7月12日(金)、等々力陸上競技場にて”第70回サッカー早慶定期戦―早慶クラシコ―”が行われる。意地と意地がぶつかり合う熱き一戦、今回ケイスポでは意気込みをうかがうべく、ソッカー部の選手と監督に取材を行った。
第2弾は慶大ゴールに君臨する守り神・田原智司(環3・静岡学園)だ。チーム最小失点を支える彼のプレースタイル、そして早慶戦への思いを語る。
(取材日:6月14日)
――今シーズンのチームの戦いぶりはいかがですか
現在首位ということで結果自体は良かったのですが、前節で0―3という大敗を喫してしまったので、残り3試合にそれを引きずらないように今後の期間で修正していきたいなと思っています。
――現在リーグ戦で首位に立っており、失点数も最少となっています。そこに関してはどのように感じていらっしゃいますか
チーム内で「最少失点で」ということは目標として話していたので、それを達成できているということはキーパーとして良いことなのかなと思っています。
――今シーズンフル出場を果たされていますが、その点についてはいかがですか
今季から試合に出場させていただく機会が増えたのですが、自分は緊張するタイプでもないので、そこはあまり緊張せずにリラックスしていつも通りにということを心がけてやっています。
――今シーズン特に印象に残っている場面を教えてください
DFのみんなが頑張ってくれて、あまりピンチというピンチの場面もなかったので特にこれというシーンはないですかね。挙げるとすれば、無失点で抑えた試合は印象に残っています。
――今シーズン、ご自身のプレーについてどのように感じていらっしゃいますか
可もなく不可もなくという感じですかね。チームとしてそれほど難しいプレーを求められているわけではないので、「ミスを少なく」ということを心がけてやっています。
――試合中、声掛けのシーンが多く見られますがチームとして連携などは取れていますか
声掛けというのは結構自分も重要視しているポイントで、日体大戦であったり先制された試合でチームの士気が落ちないようにという声掛けは意識してやっています。チームの連携自体は守備陣の連携も結構取れていますし、自分は声の強弱にも注意を払いながら、声掛けをしています。
――DF陣とは試合前にどのようなコミュニケーションを取っているのですか
「失点しないでいこう」ということと、相手のFWや攻撃に特徴があれば、そこをどのように防いでいくかという話を試合前には確認しています。
――今後のリーグ戦に向けて意気込みを教えてください
このままリーグ戦を通じて最少失点でいくのが目標ですし、そこを目指していきたいと思います。今首位に立っているということで、マークが厳しくなりチームとして狙われやすくなってくると思うので、簡単にはいかないと思いますが、守備陣として失点を少なくすることだけを考えてこれからも頑張っていきたいと思います。
――早慶定期戦に関するインタビューをさせていただきます。伝統ある早慶定期戦のピッチに立つことに関してどのような想いを抱いていますか
1、2年生の時はスタンドから観させてもらって、やっぱりあの舞台は特別ですし観客も多くて最高の舞台だと思っています。今年そこに立つことができるかまだ分からないですけど、立つことが出来たらそこでも変に気負わずいつも通りのプレーが出来ればと思います。
――現在1部リーグの早大に対する印象を教えてください
強い早稲田でさえも1部で苦戦しているので、つけ入る隙があればそこをついていきたいと思います。
――等々力競技場でプレーすることについてどのように感じていらっしゃいますか
サッカーをやっている以上ああいう舞台でプレーをするのが夢ですし、目標でもあるのでそこで良いプレーが出来るようにこれからも練習を頑張っていきたいと思います。
――早大に勝つために何が必要だと思いますか
もちろん守備、キーパーとしての理想は失点しないことなのでそれが勝利につながると信じて、自分は失点しないことを考えてプレーするのが一番かなと思います。
――ご自身のどのようなプレーを歓客に見せたいですか
自分がボールを持ったらそこから攻撃の起点になれればということをいつも意識してやっているので、そういったところが見てほしいポイントかなと思っています。
――早慶戦に対する意気込みをお願いします
簡単な試合では無いですし、難しい試合になると思いますが、自分の仕事である「失点しない」ということを達成して、勝ちたいと思います。
ありがとうございました!
(取材:小林由和 写真:室留裕介)
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