【バスケ(男子)】早慶戦企画第2弾! 滋賀レイクスターズ、二ノ宮康平選手インタビュー

ついに第77回早慶バスケットボール定期戦前日を迎えた。早慶戦企画第2弾となる今回は、慶大OBでB.LEAGUE 2018―19シーズン滋賀レイクスターズに所属した二ノ宮康平選手(H23年卒)のインタビューの模様をお届けする。“残留力”を遺憾無く発揮し、B1残留を果たした滋賀レイクスターズでベテラン選手としてチームを支えた二ノ宮選手が先日行われたOBvs現役戦(記事はこちら)に参加。慶大バスケ部在学時には主将を務めた二ノ宮選手の目に現役選手たちの姿はどのように映ったのだろうか。試合後の貴重なお時間を頂き現役との試合やご自身のことについてお話を伺った。

 

――2018―19シーズンを振り返っていかがでしたか?

チームがすごく負け越していたので大変なシーズンでした。個人的にもあまり良くなくて、辛いシーズンでした。全体的に見たら本当に良くなかったシーズンだったので、来シーズン挽回したいなという気持ちが強いです。

――若手が活躍する滋賀でベテランとしてはどのような役割をしてきましたか?

滋賀は能力がある選手が多いけれど経験が少ない選手が多いという面あるので、試合内外でやりやすい試合だったりプレーしやすい環境だったりを作ってあげるのがベテランとして必要だなと思いました。

最後のリーグ戦を終えた二ノ宮選手と同期たち

 

――ここで慶大時代の話に移りたいと思います。慶應大学に進学した理由を教えていただけますか?

1番は強いところで、さらに下級生から試合に出られそうなところだったので選びました。迷っていた時に同期の岩下達郎(H23年卒=現TOKYO DIME)と東京の国体のチームで一緒で、その時に「酒井祐典(H23年卒)もいるし一緒に行こうよ!」と誘われて決めました。

――4年生の時には主将も務めました。慶大バスケ部での4年間はどのような時間でしたか?

きつかったですけど、それ以上にやっぱり楽しさとかみんなでやり遂げる充実感とかがあったので、バスケ以外でもすごくいい経験ができた4年間でした。新たな仲間とも出会えたし、内部生はやっぱり感性が違うし、色々な感性に触れてすごくためになりました。

自身最後の早慶戦で勝ち越し点をあげた二ノ宮選手

――早慶戦は二ノ宮選手にとってどのような試合でしたか?

早慶戦はなぜか毎年気合が入る試合だったので、リーグ戦などに比べるとやっぱりワクワク感がある試合でしたね。

――今慶大に入ってよかったと思うことはありますか?

やっぱり色々な分野に優れている人と知り合って世界観が広がったことがよかったなと思います。バスケだけやっていたら多分知らないことを知れたことが1番よかったです。自分はあまり社会人経験をしてないですけど、同期にもすごく優秀な人が多いので色々なことを相談できるし、心強い仲間がいっぱいいます!

――卒業後トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)に決め手はありますか?

何チームかに声をかけていただいて、その中で1番憧れが強いチームだったので、レベルの高いところでやりたいという思いで選びました。

――現役部員と試合をしましたが今日の試合を通して気になった選手はいましたか?

やっぱりキャプテンの山﨑くん。すごく上手いのでバスケ続けたらいいのになと思いました。

――現役にアドバイスをするとしたら…

今日の試合だけではあまり分からないですけど、もっともっとディフェンスのコミュニケーションをよくすればそこからいいディフェンスが走れたりするので、もっとディフェンスのコミュニケーションをよくすればいいかなと思います。

――今年の早慶戦に期待することはありますか?

1番は楽しんでもらいたいです。そしたら結果は自ずとついてくるので。4年生最後の試合なので、結果にこだわりつつも楽しむことを忘れずに頑張って欲しいです。

――それでは最後にご自身の来シーズンに向けて一言お願いします!

ベテランの域に達していますけど、まだやれるっていう姿を見せられるように頑張りたいと思います。

――ありがとうございました!!

(取材:船田千紗)

 

◆二ノ宮康平(にのみや・こうへい)
173cm/70kg/PG/1988年8月1日生まれ/京北高‐慶應義塾大/現・滋賀レイクスターズ(※所属クラブはB.LEAGUE 2018―19シーズンのものになります。)

慶大バスケ部OBで、2018―19シーズンはB.LEAGUEの滋賀レイクスターズでプレー。高校時代にはウィンターカップに出場、国体メンバーにも選出された。慶大では1年時からレギュラーとして試合に出場。高校時代から共にプレーした同期の岩下達郎・酒井祐典と慶大の黄金期を支え2008年にはインカレで優勝した。卒業後はトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)に入団。2017―18シーズンは琉球ゴールデンキングスでプレー。強豪の中で凌ぎを削ってきた。

 

 

第77回早慶バスケットボール定期戦は6月22日(土)に早稲田アリーナで開催されます。早慶両校の意地と意地がぶつかり合う白熱の一戦を、ぜひ会場でご覧ください!

女子戦12:30~ 男子戦14:30~

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