9月1日、先週の26日の個人体重別選手権に引き続き、靖国神社境内相撲場では東日本学生相撲リーグ戦が行われた。慶大相撲部は現在、2部リーグに所属しており、同じ2部に所属する専大、大東文化大、法大、早大、防衛大、国士舘大、立大の7大学と戦った。3位以上入賞を目標に臨んだリーグ戦は4勝3敗の2部リーグ4位という悔しい結果に終わった。同じ2部に所属する早稲田との早慶戦には勝利したものの、法大などに惜敗し3位以上入賞とはならなかった。しかしこのリーグ戦、飯塚(総2)が全勝し、2年連続の敢闘賞に輝く見せ場もあり、慶大相撲部の存在感を見せつける結果となった。
出場順位 |
氏名 |
段位 |
学部・学年 |
身長(cm) |
体重(kg) |
出身高校 |
先鋒 |
嶋田 翔太 |
_ |
法1 |
174 |
84 |
立教新座 |
二陣 |
飯塚 大河 |
参 |
総2 |
185 |
95 |
明大中野 |
三陣 |
長島 大典 |
弐 |
理4 |
176 |
140 |
慶應湘南 |
中堅 |
瀬詰 晃弘 |
_ |
環2 |
185 |
100 |
高松 |
五陣 |
上原 周 |
_ |
法4 |
178 |
99 |
立教新座 |
副将 |
藤原 治樹 |
_ |
経2 |
171 |
65 |
慶應志木 |
大将 |
川村 知己 |
参 |
経3 |
176 |
115 |
慶應義塾 |
○慶大5-2早大●
○嶋田(押し出し)大塚●
○飯塚(寄り倒し)上坂●
●長島(押し出し)榊原○
○瀬詰(不戦勝)キアラシ・ダーウッド●
○上原(はたきこみ)植松●
●藤原(押し倒し)元杉○
○川村(押し出し)塚本●
○法大5-2慶大●
○川上(上手投げ)嶋田●
●鶴賀(上手ひねり)飯塚○
○田中(押し倒し)長島●
●六井(けかえし)瀬詰○
○長谷川(送り倒し)上原●
○岡田(小手投げ)藤原●
○白川(寄り倒し)川村●
●立大2-5慶大○
●勝又(寄り切り)嶋田○
●細川(すくい投げ)飯塚○
○坪井(下手ひねり)長島●
●三浦(上手投げ)瀬詰○
●松原(上手投げ)上原○
○吉田(こまたすくい)藤原●
●渡部(押し出し)川村○
●防衛大1-6慶大○
●セレゲレン(肩すかし)嶋田○
●鈴木(寄り切り)飯塚○
●重村(寄り切り)長島○
●ソラウィット(かけ投げ)瀬詰○
●井上(後ろもたれ)上原○
○アリウンバト(寄り倒し)藤原●
●野村(押し出し)川村○
○専大4-3慶大●
●植木(寄り倒し)嶋田○
●田中(はたき込み)飯塚○
○福田(押し出し)長島●
○牧園(引き落とし)瀬詰●
○山本(寄り切り)上原●
○島村(引き落とし)藤原●
●中曽根(押し出し)川村○
●慶大3-4大東文化大○
○嶋田(上手投げ)鈴木●
○飯塚(下手ひねり)稲垣●
●長島(押し出し)神田○
●瀬詰(寄り切り)渡邉○
●上原(押し出し)大久保○
●藤原(寄り切り)里舘○
○川村(寄り倒し)佐藤●
○慶大5-2国士舘大●
○嶋田(不戦勝)星野●
○飯塚(送り出し)村井●
○長島(押し出し)藤沢●
●瀬詰(押し出し)吉川○
○上原(寄り切り)南●
●藤原(つり出し)狩俣○
○川村(押し出し)田中●
(記事 渡邉拓磨)
飯塚大河(総2)
(敢闘賞だったが、今日の試合を振り返って)先週の試合で消極的に取って負けたので、今日は自分から積極的に攻めて、それが良い結果につながりました。(今日のチームの雰囲気は)みんなで、今日は声を出し合っていこうと言っていて、主将とみんなで力を合わせてできたので、結果的に3位には入れなかったのですが、いい感じでできたと思います。(今後の課題は)去年も4位で今年も入賞出来なかったので、そこの壁を越えられるように、3位に入れるように稽古していきたいと思います。
川村知己(経3)
(今日のチーム全体としての出来は)去年より全体的には良いと思ったんですけど、接戦が多かったのでそこでもう1点取れる強さがほしいなと思いました。(自身の出来は)敢闘賞を狙っていたんですけど、2戦目で落としてしまって。それでも大将では落とせないというか、自分がいることでみんなに安心して相撲を取ってもらおうと思ってやれたので前よりは進化したと思います。でも課題も見つかりました。(早慶戦は意識したか)もちろん。最初から早慶戦ということでみんな声を出していて、いい相撲が取れたと思います。(今後の課題)みんな地力もすごくついているので、もう一点というところです。次のインカレでも、みんなが自分の相撲を取ってチームで勝てればいいなと思います。
奈良文彦監督
(今日の試合への意気込み)去年4位だったので3位以上入賞を目指していました。(今日の試合を終えて)目指していた目標が達成できず悔しい思いです。実力はある程度発揮できたので、大きな悔いはありませんが、あと数ポイントのところで法政に及ばず4位だったので来年は3位以上を必ず獲るという気持ちでやりたいです。(1回戦目の早慶戦について意識はしたか)お互いに切磋琢磨しており、他の体育会が人数が多い中、人数が少なく辛い思いをしているので同志です。勝ち負けはありますが来年また正々堂々と戦いたいと思っています。(個人戦全国大会に向けて)体重別には2名の選手が出場するのですが、特に85㎏級の島田くんはかなり期待が持てると思います。藤原くんも初めての全国大会ですので、勝ち負けは仕方のないことですが、自分の相撲を取って悔いのないように持っていきたいと思っています。
コメント