7月12日(金)、等々力陸上競技場にて”第70回サッカー早慶定期戦―早慶クラシコ―”が行われる。意地と意地がぶつかり合う熱き一戦、今回ケイスポでは意気込みをうかがうべく、ソッカー部の選手と監督に取材を行った。
第3弾はゴールを量産するストライカー・福本拓海(総4・済美)だ。今季好調の要因、彼がプレ-をする際意識していることとは。
(取材日:6月26日)
――今季を振り返って
今季を振り返って…あまり振り返らないので、でもやっと今年関東大学リーグに出られるようになってという感じですね。開幕戦からスタメンで出させてもらって自信はそんなにないですしいつも緊張をして嫌だなと思うのですけど、それがスタメンでずっと使ってくれてるおかげでちょっとずつですけど結果を残せているのかなという感じです。
――チームとしては首位を走っています
首位なのですけど結果を見れば上位のチームに負けましたし、差も縮まって今のところ自分のとこよりも格下のとこに勝っているだけでまだの上位のチームとやっていないわけでその点は気を抜いてられないなと思います。
――個人成績ではチームトップとなる4ゴールを挙げています。
ただのラッキーというか運がいいだけです。去年より走ることとかを意識してる分大事なところで走れているのかなと感じます。本当にラッキーといったらラッキーです(笑)
――今季印象に残った試合があれば教えてください
点を取った試合は印象に残っているのですけど特にと言えば今季初ゴールの関東学院戦とその次の産能戦、この二つは印象に残っています。初ゴールを決めたという安心できた試合とチームが苦しい中で、今まで途中で代わる試合が多かったのですけど終盤まで使ってもらえてその中でチームを救うゴールを決められたことが自分の自信になりましたし印象に残っています。
――ご自身のプレーで持ち味にしているところは
僕そこわからないんです笑 昔からよく言われているのは平均的にできて突出している部分がないということで、でもいまチームメイトからよく言われるのはトップスピードに入る俊敏性だったり、予測できないと言われるのでそこが持ち味なのかなと思います。
――その持ち味を発揮することができているか
多分できているのかなとは思いますね。試合中も結構体が動けていると思いますし、ディフェンスを一瞬で置き去りにすることもできていると思います。
――今季から淺海監督が就任されましたが印象は
印象か(笑)去年もBチームでやらせてもらったのですけど正直言ってよくわからなかったです。何を求めているのか僕の中でわからなかったのですけどら今シーズンは攻撃の部分もそうですけど守備の面で走って戻る、そして走って(前に)出ていく、走るということを明確に示してくれているのでそこを体現しつつも攻撃の選手なので攻撃で違いを出せたらなと思います。
――監督から求められていることは
あまりそのようなことは聞かないのでわからないですが、チームトップの得点なので得点の部分は求められなくても求めないといけないと思います。得点の部分は一番求められていると思います。
――攻撃陣の連携は
点を取ることができているのでいいのだと思います。チーム立ち上げの時よりは連動性を持っていますしクロスに入るだったり走りこむということもできているのでよくなっています。
――早慶定期戦のピッチに立つことについて
去年も最後15分程度出させてもらったのですけど、正直緊張しないと思っていたのですが体が全然動かなくて何もできなくて、なので独特の雰囲気があるのかなとは思いました。
――早大に対する印象は
そういうのは僕はないです。地方から出てきて大学に入ってから早慶戦というものを知って、でもないというと嘘ですね。やっぱ最初は何となく見てたのですけど見るのとピッチに立つのは全く違っていて、負けたくないな、それだけです。
――観客の集まる等々力でプレーすることについて
大学生であんなところでプレーできるというのはまず考えられないので、あのようなピッチを準備してくれるマネージャーや各関係者に感謝しかないです。
――歓声などで連携が取りづらくなる場面も考えられるが
僕は関係ないのかなと思います。声が聞こえなくてもアイコンタクトで連携をとれますしプレーが切れた時とかに近くで話せたりもするので、あと相手もそれは同じなので声が通らなくてもどれだけ連携がとれるかが大事になってくると思います。
――1部でプレーする強敵に勝つために必要なことは
早慶戦は普通のリーグ戦とは違うので、負けたくないという気持ちがどれだけ前に出るかがカギじゃないかなと思います。
――個人として観客に見て欲しいプレーはありますか
そういうのは特になくて、いつも通り自分ができることをすればいいかなと、それを見てもらえたたらと思います。
――最後に早慶定期戦に向けて意気込みをお願いします
難しいですね(笑) 得点とか結果を求められていると思うのですけどチームのためにどれだけ走られるか、そこで僕が点を取れるかもそうですし味方に点を取らせるというのを意識して、チームとして勝てたらいいです。
ありがとうございました!
(取材:室留裕介 写真:東修司)
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