慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】攻撃の精彩欠き、苦しいストレート負け/春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 第3戦 vs中大

サーブレシーブする宮川

 

開幕から敗戦の続く慶大。勝って弾みをつけたい第3戦は富澤太凱副将(経4・慶應)のスパイクなどからリードを奪う好スタートを見せるも、徐々にミスが重なり失速。攻撃が決まらない歯痒い展開の中で第1、2セットを落とすと、第3セット序盤にはまさかの8連続失点。終始ペースをつかめないまま、今季初のストレート負けを喫した。

 

 

2019年4月13日(土)

春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦

第3戦 慶大×中大

@東海大学湘南キャンパス総合体育館

 

得点

慶大

セット

中大

21

25

18

25

18

25

 

出場選手(サーブ順)

ポジション

背番号

名前(学部学年・出身校)

WS

23

小出捺暉(環2・駿台学園)

MB

降小雨(商1・慶應)

OP

21

富澤太凱(経4・慶應)

WS

マルキナシム(総4・川越東)

MB

12

清水柊吾(総3・広島城北)

吉田祝太郎(政3・慶應)

Li

永田将吾(総2・高松)

 

17

加藤真(商3・慶應)

途中出場

宮川郁真(総2・松本県ヶ丘)

 

マルキのスパイク

開幕戦初白星を狙う慶大の戦いが始まった。第1セット、ポイントゲッター富澤が勢いあるスパイクを相手コートに叩きつけ、慶大は序盤のリードを奪取する。その後も富澤とマルキナシム主将(総4・川越東)の4年コンビを中心に得点を重ね、順調な滑り出しを見せていく。しかし、相手の高さある攻撃にブロックが追い付かず、徐々に試合は中大ペースへ。終盤は相手の強烈なサーブにレシーブを崩され、一時はリードしたこのセットを21-25で取り逃した。

 

 

吉田(写真手前)の降(写真奥)へのトス

切り替えて臨みたい第2セット、スタートからサイドアウトの続く展開の中、先に突き放したのは中大だった。慶大は相手のスパイクやクイックに翻弄され、中盤に苦しい4連続失点を喫する。その後は何とか食らいつこうとするも、肝心のスパイクが決まらず点差を縮めることができない。随所で降小雨(商1・慶應)や清水柊吾(総3・広島城北)がクイックで得点する場面も見受けられたが、流れに乗れずに18-25で第2セットを落とした。

 

 

追いつめられた第3セット。スタートから富澤やマルキが果敢に攻め込むも、相手ブロックに阻まれ得点に繋げることができない。出だしにつまずく慶大に追い打ちをかけるように中大の猛攻が襲い、慶大は痛恨の8連続失点でスコア2―10にまで突き放されてしまう。苦しい展開の中、流れを手繰り寄せようと宮川郁真(総2・松本県ヶ丘)や富澤が両サイドからスパイクを打ち込み5連続得点に繋げるも、反撃もそこまで。ブロックの隙を突く相手攻撃を前に体勢を立て直せず、慶大は18-25でこのセットも落とし、悔しいストレート負けを喫した。

 

勢いある慶大の復活に期待だ

第3戦は慶大の持ち味である「高さある攻撃」が封じられ、今までになく歯痒い試合となった。「1個自分たちからミスが出ると、立て続けにいってしまう」と富澤副将が振り返るよう、連続失点を断ち切ることができなかったことも敗因の一つになるだろう。消化不良に終わった試合後の選手らの表情は浮かないものであった。「まずはその気持ちの面で相手に負けないように頑張ります」という富澤の言葉通り、次戦ではこの敗戦ムードを断ち切るような勢いある慶大選手の活躍を期待したい。

 

 

(記事:堀口綾乃 写真:持丸嘉昭・藤澤薫)

 

 

以下、コメント

 

 

宗雲健司監督

 

――今日の試合を振り返って

相手は集中してできていなかったのにこっちはもっと集中できていないというか、守りに入って良くなかったですね。

 

――第1セットを取りきれなかった要因は

相手に問題があるわけではなく、こっちの問題ですね。追いついても突き放され、なかなかスカッとするようなバレーではなかったですね。

 

――第3セット序盤は8連続失点を喫しましたが、得点に繋げられなかった要因は

序盤に1本、2本決められなかったところでチームが崩壊してしまったというか。あとはゲームに全然集中できなかったというか、普段から詰めきれていないところが出てしまいました。責任を感じますね。

 

――ブロックを振り返って

ブロックは課題がありますね。うちは基本リードブロックなんですけど、ミドルブロッカーが両サイドに同じパーセンテージでマークしているので、ちょっと速い攻撃に必ずミドルの反応が遅れるんですね。2段トスのときだけ揃うという感じで、両サイドが必ず追っかけブロックになってしまうので、あれをどっちかに張らせるようにしないといけないですね。

 

――攻撃パターンに偏りがあることについて

そこまでのレベルにいっていないですね。ゲームの内容というより精神的にまとまっていないというか、みんなが中途半端な気持ちでやってどこ向いてやっているのか、という感じでしたね。もう終わった後の拍手でわかりますね。みなさんを感動させられないということが。本当に責任を感じます。

 

――明日以降の課題について

ピンチのときに力を発揮できるようなチームにしなきゃいけないんだけど、そこの打開策が見えていないです。ちょっと今はこれだということが考えられないです。それよりもチームが崩壊してしまっている状態なのでそっちの方が心配ですね。

 

 

 

富澤太凱副将(経4・慶應)

 

――今日の試合を振り返って

そうですね…僕らの一番悪いところが出た試合だったと思います。

 

――先週からの1週間で練習したことは

先週、ブロックシステムはある位程度形になってきていたと思っていたので、主にディグの練習を変えてみたりして、今週どこまでできるかやってみたんですけど、結果としてそれ以前の問題でストップしてしまったというのが今日の敗因かなと思います。

 

――先週、吉田選手が「ライトのトスが安定しない」とお話しされていましたが

やっぱり僕が最上級生として立っている以上は、トスは注文するけど、最後はどんなボールでも打ち切るっていうのが、最上級生であり、エースである心構えだと思うので。気迫というか、そういうところをやっぱりもっと持たせればよかったと思います。

 

――チーム全体的にスパイクが決まらない場面があった

やっぱり僕らの良くない癖として、1個自分たちからミスが出ると、立て続けにいってしまう。流れを切るというところで切れないっていうところだったり。今日は本当にそれが、悪い方向に全部行ってしまったので、次はないように心がけたいと思います。

 

――ブレイク面に関しては

セット通して1、2本程度、盛り上がるような場面はあったんですけど、それが何度も継続してできるっていうところがやっぱり強いチームと弱いチームの差だと思うので、もっともっと明日以降良いプレーが増えるといいなと思いました。

 

――東海大戦に向けて

すべては気持ちを出すことから始まると思うので、まずはその気持ちの面で相手に負けないように頑張ります。

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