【ソッカー女子】第1節 開幕戦を見事白星発進 vs SOCIOS FC

新生チーム2011

第31回東京都大学女子サッカーリーグ第3節。春休み中、日本は未曾有の大震災に襲われたが今年も無事、都リーグが開幕。チームからは昨年の4年生が卒業し、佐野杏奈主将(環4)の基、新チームが始動した。慶大は2011年、新チームの運命を占う重要な開幕戦を2-0で見事白星発進した。

第31回 東京都女子サッカーリーグ 開幕戦

5/15(日)16:15KO @慶應下田グラウンド

慶應義塾 2―0 SOCIOS FC

[得点者]前4分石原(慶大)、後半18分石原(慶大)

慶大はCB川崎(政3)の怪我などもあり、本来FWとしてプレーしていた中山(環3)・山下(経3)をDFとして起用するなど、万全の状態ではない中で、今季の運命を占う重要な第1戦、下田グラウンドにSOCIOS FCを迎えた。

前半開始早々、いきなり試合が動いた。右サイドでスタメン出場していた期待のルーキー原(環1)が、石原(環2)へ絶妙なスルーパス。これを受けた石原がドリブルで切り込み、落ち着いてシュート。これがネットを揺らし前半4分、慶大は幸先良く一点を先制する。FWから急遽DFに回った中山・山下両選手ともに、もまるで本職ではないかと思わせる安定感のあるプレーで見事に相手の攻撃の芽を潰した。しかし、幾度となくチャンスは演出するもののなかなか追加点が奪えず、前半は1-0のまま終了。

新チームの主将に就任した佐野杏奈

迎えた後半、エース石原を中心にMF山本(政3)、原が果敢に相手陣内へパスを供給していく。相手GKの好セーブに阻まれ、なかなか点は奪えないものの流れは完全に慶大ペースで試合は進んでいく。そんな中迎えた後半23分、佐野のパスを石原が受け、見事なターンで相手DFを振り切りそのまま左足でシュート。これがゴール右隅に決まり、慶大は待望の追加点を得る。その後、交代で出場したDF石井(経4)も見事なパフォーマンスを見せ、終始相手にチャンスを与えなかった慶大。試合はそのまま終了。2-0で慶大が見事開幕戦を勝利で飾った。

2年生となり名実共にエースとなった石原

今季開幕戦を見事勝利で飾り、絶好のスタートを切った。しかし、今季の目標を「都リーグ優勝」と位置づける慶大にとって、道のりはまだまだ長い。怪我人が多く、決して万全な状態とは言えないが、新生女子ソッカー部は逆境を乗り越え、きっと優勝へ向かって勝ち進んでくれるだろう。

By Keita Okumura

岩崎監督

(今日の試合を振り返って)

まず勝てたってことが本当に嬉しい。このチームけが人も何人かいてかなり苦しい状態の中で迎えた初戦だったんですけど、そういう中で本当に自分たちが今までやってきたサッカーが体現してくれたというのが本当に嬉しかった。ただ、中でもまだゆるい所があるというか、もっとやれる。もっと点を取れたし、相手にシュートを2本打たせたんですけどその2本も打たせない位のサッカーが本当にこのメンバーだったらできる。こっから徐々に怪我人も戻ってくると思うので、チーム力をこれから積み重ねながら、一試合一試合戦っていけるようにやっていきたい。

(今季の目標)

都リーグ優勝。去年は2位だったんですけど、今年は優勝して関東リーグの入れ替え戦に行くことと、あと大学リーグでインカレに出場すること。それは6位以上。そのためには、やっぱり去年スフィーダとかその辺に勝てるようなチームにならないと勝てない。それを目指してやっています。

(次節への意気込み)

次節、今日の課題をとにかく潰してコンディションも整えて、また良い状態で試合に臨めるように頑張って行きたい。

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