【競走】第36回関東新人選手権 試合後インタビュー 浅見姫菜/市村瞭太郎

競走

第36回関東新人選手権が神奈川県相模原市にて行われた。主に学生陸上競技の新人選手を対象とする今大会。慶大は、男子十種競技で高橋諒(商2・桐朋)が大会新記録で優勝、女子七種競技で浅見姫菜(商2・都立駒場)が3位に入るなど、計8種目で9人が入賞。1・2年生を中心に、多くの選手が来たる秋シーズンに弾みをつける大会となった。

今大会で活躍を魅せた選手の皆さんへ試合後インタビューを行いました。ぜひ最後までご覧ください!

女子七種競技3位・浅見姫菜(商2・都立駒場)

――試合後の率直な感想を聞かせてください。

思っていたより点数が伸びて驚きがある反面、全カレ(日本インカレ)の参加標準(4750点/浅見の記録は4725点)が目前だったので、切れなくてすごく悔しいんですけど、この2日間すごく楽しかったです!

――試合前の調子はいかがでしたか?

走りとかはまだ伸びてきているとは思っていたものの、正直そこまで記録は期待していなかったんですけど、大会で競技を重ねるうちに「いけるんじゃないかな」と自信が湧いてきました。

――1日目・前半4種目を終えて6位でした。どのような心境で2日目に臨まれましたか?

そうですね、2日目はこの半年間しっかり練習してきた種目が多かったので、「ここで絶対ベストを出して、最後の800mは力を振り絞ろう」と意気込んで臨みました。

――実際に、走幅跳では自己ベスト、やり投では全体トップの記録をマークされました。

自信を持って臨んだ種目でしっかり記録を出せてよかったです。やり投に関しては、普段からアドバイスをくださる先輩が試合中もすごく応援してくれて、その力が大きかったのかなと思います。

――次回以降の大会に向けて、最後に意気込みをお願いします。

今大会で表彰台に上がって3位になれたので、次の大会にもいい弾みがついたと思います。次は絶対全カレ標準を切って、しっかり来シーズンに入賞圏内を狙えるような記録を出したいです。

男子800m5位/1500m10位・市村瞭太郎(経2・慶應志木)

――今大会では800mと1500mに出場されました。試合後率直に大会を振り返ってみていかがですか?

そうですね。800では優勝を目指していたので、ラストで差し切れなかったのは悔しいですし、その3本で足を使い切って最終日の1500はボロボロになってしまったのもあったので、悔しさの残る大会でした。ただ、自分は6月に肩の手術をしてからはレースに出ていなくて、今回は復帰戦という位置づけだったので、そこを考えればまずまずだったのかなと思います。

――今季は関東インカレや日本インカレで自己ベストを更新されてきました。前半シーズンを振り返っていかがですか?

今年はこれまで陸上をやってきた中でも、一番大きく自己ベストや記録を伸ばせた一年でしたし、今後の人生を振り返っても、きっと印象に残るシーズンになるんじゃないかなと感じています。ただ、この一年のままで終わってはいけないとも思っていて。来年は同じくらい、それ以上にもっとさらに飛躍していかないといけないと、気が引き締まる思いです。

――今大会の800m、1500mを振り返って、印象に残っている場面や悔いの残る部分などはありましたか?
良かったところで言えば、やっぱり2種目とも準決勝・予選と安定して決勝に残ることができたのは大きかったと思います。周りから見ても危なげなくて、“ギリギリ通過”じゃなく、余裕を持って決勝に進めたのは良かったかなって。ただやっぱり決勝で戦うとなると、まだまだ未熟さを感じます。ラストの踏ん張りとか、そういう部分はもっとアプローチしていかないといけないなってずっと思っています。

――今後の秋シーズン、そして来シーズンに向けての意気込みをお願いします。
今シーズンはあと3試合残っているので、自己ベストを更新して、少なくとも全カレ(日本インカレ)のA標準は切りたいと思っています。その上で、来年の関東インカレでは必ず入賞して、部に得点を持ち帰れるように、この秋から冬にかけてしっかり努力していきたいです。

 

(取材:竹腰環)

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