【バレーボール】強さを見せつける勝利! 日体大戦

 

強豪を撃破

 

春季リーグ3試合目を迎えた慶大の相手は強豪・日体大。第1セット目を取られはしたものの、一人ひとりの素晴らしい動きからセットカウント3-1の逆転勝利を収めた。まさに新チームの強さが見られた試合であり、これからの躍進を期待できる内容であった。

4月21日(土)春季関東大学1部リーグ 慶大×日体大 @東海大学湘南校舎総合体育館

得点
慶大 セット 日体大
21 25
25 22
25 17
25 20

前の試合で今季初勝利を挙げ勢いに乗る慶大。対する日体大は昨年の全日本インカレ準優勝、リーグ戦でも慶大がストレート負けを喫した強豪だ。第1セット、慶大は日体大の速いコンビバレーに翻弄され、ブロックが間に合わない。序盤にいきなり連続失点を許すなど、なかなか波に乗れないまま点差を広げられていってしまう。13-17の場面で稲田(環2)を投入し2点差まで詰め寄り、流れが慶大に傾きかけたかに思えたが、またしてもその後連続失点。その後も点差は縮められず、このセットを21-25で落としてしまう。

スパイクに跳ぶ間宮

昨年までの慶大であったなら、このままズルズルと嫌な流れを引きずっていてしまったかもしれない。しかし今年は違った。迎えた第2セット、慶大はいきなり連続失点のスタートとなり、サービスエースを奪われるなど4-7とリードされてしまう。いつ気持ちが切れてもおかしくないような場面。この状況を打開したのは、春先から絶好調を維持している柳田(環2)であった。苦しい場面での柳田のスパイクで同点に追いつくと、今度は柳田のジャンプサーブが日体大レセプションを乱し、13-11とリードを奪う。そして点を取り合い迎えた15-13の場面、慶大に何度も訪れるチャンスボールをセッター野口(環2)が的確なトス回しで間宮(政4)、岡田(商3)、柳田のスパイクを引き出す。それでも懸命のディグを見せる日体大に対して、最後は前田優(環4)の2段トスから柳田がバックアタックを決め、このポイントをものにする。長いラリーの末に手にしたこの1点が非常に大きかった。たまらず日体大はタイムアウトを要求するも、ここから相手に追いつかれることはなく、25-22で第2セットを取り返した。

第3セット。慶大は試合の流れを完全に支配していた。3-2から山本(環4)のクイックが炸裂すると、ここから柳田のブロック、岡田の連続サービスエースで5連続得点を挙げ一気に相手を突き放す。その後、またしても柳田のサービスエースが連続で決まり、野瀬(環1)の安定したレセプション、さらに星谷(理3)もクイック、ブロックと獅子奮迅の活躍で得点を積み重ね、このセットを一度も相手に流れを渡すことなく25-17の大差で取り、勝利まであと1セットとなる。

喜びを爆発させる

そして迎えた第4セット。このセットもサーブ、スパイク、ブロックと柳田が大活躍。圧巻だったのは11-10の場面からの3連続得点を柳田のバックアタック、レフトアタック、ブロックで挙げたところだ。ついに目覚めた岡田もフル回転し、相手に付け入る隙を与えない。最後は柳田のスパイクで締め、25-20でこのセットを取りセットカウント3-1で日体大を撃破した。

優勝候補にも挙げられる日体大に対して、終始崩れることのなかった間宮、前田優、野瀬(環1)ら守備陣のレシーブを日毎に成長するセッター野口があげ、それを頼れるエースの岡田、柳田を筆頭にアタッカー陣が決めるという理想的な展開を見せる慶大の姿には、貫禄があった。このチームは強い。あらためてそのことを感じた試合であった。タイトル獲りへ、慶大の勢いは誰にも止められない。

 

(文・古尾谷 拓真)

 

宗雲監督

(強いですね!)いやあ、たまたまでしょう。勝因はみんな調子が良かったということです。最初の1、2セットエンジンのかかってなかった岡田の分を柳田がカバーしてくれて、そして岡田が最後に復調してくれたので、全員動きが良かったですね。こちらの作戦がしっかり当たってくれたというのもあります。(柳田選手は絶好調ですね)春からずっと良いですね。気持ちも充実していると思うんですよ。頼もしいですね。(野口選手のトスは)試合によってはクイックのトスがばらつく時もあるんですけど、でも、去年に比べたら格段に成長しているし、レフトへの平行なんかは柳田が躊躇なく助走している、つまり完全にタイミングが合っているということだと思います。すごく良いボールを出してくれていますね。(1年生の野瀬選手は)もうだいぶ慣れたんじゃないですか。もっともっと彼は気迫を出すファイターのような選手なので、慶應にとってはすごく貴重な選手だと思います。(去年まではストレート負けも多かったですが)メンバーは変わっていないのですけど、大学の場合は5セットマッチなので、3セット取れば良いんだと、ワンサイドで取られたセットがあっても、3セット取れば良いということを彼らには言ってきて、良い集中力が身についてきたなと感じます。(中央大戦に向け)選手が自信を持ってやってくれれば良い結果になるんじゃないかなと思います。

野口

(今日の試合を振り返って)日体大っていう上の存在だったので食ってやろう、勝ちたいという気持ちで臨んで、上位にいくには上位を倒していかないと上には上がれないので、どうしても勝ちたいと思っていました。(勝って上位進出も見えてきたが)自分たちの実力がしっかりあるっていうことが分かったので明日と、来週の東海大にも今日の自分たちのバレーが出来れば勝てる手応えは感じました。(柳田選手へのトスが多かったが)合宿でもけっこうマサ(柳田)に頼っていて、岡田さんが最近戻ってきたんですけど、やっぱり決めてほしいときには上げちゃいますね。すごいですね、本当に頼りにしてます。最後の方は岡田さんも安定してきたので、ああいうバレーが出来れば強いと思います。(サービスエースやブロックもよく決まっていたが)そうですね。データ班がしっかりやってくれてそのデータがしっかりはまったのでそのサポートやってくれてる人にも感謝ですね。みんなで取った1勝だと思います。(中央大戦への意気込みは)中央大はしっかりやってくるので、上位進出、優勝を取るために食いにいくというか自分たちのバレーを最後までしていきたいです。

柳田

(今日の試合を振り返って)今週の初戦で大事な試合だったので、こうやっていい勝ち方ができて、いい流れが出来たかなと思います。(今日の勝利で上位進出も見えてきたと思うが)まだそういうことに関してはまだ2週目なので考えてなかったんですけど、勝ちたいという気持ちが強かったのでそういった中で今日勝てたのは自分たちにとって大きな収穫でしたね。(2セット目から修正したことは)確かに出だしは悪かったと思うんですけど、日体大のバレーに対応できてから3つ取れたっていうのはそれこそ収穫でした。(野口選手からのトスが多く集まっていたが、それを決めきれたことに関しては)エースとして決めるとこで決めるというのは当たり前だと思うので、それをどこまで当たり前にできるかというのは自分の課題だと思うので、今日はそれが少し出来たのかなと思います。(中央大戦への意気込みは)今日の流れをしっかりもっていって、慶應大学らしいバレーをして勝ちたいと思います。

出場選手

サイド 柳田将洋(環2)
セッター 野口剛志郎(環2)
センター 星谷健太朗(理3)
サイド 岡田拓巳(商3)
サイド 間宮秀太(政4)
センター 山本悠登(環4)
リベロ 前田優介(環4)
リベロ 野瀬将平(環1)
途中出場 棚橋真之(経3)
稲田聡典(環2)
丸谷将大(環2)


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