【バレーボール】 相手に押され連敗 中大戦

DSC_5912開幕2戦目の相手は昨年の全日本インカレ覇者・中大。エース石川を筆頭にリーグ屈指の攻撃力を誇るチームだ。何とか食らいつきたい慶大であったが、王者の壁は厚かった。  

 

月12日(日)春季関東大学男子1部バレーボーリーグ 第2戦 慶大×中大 @早大戸山記念会堂

 

 

得点
慶大 セット 中大
14 25
16 25
21 25
 

昨日と同じメンバーで挑んだこの試合。第1セット、序盤から相手の多彩な攻撃の前にリードを許す。清水(環3)、林(商4)をピンチサーバーで使い勝機を見いだしたい慶大であったが、追い上げられず14-25で落とす。

第2セットも相手に先行される苦しい展開。相手エースの石川をサーブで狙いレセプションの乱れを誘うも、うまく切りかえされ失点する場面が多くみられた。その中でも増田(環2)を中心とした3枚ブロック、黒田のスパイクと随所にいいプレーを見せていく。結果として16-25と連続してセットを落としたが、次のセットにつながる内容であった。

コート後方からチームを支える野瀬

コート後方からチームを支える野瀬

第3セット、池田(環3)の一枚ブロックもありスタートダッシュに成功する。その後も点差を保ったまま試合は推移していくが、中盤の4連続失点で一気に流れが相手に傾く。その後追いつかれ、相手の攻撃を切りかえせぬまま最後はサービスエースで試合終了。21-25となり、セットカウント3-0で敗れた。

 

開幕して2戦2敗となったが、メンバーが大きく変わったなかで要所に光るプレーを見せている。自分たちのやってきたことを信じ、長いリーグ戦を戦っていく。

(記事 岩井邦夫)

 

宗雲監督

(今日の試合を振り返って)力の差があるので、結果として3-0というのは仕方ないとしても徐々に1セット目より2セット目、2セット目より3セット目と相手にアジャストできていたので、結構悲観はしていないです。(試合のプラン)いろいろあるのですが、石川選手の得点に関しては気にしないでおこうと、そのほかの選手のことをケアしていましたが、これまでに経験したことのないような早い平行(トス)があったので、それに最初どぎまぎしたのと、そこは想定外というか崩れすぎましね。そのプランより相手の方が上だったというか、相手についていけなかったというのは事実です。(新チームの出だしは)残念ながら結果は二敗なので悔しいですが、昨日も話したように今までやってきたことができている。または目指せていると思います。悲観せず行きたいと思います。(次戦は早慶戦ですが)学生は早慶戦で燃えるでしょうけども、私はいつも通りやれる準備をしっかりしてのびのびやらせると、それだけです。

 

野瀬主将

(試合を振り返って)最初は相手のサーブに押されてしまいました。3セット目は少しずつ自分たちのやりたいことができ始めました。中大相手にそれができたのは収穫だと思います。切り替えて、今後の試合を大切にしたいです。(監督と長く話していた)2試合を踏まえての収穫と課題を確認しました。(早大戦に向けて)モチベーションが上がる選手もいるだろうし、僕も特別な思いはあります。冬場の練習の成果を出してがんばります。

 

サイド 布川智規(商3・桐朋高)
セッター 尾木将(政2・修道高)
センター 上田悠貴(総4・生野高)
サイド 池田 裕哉(環3・北嵯峨高)
サイド 黒田 彪斗(環2・富山第一高)
センター 増田 拓人(環2・習志野高)
リベロ 野瀬将平(環4・東福岡高)
途中出場 吉田純(環4・東亜学園高)
林智之(商4・高知学芸高)
清水 拓朗(環3・弥栄高)
上野素希(文3・甲陽学院高)
 

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