慶應スポーツ新聞会

【女子ホッケー】意地の得点も、打倒ワセダならず / 第22回早慶定期戦

試合前、士気を高める選手たち

試合前、士気を高める選手たち

8年ぶりの早慶戦勝利を目指した女子ホッケー部だったが、早大の高いスキルの前に圧倒される。開始からペースを握られ前半で4失点。途中リズムを作る場面も見られ、原登子(経4)のタッチシュートで1点を返すも、結果1-6と大差での敗戦となってしまった    

 

第22回早慶ホッケー女子定期戦

2014.11/9(日) 13:30~ @早稲田東伏見グラウンド 

慶應義塾大学 1-6 早稲田大学

前半0-4、後半1-2)  

【得点者(アシスト者)】

60分 武山(吉本)  

<スタメン>

GK寺岡真希(文4)、FB境夢見(経4)、林田明子(理3)、吉本絢香(総2)、石垣七海(法2)、MF森本涼(経4)、國友萌果(経3)、武山直歩子(経3)、FW原登子(経4)、宮本舞(経2)、松島佳奈(経2)    

にも雨が降り出しそうな重い曇天の中、試合が開始される。開始早々にPCを献上するも、寺岡真希(文4)がセーブし凌ぐ。それでも実力差で劣る早大相手に受け身の展開が続くと、4分にフリーシュートを決められ失点してしまう。境夢見(経4)、林田明子(理3)の最終ラインのインターセプトから攻勢に転じようとするも、全体が引いていたため、なかなか攻撃につなげられない。10分にサイドをえぐられさらに失点すると、走力でも振り切られ20分までに計4失点と苦しい展開。それでも寺岡が相手PCを防ぐと徐々にリズムが生まれる。FWのプレスもはまり、早大DF陣の後ろでボールを回させ、ゲームを落ち着かせられるようになる。吉本絢香(総2)や石垣七海(法2)らサイドからのゲインでチャンスを作る。さらに境のセンタリングで得点機を演出するがゴールまではいかず、0-4で前半を終える。

早稲田の個人技にも屈した

早稲田の個人技にも屈した

前半終盤のいい流れのまま行きたい慶大は、またしても立ち上がりにPCを献上するも、ここは寺岡が相手のフリックシュートをセーブする。森本涼(経4)の突破や武山直歩子(経3)のセンタリングなどで早大の守りを崩しにかかるも、やや攻撃パターンが右サイドに偏りがちになり、得点機を作れない。一方の守備でも時間がたつにつれ足が止まってくる。それでも46分からの4連続PCを防ぎ、何とか攻撃への活路を見出す。すると60分、吉本がファールを奪いセットプレーに持ち込むと、そのままサークルへ鋭いセンタリングを放つ。これを武山が密集の中から華麗にタッチシュートを決め、念願の得点を決める。これを反撃の狼煙にといきたかったが力及ばず。さらに2失点し1-6で敗戦、8年ぶりの早慶戦勝利とはならなかった。  

得点が決まり、喜びを爆発させた

得点が決まり、喜びを爆発させた

 早大の個人技と高い身体能力の前に大差が開いてしまったが、意地で取った原の得点に観客は胸を打たれた。境主将が率いる最後の試合となった11月23日の立大戦で勝利(○2-0)したことにより、秋季リーグ5位と有終の美を飾った。来季は春秋連続で上位進出、そして早慶戦の雪辱を晴らしたい。山梨学院、駿河台、早稲田という関東3強に対してはまだまだ実力差があるが、来季以降は得点力に磨きをかけ、上位に対して食い下がる活躍に期待が高まる。  

(記事:荒川智史、写真:河合佳祐、砂川昌輝)

DSC_0643境

DF境夢見(経4=慶應湘南藤沢)主将

精神的支柱としてチームを引っ張ってきた闘将。安定感のある強力なヒットで得点機を何度も演出し、オフェンス、ディフェンス両面で存在感を示した。「十指連心」の御旗の下、献身的にグラウンド内外問わず檄を飛ばし、チームを鼓舞した。

 

DSC_0855森本

MF森本涼副将(経4=頌栄女子学院)

副将として、さらに大胆かつ器用なプレーで中盤陣を率いた。今季はチームの要として全試合スタメン出場。キープ力に加え、今季得点力で苦しんだ慶大にとって、一人でサークル内へ切り込むことができる貴重な存在だった。

 

 

DSC_0612葛西

DF葛西美咲(文4=穎明館)

冷静沈着なプレーで左サイドバックを中心にプレー。今年度より出場機会が増え、堅実な動きで相手のチャンスの芽を摘み、流れをつくった。

 

 

 

DSC_0733寺岡

GK寺岡真希(文4=鴎友学園女子)

2年時よりフィールダーからゴーリーへ転向し、成長した慶大の守護神。ディフェンスの統率と、最後の砦としてぶれない魂で君臨。今季のインカレ(vs学習院)でもSO戦で4本止めるなど、勝負強さも兼ね備えていた。

 

DSC_0736原

FW原登子(経4=慶應湘南藤沢)

今年度FWながらもMF、DFのすべてのポジションをこなすユーティリティーさに加え、男子選手顔負けの鋭いリバースシュートが持ち味のポイントゲッター。リーグ最終戦の立大戦でも得点を決め、有終の美を飾った。

 

その他、上野恵里沙(政4=慶應NY学院)副将・学生コーチ、駒木亜美(商4=慶應NY学院)主務も引退を迎えました。

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