劣る分、気持ちの面では絶対に負けたくないと思っていました。

ーー試合を終えての感想

1番は気持ちよかったです。これまでのきつい練習が無駄じゃなかったんだと思えました。きつい練習は大嫌いですが、今回のような勝利ができるならむしろ進んでやっていきたいと思いました。

ーー次戦への意気込み

泥臭く勝利をつかみ、慶應としての勝利に貢献します。絶対ぶっ倒す。

 

(取材:塩田隆貴、小野寺叶翔)

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