慶應スポーツ新聞会

【ウェイトリフティング】ホームで伝統の早慶戦!来年の飛躍誓う。

安定した試技でチームをけん引した黛主将

安定した試技でチームをけん引した黛主将

伝統の早慶ウェイトリフティング定期戦が開幕した。去年までの戦績は2勝55敗。58回目を数える今年度の会場は本塾の日吉記念館だ。対する早大は今年1部リーグから慶大と同じ2部に降格したものの、強力な選手たちを擁し依然強豪校として存在感を放っている。ホームでOBや保護者の方々をはじめとする観客の声援を受け、早大に発奮した本塾の選手たちが好成績を収めることが出来るかに注目が集まった。

2014/9/28(日) @日吉記念館
第58回早慶ウェイトリフティング定期戦
階級 氏名 スナッチベスト C&Jベスト トータル
56 大場友貴(経2) 52 68 120
62 前田智行(理2) 70 85 155
62 山本進吾(経2) 83 105 188
69 古屋秀徳(商2) 80 92 172
69 林弘一郎(経1) 74 95 169
77 法貞裕樹(経4) 78 100 178
77 会津圭吾(環3) 120 140 260
85 黛拓朗(理4) 100 135 235
85 田谷凛太郎(経1) 55 80 135
94 佐々木啓二(理2) 100 114 214
94 松岡諒太郎(理2) 80 102 182
+94 恩塚伸一郎(商3) 95 114 209
+94 真田詠司(商1) 75 100 175


「フォームを意識し確実に取りにいった」と語った林

「フォームを意識し確実に取りにいった」と語った林

午前の部。「記録よりもフォームをもっと丁寧に意識してやっていく」と明確な目標を持って挑んだ林弘一郎(経1・慶応高)は、スナッチ74㎏、ジャーク95㎏を成功させ、健闘を見せた。フォームをしっかりと意識することが出来た結果、記録もついてきたようだ。「いいモチベーションアップにつながった」と初の早慶戦に奮起し、1年生らしい気迫のパフォーマンスからは確かな将来性がうかがえた。

105㎏のジャークを成功させる山本

105㎏のジャークを成功させる山本

「自分がちょっとでも見せ場を作らないと」と意気込みを語った山本進吾(経2・慶応高)はスナッチ83㎏、ジャーク105㎏と、自身の目標には届かず、不満の残る結果に終わってしまった。一か月後の大会に向けて「また一から形とか、メンタルの部分も見直」したいと前向きな姿勢を見せ、来年度の早慶戦への雪辱を誓った。

120㎏のスナッチを成功させ、同階級の2人を下したエース会津

120㎏のスナッチを成功させ、同階級の2人を下したエース会津

午後の部。部のエースである会津圭吾(環3・県立弘前高)は、スナッチでは2本目で目標の120㎏を成功させ、3本目の大会新記録となる126㎏には届かなかったものの、階級内で最高記録を収めた。一方のジャークは1本目の140㎏の後、150㎏を成功させることはかなわず。「減量のミスが出てしまって、少しクリーンが重かった」と冷静に自己の反省を語った。二週間後の国体では悔いのない結果を残すことが出来るよう期待したい。

ジャークで自己新記録を収め、主将としてベストパフォーマンスを見せた黛

ジャークで自己新記録を収め、主将としてベストパフォーマンスを見せた黛

慶応の主将として慶応の看板を背負っているということもあり、人一倍頑張ろうという気概で臨みました」と語った黛拓朗主将(理4・県立希望ヶ丘高)は、スナッチで100㎏、ジャークで自己新記録である135㎏を成功させ、早大に一矢報いた。6本中5本を成功させる安定した試技で自身最後の早慶戦に有終の美を飾り、続く11月のインカレへの意欲を見せた。主将である黛が「全体として非常にいい雰囲気で臨めていた」と語るように、午前・午後の部共に好調であった今年の早慶戦。黛・会津を中心に健闘したものの早大を下すことはかなわなかったが、会津は「このまま伸びていけば来年は勝てる」と自信を見せる。新入生も多数入部し、下級生の層も充実している。宿敵である早大との伝統の一戦は、彼らにとってもいい刺激になったに違いない。来年こそは「強いからこそ乗り越えるいいライバル」(黛)である早大を、本当に乗り越える年にしてもらいたい。

(記事・写真:藤井祐未 取材協力:山部遼)

黛拓朗主将(理4・県立希望ヶ丘高)

(今日の試技を振り返って)スナッチの方は3本目が取れなくて残念な結果に終わってしまったのですが、クリーン&ジャークの方で自己新記録を取ることができ、体重差だったのですが早稲田の選手を一人倒すことが出来たので、結果としては良かったなと思っています。(どのようなモチベーションで挑んだか)やはり4年生として最後の早慶戦で、慶応の主将として慶応の看板を背負っているということもあり、人一倍頑張ろうという気概で臨みました。(今日の慶大のチームの様子は)特に下級生が頑張ってくれていて、それに刺激されて上級生も頑張ってくれて、全体として非常にいい雰囲気で臨めていたと思います。(今日の早大の印象)向こうは高校とかからずっとやってきて、競技歴も長いなかで、やはり非常に力強い試技をする選手が多くて、数字では圧倒されているのが事実ですが、強いからこそ乗り越えるいいライバルであると思っています。これに刺激されてどんどん後輩たちが強くなってくれればいいと思います。(次の大会までに強化したいところ)次は11月の頭にインカレがありますが、自分はそれが最後の大会になるので、自分の4年間の集大成にしたいです。今日割といい結果を出すことが出来たので、これに満足せずより高みを目指していい形で終われるよう、頑張りたいと思います。

会津圭吾(環3・県立弘前高)

(今日の試技を振り返って)今日は国体を二週間前に控えての早慶戦でしたが、スナッチの120㎏は満足のいく結果だったんですけど、クリーン&ジャークで減量のミスが出てしまって、少しクリーンが重かったというのがありまして、クリーン&ジャークの方は不満が残る結果になりました。(どのようなモチベーションで挑んだか)120㎏の150㎏を取って、国体に向けていい調整にしようかなという、あとは打倒早稲田目指して一本でも多く重量を取れたらなという気持ちで臨みました。どうしても成功率が出てしまいまして、(6本中)3本しか取れなかったので、いい結果にはならなかったです。(今日の早大の印象)来年も恐らく早慶戦がこの時期にあると思うんですけど、このまま伸びていけば来年は勝てると思います。(次の大会までに強化したいところ)デッドリフトがうまく試技に通じるように出来なかったので、そこをしっかり微調整して頑張りたいと思います。(来年の早慶戦の抱負)やはり僕だけじゃなくて、僕は100%勝って、あとは周りの後輩たちも強い先輩に続くように、早稲田に重量で引けを取らないように頑張ってもらいたいなと思います。

山本進吾(経2・慶応高)

スナッチで90㎏と、クリーン&ジャークの方では110㎏を目標にしていました。(今日の試技を振り返って)二週間前に仕上がって、調整があんまり上手くいかなかったところがありました。早稲田大学は去年は一部校で、強い大学だったので、午前の部でひとりでも向こうの最低重量にかすれるようにしようと思ったんですけど、かすっただけで取れませんでした。(どのようなモチベーションで挑んだか)二週間前に早稲田の同じ人と試合で戦ったんですけど、その時は30㎏位差をつけられてしまったので、午前の部の中では自分がちょっとでも見せ場を作らないと、と思いました。いま50連敗していて、僕は見せ場もなかったので、二週間頑張ってきたのですが残念です。(今日の早大の印象)二週間前に試合で見ていて、調子はあんまりよくないなと思ったんですけど、その中でやはり自分たちのベストよりも遥か上をスタート重量にするあたりが、普段の練習量の差だなと思いました。(次の大会までに強化したいところ)次の大会は一か月後ですが、一か月あればまた一から形とか、メンタルの部分も見直せると思うので、今日負けた二人に一矢報いるような試合が出来ればと思います。(来年の早慶戦の抱負)今年は一年生が十何人とたくさん入ってくれたので、その一年生が下から士気を上げていってくれれば、今三年生にはすごく強い先輩が一人いるので、その人を中心に自分も真っ向から戦えるようになれたらなと思います。

林弘一郎(経1・慶応高)

監督から一本一本必ず取れと言われていたので、しっかり自分の役割を果たすことに集中しようと思いました。スタート重量の通り70㎏と90㎏、軽めの重量ではありますがそこをまずちゃんとやっていくようにしました。(今日の試技を振り返って)自分の中では二週間前にあった東日本個人がギリギリの結果だったので、記録よりもフォームをもっと丁寧に意識してやっていくつもりで、今日はそこをしっかりと出来たので、ぼちぼちだったと思います。(どのようなモチベーションで挑んだか)もちろんOBの方々にも見ていただくいいチャンスだったので、ここである程度結果を残せたらいいなという気持ちで臨みました。(今日の早大の印象)やはり高校時代にインハイですとか、いま世界規模の試合で活躍している選手も結構いるみたいなので、そういう選手を見ていいモチベーションアップにつながったと思います。(次の大会までに強化したいところ)まだどうしてもフォームが雑で、言われて頭で分かっていても、体で実践できなくては意味がないので、しっかりとそういう所をやっていくようにしたいです。(来年の早慶戦の抱負)絶対勝ちたいです!

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