【バスケ(男子)】途中逆転されるも山﨑の得点力が爆発し勝利/慶関定期戦第1戦vs関大

バスケットボール

試合前にはセレモニーが執り行われた

86回目となる伝統の慶関定期戦が5月26日に開幕した。2日間行われるこの大会。初日の今日は関東大学バスケットボール選手権大会に続き、山﨑が大量得点をあげ見事勝利を収めた。

2018/5/26(土)@関西大学千里山キャンパス

第86回慶関バスケットボール定期戦第1戦vs関西大

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

22

15

18

27

82

関西大

13

29

11

15

68

◆慶大スターティングメンバ―

 

#4 鳥羽陽介 (環4・福大大濠)

 

#5 原匠(環4・近大付属)

 

#7 澤近智也(環4・高知学芸)

 

#9 山﨑純(総・土浦日大)

 

#10 髙田淳貴(環3・城東)

第1Q、試合開始直後早々に関大に得点を決められたものの、その後は山﨑が連続で得点を決め勢いに乗った慶大。試合開始から3分の場面では髙田がゴール下でターンをしてからシュートを決め会場に盛り上がりを見せた。前大会まで戦線を離脱していた原もスタメン復帰し得点を挙げ、22―13と慶應がリードして第1Qを終えた。

髙田は安定したシュートで勝利に貢献

第2Qは第1Qと打って変わり関大のペースに飲まれる展開となった。関大は慶大のディフェンスの隙をつきアウトサイドから点数を重ねて同点に追いつくと、そのまま点数を離した。残り2分18秒、山﨑が勢いのあるスティールをしたものの、「アグレッシブに!」とベンチから声が出ていた慶大は、アグレッシブに流れを変えることはできず37-42と5点ビハインドで前半を折り返した。

果敢にドライブを仕掛ける鳥羽

第3Q、ハーフタイムで気持ちを入れ替えた慶大は、このQ初めから終わりまで激しいディフェンスでインサイドを守り、関大の得点をこの試合最小の11点に抑えた。オフェンスでは鳥羽がゴール下でセカンドチャンスのバスケットカウントを決めるなど攻めの姿勢が見られた慶大は55-53と逆転し最終Qへ。

インサイドで奮闘する澤近

最終Qではオフェンスとディフェンスのリズムがようやく整った。鳥羽のスティールからドライブで山﨑がレイアップを決めるなど、コートに立っている選手全員が連携したオフェンスを見せた慶大。点差をさらに引き離し、82-68で勝利した。

山﨑はまたも37得点の大爆発

14点の差をつけて勝利はしたものの、課題の残る試合となった定期戦1日目。今回浮き彫りとなったのはフリースローのシュートの成功率である。この試合なんどもフリースローの機会があったものの与えられたシュートを全て決めたのは澤近の1回のみだ。大事な場面で確実に入れることが勝利に繋がる。フリースローの良し悪しが今後の慶大の明暗を分けるだろう。

(記事:船田千紗 写真:徳吉勇斗)

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