【ラグビー】ミスが多発も要所を締めて完封勝利 立大戦

復帰した村田

 予想外の苦戦だった。「電光掲示板を絶対見ない」(林監督)で自分たちのラグビーに集中した慶大に待っていたのは31-0での勝利。ディフェンス面では集中を切らさずに0点に抑えて結果を残したものの、アタックでは度重なる「ハンドリングエラー」(HO髙橋浩・経3)で思ったように点を取れずに終わった。

 

2010/10/10(日)14:00K・O@県営熊谷ラグビー場

得点
慶大 チーム 立大
前半 後半 VS 前半 後半
T
G
PG
DG
14 17 小計
31 合計
 

【得点】慶大のみ

T=三木3、児玉2

G=和田2、高島

慶大選手
ポジション 名前(学部学年) 交代選手
1.PR 土岐 昇平(総4)  
2.HO 髙橋 浩平(経3)  
3.PR 古田 哲也(環3) →16.金子 大介(総4)→17.渡辺 祐吉(経2)
4.LO 立石 真也(総4) →18.栗原 大介(総3)
5.LO 村田 毅(環4)  
6.FL 柴田 翼(環4)  
7.FL 阿井 宏太郎(環4) →19.髙橋 立寛(環4)
8.NO8 小澤 直輝(総4)  
9.SH 古岡 承勲(経4) →20.小斉平 聖人(商4)
10.SO 和田 拓(政4) →21.髙島 大地(商4)
11.WTB 三木 貴史(経4)  
12.CTB 仲宗根 健太(総3)  
13.CTB 落合 陽輔(経4)  
14.WTB 児玉 健太郎(環1)  
15.FB 小川 優輔(環3)  
22.Re 岩淵 功太郎(法3)  
 

ゲインする小川

  試合開始直後、いきなり先制点を奪った。前半4分にマイボールラインアウトをきっかけにして左右に振りながらアタックを展開していく。最後は数的有利の状況を作り出し、CTB仲宗根(総3)からフリーのWTB三木(経4)へ飛ばしパス。三木はトライを決めて早々と先制トライを挙げた。コンバージョンもSO和田(政4)が決めて7-0。いきなりのトライに大量得点も予想されたが、ここから慶大は自らのミスと立大の奮闘に苦戦することになる。自陣での相手のマークが少なかったことから自陣でパスを回しアタックを仕掛けていき、7分にFL柴田(環4)がビッグゲインをしてチャンスをつくるが、ノックオンでトライにはつなげられない。13分にも立大のオフサイドから敵陣へ攻め込むも、今度はスローフォワード。その後も慶大はペナルティでマイボールを失い、逆に立大に自陣で展開されていく。低いタックルで相手のアタックを止めていくが、ラックでターンオーバーされて自陣での攻防から脱出することができない。26分に立大がPGを外してピンチを脱出したが、格下ともいえる相手に対してあわやの展開となった。この悪い空気を断ち切ったのは慶大の強みであるラインアウト。38分にラインアウトからSH古岡(経4)→和田→仲宗根とつないでボールは再び和田へ。トライ寸前で捕まるものの、置いたボールを三木がすぐさま拾ってトライを決めた。コンバージョンも決まって14-0と後半に期待させる展開で前半を終えた。

初先発を勝ち取った児玉

 後半になると、戦列を離れていたHO金子(総4)が途中出場で復帰。髙橋浩がPR3番に入った。後半も出だしから攻めていくが、「ブレイクダウンの判断が良くない」(FL阿井・環4)ために「人数が足りなくて相手に押される場面」(柴田)が多く、ターンオーバーされるシーンも数回見られた。立大のしつこいタックルに手を焼く慶大の後半初トライを挙げたのはこの日スタメンを勝ち取った児玉(環1)。8分に慶大の得意のラインアウトを起点にして古岡→仲宗根→和田→小川と右に素早い展開をしてボールは児玉へ。相手をかわし、トライを決め、19-0とした。17分には仲宗根のビッグゲインをきっかけにして児玉が再びトライを決める。しかし、その後慶大はチャンスは作っていくが、好機でペナルティを繰り返し、追加点を決めて点差を離すことができない。ペナルティで試合は度々止まり、フィットネス勝負にもうまく持ち込めず、勢いにうまく乗ることが出来なかった。そして迎えた43分に試合は動いた。立大のパスミスを小澤がキックすると、ルーズボールを途中出場の髙橋立(環4)がジャッカルし、走ってきた三木へパス。強烈なハンドオフで相手をかわしてトライを決めた。しかし復帰したばかりの金子がスクラムで肩を負傷して退場。不安を残してノーサイドの笛が鳴った。

捕まりながらも突破する仲宗根

  この試合では「ミスが多い分得点が少なかった」(林監督)と得点力に課題が残った。理由は明確、「無理やりオフロードでつなごうと」(小澤副将)したり、「ノックオンが多かった」(和田)ためだ。今後はアタックのチャンスをものにできるように、改善が求められるだろう。しかし、100%の確保率を誇ったラインアウトとラインアウトを起点としたアタックは3トライを奪い、「ラインアウトからトライを取りに行くというのは意識」(林監督)している効果は出ている。ディフェンスでは収穫もあった。「食い込まれることも多かったが、最後は割らせなかった」(和田)と粘りを見せ、立大のスコアに0を刻み、さらには日体大戦に続いて2試合連続のノートライ。課題に隠れた収穫と言えるだろう。

 次戦の相手は筑波大。これまでの対抗戦での相手と比べて、一枚も二枚も上のチームだが、試合の鍵を握るのはいつでも「自分たちが春からやってきたラグビー」(三木)。これから続く強豪との戦いへ向けて勢いづくためにも勝利が欲しいところだ。

By Tomoki Kakizaki

 

監督・選手のコメント

 

林監督

(試合を振り返って)0点に抑えられて良かったと思います。相変わらずハンドリングミスが多かったのが不思議で、ミスが多い分得点が少なかったと思います。(ミスの要素は)わからないですね。向こうも落としていたんですけど、ウチの方がいっぱい落としていましたね。ハンドリングミスでリズムが出なかったと思います。(予想していた展開だったか)そうですね。向こうがディフェンスで速く出てくるのもそうだったと思いますし、予想していた通りですけど、もうちょっと点を取れたと思うんですが自分たちがあれだけボールを落としていたので、あれだけ落とせば取れないなという感じですね。(どういったところに照準を置いていたか)今日は電光掲示板を絶対見ないでプレーしようと。とにかく相手の点数は気にしないでまず3トライ取ろうと、そういうターゲットでやろうとしました。(Bks、Fwdそれぞれの評価は)Fwdではスクラム、セットプレーがあれだけ有利だったのに、それを十分戦局に結び付けられていなかったかなというのと、Bksは大きくゲインした場面が何回かありましたけどそこの軽さが良くなかったですね。いつでもパスしようとして、ミスをする。きちんとラックにして、次につなげないと。良いゲインがあったんですが、それも相手が閉じてきたので違うクロスのムーブを入れてゲインしたり、リアクションも十分できていたので。大きくゲインした後の対応が良くなかったと思います。(ラインアウトが起点のトライが3本あったが意識して練習しているか)意識していますね。慶應はラインアウトからが一番(点が)取れるので、ラインアウトからトライを取りに行くというのは意識してやっています。スクラムからのトレーニングより、ラインアウトからのトレーニングの方が何倍、何十倍やっています。2次からの攻撃が上手くいっていなかったですね。なので、今までとは違ったパターンのアタックをしているので多少は良かったと思うんですけど、あとはラインアウトから取れたのも準備してきたので良かったと思います。(怪我人が戻ってきた中で金子選手が怪我をしてしまったが)今日の一番ショックだったことは金子の怪我ですね。肩を脱臼しているみたいなので、前回よりも酷いです。今シーズン戻ってこれるかも分からないですね。完全に脱臼しているようなので。LOの村田が戻ってきて、金子が慣らし運転をして調子が良ければ次の試合にということと、あとは両CTBが戻ってくればという感じなんですけど、金子の最後のスクラムでの怪我がショックでしたね。(竹本、増田のCTB2人はもう少しかかるか)そうですね。ただ、増田の方が早いと思います。彼らが戻ってきてポジションを取れるかどうかは彼ら次第ですが。今出ている2人も頑張っているので。増田が戻ってきて、キャプテンの竹本も予想外に順調なので、その後に彼もすぐに戻ってくると思いますけど。(筑波戦に向けては)筑波はすごい強いと思うので、しっかり準備して臨みたいなと思いますね。ウチは1対1でこじ開けるようなチームではないので、チームでしっかり準備をして形をしっかり準備したいなと思います。(自陣からもパスで回すアタックが多く見られたが)向こうが後ろに3人4人立っていて、目の前に3人しかいないと5対3とか6対3の状況があったので、そういう時は回した方がいいので、オーバーラップがあれば回すということで回しましたね。

小澤ゲームキャプテン

(試合を振り返って)入りは一瞬すごくよかったんですけど、そのあと自分たちが無理にボールをつなごうとしたり、3連続ペナルティーしたりと、そういうプレーで、また自分たちで試合の展開を崩したなと。自分たちで首を絞めたという感じです。無理やりオフロードでつなごうとしたり、コンタクトシチュエーションで落としちゃったりと。後半はちゃんとラックにしようと話したんですが、それでも出ちゃったんですけど。(フォーカスした点は)相手どうこう、点数どうこうではなくて、慶應の春から今までずっとやってきたプレー、自分たちのラグビーをしようと臨んだんですけど、あんまり出来なかったですね。ディフェンスで、ゴール前に迫られた中、タックルミスは多かったんですけど結果的に零封できたのは良かったと思います。(セットプレーからのトライに関して)セットプレーがアタックの起点だし、安定しないと良いアタックができないので、ラインアウトからのハーフへのパスなどはしっかり練習しています。(個人としては)アタックがあまりできなかったので、自分の中でディフェンスにフォーカスを置いたんですけど、アタックをもっと頑張らなきゃいけないのと、ディフェンスは比較的今日は僕の中では良かったと思います。(筑波大戦に向けて)本当に筑波強いので、今度こそ自分たちのラグビーをすれば、良いゲームができると思うので、自分たちに今週来週もフォーカスして、自分たちの武器を磨いてやっていきます。

土岐

(試合を振り返って)もうちょっと走れるかなと思ったんですが、日頃からもっと心がけていこうかなと思います。(スクラムについて)まだまだ改善すべき点があるので、これも日頃からやっていきます。(具体的には)いろんな組み方をしてくる相手に対応した組み方を自分が学べればなと思います。(無失点だったがディフェンスについては)まだまだ慶應の一番良いディフェンスができていないので、僕から低いディフェンスを心がけていきます。(自身の出来は)まだまだできると思うので、後悔しないようにやっていきます。(どういった部分でもっとできると感じたか)まずはPRとしてスクラムをどんな相手にでも勝てるようにしていかなければいけないのと、僕は他のPRよりも小さくて走れるPRというのがウリなので、もっと日頃から走っていきたいと思います。(Aチームでの出場が続いているがここまでの出来は)今日は一番良いものとは言えないので、もうちょっと高みを望んでいこうと思います。(課題は)ミスが起きても、自分たちのラグビーをするということができていなかったと思うので、頑張ります。(筑波戦に向けて)自分はスクラムを改善させていくこと、そこに重点を置いていきたいと思います。

髙橋浩

(試合を振り返って)立教の出だしが良くて、ハンドリングエラーとムダなペナルティをたくさんして自陣でラグビーをしてしまっていた。自陣で釘付けにされるときついので、そこを改善しなくてはいけないと思いました。ペナルティとかは意識すれば減らせると思うので、そういうところが大事だと思いました。(スクラムについて)自分たちの形で組めたのも多くて悪くなかったと思うんですけど、ターンオーバーが2個くらいしかできなかったので、明日も練習があるのでしっかりそこで今日の反省点を練習していきたいと思います。(Fwd戦を総括すると)今日はみんな走れていなくてもっと自分たちがきつい時に走ろうというのが慶應のテーマなので、辛い時こそFwdで走って良い球をBksに出して、Fwdでもガツガツいけるように、そういうところを意識しなければいけないなと思った試合でした。(無失点だったが、ディフェンスについて)無失点だったのは良いことだと思うのでそこは継続してやっていきたいと思います。(自身の出来は)試合中走れなかったので、暑さにも負けないように日吉でしっかり走って、次の試合はいっぱい走れるようにしたいと思います。(HO、PR両方での起用が続いているが)2番でも3番でもやることは同じなので、早く出てそこで伸びてしっかり勝つ。それだけだと思うので、3番になったからどうとかはないので、良い突っ掛けして、伸びて、そうしていきたいです。(筑波戦に向けて)筑波は強いと思うんですけど、慶應はディフェンスのチームだと思うので今日みたいに無失点に抑えて、3トライを目標といつも言っているので、しっかり取って勝ちたいと思います。

村田

(試合を振り返って)個人的には復帰戦ということで気合いが入っていたんですけど、あまり走れていなくて課題が残った試合でした。(コンディションは)そんなに悪くは無かったんですけど、無駄が多かったと思います。フォローの時にいらないところで行っちゃったりして無駄に疲れた感じがします。(ラインアウトについて)相手があまり競ってこなかったので、100%で出来たんですけど、これからの相手はもっと競ってくると思うのでもっと精度を上げていきたいと思います。(フォーカスした点は)テンポコントロールと、3トライ取ることと、ミスの後の切り替えがあったんですけど、あまりにもミスが多すぎたと思います。自分たちのペースが掴めなかったところがあるので、ミスの部分はあまり出来ていなかったと思います。(接点については)自分も含めてなんですけど、高いかなと。もっと接点で低くしていかないと、これからはもっと強いチームと戦う時にやられてしまうと思うので、もっと低く入れるようにします。(筑波戦に向けて)ブレイクダウンでもセットプレーでもプレッシャーが来るチームだと思うので、もう一度細かいところに立ち返って準備していきたいと思います。

柴田

(今日の試合を振り返って)前半はミスが多くて自陣に釘付けになってしまいましたが、後半はミスもなく自分たちのテンポで試合が出来た所が良かったと思います。(自身で突破を試みる場面があったがその意識は高かったか)今日は自分で積極的にボールに絡んで前に出ようと思っていたので、今日は自分のプレーが出せて良かったと思います。(ブレイクダウンの出来は)相手があまり絡んで来なかったので、人数をかけないように心掛けましたですが、逆に人数が足りなくて相手に押される場面があったのでそこはみんなで注意したいなと思います。(無失点だったディフェンスについてはどうだったか)チームとしてはみんなタックルが低くて、一発で倒せたのは良かったですが、個人的に少しタックルが高かったので修正したいと思います。(攻撃面と守備面をトータルで今日の個人的な出来はどうだったか)善し悪しが半分半分ぐらいでしたね(笑)(今後に向けた修正点は)今回はアタックは自分なりには出来たかなと思いますが、ディフェンスがどうしても慶應のFLらしくないタックルになってしまいました。まだ時間があるので、うまく低く刺されるように修正していきたいと思います。(今後は強敵との試合が続くがそれに向けて)慶應はとにかくディフェンスが命なので、自分のタックルでチームが勢い付いて勝てるようにこれからもっと練習を頑張っていきたいと思います。

阿井

(今日の試合を振り返って)自分自身ミスが多かったです。上手くいかなかったことが多々ありました。このままではまずいので、次にしっかり修正していきたいです。(意識していたことは)この試合に限って意識したことは特にありません。いつも通り低いタックルと速いサポートをし、ボールを持ったら前に出ることを意識していました。しかし、あまり思ったようにいきませんでした。反省しています。(今日はラックからターンオーバーされてしまうことが多かったが)後半特にそういったことが目立っていましたが、集散通り過ぎてのミスもありましたし、普通に越えられてしまうミスもありました。ブレイクダウンの判断が良くないのかな、という場面も結構ありました。色々な要因が重なってこういう結果になってしまいました。ブレイクダウンは筑波戦やその後に続く明治戦に向けてもっと改善していきたいと思います。(Fwd戦は)ラインアウトは良かったと感じています。スクラムも大丈夫でしたが、やはりブレイクダウンなどが良くなかったです。その点は反省しなくては、と思っています。(自身のタックルは)今日は回数も少なく、全然出来ませんでした。ダメでした。(ディフェンスでは0点に抑えていたが)0点に抑えたことは非常に良いことだと思います。継続していきたいです。(今日みつかった課題は)たくさんあります。まずミスと反則を少なくすることです。あとは、細かいことが重なって、前に出られない場面があったので、ボールを持ったらもっとシンプルに前に出て、ディフェンスではもっと良いタックルをすることです。もっと力を上げていかなければ、と感じました。(次戦向けて)勝利することはまず大前提です。勝利に向かって、自分のベストパフォーマンスをしていきたいと思います。良いタックルをし、チームに貢献したいです。

古岡

(今日の試合を振り返って)Bksへのパスは良かったですが、Fwdへのパスでは自分が持ちすぎてしまったと思います。もう少し早く(パスを)出せばリズム良く出来たかなと思います。(球出しの出来はどうだったか)フェイズでSOへ送る球だしはそこまで悪くはなかったと思いますがFwdへのパスが問題だったかなと思います。(クィックリスタートの場面が何度かあったがその意識は高かったか)慶應は走って勝つということが重要なので、テンポをドンドンあげていこうということでクィックを意識してやりました。(チームは無失点だったが自身のディフェンス面の意識はどうだったか)やはり自分はディフェンスをしないとチームの信頼を得られないしFwdにも指示を出すことも出来ないので、ディフェンスだけは縦に来たら絶対に止めるし、誰よりも頑張らないといけないなと思います。(今日の試合で見つかった収穫と課題は)収穫としてはBksのムーブの時にいいラインアウトからのトライですとかハンドオフでのトライがあったのは良かったと思います。修正点としてはFwdへのパスをもう少し早くしないとプレッシャーを受けてしまうのでそこは修正したいです。筑波大は結構強いので、早く渡す時は渡す、渡さない時は渡さないようにしてやっていきたいと思います。(今後は強敵相手の試合が続くが今後に向けて)慶應はディフェンスのチームなのでディフェンスから盛り上げて、取れる所はしっかりと取って勝ちたいと思います。

和田

(振り返って)もっと点が取れたなというのが印象ですね。やっぱり自分たちで流れを潰しあっていることがすごく多かったので、反省しなくてはいけないところがたくさん出た試合だと思います。(点が取れなかった原因は)ノックオンが多かったですし、攻め込んでからのミスが多かったと思う。(守備では無失点だが)それは 収穫というかよかった点の一つだと思います。食い込まれることも多かったが、最後は割らせなかったので、これからも無失点で行けたらいいですね。(ゲームメイクについて)外から空いてると声が掛かったので(パスを)回したが、回していくことに関してはそんなに効果はないが、つなぎのところでミスが多くて、飛び込んで相手ボールになることが多かったので、そこはしっかりボールがキープできればいいなと思う。(キックについて)ミスキックもありましたし、自陣でのプレーが多かったので、もっと敵陣でラグビーできればいいなと思う。でもキック一辺倒になってもいけないと思うので、回せるところは回していきたいと思います。(今日フォーカスした点は)ベースコントロールのところと、ペナルティのところですね。でもペナルティのところはいつもより少なかったと思うので、そこは継続して、後はディフェンスになったらもっとプレスを徹底してかけれるようにしていきたいですね。(次戦に向けて)今日のラグビーをしてたら勝負にならない相手なので、しっかりまだまだ自分たちが甘いということが証明された試合だと思うので、もっとしっかり日吉で練習して、2週間あるので次の試合絶対勝てるように準備していきたい。

三木

(試合を振り返って)結果勝てたというのと、勝った中で自分がトライという形で戦力となれたことが嬉しいなと感じてます。(最初のトライについて)こっちの方が2人ぐらい数敵優位な中で回してくれたので、自分のトライというより「あざぁす」みたいなトライだった。(今日はパスを回す展開が続いたが)特に回すというよりかは、相手のプレッシャーが少なかったら積極的にカウンターしていこうというチームの方針があって、プレッシャーをかけてくるチームも多いが、立教大はどちらかというと試合中プレッシャーをあまり感じなかったので、Bk3やWTB、FBとしては行けるという判断で、結果いっぱい振ったという形になった。 (今日はあまり点が取れなかったが原因は)純粋に立教大のディフェンスの気持ちがこもってて、気持ちがこもっているチームだとなかなか(トライが)取れないので、立教大のディフェンスがよくて苦戦したなという印象です。(一方、ディフェンス面では無失点だったが)慶應も熱と冷静さがあって、何度かゴール前で危ない場面はあったが、誰一人として集中力を欠くことなくプレーできた結果、0という形で押さえられたと思う。(3トライ目について)最後も「あざぁす」トライだったが、ゲインしてFLの高橋が僕に渡して駆け抜けた形だったので、相手が流してくるディフェンスだったので、後半は修正したが、それがうまい形でゲインできて、つなげてくれたのかなと思う。(今日フォーカスした点は)自分としてはトライは取っていたが、もっと欲しいなという気持ちがあって、結果ごっつぁんトライだが3トライ取れたので、オフェンスの面では満足している。(ディフェンス面では)何度かノックオンやキャッチミスなどチームにマイナスのことがあったので、そう いった部分はこれから成長できたらなと思う。(次戦・筑波大戦に向けて)筑波がどうこうというよりも、自分たちが春からやってきたラグビーというものをどこまで出せるかが勝敗を握ると思うので、自分たちのスタイルを変えずに、筑波戦でそれが出せたらいいなと思います。

仲宗根

(試合前に指示されたこと)最近取り組んでいるIPSというメンタルトレーニングを引き合いに、個人個人があまりプレッシャーを感じすぎずに、プレーに臨むということを確認しました。(試合を振り返って)チームとしてはハンドリングのミスが非常に多くて、物足りなかったが、個人としては縦の突破が何回かあったので良かった。ディフェンスは、ケイオーらしい、相手を0点に抑える試合が出来た。(次戦)IPSじゃないけど、練習で100%取り組んだものを、試合中に出せるようにやっていけたらなと思う。

落合
(今日の試合を振り返って)個人的にはあまりアタックで前に出れず、ミスも出てしまったので、非常に出来が悪かったなと思います。(フォーカスした点は)判断良く余った時はしっかりと外へ回し、そうでない時はCTBで前に出ようと思って試合に挑みました。(前半はタックルがうまく決まってなかったように見えたが)少し飛び込んでしまったシーンがあったので、やはりこれから相手も強くなっていきますし、今日の試合でタックルミスしている場合じゃないと思います。もう一回気を引き締めてやっていきたいと思います。(前回の試合で課題となっていたペナルティは今日はどうだったか)もっともっと減らしていけるシーンがまだあったと思うので、完全に改善することは出来なかったと思います。(今日の試合で出た課題は)個人としてはもっと1対1の場面で勝負をしていって前に出れるCTBにならないといけないなと思います。(今後の試合に向けて)とにかくFwdが出してくれた球をBksがミスすることなく繋いで、絶対に得点出来るようにBksの精度を高めていきたいと思います。

児玉

(対抗戦で初めてスターティングメンバーだったが)今日はすごく暑くてきつかったですが、試合に出られるのが大変嬉しかったので80分間きつくても頑張ることが出来たと思います。(今日意識していたことは)ペナルティでタッチキックを任されていたので、しっかり出すのは当たり前ではあるのですが、さらにちゃんと距離を稼げるように蹴ることです。また、ボールをもらったら思い切ってトライを取ろうと思っていました。(自身の2本のトライについて)1本目は相手ディフェンダーをかわしてトライ出来ました。自分としては良いトライだったと思います。2本目は余った所をゴール前でパスを貰っただけなので、チームのみなさんのおかげです。(積極的なランが見られたが)キック処理の、ボールを持っていない時の運動量についても監督に言われていました。(走ることは)求められているプレーだと思っていたので、意識していました。(今日のキックの出来は)一応タッチには蹴られたのですが、もう少し強気で距離を狙っていけたら良かったと思っています。(今日は相手を0点に抑える形での勝利だったが課題は見つかったか)ディフェンスに関しては0点に抑えたので、今日は悪くなかったと思います。アタックについては、2本パスをもらったのに取り切れなかったところがWTBとしてまだまだでした。(次戦に向けて)(出場する)チャンスをもらえたならば、今日と同じようにペナルティの時のタッチキックとボールをもらった時のランを意識していきます。(出場のために)今からまた2週間用意していきたいと思います。

小川

今日は最初から全然走れてなかったです。個人だけかと思ったんですけど、結構皆走れてなかったですね。暑さのせいなのかはよく分からないですけど。(電光掲示板見ないという話がありました)見てないっちゃ見てないですけど、方向的に見ようとしなくても見てしまうというのはありました。(今日の戦い方は)最初は外振ったらいけそうだったんですけど、途中からディフェンスが流れて行ってたんでどんどん縦に入っていこうというのはありました。(あまり点が取れなかったことに関して)抜けるんですけど、抜けた後にミスをしてしまうというのが多かったですね。(ディフェンスは)ディフェンスも結構危なかったところがありましたね、逆面とか大外振られたら結構危ないときがあったんで。もっとしっかりやっていきたいですね。(個人としては)走れてないですね。全然攻撃に参加してない感じだったんで、もっと積極的にいけたらなと思います。(筑波大戦に向けて)これまでの試合見ても結構強いので、でかさも速さもあるっていうチームなので、そこに負けないようにしっかり、体が小さい分運動量で勝っていけたらと思います。

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