慶應スポーツ新聞会

【競走】廣瀬が自身初の関東制覇/関東インカレ

関東インカレ初優勝を飾った廣瀬

夏の装いの観客が大勢集まった暑さを感じられた国立競技場で、5月14日15日に第90回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が開催された。慶大からも数多くの選手が出場し、前半のこの2日間は主にトラック競技で慶大選手の活躍が光った。

第90回関東学生陸上競技対校選手権大会@国立競技場

2011/05/14~15

【100m】

さらに男子100mでは慶大から本橋、1年生の山縣の2選手が決勝に進出した。決勝戦、山縣は得意のスタートを活かせず、最後にのびを見せたものの、トップには追いつけず10秒60で2位。表彰台には上がったものの、悔しさをにじませた。なお本橋は10秒85で7位だった。

【400m】

圧倒的な力を見せたのは日本インカレ男子400mで2連覇を果たしており、2010年のアジア大会にも日本代表として出場した廣瀬英行(環4)。関東インカレでも予選から乞おう長。最後の直線で後ろを見る余裕を見せて予選を1位通過すると、男子400m決勝でも序盤から快調だった。「優勝はほぼ確実だろうなと思って今日は走った」(廣瀬)という言葉通り、2位以下に1秒以上の差をつけて46秒16というタイムで自身関東インカレ初優勝を達成した。

【4継リレー】

慶大記録を持ち、昨年まで大黒柱・後藤が抜けた4×100mリレーでは新人・山縣の活躍が光った。本橋‐谷口‐寺尾と他大学と一進一退のレースを繰り広げるとバトンは横一線で並んだ状態でアンカーの山縣へ。ここから一気にスピードに乗って他を引き離すと、最後は余裕を持って1位通過。21日に行われる決勝へ駒を進めた。

【マイルリレー】

今年は男女ともにマイルリレーも好調だった。15日に行われた女子4×400の予選では、原−志比−町野−中村とつないで3分50秒00で予選1組2着。22日の決勝進出を決めた。男子は春山−茅田−古賀−廣瀬という、先日の六大学対抗陸上の優勝メンバーで臨んだ。3走の古賀までが安定して中堅の順位でバトンを繋ぐと、この日の400m覇者・廣瀬が勝負をかけた。150mを越えたあたりから一気に他大学を抜き、最後は独走。3分09秒63で1着。全体でもトップの成績で、余裕で決勝に駒を進めた。

関東インカレは21日、22日にも引き続き行われる。まだまだフィールド競技、マイルリレーをはじめ、慶大選手の入賞が期待される種目が残る。次週も慶大選手陣から目が離せない。

慶大選手の記録

種目 選手 記録 結果
100m男子 山縣亮介本橋秀章
10秒6010秒85
2位7位
400m男子 廣瀬英行 46秒16 1位
400m女子 志比奈津子 55秒89 4位
4×100m男子 本橋‐谷口‐寺尾‐山縣 40秒61 予選1位
4×400m男子 春山‐茅田‐古賀‐廣瀬 3分9秒63 予選1位
4×400m女子 原‐志比‐町野‐中村 3分50秒00 予選2位
 

By Akane Takahashi, Tomoki Kakizaki

選手のコメント

廣瀬

(優勝おめでとうございます)ありがとうございます。(今日のレースを振り返って)そうですね、標準記録っていうタイムを目標にして走ったんですが、それには届きませんでした。でも、他の大学生選手たちには1秒近く差をつけられたので、力の差は見せられたかなと思います。(コンディションはどうだったか)良かったと思います。風が良くなかったので、タイムが出る風ではなかったかなと思います。(自身、 関東インカレ初優勝だが)去年も勝とうと思えば勝てたと思うんですが、去年は一番大事な大会に備えたので、それは通過点としてあまり考えていなかったので去年は勝てませんでした。でも今年は絶対に勝てるだろうなという気がしてたので、勝てて良かったです。(慶大として は32回大会以来の400メートルでの優勝だが)まあ、そういうことは聞いていたんですけど、まあ優勝はほぼ確実だろうなと思って今日は走ったので。(マイルリレーに向けて)全体トップで慶應は予選を通過したので、 優勝できると思っています。

山縣

(初めての関東インカレ、2位という成績については)正直すごく悔しいと思っています。さっき先輩とも話していて「1年目でこれだけ出来たというのは幸せなことなんだぞ」と言われました。だから今はそんなに落ち込みすぎないようにしようと思います。(レースを振り返って)今日の出来は良くなかったです。得意のスタートで出遅れてしまいました。他の選手に前に出られてしまいましたね。(決勝は)強い人ばかりなので、その中で後半に巻き返すというのはなかなか難しかったです。そこからの走りは自分的にはしっかり出来たかな、と思っているのですが、やっぱり自分はスタートで(前に)出られる方だと思っていたので悔しい気持ちでいっぱいです。なんで決勝でそうしてしまったのだろう、と本当に悔しいと思っています。(今日のレースで意識したライバルは)中大の川面選手ですね。一緒に走ってきて、タイムが僅差の勝負になってきたので。彼の存在は自分の中で大きかったです。あとは早大の九鬼選手です。(九鬼選手は)すごい調子をあげていて、「良い感じで入っているな」というのが自分にもわかりました。自分が焦っているなかで、2人を意識せざるを得なかった、という感じです。(今後の抱負など)とりあえず今は調子が下がっているので上げたいです。そして、慶大に入って自己ベストが出せなかった、ということでは嫌なのでなんとか良いレースをしていき、今年中に自己ベストを更新したいです。

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