3年ぶりのFINALの舞台で王者・明大に挑んだ慶大。序盤から均衡した試合は慶大の粘りのディフェンスで明大攻撃陣を封じてきたが、前半終了間際に失点。前半を0-1で終える。だが、後半4分にMF力丸絢(法4)がゴールを決めると、9分にはMF白子未祐(文4)の得点でついに逆転。その後もリードを広げた慶大が5-2で勝利。4年ぶりの関東制覇となった。
第30回関東学生リーグ女子 FINAL vs明大
11/11(土) 13:50ドロー @駒沢オリンピック公園第二球技場
前半 | 後半 | 合計 | |
慶大 | 0 | 5 | 5 |
明大 | 1 | 1 | 2 |
スタメン
ポジション | 背番号 | 名前 | 学部・学年 | 出身高 | 得点 |
G | 49 | 横田真央 | 経4 | 渋谷幕張 | 0 |
DF | 62 | 櫨本美咲 | 経3 | 慶應女子 | 0 |
DF | 70 | 飯豊広奈 | 政4 | 慶應女子 | 0 |
MF | 11 | 竹村薫 | 環4 | 桐蔭学園 | 2 |
MF | 42 | 力丸絢 | 法4 | 慶應湘南藤沢 | 1 |
MF | 66 | 石川のどか | 政3 | 品川女子学院 | 0 |
MF | 73 | 伊藤香奈 | 経3 | 慶應女子 | 0 |
MF | 96 | 白子未祐 | 文4 | 慶應女子 | 2 |
MF | 97 | 小久保磨里奈 | 政3 | 慶應NY | 0 |
AT | 32 | 友岡阿美 | 政3 | 慶應女子 | 0 |
AT | 33 | 西村沙和子 | 商3 | 慶應女子 | 0 |
AT | 99(c) | 出原佳代子 | 経4 | 慶應女子 | 0 |
ベンチ入り選手
ポジション | 背番号 | 名前 | 学部・学年 | 出身高 | 得点 |
G | 28 | 大沢かおり | 経3 | 学芸大附属国際 | 0 |
DF | 3 | 大木茉莉 | 総4 | 慶應NY | 0 |
DF | 6 | 望月早紀 | 法4 | 慶應湘南藤沢 | 0 |
MF | 58 | 清水珠理 | 商1 | 慶應女子 | 0 |
MF | 77 | 橋本ひかる | 政3 | 慶應女子 | 0 |
MF | 89 | 山﨑茉莉花 | 政4 | 渋谷幕張 | 0 |
MF | 98 | 大橋知佳 | 経4 | 慶應女子 | 0 |
AT | 72 | 吉岡美波 | 理3 | 大妻多摩 | 0 |
4年越しの思いを晴らし、新たな歴史を作るべく慶大が因縁の舞台についにたどり着いた。FINAL4で立大に快勝(○7-3)した勢いそのままに迎えたFINALの対戦相手は3連覇中の王者明大。王者街道を突き進む紫紺の覇者か。覇権奪取を狙う陸の王者か。満員の駒沢で2017関東女子最強チームを決める戦いが行われた。
先に好機を作ったのは慶大。3分にAT友岡阿美(政3)のパスを受けたAT西村沙和子(商3)がゴール前でフリーの状態となりシュートを放つも相手Gの好セーブにあい、得点にはならず。9分にもAT出原佳代子(経4)のパスからMF伊藤香奈(経3)がフリーでシュートを放つもこれもゴールには入らず。10分には西村のショットがネットを揺らしたが反則で得点を認められず。1点が遠かった。その中で終始主導権を握ったのは明大。ゆっくりと攻撃の形を作り、慶大守備陣を脅かした。だが、慶大もブロック戦から安定感がさらにましたディフェンスの粘りで相手にシュートを打たせない。その中迎えた24分。一瞬の隙をつかれ、明大に先制点を許してしまう。そのままタイムアップで前半を0-1で終えた。「前半は負けたら終わりという緊張感から焦りもあった」(出原)。ただ超攻撃型ラクロスがなりを潜めていた一方でディフェンス陣は明大にポゼッションを許しながらも1失点。ビハインドで終えたが、「明大ペースの中で1点に抑えられたっていうことは、今までの成果が出たかなと思っていた」という清水の言葉通り、前半を0-1で終えたことが試合の鍵を握ることとなる。
「ハーフタイムに(大久保)HCからまだまだ勇気が足りないと言われて気を引き締めた」(飯豊)。迎えた後半、先に攻撃の形を慶大が作って行くと、4分。無人となっていた明大のゴールに力丸がショットを流し込みついに同点。「そこから切り替わったし、慶大が盛り上がった」(出原)。明大のミスにつけこんだこの1点が試合の流れをガラリと変えた。すると9分。ゴール正面で得たフリーシュートを白子が決め、ついに逆転。この試合初めてリードを奪った慶大。11分には伊藤のパスを受けたMF竹村薫(環4)が中に切り込んで聞くとそのままシュートを決め追加点。3年前もスタメンで出場していた竹村が「執念」で押し込んだ貴重な1点だった。その後も20分には再び竹村がゴール裏から回り込んでシュートを放ち4点目。21分にも白子がゴールを決め勝負あり。終盤に1点を返されたものの5-2で明大を下し、4年ぶりの関東制覇を成し遂げた。
苦しい時間帯が前半は続いた。その中で今年慶大が磨き上げてきたディフェンスの形と圧倒的運動量が王者明大の牙城を崩した。「毎年毎年明大に負けたりそこまで行けなかったり。そんな自分たちが勝てたことが感無量」(横田)。前回のFINAL敗戦で「明大が喜ぶ姿を見てきて、これが勝ったチームと負けたチームの現実かというのを突きつけられてきた」(竹村)。そこからFINAL4で敗れたこともFINAL4に行けなかったことも経験した。特に昨年は開幕戦で慶大に勝利した明大がそのまま関東王者に。「優勝まで進む明大を見て羨ましかった」(伊藤)。迎えた今季はシーズン当初のミーティングで2部降格もあり得ると話し合うところから始まった。厳しい現実を突きつけられながらも、挑戦者として挑んだ出原主将のチームは大一番で強敵を次々に勝ち抜いていき、4年ぶりの栄冠を勝ち取った。次の目標はまずは大学日本一。名古屋から戦いは始まる。関東を制圧した慶大ラクロスが全国制覇へ向けさらに加速していく。
次戦 11月18日(土)全日本ラクロス大学選手権 準決勝 vs南山大学
ドロー:14:30 @愛知県・港サッカー場
(記事:森田悠資 写真:伊藤史織、堀口綾乃)
以下、選手コメント
出原佳代子(経4・慶應女子)
(今のお気持ちは)私たちが1年の時に明大に負けて泣いて引退したことを私たちの代は忘れていなくて、その雪辱を晴らしたいという気持ちが強くて、本当に4年前と同じ状況同じ相手と戦うことができたのが嬉しかったですし、そこに勝ち切ったことが最高に嬉しいです。(今日の試合を振り返って)前半なかなか自分たちのペースに持っていけなくて、でもその中でDF陣が粘り強い守りをしていて1失点に抑えてもらったことは良かったです。それでも相手にペースを持ってかれて焦ってしまいましたし、自分たちのラクロスができなくて、どこかで「負けたら終わり」という緊張感があったので、勇気がなかなか持てない試合でした。コーチ陣がずっと試合中でも行っていた通り勇気がなかなか前半は持つことができなかったんですが、後半1点目が決まって私たちは点を取れるんだという自信になって勇気を持ってから良いプレーができるようになったので、それは良かったです。(力丸選手の1点目で勢いづきましたね)盛り上がったし、安心もしました。そこから切り替わって良かったです(4年にとっては関東制覇は1年の時からの一つの目標だったが)ずっと私たちが1年の時の4年の分まで絶対に勝ちたいと言っていて。去年も一昨年もずっとFINALの舞台に行けなかったことがすごい悔しかったですし、今日FINALで私たちが戦えるってことだけですごい嬉しかったし感謝でした。この環境が当たり前じゃなかったというのを今年の4年は特に思って戦って来ていたので、その大舞台に立てたことと勝てたことは本当に嬉しかったです。(チームとして大事な試合で勝てるチームになった)今年は大事な試合で勝てていることは結果として残っているんですけど、まだ内容的には前半は今日みたいな苦しい試合もありますし、それこそ自分たちのラクロスが初めから最後まではまだできていないので、本当にこれからの相手はどんどんレベルが上がっていくんですけど、自分たちのラクロスをしないと勝つことはできないと思うし、日本一には行けないと思うのでしっかり練習したいです。(次の試合に向けて)相手も東海の学校ということですごいアウェー感のある試合にはなると思うんですが、最初から最後まで圧倒して慶大の強さはもちろん今まで戦って来た関東の他のチームの分も関東の強さを見せつけられるように頑張ります。
(4年越しの想いをお聞かせください)1年のときに明大に負けてから明大が喜ぶ姿を見てきて、これが勝ったチームと負けたチームの現実かというのを突きつけられてきました。ここまで明大を倒したいだったり、先輩たちの仇を討ちたいだったり、そういう思いをもってやってきたんですけど、4年になってからはやっぱりこのチームで勝ちたいというのが強くなりました。先輩たちの思いももちろんなんですけど、このチームで結果を残したいというのがあったので、まだ関東なんですけど、結果を残せてよかったというのが一番の思いです。(今日の試合、まずは前半苦しい時間が続きましたが振り返っていかがですか)正直本当に苦しかったんですけど、DF陣を筆頭に引っ張ってくれて心強かったです。また、後輩の力も本当に強くて、石川のどか(政3・品川女子学院)がグラボかっさらって取ってくれたり、伊藤香奈(経3・慶應女子)が力強く走ってくれたりと本当に助かった部分があるので、みんなにありがとうと言いたいです。(後半はどのように臨みましたか)1点取られた時点で、やるしかないと気持ちを切り替えられました。後半始まる前にベンチの方やスタンドの方を見たら、みんなが頑張れと言ってくれて、これを力に頑張ろうと臨みました。(ご自身のシュートシーンを振り返っていかがですか)いい形で入れたかはわからないんですけど、執念というか、気持ちで入れるという形のシュートだったと思っています。これからはもっと慶大が目指している超攻撃型ラクロスに繋がるような形で、一人一人が得点できればなと思います。(今回1年の選手も出場されていましたが、ご自身と重なる部分はありましたか)珠理(清水珠理 商1・慶應女子)はいまA・Bチームで1人だけ1年でやっているというなか、自分が1年のときを思い出すと同じような気持ちなのかなというところで、心細い部分もあると思うんですけど、仕事の部分でもプレーの部分でもよくやってくれているなという風に思うので、本当にありがとうという気持ちです。(副将として今までチームを引っ張ってこられましたがいまの気持ちは)副将としてというよりは、後輩たちを含め、みんなが連れて行ってくれたと思うので、ここからまだまだ続くと思うんですけど、点数取ってガンガン攻めていきたいと思います。(今回はMVPも取られましたがお気持ちは)嬉しいです。(今後に向けて意気込みをお願いします)私たちが目指しているのは11戦11勝して日本一というものなので、ここから次の南山大に向けてしっかりと準備していきたいです。
横田真央(経4・渋谷幕張)
(優勝して率直な気持ちは)毎年毎年負け続けて、明大と戦えずに負けた年もあるし、去年は明大にぼろ負けしたというのもあって、実際今日勝ってみて、本当に信じられないくらいなのですが、自分たちが一年間かけてこれだけ強くなってきたんだなと思うと、感無量ですね。(試合を振り返って)今日の試合はディフェンス陣がすごく頑張ってくれて、相手のアタックも私たちのディフェンスに対して攻めあぐねて焦っていたのもわかりましたし、そこはディフェンス陣が勇気を持ってやってくれたので、後半は1点ビハインドで折り返したのですが強い気持ちで戦い続けることができたと思うので、感謝の気持ちというかよくやってくれたという感じです。(自身も好セーブを見せていたが)自分としてはあまり明大のシュートが得意ではなくて、去年ぼこぼこにされた記憶がすごくあって苦手意識もあったのですが、逆に吹っ切れて、失敗するのはわかっているし楽な気持ちでやろうと思って、楽しもうというのをまず一番に念頭に置いてやっていました。(明大への対策でしていたことは)明大はシュートを早めのタイミングで小さめに打ってくるので、アタック陣にもそれを再現してもらって練習してというのは結構数はこなしていました。(チームをまとめる上で気を付けていることは)日本一を目指すという、わかりやすいようでわかりにくい軸を絶対にぶらさないで、101人全員出られるわけではないのですが、その人たちみんなで日本一になりたいと思ってもらえるように軸をぶらさないということを一番気を付けてやっています。(次戦に向けて)次の試合はきっとみんな気が緩んで、良くない試合展開になる可能性も十分にあるので、そこはしっかり関東の代表として負けた明大や立大、早大の分まで必ず慶大がプライドを持って東海地区に見せつけてやるという気持ちでしっかり戦っていきたいと思います。
(関東優勝、今の率直な気持ちは)めちゃめちゃ嬉しいです。(3年前お姉様が同じこの明治に敗れ、優勝を逃した。その思いを背負って達成した優勝は)あまり昔のことを引きずるのは良くないんですけど、3年前まさに姉がまさにこの会場で明治に敗れて、1点差で負けて、その姉の悔しさも背負ってここまでやって来たので、それを晴らすことができてすごく嬉しいです。(前半攻め込まれ苦しい時間が続いたが)本当に苦しくてディフェンスとしてはすごく良かったんですけど、奪ったボールを繋ぎきれない、クリアのミスだったり、アタックのポゼッションの問題であったりはあったんですけど、そこを集中力を切らさずにやって、終了間際の1点に抑えることができたので良かったです。(後半巻き返しを見せた要因は)ハーフタイムでHCからまだまだ勇気が足りていないと言われてしまって、負けたらここで引退なので、みんなでもう一回気を引き締めて、覚悟と勇気を持って明大に対して向かって走り切れたことが良かったと思います。(王者明大の印象は)王者という意識を持ってしまったらこっちが負け側になってしまうと思ったので、王者というのは一回忘れて、目の前の明大のプレーヤーに勝つということを意識していました。(ディフェンス陣の活躍が目立ったがプレーを振り返って)完璧だったと思います。特にセットディフェンスなんかは私だけでなく後輩たちにも助けられて、完璧でした。あとはクリアの部分でミスがあったので、そこを日本一に向けて修正していきたいと思います。(全国制覇にむけて)今日は本当に嬉しいんですけれども、関東優勝したにすぎないので、全然私たちの目標はここではないので、日本一になるまでは気を引き締めて、最後まで緩まずやっていきたいと思います。
(関東王者となった今の気持ちは)私が1年の時と同じ決勝のカードで、その時は1点差で負けてしまいました。私は試合に出られずベンチからそれを見ていたんですが、ラクロス部生活の中で一番というくらい悔しい思いをしました。それで、今回明大にリベンジできてすごく嬉しいです。(先制点こそ奪われたが、あとは慶大ペースであった。試合中のチームの雰囲気は)前半は良くなかったんですが、ハーフタイムを越えて皆がふっきれてそこでスイッチが入りました。「やるしかない」という気持ちになって、どんどん得点を重ねることができました。(事前に相手の研究はしていたか)例年よりはスカウティングをしたと思います。でも、自分達の力を100%発揮すれば必ず倒せると信じていたので、勇気を出して目の前の相手と戦うということを一番念頭に置いていました。(今試合の自身のプレーを振り返って)前半はその勇気が出ていなくて逃げていた部分があったんですが、後半から切り替えることができました。それでシュートを打てるチャンスが増えて、その中で2点を決めることができて良かったです。やっぱり勝負しないと駄目だということが分かったので、次からは入りから全力でいきたいです。(全日本への意気込み)今日勝てたことは嬉しいんですが、まだ通過点なので、残りの試合も全勝して絶対に日本一になりたいです。
(全国進出が決まったが今の率直なお気持ちは)夢みたいです。本当に嬉しいし、ずっと明大に勝ちたいと思っていたので、勝てて本当に良かったです。(試合を振り返って)前半のディフェンスシーンが長くて、結構ポゼッション時間が取られたので、想定内ではあったんですが、ディフェンスしている身としては辛い時間帯でした。(前後半で流れが変わったきっかけは)前半ビハインドだったのでもうここは勇気を持ってやるしかないというのだけをみんなでハーフタイムに話していました。私たちも勇気を持ってプレーをすれば絶対に勝てると思っていて、それでスイッチが入れられたと思います。(個人としては、トップの試合に出場するのは主に今年からだが、その点で何か思い入れは)4年とずっと一緒にプレーしたいので負けるわけにはいかないし、4年とやれるのが嬉しくて絶対勝ちたいと思っていました。(次の試合に向けて)ここまで来たら絶対に勝ちます。
(優勝の率直な感想)関東の決勝というフィールドに立つのが初めて経験だったので、いろいろな思いがありましたが、やはりこの場に立てるというのが嬉しく、あとは勝つだけという気持ちで臨みました。(試合の流れについて)最初はずっと同点の時間が長くて、相手に点を決められてというディフェンスの時間が長かったのですが、そこでディフェンスで粘ったことで後半に流れがくるようになり、慶大の流れとなったので良かったと思います。(今季スタメンとしての自分が磨いてきた点)自分にはこれといった得意なことはないので、自分がどれだけ安定したプレイヤーになれるかや細かい技術の精度を上げていくことが自分の成長にとって一番大事だと思っていたので、そこの練習に励みました。(全日本に向けて)関東で一位になったということで気を抜かないで、しっかり一戦一戦勝ちきって日本一まで繋げたいと思います。
(今のお気持ちは)ホッとしてます。嬉しいです。ありがとうございます。(相手は3連覇中の明大だった)去年の開幕戦で大敗して、優勝まで進む明大を見て羨ましかったので、今年絶対私たちが倒すんだという強い気持ちを持って試合に臨みました。(今日の試合を振り返って)前半から慶大のペースにしていこうという目標で試合に入ったんですけど、こっちのオールコートディフェンスのミスが多くて、相手のペースに持ってかれて、でもその中でもDF陣が集中力を切らさずに守り抜けたのが大きかったです。1失点にできたのは二月から練習して来たDFの形を発揮できたからかなと思います。(伊藤選手自身の持ち味のスピードが効果的でしたが、自身のプレーを振り返って)とにかくボールを持ったら強く走ろうと思って、しっかり足を動かして誰よりもコートを駆け回ろうと思っていたんですけど、やっぱりもう少し細かいパスに繋げられる部分はあったのでそこはまだ試合は続いていくので、課題として克服していきたいです。(次の試合に向けて)名古屋に行けるのは嬉しいんですけど、そこで気を抜かず残り4試合勝ち切って、準リーグVリーグも勝って慶大が絶対に3冠したいので、しっかり全部勝って笑って終わりたいです。
(関東制覇おめでとうございます。今の率直な感想は)まだ通過点ではあるんですけど、関東一位取れてほんとに嬉しいです。(今日の試合を振り返って)前半は0-1だったんですけど、明大ペースの中で1点に抑えられたっていうことは、今までの成果が出たかなと思っていたので、マイナスには考えていませんでした。後半は応援の力もあって巻き返せてすごく良かったと思います。(明大の対策は)先週の立大の対策はたくさん出来たんですが、明大の準備が時間がない中でミーティングを重ねてスカウティングをして準備しました。(1年ながら唯一のベンチ入り)1年とは言え、同じフィールドに立ってるので4年の方々と全然変わらないと思っているので、コーチにも言われたようにどんどん攻める気持ちを持って相手のゴールを奪うことを考えていました。(全日に向けて)日本一を取るにはまだまだ通過点で、次も絶対勝たなきゃいけない試合なので、万全の準備をして挑みたいと思います。