【ホッケー(男子)】強豪山学大に激突!初得点をあげるも力負け/関東学生ホッケー春季リーグ VS山学大

男子ホッケー

 

PSで今季初得点を決めた吉川

差を見せつけられた試合だった。春リーグ第2戦、今回の相手は強豪山学大。第1Q4分、慶大のトラップミスから相手に先制点を与えてしまう。自陣でのプレー時間が長く、失点の危機にありながらなんとか守り続けた慶大であったが、相手の圧倒的なスピードに追いつくことができずPCとフィールドゴールで2点を追加失点する。4Q11分、ついに奪ったPSでMF吉川大地(政3・慶應)のシュートが決まり、慶大は今季リーグ初得点を挙げたが残り時間はわずか。2点差を埋めることができず結果1−3で苦杯をなめた。

 

 

平成30年関東学生ホッケー春季リーグ Bプール vs山学大

 

 

4月21日(土) 13:00試合開始 @駒沢オリンピック公園第一球技場

 

 

 

第1Q

第2Q

第3Q

第4Q

合計

慶大

山学大

 

 

スタメン

 

GK 小川修平(政4・慶應)

 

DF 河本倫太郎(法4・慶應)、竹内佑太(政3・慶應)、望月慎之介(経2・慶應)、片岡賢治朗(経2・慶應)

 

MF 金田翼(政4・慶應)、吉川大地(政3・慶應)、中山正楎(経1・慶應)

 

FW 大久保遼(政4・慶應)、大橋俊介(政4・慶應)、永野裕太(政4・慶應)

 

 

 

 

先週の涼しげな気候とは打って変わって、汗がにじむほどの強い日が射す中この試合は行われた。相手は昨年の春季リーグ、インカレを制した精鋭山学大。慶大は先週の試合を無得点で終えたこともあり、今回こそ得点を挙げたいところであった。

わずかなシュートチャンスを見逃さない望月

その肝心な第1Q。序盤から相手に主導権を握られ、攻撃の隙がない慶大。4分には、自陣ゴール付近で慶大がトラップミスを犯し相手に先制点を献上してしまった。続く6分にも、自陣サークル内に侵入されシュートを許したが、ここはDF片岡賢治朗(経2・慶應)が体を倒してなんとか防ぐ。流れを変えようとMF中山正楎(経1・慶應)がボールを奪い、パスでゴールに近づけるが依然相手ペースのまま。その後相手に2度のPCを与えてしまうなど終始押され気味の慶大であったが守りきり、このQを1失点で抑えた。

 

第2Qも相手ペースを崩せない。慶大は幾度とサークル侵入を試みるが、相手DFの壁は厚く突破できない。しかし8分にPCで得点のチャンスをつかんだ慶大、DF望月慎之介(経2・慶應)がシュートを打ったが惜しくもゴールを超え得点にはならなかった。次ぐ10分、今度は相手にPCが与えられる。食い止めたい慶大であったが、正面からのシュートで追加点を許してしまった。第1Q同様、相手の脚力に圧倒された慶大。得点を挙げることなくこのQは終了した。

ボールに食らいつく大久保

追い返しに期待がかかる第3Q。自陣でのプレーから抜け出すためFW大久保遼(政4・慶應)がボールに食らいつき、MF金田翼(政4・慶應)が得意のカウンターで敵陣へドリブルする。やっと慶大らしいプレーが見られたと思ったが、MF中山が「それほど崩されているわけではなかったと思うのですが、個々のミスが出てしまいました」と述べるように、相手校の実力に押されたのかミスが目立った。ボールに追いつくことはできたが、山学に振り回される形で試合は進み、時間ばかりが過ぎる。大きな動きのないまま第3Qを終え、第4Qへ突入した。

 

第4Qこそ得点を挙げたい慶大。敵陣プレーで上々の滑り出しだったが、一瞬にしてボールを奪われ、一人でカウンターからの正面フィールドゴールを決められてしまう。あまりのスピードに付いて行くことさえできず、実力差を感じざるを得なかった。しかし慶大はこのまま止まっていられない。6分にはMF中山がパスしたボールをFW大橋俊介(政4・慶應)が左サイドからシュート、外れてしまったが流れに乗った慶大はその後何度も敵陣サークルに侵入する。9分には相手チームから1人退場し数的有利な状況に。そして11分に獲得したPSをMF吉川大地(政3・慶應)が決め、慶大は今試合さらには今季リーグ初得点を挙げた。最後まで追加点を狙い粘った慶大であったが虚しくも敗戦。強敵山学大に再び屈した。

 

相手のスピードに屈しない中山

慶大は、相手校との実力差があるために臆してミスが増えてしまった。初得点もフィールドゴールでなかったことで満足とは言い難い。しかし「点は入ったということで気持ちも切り替わればいいと思います」(山﨑HC)と前向きな姿勢で残りの試合に臨んでほしい。次戦の相手は昨季リーグ2位の上位校法大。結果次第ではまだ上位進出も夢ではない。徐々に調子を上げている慶大ならまたゴールを揺らしてくれるだろう。

 

 

 

(記事:津田侑奈/写真:重川航太朗)

 

 

次戦 4月29日(日・祝) VS法大

 

14:45 試合開始 @早稲田大学東伏見グラウンド

 

関東学生ホッケー春季リーグ Bプール 星取表・日程表(4月21日時点)

 

 

慶大

法大

山学大

駿河台大

勝ち点

得失点差

慶大

×

4/29

●1−3

△0−0

−2

法大

4/29

×

●1−2

◯3−1

山学大

◯3−1

◯2−1

×

4/28

駿河台大

△0−0

●1−3

4/28

×

−2

 

 

 

以下、コメント

 

山﨑智雄ヘッドコーチ

 

 

——今日の試合を振り返って

 

今日は立ち上がりからみんな動きが悪くて、特にDFの切り返しがすごく悪かったですね。原因はわからないですけど、山学大相手ということもあって萎縮した部分があったかもしれません。

 

——今季初得点を挙げましたが

 

(今日の得点は)PSでしたので、とりあえずフィールドゴールが欲しいところでは正直ありました。ただ点は入ったということで気持ちも切り替わればいいと思います。

 

——今日の攻撃の手応えは

 

もっとできたと思います。どうしても前に出るときのミスが多かったと思います。

 

——反対に、今日の守備の手応えは

 

守備は凡ミスが多かったですかね、集中力が欠けていたというか。相手に点を挙げてしまっていましたね。

 

——相手チームとの差はどこにあると思いますか

 

細かなミスをするかしないかの部分でしょうね。あとは、向こうの方がある程度セットプレーなど攻撃の形がありますので、そこにハマるとなかなか(抜け出せない)。うまいし強いですよね。

 

——来週の法大戦に向けて

 

もう法大には勝つしか無いです。勝てば上に行ける可能性が高くなりますので、まずは点を取ってしっかり守る。慶大のホッケーをもう一度そこで貫いていきたいと思います。

 

 

 

吉川大地(政3・慶應)

 

 

——今日の試合を振り返って

結果的に勝てていないというところでは反省点が残ります。しかし、今まで練習したことが全く出来なかったわけではなくて、チームの状態も右肩上がりという感じではあるので、来週はもっといい試合ができるではないかなと思います。

 

——この1週間はどういったことを意識して練習してきましたか

山学大を相手にということを意識したことは特にしてこなかったです。それよりも、今まで自分たちができなかったことがどういうふうにすればできるのかということを考えて、ポジショ二ングの練習だったりをしました。

 

­——今日うまくいった部分とうまくいかなかった部分は

先週に比べると相手の技術が圧倒的に高いので、思い通りにいかない部分はかなりありました。強いて言うなら、相手のプレッシャーを前にして、自分たちが少し引き気味になってしまったり、個人技でのミスがあったことは反省点です。コートの質も練習してきたものとは違うので、そういった中でも力を発揮できるようにならなければいけないと思います。

 

——今日の失点の原因は

いろいろな要素があるとは思いますけど、相手のプレッシャーでミスが増えたことが直結した理由だと思います。こういう相手に対しても、戦術などを固めなければいけないという部分があったので、もっと詰めていかなければならなかったと思います。

 

——PSで得点しましたが、決められる自信はかなりありましたか

そうですね。任されているところなので、責任を持って決めなければと思って、決めました。ゲーム中でもPCを取るようなポジションに自分がいるのは事実ですけど、取ったからといって自分がいいプレーをしているわけではないので、責任を持って一つのプレーに満足せずにやっています。

 

——来週の法大戦に向けて

来週こそが上位に行くか、下位に行くかの境目になるので、絶対に勝ちたいと思います。

 

 

 

中山正楎(経1・慶應)

 

 

——今日の試合を振り返って

 

試合全体を振り返るとそれほど崩されているわけではなかったと思うのですが、個々のミスが出てしまいました。トラップミスやスクープの処理とか、細かいところで負けたなと思いますね。もっと基礎技術から磨いていかなきゃなと思いました。

 

——相手のスピード感はどうでしたか

 

とても速くて一発で行こうとすると抜かれてしまうので、僕の場合はゆっくりワンサイドを切って、外に追い込むディフェンスをしていたので、スピードで抜かれる時はそこまでなかったと思います。

 

——パスワークでもったいない場面が散見しましたが

 

ボールを受けてからどこに出すかを考えるので、ボールを受ける前から、またボールを受けてからも首を振って周りの状況を確認して、簡単なところに出すようにしたいです。

 

——前回の試合よりも自陣でのプレーが増えてしまったが、今日の相手はどこが手強かったですか

 

なかなかマークをずらすことができなかったので、それが長時間後ろで回していた原因かなと思います。

 

——今日の試合のご自身のプレーは100点中何点だと思いますか

 

20点くらいです。本当に何もできなかったので、トラップミスもしたし、マークを置いていかれたこともあったし。ただその中でも落ち着ける場面もあったので、そういうところはもっと謙虚にやろうかなと思います。

 

——来週の法大戦に向けて

 

まだ1点も決めていないので、得点して先輩方をびっくりさせたいです。

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