松木駿之介選手・小谷春日選手
――今のチームの雰囲気はいかがですか
松木「チームの雰囲気は、関東リーグの法大戦に向けて一勝のためにスタメンだけに限らず、チーム全体が一丸となっています。」
小谷「はい、良い方向に向いています。」
――怖い先輩はいますか
松木・小谷「いないです!!」
松木「本当にみんな良い人で、全体から話しかけてくれて優しくしてもらっています。」
――監督やキャプテンの印象はいかがですか
小谷「キャプテンはとてもチームをまとめてくれて、僕たちにも気を遣ってくれて、三月の頭の遠征から参加しているんですけれども、よく声掛けしてもらっています。監督もすごいよくコミュニケーションをとってくれる人で、チーム戦術などもわかってきました。」
――高校サッカーと大学サッカーの違いは感じていますか
小谷「すごく感じています。高校だと結構、守備の時に緩くやってもあまりコーチにも言われないし、許されることが多かったんですけど、大学では自分たちで言い合うことが多くて、お互いに高め合えているのでとても良いなと感じています。」
松木「大学では、監督に言われるからとかではなく、みんな自主的にやっているので自分たちで動いている分早いなという感じです。」
――慶應は守備の意識が高いチームですが、攻撃的なポジションのお二人が気をつけていることはどんな点ですか
松木「僕は青森山田でFWだったが、守備をしっかりやれよというキャラだったのでそこまで抵抗はなくて馴染みやすかったです。」
小谷「僕は藤枝東高で、あまり守備とかやらなくていいというか攻撃だけやってろと言われていた選手だったので、最初は自分の中できつかったですけど、二か月経って慣れてきて、今は大変だとは感じないです。」
――自分のどういうプレーを見て欲しいですか
松木「僕は空中戦の強さとクロスに対して飛び込むところを見てもらいたいです。」
小谷「僕はドリブルです。」
――開幕スタメンは勝ち取れそうですか
松木「監督も調子がいい選手を使っていくと言っているので、開幕までポジション争いをしていって、開幕戦いけたらいいなと思っています。」
――この先輩上手いなと思ったのは誰ですか
松木・小谷「(端山)豪くんですね。やばいです。」
松木「全然タイプは違うですけど、すごいなという感じです。」
――合宿では主にどんなことをテーマにやっていましたか
小谷「御殿場でやったんですけど、その前まではBチームでやっていて合宿の前に上げてもらって、堅守というのを意識してやりました。とにかくそればっかりでした。」
――過去の慶應の試合は観たことがありますか
松木「来てはいないんですけど、親にビデオ撮ってもらって、観たことがあります。」
小谷「前期のリーグ戦の早慶戦を観にきました。」
――どんな印象でしたか
小谷「その時は結構早大にやられていて、確か0-2だったんですけど、僕が出て早大とかと戦いたいという気になった試合でした。」
松木「僕は東京国際大戦を観たんですけど、チームとして上手くいっていない感じだったんですけど、守備やられないなという感じでした。実際にこっちに来てプレーしていても失点する気がしなくて、すごいなと思いました。」
――対面していて、この人の対応はすごいなという選手はいますか
松木「僕は(望月)大知さんがやりづらいです。すごいガツガツくるし、嫌なタイミングでボディコンタクトしてくるので。更にヘディングも強いし、すごいです。」
小谷「僕は大知くんもなんですけど、溝くん(溝渕雄志選手)ですね。足が速くて、結構一対一やることが多いんですけど、とても練習になっています。」
――将来的な目標を教えてください
松木「僕はプロになりたいと思っています。」
小谷「僕も高校の頃からプロなろうとやってきたので、そのためにもとりあえず大学で関東制覇という目標を成し遂げたいです。」
――OBの河井陽介さん(現清水エスパルス)や藤田息吹さん(現愛媛FC)のようにという思いですか?
小谷「はい、憧れています。」
――松木選手が慶應を選んだ理由を教えてください
松木「一つ上の中井健太さん(総2・青森山田高)から誘ってもらえて、色んな話を聞くうちにサッカー部の意識が青森山田高と似ていて、フィットしやすいかなと思ったのが一つです。」
――最後に今シーズンの意気込みをお願いします
小谷「一試合でも多く出場して、限られた時間の中で結果を残せる選手になりたいなというのが今年のテーマです。」
松木「僕も監督に与えてもらったチャンスをしっかり活かして、点を決めてチームの勝利に導けるような選手になりたいです。」
(取材 森本凛太郎)
※関東大学サッカーリーグ慶大の初戦
4月5日(日)vs法大11:30キックオフ@Shonan BMWスタジアム平塚
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