慶應スポーツ新聞会

【器械体操】男子が団体で優勝!今季を勝利で締めくくる 霜月杯

 

つり輪で個人1位の成績をあげた中野主将

師走が間近に迫る中、行われた器械体操の霜月杯。「優勝」(首藤先生)を目標に臨んだ今大会、櫻井(経1)が個人総合で2位、中野(環4)が6位と奮闘。見事団体で優勝を果たし、準優勝に終わった昨年の雪辱を果たした。なお、女子団体は団体総合2位に終わった。

 

 

 

 

 

 

11月26、27日

第28回霜月杯

@横浜国立大学体育館



選手名 ゆか あん馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 合計 順位
中野 13.20 8.85 12.30 13.75 12.40 12.10 72.60 6
門叶 11.85 11.45 10.60 12.45 12.15 10.95 69.45 13
高柴 12.45 12.50 11.80 13.40 12.55 8.90 71.60 10
櫻井 12.50 12.40 11.50 13.25 12.55 12.40 74.60 2
BEST 38.15 36.35 35.60 40.40 37.50 35.45 223.45 1
井阪(個人) 10.70 8.55 9.80 11.80 9.80 8.45 59.10 35


1年生ながら個人総合2位の得点をあげた櫻井

「ミスは多少は出たんですけど、みんなでカバーしあうことができた」(首藤先生)。象徴的なシーンが最初に行われたあん馬であった。主将の中野がミスをしてしまい8.85という結果に終わってしまう。だが高柴(政2)と櫻井が12.50、12.40とともに高得点をたたき出しBEST3で1位の点数をあげた。

次のつり輪でも中野が個人で1位の12.30という得点を残すなど奮闘。

その後も慶大の快進撃は止まらない。つり輪、跳馬、平行棒と全員が高得点をあげると、5番目に行われた鉄棒では1年生の櫻井が12.40で個人1位の得点をあげる。

最後に行われたゆかでも中野がD難度の二回半ひねりを決めるなどし、合計38.15をあげ、全種目を終えた。

終わってみれば慶大は6種目のうち5種目で総合1位の得点をあげ他大を圧倒。見事優勝を果たした。「昨年は準優勝だったので、悔し涙を流したので、来年は絶対に嬉し涙を流そうってみんなで約束して、ずっと練習してきた」(中野主将)。目標通り優勝を果たし、涙を流す選手の姿も見られた。これで4年生の中野主将が引退し、新生・器械体操部が始動する。来年は「インカレで1部に上がることを目標にやっていきたい」と首藤先生。実績のある小川次期主将のもとで器械体操部がどんな飛躍を遂げるか楽しみだ。

By Ryutaro Moto

首藤先生

(今日の大会を振り返って)今日はミスは多少は出たんですけど、みんなでカバーしあうことができました。団体は優勝を目指していたので、いい試合ができたと思います。(収穫は得られたか)新しい1年生とかいままで試合に出ていなかった子たちが試合に出れたことで底上げができたことがよかったと思いますし、きれいな体操ができたのではないかと思います。(逆に課題は見つかったか)きれいさと難易度点で点数がつくのですが、これからは難易度をあげていかなければいけないというのは具体的な課題です。(4年生の中野主将が引退となるが、言葉をかけるとすればどんな言葉をかけてあげたいか)けがも多かったんですけど、すごく人を惹きつける力もあったし、影響力を与えてくれたキャプテンだったので、ほめてあげたいです。(今年の代はどんな印象だったか)仲が良くてチームワークも最高でしたし、みんなでカバーしあうことができたチームでした。(来年の主将は誰になるのか)小川という選手がなるんですが、実力的にもすごいレベルが高くて、インカレでも活躍している選手です。(来年の目標を)インカレで1部に上がることを目標にやっていきたいです。

中野主将

(今日の結果を振り返っていただきたいのですが、個人の方は)個人は第6位ということで、優勝を狙っていた試合だったので、結構悔しかったんですけれども、ずっと主将兼主務で一人で引っ張ってきて、結局自分は失敗したんですけれども、自分以外の人が全員成功して、四年間を振り返っても、今日の試合を振り返っても、とことん周りに支えられた四年間だったなという感じがします。(団体は優勝で、昨年は準優勝だったぶん喜びも大きいですか)そうですね。昨年は準優勝だったので、悔し涙を流したので、来年は絶対に嬉し涙を流そうってみんなで約束して、ずっと練習してきたのでよかったです。(最後のゆかの演技の後には感極まっているようにも見えましたが)そうですね。最後の二回半ひねりっていうD難度の難度の高い技なんですけれども、自分のなかでネックでなかなか調整がうまくいかなくて、最後の最後まで心配だったんですけれども、最後は本当にいい出来で、種目別でも2位に入れてよかったです。(得意な種目は何ですか)得意な種目は跳馬です。跳馬は今日いるなかでは一番高難度の技をやったんですけれども、ちょっと軸がぶれてしまうというか、あんまり体勢が良くなかったので、点数は伸びなかったんですけれども、3位に入れたんでよかったです。(今日は引退試合でしたが特別な思いはありましたか)そうですね。最後最後と意識すると緊張しちゃうほうなので、あんまり意識しないようにはしてたんですけれども、床が終わってみんなで集合して、最後なんだなあという実感がだんだんだんだん湧いてきました。(四年生一人で大変なことはありましたか)大変だったなあということもあるんですけれども、楽しかったなということの方が大きくて、もう色々と後輩を叱らなければいけなかったりとか、あとはフォローをしなければいけない、部を引っ張っていかなければならない、弱音を吐いてはいけないなど色々なものがあったんですけれども、もう今日全部リセットされて、四年間やってよかったなというふうに思います。(主将としての一年間はどうでしたか)主将としては、自分が一番上手いわけではないので、一番上手い人達と、初心者組をどうまとめようかなってずっと考えていたんですけれども、やっぱりあんまり考えるよりは、自分で行動に移したほうがいいなということで、多分彼らも上手い人と初心者の人で、態度を変えてしまったら、むこうも困惑すると思うので、みんなを平等に扱うようにしたら、楽にできました。(今シーズンに入る前の個人的な目標は何でしたか)個人的には75点出すっていう目標があったんですけれども、9月の慶同戦で達成することができて、あと今年は霜月杯で女子と男子でアベック優勝が目標だったでした。女子は準優勝だったんですけれども…。でもまた来年度につながるかなと思います。(個人ではなくチームとしての一年間を振り返って、今年は充実していましたか)そうですね。体操は個人競技なんで、まとまるっていうのは結構厳しくて、早慶戦に出るのもまた違うメンバーで、霜月杯もまた違うメンバーで、体育館にはみんな同じ部員がいるんですけれども、早慶戦チーム、霜月杯チーム、試合終わったチームとバラバラになっていたんですけれども、一番最後にというか試合ごとにまとまってこれたので、本当によかったかなと思います。(四年間を振り返って、入学後も数多くのケガに悩まされましたが)一時期は車イス生活で、足が全然動かなかった時期もあったので、それに比べたら本当に四年間の体操生活を振り返ると、選手で引退できてよかったなっていうのが一番ですね。(下半身不随にもなったそうですが競技中の怪我ですか)競技中の怪我もあるんですけれども、高校時代に少女を誘拐犯から救ったという経験があって、それで金属バットで犯人から胸部をおもいっきり殴られて、その時の傷が再発して、神経が止まっていたんですけれども。(それでも体操を辞めなかったのはなぜですか)本当に周りに支えられたなっていうのは大きいですね。後輩、先生、監督含め、一時期は先生と週一くらいで飲みに行ったりとかして、ずっとリハビリ生活が長かったんですけれども、リハビリの先生も、あまり優しくされなくて、ずっと毎日リハビリをしていたんですけれども、一日だけ治らないならそれでいいかなと思っちゃった日があって、それでバランスボールでずっとぐだぐだしながらテレビ見てたら、「本当に好きなことをやるには、やりたくないことも一生懸命やらなくちゃダメだよ」というふうに言われて、それは本当にその通りだなと思って、やっぱりあきらめない気持ちをずっと持っていたなというのはありますね。(四年間で一番の思い出は何ですか)今日ですね。最高でした。ずっと仲良くしてきた地元の友達も、家族も、あとは体育会の友達も、高校の友達も、部活の友達もみんな見に来てくれて、本当にいい引退試合だなということでやっぱり今日ですね。(後悔はなく引退できましたか)もう後悔はないですね。気持ちよく引退できます。(来期のチームに期待することはありますか)来期というか、来年も強い一年生が入ってきて、今の三年生にエースの小川くんがいるので、体操は六人で演技するので、強いメンバーが六人集まるのがなかなか無いので、数少ない一部を狙えるチャンスかなと思います。だから来年再来年は、競技力があるので、実績の面で公式戦で期待したいですね。その半面、霜月杯でも上と下っていう言い方をすると語弊があるかもしれないんですけれども、上のレベルでも下のレベルでも、常に勝てるチームっていうのをずっと掲げてきたので、それは守ってというか雰囲気を大事にしていってほしいですね。(一番期待する選手は)小川選手ですね。女子でも谷口、田中という品川女子学院出身の二人がいるんですけれども、個人で全日本選手権決めているので、女子の団体で全日本インカレに行って一部っていうのも期待できるんじゃないかなと思います。来年もまた品川女子学院から入ってくるので。(今、慶應は男子も女子も二部ということですか)そうですね。男子も女子も二部にいますね。(入れ替え戦があるんですか)いや、一部が12校いて、それ以外が二部っていう形なんですけれども、毎回全日本インカレで一部校、二部校の試合があって、ルール全部一緒なんですけれども。一部の一番下と二部の一番上が交替して、一部の下から二番目と二部の上から二番目は点数次第で交替になります。(今日で体操は終わりということですか)そうですね。色々と学ばせてもらったなという感じがします。ずっと陸上をやっていて、高校も陸上の推薦で入って、陸上の時の友達が箱根で区間賞を取ったりだとか活躍しているなかで、自分は0からのスタートだったので、自分でゴールを決めなきゃいけない部分っていうのもあったんですけれど、やっぱり体操はファインプレーが無いので、日々の積み重ねで実績が出るものなので、そういう面で高校始めっていう一種の傷跡が残せてよかったのかなと思います。

小川

(試合を観てどう思ったか)試合は出てなかったんですけど高校はじめが主なメンバーとしてやって、そのなかでも慶應の演技は評価されていて、出ている選手もそうなんですけど観てる側も一丸となって、練習の成果が認められたのかなと思います。(なぜでられなかったか)今大会は高校から始めた人とかが主体となる試合なので、小さい頃からやってた自分はでられなかったんです。(試合を観て自分もやる気がでたか)試合を観るたびにすごく刺激を受けるので次の試合からこうしてやろうという気持ちが出てきますね。(中野さんの印象)人望がすごくあっていろんな人が中野さんの試合をみに来ていただいて、それだけじゃなくて正義感とかリーダーシップもあってみんなそういうところに惹かれているのかなというような尊敬できる人です。(引退してしまうが心境は)少ないんです4年生が。なんですけど抜ける穴は大きいかなとすごく感じていてちょっとプレッシャーもありますけど、やっぱり良い雰囲気でこれまで来られたのでそれを自分の代で崩さずにいいものにしていきたいという思いがあります。(来季から主将ということでどんなチームにしていきたいか)雰囲気を重視して、競技力ももちろん上げて行くんですけど社会性というようないろんな人に評価されていくようなチームをつくりたいと思います。

門叶

(今日の試合を振り返って)自分はノーミスだったし、応援の雰囲気もすごいよかったので、本当にいい演技ができてよかったです。(どのような目標でこの大会に臨んだか)盛り上げて、流れをつくって自分の演技をしっかりやることでチームを次に持っていくことが目標でした。(どんな練習をしてきたか)他の大学に比べて、一番やってきた自信はあって、ちゃんと練習の成果を出せたと思います。(今年1年間を振り返って)自分は結構補欠のことが多くて試合に出ることがあまりなかったんですけど、こういう小さい試合に出れて最後に優勝できてよかったです。(来年に向けて一言)来年主務をやらせていただくことになっているので、主務と選手を両立させて頑張っていきたいです。

高柴

(今日の試合を振り返って)中野主将の引退だったのでチームで盛り上げて良い雰囲気でやってました。(今日の個人的な出来)ミスが一種目あって、それ以外は良かったんですけど反省の残る試合でした。特にうまくいかなかったのは鉄棒で技失敗して落下しちゃったんで。うまくいったのは跳馬でした。(今日引退する中野主将の印象)ムードメーカーでチームの雰囲気づくりを大事にしてます。4年生として存在は大きかったです。(いざ引退するところで自分の心境)同じ高校はじめの選手だったんでいなくなると寂しいですね。(来季からチームをどのようにしたいか)選手のレベルはたくさんあるんですけど、上の選手も下の選手も一丸となって頑張っていけたらいいなと思います。

櫻井

(今日の大会を振り返って)団体のトップバッターということで、安定した演技を求められたんですけど、できるだけ演技を抑えて、ノーミスで終わることができてよかったです。(個人でも2位という好成績でしたが)やはりミスをしなかったということが一番大きくて、丁寧に演技できてよかったです。(大学での初めての1年間を振り返って)あんまり試合に出ることはないと思っていたんですけど、こうした上位の選手が出れない試合に出ることができて、団体にも出させていただいて、予想以上の結果を残すことができてよかったと思います。まだ演技が未完成なのでこの冬もっと伸ばしていきたいです。(来年の目標を)この大会で優勝できるくらいの演技がしたいです。

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