慶應スポーツ新聞会

【バスケ(女子)】早慶戦企画 主将副将対談

6月24日(土)、国立代々木競技場第二体育館にて第75回早慶バスケットボール定期戦が行われる。昨年のリーグ戦では、苦しみながらも3部残留を果たした慶大。対する早大は1部で3年連続優勝を収めた。目標やチームカラーは違うものの、両校が一丸となって早慶戦の舞台を作りあげる。今回は、主将副将4人にその意気込みを伺った。

左から、早大・林副将、小島主将 慶大・光田主将、村井副将

 

慶大主将 光田美波(政4)

慶大副将 村井睦(商4)

早大主将 小島由希子(教4)

早大副将 林靖子(社4)

※男子部の対談が早稲田スポーツ新聞会のホームページに掲載されています。下記リンクより、併せてご覧ください。

早慶戦直前4年生対談

早慶戦直前主将対談

昨シーズンを振り返って?

小島 リーグ戦は優勝できたのですが、5月のトーナメントとインカレで悔しい思いをして日本一という目標を達成できなかったので、去年の反省を生かした上で今年の試合に臨みたいです。

 プレーの面で言うと、1年間ずっとボックスアウトを徹底しようと話していたのですが、全然リバウンドが取れずに修正できないまま、最後のインカレまで来てしまったというのが反省点でした。

光田 一昨年3部に上がって、昨シーズンは初めて3部の舞台で戦ったのですが、やはり3部相手になかなか勝つことができませんでした。トータルで2試合しか勝てなくて厳しい試合が続いていたのですが、最後の入れ替え戦では勝てたので、3部残留という目標は達成できました。今年は引き続き3部残留、そして4部との入れ替え戦に行かないことを目標にしています。

 

昨シーズンお互いのチームを見て感じたことは?

村井 私たちのチームは全然強くなくて、早大はトップというか、手の届かない存在なので、早慶定期戦ができるのは光栄なのですが、ちょっと手加減してほしいなと思ったりはします(笑)

小島 慶大とは東京六大学対抗戦と早慶定期戦で戦う機会があるのですが、いつも元気いっぱいのチームだなと思っています。自分たちは落ち込んでしまうときもあるのですが、慶大はどんなときでも向かってくるというイメージがあります。

光田 私たちは早大の全部をお手本にしたいのですが、人数が多いことがうらやましいですね。私たちは練習で5対5ができないときもありますし、応援も人数がいたほうが絶対支えになるじゃないですか。それが本当にいいなと思います。

 

新チームの発足から今までを振り返って?

小島 始まってまだ1ヶ月くらいしか経っていないのですが、けが人が多くて、この前の春合宿では、それこそ5対5も際どい人数で練習していました。そんな状況でも、下級生がすごく頑張って4年生を支えてくれていたので、そういった面では、良いスタートが切れているのではないかなと思います。

 新チームが始まってまだ少ししか経っていないのですが、後輩の力はやはりとても大きいなと感じています。

光田 私たちは新4年が3人しかいません。下級生が8人いるのですが、やはり下に支えてもらわないと3人では引っ張りきれないと感じているので、今年はまず3・4年がまとまって引っ張ろうとはしています。いろいろと試行錯誤していますが、難しいですよね。

 

主将、副将に就任した感想は?

村井 私は、今まで主将や副将になったことがなく、チームを引っ張るのはあまり得意ではありません。どちらかと言うと、後輩と同級生のようになってしまうタイプなのですが、実際に副将になってみて、副将としてあるべき姿を考えるようになり、責任感が増しました。

林 高校でも同じ副将という立場を経験したのですが、大学となると規模も違いますし、学年の数も1学年多いので、上に立つという重圧に押しつぶされそうになります。でも、主将がしっかりしているので、まだ何もできていないけれど、これから作り上げていけたらいいと思っています。

小島 小中高と主将をやってきて、その時は先頭に立ってプレーする事でチームを引っ張っていたのですが、大学ではあまり試合に出ていないので、その中でどういう風に引っ張っていったらいいのかという不安がありました。林にしっかりしていると言われたのですが、自分には足りないところが沢山あるので、みんなで協力してチーム作りをしています。本当に自分は「周りに恵まれているな」と感じています。

光田 同期が3人で、主将・副将・学生コーチとみんな其々の役割があり、大学で4学年を引っ張るということが最初はすごくプレッシャーでしたが、同期2人がいて下級生も支えてくれるので、新チームが始まって4ヶ月経った今ではだいぶ慣れてきました。

 

チームの雰囲気は?

小島 自分たちは、今オフェンスやディフェンスに約束事をつけていなくて、「お互いにやりたいことを喋りながらプレーする」という感じで雰囲気を作っています。その中ではミスもあったりしますが、みんながのびのびとプレーできる環境を作れているので、新チームが始まったばかりとしては、すごく良い状態かなと思います。今後は、精度を上げていくことが大事になってくると思いますが、いろいろな新しいプレーが個人から生まれているので、良いなと感じています。

林 少しずつ練習試合が増えてきて、チーム練習の中だけでは出ないプレーも個々人に見られるようになってきていて、「この子はこういうプレーができるんだ」という新しい発見があります。みんなが楽しくできているという雰囲気が一番にあって、その中で厳しさも求めているので、メリハリあるチームになっているのではないかと思います。

光田 練習中にお互いの意見を交換することや、お互いに厳しくやることは徹底できていると思いますし、ミーティングを去年よりも増やして学年間や学年毎でも、良いコミュニケーションができているので、雰囲気は良いなと感じています。

村井 去年よりも少し上下関係にとらわれず、意見を言い合えるチームにすることを目標にしていて、それが達成できているので、下級生からも自由に意見が出ますし、そういう面では良い雰囲気で練習できていると私も思っています。

 

オフの日もチームメイトと過ごすか?

光田 私たち同期3人は趣味や性格がバラバラなので、オフの日に同期3人で遊ぶことはそんなに多くないです。

村井 バイトがあったり、彼氏がいる時期がみんな違ったりで(笑)、遊べないことが多いです。1人映画とかします。

光田 1人が好きな3人なので(笑)。

村井 1人でお風呂も行きますし、買い物もします。結構何でも1人でやっちゃいますね。

小島 自分たちも同じような感じです。バイトをする子は、オフの日にバイトを入れていますし。でも、たまにみんなの意見が一致して、突然「ここ行こう!」となることはあります。

 予定もなく、急に(笑)。

小島 「この映画観たい!」「えっ、私も!」という感じで、突然行ったり。前々から予定を合わせて、というのはあまりないです。その時その時、行き当たりばったりという感じで、オフは過ごしています。

 

和やかな雰囲気でチームについて語り合う両校主将副将

 

昨年の早慶戦を振り返って?

村井 1年上にエースのような存在の主将がいたのですが、すごくマークされてしまって「オフェンスをさせて貰えない」というイメージでしたね。

林 「やりたいことをやらせない」というつもりでやっていました。

小島 スリーを狙っていることがわかっていたので、そこだけはやらせないと思っていました。

村井 そこだけが唯一狙える得点だったのに…

光田 だから結構苦労したよね。

 

今年の早慶戦で改善したい点は?

光田 今年は、誰がエースというよりは、それぞれが武器を持っていてチームで頑張るという形態なので、5人がそれぞれ得意なシュートを打ったり、ドリブルで攻めたりすることで、1点でも多く得点できたらいいなと思っています。

 誰が出ても「相手がやりたいことをやらせない」ということが、去年は徹底できていなかったというか、波があったので、今年は全員がそれをできるようにしたいです。

 

大観衆の前でも緊張しないタイプか?

村井 代々木第2体育館という場所に、慣れてなさ過ぎて緊張します。普段の試合会場はどちらかというと観客とコートが近いのですが、代々木第2体育館は距離が遠いんです。照明もすごくて、床から光が跳ね返ってきます(笑)。

光田 観客が360度にいて、しかも1面であれほど大きい代々木第2体育館は、普段試合を行っている体育館とは大違いなので、毎年緊張しますね。アップの時ですら、みんなザワザワしています。

小島 緊張はあまりしないのですが、本当に全員で出るという感じなので、1年生の頃など試合に出慣れてないときは、緊張しました。上から観客に見下ろされる感じが(笑)見られているから緊張するというよりは、会場の雰囲気だと思います。今は、だいぶ慣れてはきましたが。

 歓声がすごいからね。

 

緊張をどのように乗り越えて試合に臨むのか?

光田 同期や後輩をバーンと叩いたりして、緊張をほぐすしかないという感じですね。

小島 始まってしまえばやるしかないので、とにかく体を動かすという感じです。

 

早慶戦に向けての意気込み?

村井 100点ゲームにさせないことです。それと、全然身長が違うのでゴール下でたくさん点を取られてしまうことが予想されます。そこをできるだけ守ることを徹底したいです。最後の早慶戦なので「楽しくやりたいな」と思っています。

光田 点差をつけられても、何か収穫のあるゲームにしたいです。「自分はこれができた」というものが残せると良いと思います。

林 出場する一人一人が自分の役割を全うして、コートの中でも外でもコミュニケーションを取りながらやっていけたらと思います。

小島 チーム一丸となって、全員で戦える試合にしたいです。

取材 鈴木優子 写真 千綿加華

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