慶應スポーツ新聞会

【アメフト】攻守で奮闘、最終節を勝利で飾る 早大戦

前節は日大相手に完封負けを喫した慶大。最終節となる今節の相手は優勝の決まった早大。早慶戦という独特の緊張感の中始まった試合は、1QにRB李卓(総3)が2つのタッチダウンを決めるなど前半を31-7で折り返す。勢いの止まらない慶大は、後半にも17点を追加し48-14で勝利。今季最終戦を勝利で締めくくった。

 

3タッチダウンを奪った李

3タッチダウンを奪った李

関東学生アメリカンフットボール連盟リーグ戦

11/22(日)13:45KO@横浜スタジアム

慶大48-14早大

1Q 14-7

2Q 17-0

3Q 7-0

4Q 10-7

 

 

早大のキックオフで試合が始まる。最初の慶大の攻撃はキックで早大に攻撃権を渡したが、その後の早大の攻撃を1度のシリーズで終わらせる。直後の慶大の攻撃だった。RB李卓(総3)がボールを受けると、64yrdもの距離を走りきりタッチダウン。K島崎潤(商4)のトライフォーポイントも決まり、開始4分で先制に成功する。その後の早大の攻撃を1度のシリーズで終わらせる好守を見せる。そして、RB李のランを中心に攻める慶大は、残り3yrdから再びRB李がタッチダウン。直後にはロングパスから失点するも、1Qで7点差をつける。

インターセプトからタッチダウンを奪った松崎

インターセプトからタッチダウンを奪った松崎

2Qに入っても慶大の攻撃は止まらない。QB小田祐太(商2)がパスやスクランブルでゲインを重ねる。そして最後はRB田中英暉(法4)がタッチダウン。その後もK島崎がフィールドゴールを決めて点差を広げる。しかし、その後は早大がゲインを重ね、残り4yrdまで迫られる。このピンチを救ったのがDB松崎泰光(商4)だった。相手のパスをエンドゾーンの直前で「思い通り」(松崎)にインターセプト。そこから96yrdもの距離を疾風の如く駆け抜けた。2Qでは17点を加え、守備でも無失点で前半を折り返す。

 

後半は慶大のキックオフでスタート。すぐに早大から攻撃権を奪うと、慶大はサードダウン以内に10yrd以上進み続ける。4度目のファーストダウンを獲得すると、最後はRB李がこの日3回目のタッチダウンを決めてさらに得点差を広げる。その後は早大がパスを中心に攻めてくる。しかし、2度のパス不成功が続いた中でサードダウンもパスを狙ってきた早大に対し、再びDB松崎がインターセプト。その後の攻撃でファーストダウンを獲得できなかったものの、3Qも無失点でしのぐ。

31点のリードで迎えた4Q。早大がゲインを重ね、最後はフィールドゴールを狙ってきたが、ポストの前でバウンドして得点にはならず。直後の慶大の攻撃はランを中心に攻めていく。そして、最後にはQB江守優(環4)のパスを受けたTE林健太(環4)がタッチダウン。その後の早大の攻撃でタッチダウンを決められるが、K島崎がこの日2つ目のフィールドゴールを決めて試合終了。合計スコアは48-14で快勝した。

 

島崎は6度のトライフォーポイントを決めた(写真中央・♯96)

6度のトライフォーポイントを決めた島崎(写真中央・♯96)

守備に絶対的な自信を持つ早大を相手に48得点。今季早大を最も苦しめたと言えるだろう。結果として4位でリーグ戦を終えることとなったが、このチームの最後の試合を勝利で締めくくることができたことが何よりも来年のユニコーンズにつながるだろう。「甲子園ボウル出場」という目標を達成することはできなかった。しかし、金子陽亮主将は「1年生、2年生、3年生は本当にいい選手もそろってい」ると語る。来年こそユニコーンが甲子園ボウルに出場し、日本一になることを期待したい。

 

(記事 熊谷健二)

 

金子陽亮主将(政4

(早慶戦だったがどのような気持ちで臨んだか)春も負けていますし、早大も優勝が決まっているということもありましたが、そんなことよりも2015年ユニコーンズの最後の試合なので、今までやってきたことを集大成として出し切ろうという話をずっとしてきました。(結果についてどう感じているか)結果としても出し切ることができたので、こういうスコアになったのは純粋にうれしいですが、やっぱり出し切ることができれば早大にもああいう試合ができるチームが甲子園ボウルに行けなかったことはすごく悔しいので、この思いは後輩たちに継いでいってもらいたいと思います。(来年のユニコーンズにメッセージを)1年生、2年生、3年生は本当にいい選手もそろっていますし、モチベーションもすごく高くて、必ずディビッドヘッドコーチを男にしてくれる、日本一になってくれると思うので、しっかりOBとしてサポートしたいと思います。

 

松崎泰光(商4

(今日の試合は)最高ですね。それに限ります。(リーグ戦を終えて)結果として4位なので、自分たちの掲げてきた日本一という目標が敗れてしまって悔しいです。今日は勝てたのですが、やはりその目標を達成するのが僕たちの一番の目的だったので。でも、最後にこういう形で自分たちがやってきたものをフィールドで出せて、チーム一体となって勝てたことは本当に嬉しかったです。(前半のインターセプトについて)早大は自分たちが一対一で仕掛けてくるとわかっていて、そうしたらターゲット誰見るかなと張っていたので、あれは思い通りのプレーというか、自分たちの勝ちですね。一対一の戦術でしっかり早大に勝てたのがあのような結果に繋がったと思います。(後半について)後半も練習してきた通りというか、外に逃げてくるパスの時に入ってくるパターンに対して、自分はどういう動きをするかというイメージの準備はしっかりとできていたので、それをフィールドでしっかりと出せたのが良かったと思います。(今後の抱負は)フットボールをやることはなくなるかもしれませんが、フットボールで培ってきたものは本当にかけがえのないものです。友情や、チャレンジする気持ちをディビットやジョル(筒井)コーチから教えていただいて、これは社会人になっても絶対自分の根幹にあるものになると確信していますし、それをしっかり生かすことで、違うフィールドになっても自分は活躍していけるのではないかなと思います。

 

李卓(総3)

(今日の試合にかける意気込みを)優勝はなくなってしまっていたのですが、最終節、そして早慶戦に勝って4年生を引退させたいと思っていました。勝つことができて、そして気持ちの良い終わり方だったので、終わり良ければ全て良しだと思います。(オフェンスがうまく機能した要因は)頭を使って、というよりも心でプレーしました。デイビッドコーチも「頭でなく心でプレーしろ」と言っていました。ほとんど気持ちです。ベーシックなプレーを、気持ちで通しました。(ご自身のTDをふりかえって)ミスもあって僕が取った、といのもあったのでまあまあという印象です。でも取れて良かったです。(来季へ向けて)まだまだ上位校を倒すには足りない部分があります。そうした感じた部分、得た部分を来季に生かしていきたいです。

 

 

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