【野球】今季最多の14安打 打ち勝つ慶大野球で勝ち点奪取 東大②

5月3日(日)東京六大学野球春季リーグ 東大2回戦

1回表無死一、二塁、左中間スタンドへ今季第1号本塁打を放つ谷田

1回表無死一、二塁、左中間スタンドへ今季第1号本塁打を放つ谷田

昨日の大勝はさておき、「今日は今日、昨日は昨日」と気を引き締めて臨んだ東大2回戦。谷田(商4)のリーグ戦通算10本目、沓掛(商3)のリーグ戦初の本塁打に加え、打線のつながりも見え、大量9得点。投げては、三宮(商4)、小原大(環3)、加藤拓(政3)の継投で東大打線を2点に抑え、勝ち点を奪取した。

慶大
東大
 

慶大:○三宮、小原大、加藤拓―小笠原、須藤

東大:●辰亥、柴田、山本俊―喜入

◆慶大出場選手

ポジション 選手名(学部学年・出身高校)
[4] 照屋塁(環2・沖縄尚学)
樋口慈(文4・東葛飾)
北村祐樹(商4・丸亀)
[8] 梅野魁土(環4・福岡大大濠)
重田清一(環3・佐賀西)
[9] 谷田成吾(商4・慶應義塾)
[5] 横尾俊建(総4・日大三)
[7] 齋藤大輝(商3・慶應義塾)
H7 原田直道(商4・慶應義塾)
[3] 沓掛祥和(商3・慶應義塾)
[6] 山本泰寛(環4・慶應義塾)
[2] 小笠原知弘(環4・智辯和歌山)
須藤隆成(環3・創志学園)
[1] 三宮舜(商4・慶應義塾)
小原大樹(環3・花巻東)
山本瑛大(商3・South Torrance)
加藤拓也(政3・慶應義塾)
 

五月上旬の太陽が燦々と降り注ぐ気候の中、勝ち点奪取へのさらなる熱き戦いが幕を開けた。初回、昨日に引き続きスタメン起用となった照屋塁(環2)が四球を選ぶと、暴投の間に2塁へ。続く梅野魁土(環4)も四球を選び、無死一、二塁としたところで打席には谷田成吾(商4)。2-2から「反応で打った」という打球は左中間に突き刺さる先制の3点本塁打。今季7試合目にしての初本塁打は、リーグ戦単独1位の通算10本塁打目。苦しみ抜いた谷田にようやく1本が出て、チームに勢いを与えた。

4回表二死二、三塁、左翼席へ3点本塁打を放つ沓掛

4回表二死二、三塁、左翼席へ3点本塁打を放つ沓掛

2回には先頭の小笠原知弘(環4)が初球を振りぬき出塁。三宮舜(商4)が犠打を決めると、先制のホームを踏んだ照屋がレフト前ヒットで駒を進める。一死一、三塁の場面で、梅野のふらふらと上がった打球がセンター前に落ちる間に1点追加。東大の先発辰亥を2回でマウンドから引きずりおろすことに成功した。

4回には一死後、四球で出塁した梅野が谷田のセンター前ヒットで進塁。続く横尾俊建(総4)も死球で出塁すると、斎藤大輝(商3)のピッチャーゴロの間に一人生還。なおも一死二、三塁の場面で打撃好調の沓掛祥和(商3)が打席へ。「思い切って行こう」と覚悟を決めた打球はスタンドに飛び込むリーグ戦初本塁打となりこの回4点を追加。5回には照屋が三塁打で出塁すると梅野が左翼線への二塁打でダメ押しの追加点を獲得。9点をもぎ取り、打の慶大野球を体現した。

先発の三宮。6回2失点で今季初勝利を挙げた

先発の三宮。6回2失点で今季初勝利を挙げた

慶大の先発は三宮舜(商3)。前回登板の明大戦では7失点と本来の姿ではなかったが、この日は3回まで1安打無失点。しかし、4回に東大の主将、飯田に内野安打を許すと、すかさず盗塁を決められ無死2塁と得点圏にランナーを置いてしまう。その後2アウト取ったが、迎えた山本克にセンター前ヒットを放たれ1点を返される。6回にも無死から飯田が左翼線への二塁打で出塁。1アウト取った後、楠田が放ったピッチャーへの打球を三宮が見失ったわずかな時間(記録は内野安打)とファーストへの悪送球で1点を返された。しかし、東大の反撃はここまで。7回からマウンドを引き継いだ小原大樹(環3)は2回をテンポよく快投。最終回は慶大のエース加藤拓也(政3)が、前日の疲れを見せず3人を9球で締めた。

猛打賞を記録した小笠原(写真中央)。試合後の左手のサインは、この試合の安打数を示しているのだろうか 開幕スタメンこそ逃したものの、チームの中心となっている

3安打猛打賞を記録した小笠原(写真中央)。開幕スタメンこそ須藤(環3)に譲ったものの、正捕手として攻撃でも守りでもチームの中心となっている

東大から順当に勝ち点を奪取した慶大が次に対するのは立大。今季2カードを終えて1勝4敗1引き分けと本領を発揮できていないが油断は禁物。昨年は春秋ともにエース澤田圭を攻略できず勝ち点を譲ったが、今季は眠れる獅子を起こす前に付け込めるか。二週間後の対戦に期待したい。

 

 

 

 

【Today’s Legend】  スタメンつかんだパワフルボーイ 沓掛祥和

本塁打を放ち、笑顔でベンチに戻る沓掛(写真左・右=横尾)

本塁打を放ち、笑顔でベンチに戻る沓掛(写真左・右=横尾)

オープン戦からの好調を維持し続け、今季ファーストのスタメンを勝ち取った。強く振りぬくフルスイングが持ち味。慶大の今季初打点は何を隠そう、法大2回戦でこの男の三塁打から生み出されたものだ。そして今日の東大2回戦。気合を込めた一打は左翼スタンドに着弾。リーグ戦初となる3点本塁打となった。クリーンナップを任されることもあり、いまやチームに欠かせない成長株。今季は神宮で暴れまくる。

記事:木下 恵

 

◆打撃成績

[4] 照屋 四球 左安 遊ゴロ 左3 一邪飛
樋口 捕邪飛
北村
[8] 梅野 四球 中安① 死球 左2①
重田 左安
[9] 谷田 左中本③ 二ゴロ 中安 中飛 四球
[5] 横尾 空三振 中飛 死球 三直 遊ゴロ
[7] 齋藤 四球 中飛 投ゴロ① 空三振
H7 原田直 遊ゴロ
[3] 沓掛 一ゴロ 左飛 左本③ 二ゴロ 空三振
[6] 山本泰 二飛 中安 中安 三安 遊ゴロ
[2] 小笠原 左安 一安 中飛 中安
須藤 空三振
[1] 三宮  一犠打 左飛  二ゴロ 投ゴロ
小原大
山本瑛 見三振
加藤拓
◆投手成績
投球回数 打者数 球数 安打 三振 四死球 失点 自責
◯三宮 25 97
小原大 30
加藤拓
 

◆監督・選手コメント

大久保秀昭監督

(ナイスゲームでした。本日の試合全体を振り返ってコメントお願いします)序盤から打線が活発で点数を取ってくれたのである程度余裕を持って見ることはできましたが、やはり最後まで気は抜けないですね。(投手陣についてですが三宮投手の投球はいかがでしたか)欲を言えばキリがないので。相手も必死ですし、バット持っているわけなので。一点でも少なくというところで、まぁ良かったと思います。(小原大投手は前回よりリラックスして投げているように見えましたが)ずっと緊張してます緊張してます、と言っていたらつまらないので。こっちは戦力になると思って使っているので、いつも今日ぐらいの自分のピッチングができるように。(最後のイニングに加藤拓投手を送り出しましたが)誰を試すとかではなく、きっちりと試合をしめていい形で終わりたいという意図がありました。(打撃陣についてですが、谷田選手に本塁打が出ました)いい方向につながっていけばいいと思いますが、本当はもっと早い段階で期待している部分はありました。ただ、まだあと2カード残っていますから、爆発を期待したいですね。(沓掛選手にも大学初本塁打が出ましたね)ずっといい状態をキープしているので、引き続き油断することなくやってほしいと思います。(終わってみれば14安打でした)今日は今日、昨日は昨日。立教戦に向けてしっかり準備したいと思います。(昨日6点とった山本俊投手から本日は点を取れませんでした)いつもいつも打てるわけではないですし、野球は怖いので。昨日打てたから今日打てるというわけではないですし、昨日勝てたから今日も勝てるというわけではない。初めから結果が出ている試合なんて1つもないので、そういうところの部分を、スキを見せないというか、それは徹底して今後もやっていきたいことの一つですね。(次は一週空いて昨年春秋ともに勝ち点を取れなかった立教戦ですが打順はどう考えていらっしゃいますか)照屋が良い働きをしているというのもありますし、山本泰も戻ってきたというのもありますし、その辺も考えて少しでも打線がつながることを考えてやりたいなと思います。(澤田投手をはじめ立教への対策は)これからじっくり考えます。(最後に一言お願いします)リーグ戦の行方はわかりませんが、慶應にはたとえ優勝がなくなったとしても早慶戦という大きな目標があるので、慶應は最後まで出し切るし、やり切ります。

横尾俊建主将総4

ナイスゲームでした。今日の試合を振り返ってありがとうございます。勝てたので良かったです。(チーム全体で14安打と、打線が繋がりましたねみんなバットが振れていたのでたくさん点も入りましたし、良かったと思います。ご自身の打撃を振り返ると東大戦はいつもあまり打てていないのですが、きのう一本出ているのでそれは良かったです。再来週の立教戦に向けて勝ち点を取れるように、チームプレーを意識してやっていきたいと思います。

梅野魁土環4

今日の試合を振り返って打つ方も打って、ピッチャーも頑張ったので、いい試合だったと思います。全打席出塁ということで、持ち味を生かせたのではそうですね、結果的に全部出塁できてよかったと思いますし、一打席一打席集中してこれからもやっていきたいです。打撃好調が続いていますが、球がよく見えているなどご自身の中で良い感覚があるのですかボールは確かに見えていると思うので感覚は悪くはないですね。今日も盗塁を決め、塁に出たらかき回していましたねはい、それが持ち味なので今後もやっていけたらと思います。立教戦に向けて一戦一戦全力でやって、勝ちにこだわってやっていきたいなと思います。

小笠原知弘(環4)

(お疲れ様です。今日は猛打賞ですね)ありがとうございます。(今日の試合を振り返って)勝てて良かったという感じです。あとは、先取点も取れたし、谷田のホームランで波に乗れたっていうのもあると思うのですが、その後に2点取られたのはキャッチャーとしてのミスかなと思います。(最近のバッティングが好調な要因は)最近って言って欲しくないですね(笑)。ずっとここ一年くらい同じことをしてきてやっと慣れてきたのかなと思うのと、前監督の時に1、2年のときから使っていただいて、やっとその経験が実を結んできたのかなと思います。(バッティングで意識していることは)やはりバットの芯に当てるとかそういうことですかね。簡単なことしかできないので。(三宮のコントロールが定まっていませんでしたが捕球していてどう思いましたか)調子はそんな良くありませんでしたが、その中でいかに勝つかが大事なので次の立教戦までには修正しておけるようにしたいと思います。(今日はいつもより積極的に盗塁を刺していたと思いましたが)走られたら刺さないと僕も試合に使ってもらえなくなりますし、それがキャッチャーの仕事の一つなので。自分も肩が強くてキャッチャーになったので、自分のセールスポイントを活かせるようにいつも努力しています。(次はどんなプレーがしたいですか)できれば、僕が打って僕が盗塁刺して勝ちたいですけど、勝てれば何でもいいです。(この二日間で見つかった課題は)ピッチャー始め、バッテリーや野手陣の守備でももっと詰めるとこがありますし、バッティングも波があったので、そういう波がなるべく無くなるようにしたいです。(立教戦に向けて)とりあえずは勝てるように。2連勝して、優勝に望みを繋げた慶早戦をできるように頑張ります。

三宮舜(商4)

(今日の試合を振り返って)勝ってよかったです。(ご自身のピッチングの調子は)調子はいつもと変わらなかったのですが、前回明治戦で打たれたってこともあってフォームとかいろいろと変えていこうかなと思って変えていきました。(そのフォームの手応えは)まっすぐは結構良かったのですが、変化球が入らず、あと2週間でそこを調整し直したいです。(序盤は三振も取れたりとよい立ち上がりでしたが)立ち上がりはあんまり得意ではないのですが、いつも3回まではあまり取られてないので(今日もその流れでいけた)感じですね。(6回一死二塁で相手の4番・楠田選手を迎え、ヒットとご自身のエラーで失点した場面については)ボールを見失ったので、少し焦りが出ました。でもあそこも投球自体はよかったのでその後の自分のミスがもったいなかったです。(東大戦2連勝でチームの雰囲気は)東大戦はものすごい雰囲気がよくて、入りからいつもの慶應らしさが出ていてこれを次の立教戦、早慶戦に繋げていけたらなと思います。(立教戦に向けて)もうあとがないので2つ勝つだけです。

原田直道(商

今シーズン初出場でしたずっと裏方で、チームの勝利のために声を出し続けながらいろいろなピッチャーを見てきたのですが、それを結果に結びつけることができなくてすごく悔しい思いをしました。ほろ苦い今シーズン初打席だったなと思います。いくぞ、と言われたのは今日は試合前から全員準備しとけと言われていて、言われてから動くのではなく言われる前に行動しとけという話があったので、いついくぞと言われてもいいように初回から準備していました。惜しい打球でしたねやっぱり足が遅いなぁと(笑)。悔しかったですね。思ったより打席で球が見えていたので思い切り振りにいったのですが真芯で捉えることができず、練習不足だなと思いました。もっともっと練習して、次の打席では必ず結果を出したいと思います。レフトの守備でも変わった直後に打球が来ましたが無難なプレーを見せました野球ってほんとそういうことが多いなと改めて思いました。守備は自信があって、(自分のところに)飛んでこい飛んでこいと思いながらいつも守っているので、やっと来たかという感じで捕りました。観客席のファンにも、いつも原田選手の大きな声は聞こえていますよ本当ですか?嬉しいです。声が自分の武器の一つなので、どんな時でも、チャンスでもピンチでも声を出してチームの勝利に貢献したいと思います。次の出場機会に向けてどのような練習をしていきたいですか真っ直ぐに詰まっている傾向があるので、速いマシンの球を打って対策したいなと思います。(立教戦に向けて一言)澤田にいつも負けているので、絶対澤田を打ちます。

樋口慈(文4)

(今日の試合をふりかえって)勝てて本当に良かったです。(神宮初打席でしたが、心境は)3年分の思いが出てきて…。でも意外と落ち着いていて、どうやって対処したらいいかとか考えながら打席に入れました。応援も聞こえたのでそれに応えたいなーと(笑)。そこが悔しかったです。(試合に出るといわれたのはいつでしたか)準備をしておけとはずっと言われていて、前のイニングのときに、「照屋のところで代打でいく」と言われて、よしいくかと。(この4年間どういった練習をしてきましたか)二軍、三軍の時間がすごく長くて、一軍にあがってきたのは4年になってからでした。こういう選手はなかなかいないのですが。日の目を見ていない選手で、自分を見て「頑張ろう」と思ってくれる人が1人でもいてくれればいいですし。全然強くない高校出身の選手でもできるんだぞというところを少しでも見せたいなと思いながら練習してきました。ずっと「4年で試合に出る」というつもりでやってきたので、今回(一軍に)入れてもらえてうれしいです。(立大戦以降にむけて)チームは絶対勝つこと。僕みたいな人はほかにもメンバーに入れない人たちと競って、下級生に「あいつが入っているんだったら俺も入りたい」って頑張れるように。そういう底上げを先輩としての立場でやっていきたいです。

谷田成吾(商4)     

(今季7試合目にして初本塁打でした)まあ、長かったですね。(2ストライクからでした)反応で打ちました。(初の複数安打です)調子を取り戻していきたいですね。(今後に向けて)しっかり調整して一試合一試合、一打席一打席大切にしていきたいです。

山本泰寛(環4)

(今日の試合を振り返って一言)今日も初回からしっかりとチャンスで打ったりと打線が繋がったので、良かったと思います。(2試合連続猛打賞ですが)本当に、全力でやったプレーが結果に出ました。(東大戦に向けての調整は)自分がやってきたことを出すだけなので、そんなに考えずに思いっきり振ることを意識しました。(東大戦を通してチームの雰囲気は)打線もみんな上がって来たので、このまま調子づくと思います。(立教戦に向けて一言)立教も強いので、一戦一戦全力でやっていきたいと思います。

小原大樹(環3) (今日の投球を振り返って)今日はヒットを絶対に打たせないというつもりでマウンドに上がったのですが、1本打たれてしまったのでそういった面では反省の残るピッチングだったと思います。(7回から投げることは事前に伝えられていましたか)今日は投げない、という話だったのですが途中から「キャッチボール位はしておいて」と言われていたので行ける準備はしていました。(テンポの良い投球で相手打線を0に抑えました)そうですね、僕自身そんなにストレートが速くないので、テンポ良く打たせて取って、守りから攻撃にリズムを作ろうと考えていたのでそういった意味では少し良いピッチングが出来たのかなと思います。(ブルペンでの調子はどうでしたか)ブルペンでの調子は結構良かったので、今日は行けるな、という感じだったのですが、3ボールがあったりとボール先行の場面があったので次は修正したいです。(立教戦に向けて)優勝の可能性は0ではないので優勝できるように1球1球全力で投げたいと思います。

加藤拓也(政3)

(今日の試合を振り返って)もう1試合も落とせないので、とにかく勝ち点が取れてよかったです。(同期の沓掛選手の本塁打が出ました)打った瞬間行ったなって思いました。よかったと思います。(今日は最終回に登板)一応後半に行くぞと言われたので用意はしていました。調子もまぁ普通ですかね。(立大戦に向けて)なんとか勝てるように頑張ります。

沓掛祥和(商3)

(今日の試合を振り返って)みんなヒットも出て、ホームランも2本出て、いい慶應野球だったと思います。(リーグ戦初ホームランとなったスリーランホームランについて)最初打った瞬間弾道が低かったので入るかわからなかったのですが、いい感じで入ってくれて嬉しかったです。(どのようなことを意識して打席に入りましたか)一打席目は良かったのですが、二打席目当てにいってしまって。ベンチに帰ったらピッチャーの加藤拓に「遅いボールに対して遅く振っているから、もっと自分のスイングをしろ、思いっきり振っていけ」と言われて、思いっきり振ってこうかなと思いました。(打った球種は)真ん中らへんのストレートです。(打った瞬間の感触は)気持ち良かったです。(ガッツポーズも出ましたが)初ホームランで嬉しかったので。(二回ガッツポーズをした理由は)アメリカ帰りの山本瑛のせいで、ホームラン打ってもみんなメジャーリーガーみたいにベンチに黙って座っていたので、やりました。まあ、楽しかったです(笑)。(立大戦に向けて)今、澤田投手の調子が悪いかもしれないですが、あっちも負けられない戦いで向かってくると思うので、絶対勝ちたいですね。

重田清一(環3)

(今日の試合を振り返って) 序盤からしっかり点を取れてよかったと思います。(先発出場ではなかったが、途中出場の予告はされていましたか) いえ、全くなかったです。突然でしたが、いつも行けるように準備はしているので言われたら行くようにしていました。(打席に立ったときは何を考えていましたか) だいぶ慣れてきたこともありますし、國富さんから「ちょっと開いているから肩を閉じていけばいい」というアドバイスを昨日いただいたので、そこに注意したところ今日はヒットが打てました。道が少しひらけたかなと思います。(神宮初安打を打った瞬間の気持ちは) ホッとしました。(打った球種は) たぶんまっすぐだったと思います。(昨日のインタビューで「一つずつ初めてを成功させたい」と言っていましたが、次なる目標は?)とにかくレギュラーをとってスタメンで勝利に貢献することです。(次戦に向けて一言)次も落とせないので、優勝するためにもっと調子を上げて勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。

照屋塁(環2)

(今日の試合を振り返って)勝ってよかったです。(2安打と活躍)昨日の試合があったので気持ち的に楽に打席に立てました。結果が出てよかったです。(初盗塁や初三塁打も飛び出しました)思いきりやった結果なので、これからも同じような気持ちでやっていければなと思います。(昨日の今季初スタメンから2日連続でスタメンでした)復帰していきなりスタメンだったのでびっくりしたのですが、自分のプレーができたのでよかったです。(次戦に向けて)これからが大事になってくると思うので、しっかりつめて勝てるように練習していきたいと思います。

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