【レスリング】尾﨑野乃香 天皇杯との2冠でアジア大会&世界選手権の選考確定! 瀧澤勇仁 3位決定戦は接戦演じるも0―2敗戦/令和8年度 明治杯全日本選抜レスリング選手権大会 4日目(最終日)

レスリング

 明治杯大会4日目。女子レスリング62kg級の慶大OG・尾﨑野乃香(令8環卒)は決勝で尾西桜(日本体育大学)を2―1のポイント判定勝ちで下し、優勝した。昨年度天皇杯から国内主要大会連覇となり、今年のアジア大会とシニア世界選手権に日本代表として選考されることが決まった。

 フリースタイル74kg級の慶大・瀧澤勇仁(経2・慶應)は、シニア全国大会最高戦績を懸けて3位決定戦に臨むも、山下凌弥(日本体育大)に0―2のポイント判定負け。メダルには一歩及ばなかった。

 

2026年5月24日 @東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

【試合結果】

令和8年度 明治杯全日本選抜レスリング選手権大会 4日目(最終日)

フリースタイル74kg級

3位決定戦

瀧澤勇仁(慶應義塾大学)[VPO 6:00=0-2]山下凌弥(日本体育大)

 

女子レスリング62kg級

決勝

尾﨑野乃香(慶應義塾大学)[VPO 6:00=2-1]尾西桜(日本体育大学)

 

【お断り】 

記者の都合が合わず、尾﨑選手の試合を取材できなかったため、写真は瀧澤選手のみとなります。ご了承ください。

 

 現在は慶大コーチとして活動している女子レスリング62kg級の尾﨑野乃香(令8環卒)は、尾西桜(日本体育大学)との決勝に臨んだ。尾西は昨年度天皇杯で59kg級から五輪階級の62kg級へと転向し、3位となった新星だ。

 開始1分30秒頃、尾﨑が2度目のパッシブを取られ、アクティビティタイムとなる。尾西にがぶりから攻められるも、これをかわしてテイクダウンに持ち込み、アクティビティタイム中に2点を先制。2―0のリードで第1ピリオドを終える。

 第2ピリオド残り1分15秒頃、タックルで左足を取られ、逆転のピンチを迎えるが、1点に抑えてリードを守る。終盤も攻められるが、冷静に対処する巧みなレスリングで逃げ切った。

 尾﨑は昨年度天皇杯を優勝したため、この明治杯の優勝で今年秋に行われるアジア大会と世界選手権への選考が決まった。

 

 フリースタイルスタイル74kg級の瀧澤勇仁(経2・慶應)は、シニア全国大会初のメダルを懸けて3位決定戦に出場した。相手は山下凌弥(日本体育大)。昨年8月のインカレ準決勝では瀧澤が1―6のポイント判定負けを喫している。

 開始1分11秒、ステップアウトで先制を許す。直後に2度目のパッシブを取られ、アクティビティタイムで得点を奪えず、1点を献上する。第1ピリオド残り30秒頃、瀧澤が首元を痛める。長い中断となったが、試合に復帰。0―2で第1ピリオドを終える。

 第2ピリオドは瀧澤が積極的に仕掛けるも、攻め切れない時間が続く。瀧澤の右手、山下の左手で組み、高低を生かした攻撃を繰り出すも、最後までかわされ続けた。0―2の敗戦で、昨年度天皇杯に続きベスト8に終わった。

 惜敗となったが、山下相手に接戦を演じた瀧澤。準々決勝でも、今大会最優秀選手の青柳善の輔(クリナップ)相手に4―7のポイント判定負けも善戦した。今後の飛躍に期待が持てる大会となった。

 

 今大会の慶大選手の結果は以下の通り。

 

佐藤秀一郎(環4・八千代松陰)

フリースタイル97kg級 ベスト8

グレコローマン97kg級 ベスト8

 

岡澤ナツラ(法2・慶應)

フリースタイル86kg級 準優勝

 

瀧澤勇仁(経2・慶應)

フリースタイル74kg級 ベスト8、3位決定戦敗戦

 

尾﨑野乃香(令8環卒)

女子レスリング62kg級 優勝

 

 慶大が出場する次の大会は、東京都知事杯令和8年度東日本学生レスリングリーグ戦。6月16日から18日にかけて東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催される。

 

(取材:柄澤晃希)

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